2000年仙台管区気象台発表予報

12月22日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○12月22日発表 1ヶ月予報(12月23日から1月22日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:12月23日〜1月22日)>
 冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約6日、東北太平洋側約19日


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○12月23日(土)から12月29日(金)
 明日(23日)から明後日(24日)にかけて気圧の谷が通り、天気がくずれるでしょう。その後は冬型の気圧配置が強まり、東北日本海側では雪の日が多く、大雪となる所もある見込みです。東北太平洋側では沿岸部を中心に概ね晴れるでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約4日


○12月30日(土)から1月5日(金)
 冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約4日


○1月6日(土)から1月19日(金)
 冬型の気圧配置は長続きせず、気圧の谷が周期的に通過するでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。  平均気温は高い見込みです。  平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約10日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、極付近は正偏差で寒気放出期だが、負偏差域はバイカル湖付近とアリューシャン近海。日本付近は北海道がこの負偏差に覆われるが、東北以南は広く正偏差域が広がる。日本付近の偏西風は東西流が卓越しており、周期変化が基調だが、時々は寒気の影響を受ける見込み。
 週別(図略)では、1〜2週目は日本付近が負偏差に覆われ寒気が南下し易いが、3〜4週目は日本付近が正偏差域となり、寒気が南下しにくい。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、中国大陸に高気圧があり、西日本に張り出す。一方、ベーリング海では低気圧が発達して、日本付近は冬型の気圧配置となっているが弱い。まとまった降水域は日本の東海上だが、日本付近広く降水域に覆われる。
 週別(図略)では、1〜2週目に冬型の気圧配置となるが、3〜4週目は冬型の気圧配置も弱まる。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、1週目は平年より低いが、2週目以降はほぼ平年並で推移する。ただし、3〜4週目にはばらつきがやや大きくなる。
 なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目「低い」、2週目「平年並」、3〜4週目「平年並」を予測している。1週目は週間予報資料から「平年並」とする。また、2週目以降は北日本850hPa気温平年差の時系列と実況経過から予測を高く修正し、2週目は「平年並」、3〜4週目は「高い」とする。アンサンブルメンバーのばらつきは3〜4週目に大きくなるが、信頼度は大きいと考える。


東北地方地域平均気温平年差の実況と卵ェ結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、前線や低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は概ね周期的に変化した。強い寒気は南下せず、降水は雪でなく雨となる日が多かった。
 特に、19日は日本海から東北地方を低気圧が発達しながら通過したため、大荒れの天気となり、東北各地で暴風による被害が発生した。
 平均気温は、東北地方で平年差+1.8℃と高かった。降水量は、東北北部で平年比114%と多く、東北南部で85%と平年並だった。日照時間は、東北北部で平年比97%と平年並、東北南部で127%と多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+1.8101112
東北日本海側+1.897125
東北太平洋側+1.8103104

 
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