2002年仙台管区気象台発表予報
1月11日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○1月11日発表 1ヶ月予報(1月12日から2月11日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。
注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。
<予想される天候の特徴(予報期間:1月12日〜2月11日)>
向こう1か月
天気は概ね周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年同様に晴れの日が多いでしょう。
なお、期間の前半は平年より気温の高い日が多いでしょう。
平均気温は高いでしょう。
向こう28日間の平年の晴れ日数:東北日本海側約5日、東北太平洋側約18日
○1月12日(土)から1月18日(金)
東北日本海側では期間の中頃は高気圧に覆われて晴れる日もありますが、その他の日は寒気や気圧の谷の影響で曇りで雪や雨が降る見込みです。東北太平洋側は期間を通じて概ね晴れるでしょう。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約5日
○1月19日(土)から1月25日(金)
天気は概ね周期的に変化するでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年同様に晴れの日が多いでしょう。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約4日
○1月26日(土)から2月8日(金)
天気は概ね周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年同様に晴れの日が多いでしょう。 平均気温は平年並でしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約9日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、日本付近は沿海州に中心を持つ正偏差に広く覆われるが、大陸から日本の南には負偏差域が広がる。偏西風の流れは東西流が卓越し、天気は概ね周期変化で、強い寒気は南下しにくい。
週別(図略)でも、月平均と同様の偏差場が予想され、各週共に北日本は正偏差に覆われる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、大陸には高気圧があり、カムチャッカ半島の東には低気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となっているが、等圧線の間隔は広く冬型は弱い。
まとまった降水域は日本の南岸沿いから東海上に延びる。
週別(図略)でも、月平均と同様の気圧配置が続く。このため、天気は概ね周期的に変化し、気圧の谷の通過後に一時的な冬型の気圧配置となる見込み。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、期間を通して平年をやや上回る。
1週目後半からバラツキは大きくなり、3〜4週目のバラツキはかなり大きい。
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目「高い」、2週目、3〜4週目共に「平年並」を予測している。
予報は、他の予想資料から2週目を「高い」に修正する他は予測どおりとする。
なお、予報の信頼度は小さい。
最近1週間(1月4日〜1月10日)の天候の経過
この期間、5日に発達中の低気圧が東北地方を通過し、通過時には東北南部で暴風雪となった。このため、倒木や交通障害、けが人が出るなど大きな被害が発生した。また、8日には寒冷前線が東北地方を通過し、通過後は一時的に強い冬型の気圧配置となった。このため、9日には風雪が強まり、交通障害が発生した。
東北日本海側では曇りで雪または雨の日が多かったが、高気圧に覆われ晴れる日もあった。東北太平洋側では晴れる日が多かったが、気圧の谷の通過時は雪や雨となった。
平均気温は、東北地方で平年差+0.5℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比173%と多かった。日照時間は、東北北部で平年比113%と平年並、東北南部で平年比84%と少なかった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | 0.5 | 173 | 98 |
| 東北日本海側 | 0.4 | 197 | 93 |
| 東北太平洋側 | 0.6 | 156 | 101 |
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