2002年仙台管区気象台発表予報
1月4日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○1月4日発表 1ヶ月予報(1月5日から2月4日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。
注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。
<予想される天候の特徴(予報期間:1月5日〜2月4日)>
向こう1か月
期間を通して冬型の気圧配置が現れやすいでしょう。平年と同様に、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並か低いでしょう。
向こう28日間の平年の晴れ日数:東北日本海側約5日、東北太平洋側約18日
○1月5日(土)から1月11日(金)
低気圧や気圧の谷が周期的に通過し、通過後は冬型の気圧配置になる見込みです。このため、東北日本海側では曇りで雪や雨の降る日が多く、東北太平洋側では沿岸部を中心におおむね晴れるでしょう。 平均気温は平年並でしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約4日
○1月12日(土)から1月18日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では、平年同様曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。 平均気温は低いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約5日
○1月19日(土)から2月1日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。平年同様、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。 平均気温は平年並でしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約9日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、偏西風は大きく蛇行し、バイカル湖付近とアラスカ付近は正偏差、日本付近は負偏差に覆われる。このため、日本付近へ寒気が南下しやすい。
週別(図略)では、1週目と3〜4週目は、日本付近は広く負偏差に覆われるが、負偏差の中心は西日本。2週目は、大陸から東日本にかけては正偏差、北日本から東海上にかけては負偏差に覆われ、北日本は寒気の影響を受けやすい。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、大陸には優勢な高気圧があり、アリューシャン付近には発達した低気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となっている。
まとまった降水域は日本の東海上だが、日本海には冬型の気圧配置に伴う降水域が広がる。
週別(図略)でも、冬型の気圧配置が続く。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、1週目半ばまでは平年をやや上回るが、その後下降し2週目にかけて平年を下回る。3〜4週目はおおむね平年並。
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目「平年並」、2週目「平年並」、3〜4週目「低い」を予測している。
予報は他の予想資料から、2週目を「低い」、3〜4週目を「平年並」に修正する。1週目は予測どおり。
なお、予報の信頼度は大きい。
最近1週間(12月28日〜1月3日)の天候の経過
この期間、12月30日と1月1日に前線が通過し、前線の通過後は冬型の気圧配置となった。このため、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側は概ね晴れた。また30日は寒冷前線の通過に伴い、所々で発雷し、暴風となったところもあった。
平均気温は、東北地方で平年差-1.5℃と低かった。降水量は、東北日本海側で平年比135%と多く、東北太平洋側で平年比85%と平年並だった。日照時間は、東北日本海側で平年比99%と平年並、東北太平洋側で121%と多かった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -1.5 | 106 | 112 |
| 東北日本海側 | -1.4 | 135 | 99 |
| 東北太平洋側 | -1.5 | 85 | 121 |
reigai@ml.affrc.go.jp