2006年仙台管区気象台発表予報

6月2日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○6月2日発表 1ヶ月予報(6月3日から7月2日までの天候見通し)
<特に注意を要する事項>
 東北南部では太平洋側を中心に日照時間の少ない状態が続いています。今後2週間程度も日照時間が少ない見込みです。農作物の管理などに注意してください。

<予想される向こう1か月の天候>
 天気は数日の周期で変化しますが、前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすいでしょう。東北太平洋側では平年に比べて曇りや雨の日が多く、東北日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
 向こう1か月の平均気温は東北地方で平年並か低い、降水量は東北地方で平年並、日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で平年並か少ないでしょう。
 週別の気温は、1週目は東北日本海側で平年並か低い、東北太平洋側で低い、2週目は東北地方で平年並か低い、3〜4週目は平年並でしょう。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北地方
【日照時間】東北日本海側
【日照時間】東北太平洋側
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北日本海側
1週目東北太平洋側
2週目東北地方
3〜4週目東北地方
凡例:低い平年並高い
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:6月3日(土)〜7月2日(日)
 天気は数日の周期で変化しますが、前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすいでしょう。東北太平洋側では平年に比べて曇りや雨の日が多く、東北日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並か低いでしょう。

1週目:6月3日(土)〜6月9日(金)
 東北日本海側は高気圧に覆われて概ね晴れますが、期間の終わりは気圧の谷の影響で曇りや雨となるでしよう。東北太平洋側は、期間の前半は晴れますが、期間の後半は気圧の谷や湿った東風の影響で曇りの日が多く、雨の日もある見込みです。
 平均気温は東北太平洋側で低く、東北日本海側は平年並か低いでしょう。

2週目:6月10日(土)〜6月16日(金)
 前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすいでしょう。東北太平洋側では平年に比べて曇りや雨の日が多く、東北日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並か低いでしょう。

3〜4週目:6月17日(土)〜6月30日(金)
 天気は数日の周期で変化し、時々前線やオホーツク海高気圧の影響を受けるでしょう。東北地方は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別の気温は、1 週目は「低い」、2 週目、3〜4 週目は、「平年並」と予測している。予報は、その他の資料から1 週目の東北太平洋側を「低い」、東北日本海側を「平年並か低い」、2 週目の東北地方を「平年並か低い」とする。なお、数値予報の信頼度は小さい。
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.数値予報(アンサンブル平均天気図)による大気の流れの予想
500hPa高度・偏差:
 月平均では、シベリアから北アメリカにかけて正偏差(暖気に対応)、北極付近と中国から東シナ海と日本の東海上は負偏差(寒気に対応)。東アジアの中緯度帯は負偏差だが、日本付近は偏差が小さい。極東の高緯度に分流が見られる。
 1 週目は、シベリアから北アメリカにかけてと東日本以北は正偏差、中国大陸から西日本を含む日本の南と東海上は広く負偏差。偏西風は分流傾向。2 週目は東シベリアで正偏差。ユーラシア大陸の北緯40 度帯で負偏差。偏西風は引き続き分流傾向。3〜4 週目は、日本付近は概ね正偏差だが、偏西風は引き続き分流傾向。

地上気圧と降水量:
 月平均では、日本の南岸が相対的な低圧部で中国南部から日本の南岸に明瞭な降水域が帯状に広がる。オホーツク海付近に高圧部が表現されている。
 1 週目は、中国南部から日本の南岸に降水域がかかる。カムチャツカ半島付近の高圧部が明瞭。2 週目は、千島付近が高圧部で日本の南岸は低圧部。降水域は中国南部と西日本以西が中心。オホーツク海に高気圧が見られる。3〜4 週目は、関東以西が相対的な低圧部で、まとまった降水域が東北地方までかかる。オホーツク海高気圧も引き続き見られる。
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4.最近1週間(5 月26 日〜6 月1 日)の天候の経過
 この期間、低気圧や気圧の谷が次々と東北地方を通過したため曇りや雨の日が多かった。28日には南岸低気圧の影響で、東北太平洋側を中心にまとまった量の雨が降った。また寒気を伴った動きの遅い低気圧が日本海にあり、29日〜30日にかけては東北日本海側を中心に天気がぐずついたが、その後移動性高気圧に覆われて天気は回復した。
 平均気温は東北北部で平年並、東北南部で高い。降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で多い。日照時間は東北日本海側でかなり少なく、東北太平洋側で少ない。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.417263
日本海側+0.19947
太平洋側+0.622374
東北北部+0.117367
東北南部+0.717160
 
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