2000年仙台管区気象台発表予報

12月29日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○12月29日発表 1ヶ月予報(12月30日から1月29日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:12月30日〜1月29日)>
 前半は冬型の気圧配置が続くでしょう。後半は冬型の気圧配置は長続きせず、気圧の谷が周期的に通過するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約6日、東北太平洋側約19日


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○12月30日(土)から1月5日(金)
 期間のはじめに気圧の谷が通過し天気がくずれるでしょう。気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置が続き、東北日本海側では雪や雨の所が多く、東北太平洋側では沿岸部を中心に概ね晴れるでしょう。なお、期間の初めは、低気圧の発達と冬型の気圧配置の強まりにより荒れた天気となるでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約4日


○1月6日(土)から1月12日(金)
 冬型の気圧配置が続くでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約5日


○1月13日(土)から1月26日(金)
 冬型の気圧配置は長続きせず、気圧の谷が周期的に通過するでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。  平均気温は高い見込みです。  平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約10日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、負偏差域はバイカル湖付近とベーリング海。日本付近は弱い正偏差域が広がる。日本付近の偏西風は東西流が卓越しており、周期変化が基調だが、時々は寒気の影響を受ける見込み。
 週別(図略)では、1週目は日本付近負偏差で寒気が入りやすい。2週目は日本付近が正偏差だが、850hPaでは負偏差となており下層では寒気が入りやすい。3〜4週目は日本付近正偏差で寒気が南下しにくい。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、中国大陸に高気圧があり、西日本に張り出す。一方、ベーリング海では低気圧が発達して、日本付近は冬型の気圧配置となっているが弱い。まとまった降水域は日本の東海上だが、日本付近広く降水域に覆われる。
 週別(図略)では、1、2週目に比べ、3〜4週目は冬型の気圧配置は弱まる。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、1週目は平年より高いが、2週目以降はほぼ平年並で推移する。ただし、2週目以降はばらつきが大きく、高温を予想するメンバーと低温を予想するメンバーにわかれる。
 なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目「平年並」、2週目「平年並」、3〜4週目「高い」を予測している。アンサンブルメンバーのばらつきは2週目以降大きくなる。

東北地方地域平均気温平年差の実況と卵ェ結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、22〜23日は冬型の気圧配置がくずれ、東北地方は日本海側も含めて晴れた所が多かった。23日の夜に低気圧が日本海から北海道を通過した後は冬型の気圧配置が持続し、東北日本海側では雪となり、東北太平洋側では沿岸部を中心に概ね晴れたが、25〜26日は上空に強い寒気が入ったため、東北太平洋側でも雪のところが多かった。また25〜26日は各地で大雪となり、山形県月山の月の沢では雪崩により3名が死亡した。
 平均気温は、東北地方で平年差-0.7℃と平年並だった。降水量は、東北北部で平年比58%と少なく、東北南部で79%と平年並だった。日照時間は、東北北部で平年比93%と平年並、東北南部で126%と多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-0.768109
東北日本海側-0.79599
東北太平洋側-0.850116

 
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