2001年仙台管区気象台発表予報

7月27日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


7月6日発表 1ヶ月予報(7月28日から8月27日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。

<予想される天候の特徴(予報期間:7月28日〜8月27日)>
 太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日もありますが、オホーツク海高気圧や前線の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。東北太平洋側では平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。
 向こう28日間の平年の晴れ日数:東北地方で約15日

<概 要>
[気  温]:東北日本海側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「高い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「低い」の可能性は20%と小さい。東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「低い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「高い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「少ない」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。東北太平洋側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。

○7月28日(土)から8月3日(金)
 オホーツク海高気圧の影響で東北太平洋側では曇りの日が多く、東北日本海側では晴れる日が多いでしょう。
 平均気温は東北太平洋側で低く、東北日本海側で平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約4日

○8月4日(土)から8月10日(金)
 太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が多いでしょう。前線や寒気の影響で雨や雷雨となる日もある見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約4日

○8月11日(土)から8月24日(金)
 太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が多いでしょう。前線や低気圧の影響で天気のぐずつく時期がある見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約8日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、日本付近では太平洋高気圧の勢力はほぼ平年並。北緯50〜60°付近は東西に強い正偏差となっており、日本の北で気圧の尾根が発達し、オホーツク海高気圧の影響を受ける時期がある見込み。
 週別(図略)では、1週目は沿海州付近の気圧の尾根が顕著で太平洋高気圧の勢力は弱い。2週目は、沿海州付近の気圧の尾根は解消する。太平洋高気圧に覆われやすくなるが、東北地方は前線や寒気の影響を受けることもある見込み。3〜4週目は、日本の南で太平洋高気圧の勢力が強まるが、広く北日本を覆うほどの勢力はなく、前線や寒気の影響を受ける時期もある見込み。

・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、太平洋高気圧の勢力は弱く、カムチャッカ半島付近に高気圧があり、北日本はオホーツク海高気圧の影響を受ける時期がある見込み。また、日本の東海上にかけて等圧線がくびれており、東北日本海側には降水域の中心が見られることから、低気圧や前線の影響を受ける時期がある見込み。
 週別(図略)では、1週目はオホーツク海高気圧が顕在化する。2週目以降オホーツク海高気圧は不明瞭になるが、月平均と同様で、低気圧や前線に対応する等圧線のくびれや降水域が見られる。

・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、1週目は平年を下回るが、2週目、3週目は、ほぼ平年並に上昇する。4週目は平年を上回る。
 また、各アンサンブルメンバーは2週目以降バラツキが大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目は「低い」。2週目、3〜4週目共に「平年並」を予測している。
 なお、予報の信頼度は大きいと考えるが、この時期は太平洋高気圧の動向や台風など予測の難しい時期であることに留意する必要がある。


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

最近1週間の天候の経過
 この期間東北南部は太平洋高気圧に覆われ概ね晴れたが、日中かなり気温が上がったため大気の状態が不安定となり、にわか雨や雷雨となる日が多かった。東北北部は気圧の谷の影響で23〜25日は曇りや雨の所が多かったが、その他の日は概ね晴れた。
 26日は、オホーツク海高気圧に覆われ、東北太平洋側では沿岸部を中心に曇りで低温となったが、東北日本海側では概ね晴れた。
 なお、東北南部は7月20日頃、東北北部は7月21日頃梅雨明けしたと見られる(ただし、この梅雨明けの時期は暫定値であり、後日検証により確定したものが発表されます。)
平均気温は、東北北部で平年差+1.2℃と平年並、東北南部で+2.7℃と高かった。降水量は、東北北部で平年比37%と平年並、東北南部で平年比13%と少なかった。日照時間は、東北北部で平年比79%と少なく、東北南部で平年比148%と多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+2.024115
東北日本海側+1.719109
東北太平洋側+2.228120

 
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