2002年仙台管区気象台発表予報
11月1日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○11月1日発表 1ヶ月予報(11月2日から12月1日)
<特に注意を要する事項>
寒気の影響を受けやすく、気温が平年より低い日が多いでしょう。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
西高東低の冬型の気圧配置となる日が多く、東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では晴れの日が多い見込みです。
向こう1か月の気温は低く、降水量は東北日本海側で多く、東北太平洋側で少ないでしょう。日照時間は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で平年並か多い見込みです。
週別の気温は、1週目、2週目、3〜4週目ともに低いでしょう。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
向こう1か月:11月2日(土)〜12月1日(日)
西高東低の冬型の気圧配置となる日が多く、東北日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では晴れの日が多い見込みです。
平均気温は低いでしょう。
1週目:11月2日(土)〜11月8日(金)
冬型の気圧配置が続き、東北日本海側では曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側ではおおむね晴れるでしょう。なお、明日(2 日)から明後日(3 日)にかけては荒れた天気となりますので注意して下さい。
平均気温は低いでしょう。
2週目:11月9日(土)〜11月15日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では晴れる日が多い見込みです。
平均気温は低いでしょう。
3〜4週目:11月16日(土)〜11月29日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。東北日本海側では曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では晴れる日が多い見込みです。
平均気温は低いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目、2 週目、3〜4 週目ともに「低い」を予測している。
予報は、数値予報どおりとする。なお、数値予報の信頼度は大きい
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、シベリアから北極海に正偏差が広がり、極東中緯度帯は広く負偏差に覆われる。このため、東北地方は北からの寒気の影響を受けやすい見込み。
週別(図略)では、期間を通して極東中緯度帯は負偏差に覆われる予想。負偏差が特に大きいのは1 週目。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、アリューシャン列島付近の低気圧は平年より強く、中国大陸の高気圧が東シナ海に張り出す。日本付近は冬型の気圧配置となる日が多く、日本海側を中心に降水域がかかる予想。
週別(図略)では、各週ともに西高東低の冬型の気圧配置となっている。特に1 週目はカムチャツカ半島付近の低圧部が明瞭で、強い寒気が南下し荒れた天気となる日がある見込み。
最近1週間(10月25日〜10月31日)の天候の経過
この期間、26日に日本海と日本の南海上の低気圧が発達しながら日本付近を北東に進み、曇りや雨となった。低気圧の通過後は強い寒気が南下し、冬型の気圧配置が強まって東北日本海側を中心に荒れた天気となった。このため各地で初冠雪を観測し、28日には若松と盛岡で初雪を観測した。30日以降は、冬型の気圧配置が緩んで移動性高気圧に覆われたため、東北太平洋側を中心に晴れた。
平均気温は、東北地方で平年差-1.7℃と低かった。降水量は、東北日本海側で平年比180%とかなり多く、東北太平洋側で平年比77%と平年並だった。日照時間は、東北日本海側で平年比65%とかなり少なく、東北太平洋側で平年比108%と平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -1.7 | 119 | 90 |
| 東北日本海側 | -1.8 | 180 | 65 |
| 東北太平洋側 | -1.7 | 77 | 108 |
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