2001年仙台管区気象台発表予報

7月20日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


7月6日発表 1ヶ月予報(7月21日から8月20日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。

<予想される天候の特徴(予報期間:7月21日〜8月20日)>
 太平洋高気圧に覆われ平年と同様に晴れて暑い日が多いですが、期間の中頃を中心に前線や寒気の影響を受け易く、雨や雷雨となる時期もあるでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。
 向こう28日間の平年の晴れ日数:東北地方で約15日

<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「少ない」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「多い」の可能性は

○7月21日(土)から7月27日(金)
 期間の初めは大気の状態が不安定なためにわか雨の所がありますが、その後は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。
 平均気温は高いでしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約4日

○7月28日(土)から8月3日(金)
 太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日もありますが、前線や寒気の影響で雨や雷雨となる日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約4日
 
○8月4日(土)から8月17日(金)
 太平洋高気圧に覆われ平年と同様に晴れて暑い日がありますが、前線や寒気の影響で雨や雷雨となる時期もあるでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約8日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、日本付近では太平洋高気圧の勢力が強く、正偏差に覆われる。一方、太平洋高気圧の西への張り出しは弱く、東シナ海から華北にかけては負偏差で西谷傾向となる。
 週別(図略)では、2週目、3〜4週目共に月平均と同様で、日本の南で太平洋高気圧の勢力は平年並程度に強いが、東シナ海から華北にかけてと日本の東で負偏差が広がり、前線や寒気の影響を受け易い。

・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、日本付近は太平洋高気圧に覆われるが、日本海や日本の南岸から日本の東海上にかけては等圧線にくびれが見られ、低気圧や前線の影響を受ける時期がある見込み。降水域は広く日本付近に広がり、500hPa高度偏差の負偏差域に対応して南海上から九州、朝鮮半島にかけてまとまった降水域が予想される。
 週別(図略)では、2週目、3〜4週目共に月平均と同様で、日本付近は太平洋高気圧に覆われるが、低気圧や前線に対応する等圧線のくびれが見られる。

・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、期間を通して概ね平年並。1週目は平年を上回るが下降して、2週目〜3週目に平年を下回る。しかし、4週目には再び平年を上回る。
 また、各アンサンブルメンバーは2週目以降バラツキが大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目、2週目、3〜4週目共に「平年並」を予測している。ただし、1週目の気温は週間予報の資料から「高い」に修正する。
 なお、予報の信頼度は大きいと考えるが、この時期は太平洋高気圧の動向や台風など予測の難しい時期であることに留意する必要がある。


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

最近1週間の天候の経過
 期間の中頃にかけては、梅雨前線が東北北部にほとんど停滞し、東北南部は概ね太平洋高気圧に覆われた。このため、東北北部では曇りや雨の日が多かったが、東北南部は晴れて暑い日が続いた。また、前線に向かって暖かく湿った気流が入りこんだため大気の状態が不安定となって、東北南部を中心に雷雨となる日が多かった。
 期間の終わりには梅雨前線が南下し、オホーツク海に中心を持つ高気圧に覆われた。このため、東北太平洋側を中心に曇りや雨となり、厳しい暑さも一段落したが、上空には強い寒気が入ってきて大気の状態が不安定となり、各地で雷雨となった。
 平均気温は、東北地方で平年差+2.5℃と高く、特に東北南部では高かった。降水量は、東北地方で平年比205%と多かった。日照時間は、東北北部で平年比66%と少なく、東北南部で平年比121%と多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+2.520595
東北日本海側+2.521072
東北太平洋側+2.5202112

 
GotoHome Prev Next Return Opinion
reigai@affrc.go.jp