2002年仙台管区気象台発表予報
2月22日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○2月22日発表 1ヶ月予報(2月23日から3月22日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。
注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。
<予想される天候の特徴(予報期間:2月23日〜3月22日)>
向こう1か月
天気は概ね周期的に変化しますが、気圧の谷の通過後に冬型の気圧配置となって寒気の影響を受ける日もあるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が少なく、降雪量も少ない見込みです。東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
平均気温は高いでしょう。
向こう28日間の平年の晴れ日数:東北日本海側約11日、東北太平洋側約18日
○2月23日(土)から3月1日(金)
期間の初めは高気圧に覆われ各地とも晴れるでしょう。期間の中頃気圧の谷の影響で天気がくずれ、その後期間の終わりにかけ冬型の気圧配置となり東北日本海側は雨や雪が降り、東北太平洋側は概ね晴れる見込みです。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約4日
○3月2日(土)から3月8日(金)
天気は概ね周期的に変化しますが、気圧の谷の通過後に冬型の気圧配置となって寒気の影響を受ける日もあるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約5日
○3月9日(土)から3月22日(金)
天気は概ね周期的に変化するでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。 平均気温は高いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約6日、東北太平洋側約9日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、日本を含む極東域はほとんど正偏差に覆われ、南西諸島に小さい負偏差域があるのみ。偏西風の流れは東西流が卓越し、天気は概ね周期変化する。気圧の谷の通過後に冬型の気圧配置となる日もあるが、持続的な寒気の南下はない見込み。
週別(図略)でも、偏西風の流れは東西流が卓越し、天気は概ね周期変化するが、2週目に東日本以西が負偏差に覆われ、寒気の影響を受けやすくなる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、大陸の高気圧は弱く、カムチャッカ半島付近に低気圧はあるが冬型の気圧配置とはいいがたい。日本付近の等圧線の間隔もかなり広い。このため、天気は周期変化が基調で、気圧の谷の通過後に冬型の気圧配置となる日もある程度。
降水域は日本付近にかかるが、まとまっているのは日本の南岸から東海上。
週別(図略)では、2週目は月平均と概ね同様だが、3〜4週目には大陸の高気圧がはっきりせず天気は周期変化する見込み。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、2週目にかけて平年並まで気温が下がるが、3週目にかけては再び上昇し、それ以降高めに推移する。
なお、2週目以降はバラツキが大きいが、多くのメンバーが正偏差を予想している。
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目「高い」、2週目「平年並」、3〜4週目「高い」を予測している。
予報は、2週目を他の資料から「高い」に修正する他は予測通りとする。
なお、予報の信頼度は大きい。
最近1週間(2月15日〜2月21日)の天候の経過
この期間、17日に深い気圧の谷が通過し、18日には強い冬型の気圧配置となった。このため、東北地方は雪や雨となり、吹雪や強風により交通障害等が発生した。その他の日も冬型の気圧配置となって東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多かったが、移動性高気圧に覆われ全般に晴れる日もあった。
平均気温は、東北地方で平年差+1.9℃と高かった。降水量は、東北日本海側で平年比110%と平年並、東北太平洋側では平年比15%と少なかった。日照時間は、東北地方で平年比122%と多かった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | 1.9 | 54 | 122 |
| 東北日本海側 | 2 | 110 | 122 |
| 東北太平洋側 | 1.9 | 15 | 122 |
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