2002年仙台管区気象台発表予報
1月25日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○1月25日発表 1ヶ月予報(1月26日から2月25日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。
注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。
<予想される天候の特徴(予報期間:1月26日〜2月25日)>
向こう1か月
天気は概ね周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
なお、期間の前半は平年より気温の高い日が多いでしょう。
平均気温は高いでしょう。
向こう28日間の平年の晴れ日数:東北日本海側約6日、東北太平洋側約18日
○1月26日(土)から2月1日(金)
27日は発達した低気圧の影響で天気が崩れるでしょう。その後は冬型の気圧配置となるため、東北日本海側では雪の降る所が多く、東北太平洋側では概ね晴れる見込みです。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約5日
○2月2日(土)から2月8日(金)
天気は概ね周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約5日
○2月9日(土)から2月22日(金)
天気は概ね周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。 平均気温は平年並でしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約9日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、アラスカの南とバイカル湖から北日本に正偏差の中心があり、極東では高緯度を除いて広く正偏差に覆われる。偏西風の流れは東西流が卓越し、天気は概ね周期変化で、強い寒気は南下しにくい。
週別(図略)でも、月平均と同様。各週共に日本付近は正偏差に覆われ、特に2週目は日本付近が正偏差の中心となる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、大陸に高気圧、カムチャッカ半島の東には低気圧があり、日本付近は冬型の気圧配置となっている。しかし、等圧線の間隔は広く、冬型の気圧配置は弱い。
まとまった降水域は、日本の南岸沿いから東海上に延びる。
週別(図略)でも、月平均と同様の気圧配置となっているが、特に2週目は日本付近高気圧に覆われる。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、1週目は平年並〜高めで、2週目に平年を大きく上回る。その後下降して3〜4週目は概ね平年並で推移する。
2週目に低温となるメンバーも1つあるが、3週目位までは比較的バラツキは少ない。
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目「平年並」、2週目「高い」、3〜4週目「平年並」を予測している。
予報は、他の予想資料から1週目を「高い」に修正する。2週目以降は予測どおり。
なお、予報の信頼度は大きい。
最近1週間(1月18日〜1月24日)の天候の経過
この期間、19〜20日にかけては移動性高気圧に覆われ、晴れるところが多かった。21〜22日にかけては低気圧が発達しながら日本付近を通過したため、東北太平洋側を中心に記録的な大雨や暴風となり、大荒れの天気となった。その後は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雪となるところが多く、東北太平洋側では曇りや晴れとなった。
21日の各地の日降水量は、宮古で72.5o、大船渡で52.5o、仙台で60.5o(1月として第2位)、小名浜で88.0mm(1月として第1位)などだった。
平均気温は、東北地方で平年差+2.5℃と高かった。降水量は、東北地方で平年比310%と多かった。日照時間は、東北日本海側で平年比119%と多く、東北太平洋側で平年比83%と少なかった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | 2.5 | 310 | 98 |
| 東北日本海側 | 2.3 | 138 | 119 |
| 東北太平洋側 | 2.6 | 431 | 83 |
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