2010年仙台管区気象台発表予報

4月22日発表3ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.

○4月22日発表 3ヶ月予報(5月から7月までの天候見通し)

    <予想される向こう3か月の天候>
     向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
     この期間の平均気温は、平年並または低い確率がともに40%です。降水量は、平年並または多い確率がともに40%です。

    5月 天気は数日の周期で変わるでしょう。東北地方は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。気温の変動が大きいでしょう。

    6月 東北地方は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。気温が低くなる時期がある見込みです。

    7月 東北地方は平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。気温が低くなる時期がある見込みです。
     気温は、平年並または低い確率がともに40%です。降水量は、平年並または多い確率がともに40%です。

    <向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
    【気  温】
    [東北地方]
    3か月
    5月
    6月
    7月
    凡例:低い平年並高い
    【降 水 量】
    [東北地方]
    3か月
    5月
    6月
    7月
    凡例:少ない平年並多い

  1. 向こう3か月の確率予報の特徴

     気温降水量
    5〜7 月:平年並または低い確率がともに40%平年並または多い確率がともに40%
    5 月:各階級の確率の偏りは小さい各階級の確率の偏りは小さい
    6 月:各階級の確率の偏りは小さい各階級の確率の偏りは小さい
    7 月:平年並または低い確率がともに40%平年並または多い確率がともに40%

  2. 暖候期予報の見直しについて
     最近の天候経過と新しい予測資料をふまえ暖候期の天候について検討しましたが、2 月25 日に発表した暖候期予報の内容に変更はありません。

  3. 数値予報(アンサンブル予報)による大気の流れの予報
     数値予報による海面水温偏差の予想では、エルニーニョ現象は終息し太平洋赤道域は次第に負偏差となるが、インド洋では明瞭な正偏差で高温が続く予想となっている。
     熱帯の降水量の予想では、インド洋の海面水温が高いことに関連し、ベンガル湾からフィリピンおよびその東で対流活動が平年より不活発となる。
     海面気圧予想図では、太平洋高気圧は沖縄・奄美など西への張り出しは強いが、本州など北への張り出しは弱く、北日本で平年より気圧が低くなっている。オホーツク海高気圧はみられないが、インド洋が高温の時には出現しやすい傾向があることから、平年程度の出現を見込んでいる。
     500hPa 高度では、北緯30 度以南を中心に正偏差で、エルニーニョ時および終了直後の特徴が現れている。
     これらのことから東北地方は、6 月と7 月には低気圧や前線、オホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多く、気温の低い時期がある見込み。

    月別の海面気圧予想図などからは、
    5 月:天気は数日の周期で変わると予想される。気温の変動が大きい見込み。
    6 月:低気圧や前線、オホーツク海高気圧の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多いと予想される。気温の低くなる時期がある見込み。
    7 月:低気圧や前線、オホーツク海高気圧の影響で平年に比べ曇りや雨の日が多いと予想される。気温の低くなる時期がある見込み。

  4. 最近の天候経過
    4 月上旬:この期間、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多かったが、中頃と終わりは高気圧におおわれて晴れた日もあった。5 日は日本の南岸を低気圧が東進したため、東北南部で大雨となったところがあった。
     平均気温は東北地方で平年並。降水量は東北日本海側で多く、東北太平洋側で平年並。日照時間は東北地方で少ない。

    4 月中旬:この期間、低気圧や前線の影響で曇りや雨または雪の日が続いた。12 日は日本の南岸を低気圧が東進し東北南部で大雨となったところがあった。13 日から14 日にかけては、日本海の低気圧が発達しながら北東進した影響で大荒れの天気となり、各地で強風による被害が発生した。低気圧の通過後は強い寒気が南下して、気温の低い日が続き、17 日には三陸沖を発達しながら北東進した低気圧の影響で東北南部で積雪となった。
     平均気温は東北地方でかなり低い。降水量は東北北部で平年並、東北南部で多い。日照時間は東北地方でかなり少ない。

  5. 循環場の特徴
    4 月(20 日まで):500hPa 高度では、東シベリアからユーラシア大陸東岸にかけては負偏差だったが、日本の東海上や南海上で正偏差だった。日本付近は南北の気温の違いが大きく、低気圧や前線の影響を受けやすかった。
     東北地方は、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多く、低気圧の通過の前後で気温の変動が大きかった。また、中旬には強い寒気が南下して顕著な低温となった。

     
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