2002年仙台管区気象台発表予報
11月8日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○11月8日発表 1ヶ月予報(11月9日から12月8日)
<特に注意を要する事項>
寒気の影響を受けやすく、気温が平年より低い日が多いでしょう。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
冬型の気圧配置となる日が多く、東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
向こう1か月の気温は低く、降水量は東北日本海側で多く、東北太平洋側で少ない、日照時間は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で平年並か多い見込みです。
週別の気温は、1週目、2週目、3〜4週目ともに低いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:11月9日(土)〜12月8日(日)
冬型の気圧配置となる日が多く、東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
平均気温は低いでしょう。
1週目:11月9日(土)〜11月15日(金)
期間の中頃に気圧の谷の通過で天気がくずれるでしょう。その他の日は強い冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雪または雨の降る日が多く、東北太平洋側は沿岸部を中心に概ね晴れる見込みです。
なお、明日(9 日)は東北日本海側を中心に風雪が強まり、荒れた天気となるでしょう。
平均気温は低いでしょう。
2週目:11月16日(土)〜11月22日(金)
冬型の気圧配置となる日が多く、平年に比べ東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
平均気温は低いでしょう。
3〜4週目:11月23日(土)〜12月6日(金)
冬型の気圧配置となる日が多く、平年に比べ東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
平均気温は低いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目とも「低い」を予測している。
予報は、各週とも数値予報どおりとする。なお、数値予報の信頼度は大きい。
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、極東域ではシベリアを中心に高緯度で正偏差が広がるが、日本を含む中緯度は強い負偏差に覆われ、寒気の影響を受ける。
週別(図略)では、1 週目は月平均と同様に日本付近は強い負偏差に覆われ、寒気の影響を受ける。2 週目以降も負偏差に覆われるが、強い負偏差域は日本の東海上で、バイカル湖付近が正偏差となり、冬型の気圧配置が続く。なお、2 週目以降は極付近で負偏差がまとまってくる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、カムチャッカ半島の東には低気圧、大陸には高気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となる。まとまった降水域は日本海側に広がる。
週別(図略)では、1 週目はオホーツク海で低気圧が強く、まとまった降水域が日本海側に広がる。2 週目以降は大陸の高気圧が西日本に張り出すが、北日本は冬型の気圧配置が続く。
最近1週間(11月1日〜11月7日)の天候の経過
この期間、1日に寒冷前線が通過した後強い寒気が南下して、冬型の気圧配置が続いた。東北日本海側は雨または雪の日が続いたが、東北太平洋側は概ね晴れた。
各地で初霜、初氷、初雪を観測した。(5.2002年季節現象や初冠雪の初日参照)
平均気温は、東北地方で平年差-3.9℃とかなり低かった。降水量は、東北日本海側で平年比160%と多く、東北太平洋側で平年比16%と少なかった。日照時間は、東北日本海側で平年比34%とかなり少なく、東北太平洋側で平年比100%と平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -3.9 | 76 | 73 |
| 東北日本海側 | -4.2 | 160 | 34 |
| 東北太平洋側 | -3.6 | 16 | 100 |
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