2003年仙台管区気象台発表予報
8月15日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○8月15日発表 1ヶ月予報(8月16日から9月15日)
<特に注意を要する事項>
東北地方は、ここ数日低温や日照不足が続きますので、農作物の管理等には十分注意
して下さい。その後は太平洋高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
期間の初めは前線やオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨となり、気温が低いでしょう。その後は、天気は概ね周期的に変わるでしょう。
向こう1か月の気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は平年並か低い、2週目は平年並、3〜4週目は平年並か高い見込みです。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:8月16日(土)〜9月15日(月)
期間の初めは前線やオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨となり、気温が低いでしょう。その後は、天気は概ね周期的に変わるでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
1週目:8月16日(土)〜8月22日(金)
期間の前半は気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の降る日が多いですが、後半は太平洋高気圧に覆われて概ね晴れるでしょう。
平均気温は平年並か低いでしょう。
2週目:8月23日(土)〜8月29日(金)
天気は概ね周期的に変わるでしょう。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:8月30日(土)〜9月12日(金)
天気は概ね周期的に変わりますが、高気圧に覆われて残暑の厳しい日もあるでしょう。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1 週目,2 週目,3〜4 週目共に「平年並」と予測している。予報は、その他の資料から1 週目を「平年並か低い」、3〜4 週目を「平年並か高い」に変更する他は数値予報通りとする。なお、数値予報の信頼度は大きい。
3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
月平均では、太平洋高気圧が日本の南部を覆う。オホーツク海は負偏差となるが、日本付近は弱い西谷で、広く正偏差に覆われる。
週別に見ると、1 週目は、太平洋高気圧が西に張り出し、北日本まで正偏差となる。また、オホーツク海付近も正偏差となる。2 週目は太平洋高気圧は日本の東海上で強く、日本付近は西谷となる。3〜4 週目は、日本付近は西谷。南西諸島付近とオホーツク海から東の海域には負偏差が広がる。太平洋高気圧は日本の南で強まる。
地上気圧と降水量:
月平均では、太平洋高気圧が西に張り出すが、日本付近には降水域が広がる。
週別に見ると、1 週目の日本付近はオホーツク海高気圧と南の太平洋高気圧の間に入り降水域が予想される。2 週目はオホーツク海付近の高気圧が弱まり、太平洋高気圧が日本の南海上に張り出す。日本海には降水域が広がる。3〜4週目は、太平洋高気圧がやや東に後退する。本州の南にまとまった降水域が予想されるが、熱帯低気圧によるものと見られる。
4.最近1週間(8 月8日〜8 月14 日)の天候の経過
この期間は、8日に台風第10号が四国に上陸した後本州を縦断して北上し、東北地方でも9日には風雨が強まった。10日と13日は高気圧に覆われて一時的に晴れた。その他の日は気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多く気温も低くなった。なお、11日に梅雨の時期に関する東北地方気象情報を発表し、東北北部については、今年の梅雨明けの発表を行わないことにした。平均気温は低い。降水量は東北北部でかなり多く,東北南部で多い。日照時間は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で少ない。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -1.5 | 217 | 53 |
| 日本海側 | -1.5 | 220 | 45 |
| 太平洋側 | -1.5 | 215 | 58 |
| 東北北部 | -1.5 | 250 | 52 |
| 東北南部 | -1.4 | 188 | 53 |
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