2010年仙台管区気象台発表予報
5月25日発表3ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.
○5月25日発表 3ヶ月予報(6月から8月までの天候見通し)
<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
この期間の平均気温は、平年並または低い確率がともに40%です。降水量は、平年並または多い確率がともに40%です。
6月
東北地方は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
7月
東北地方は平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。気温が低くなる時期がある見込みです。
気温は、低い確率が50%です。降水量は、平年並または多い確率がともに40%です。
8月
東北地方は平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。
気温は、平年並または低い確率がともに40%です。降水量は、平年並または多い確率がともに40%です。
<向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
【気 温】
[東北地方]
3か月
6月
7月
8月
凡例:
低い
平年並
高い
【降 水 量】
[東北地方]
3か月
6月
7月
8月
凡例:
少ない
平年並
多い
向こう3か月の確率予報の特徴
気温
降水量
6〜8 月:
平年並または低い確率がともに40%
平年並または多い確率がともに40%
6 月:
各階級の確率の偏りは小さい
各階級の確率の偏りは小さい
7 月:
低い確率が50%
平年並または多い確率がともに40%
8 月:
平年並または低い確率がともに40%
平年並または多い確率がともに40%
数値予報(アンサンブル予報)による大気の流れの予報
数値予報による海面水温偏差の予想では、エルニーニョ現象は終息し、中部・東部太平洋赤道域は負偏差となる。秋にはラニーニャ現象が発生する可能性がある。インド洋では明瞭な正偏差で高温が続く予想となっている。
熱帯の降水量の予想では、インド洋の海面水温が高いことに関連し、ベンガル湾からフィリピンおよびその東で対流活動が平年より不活発となる。
500hPa 高度では、北半球のほぼ全域が正偏差だが、太平洋高気圧の北への張り出しは弱い。海面気圧予想図では、太平洋高気圧は沖縄・奄美など西への張り出しは強いが、本州など北への張り出しは弱い。オホーツク海高気圧は、平年程度の出現が見込まれるが、インド洋が高温の時には出現しやすい傾向がある。
これらのことから東北地方は、7 月にかけては低気圧や前線の影響を、8 月は気圧の谷や上空の寒気の影響を受けやすい見込み。
月別の海面気圧予想図(図略)などからは、
6 月
:低気圧や前線、オホーツク海高気圧の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多いと予想される。気温の低くなる時期がある見込み。
7 月
:低気圧や前線、オホーツク海高気圧の影響で平年に比べ曇りや雨の日が多いと予想される。気温の低くなる時期がある見込み。
8 月<.b>:気圧の谷や上空の寒気の影響で、平年に比べ曇りや雨の日が多いと予想される。気温の低くなる時期がある見込み。
最近の天候経過
5 月上旬
:この期間、高気圧におおわれて晴れの日が多かった。南よりの暖かい空気が流れ込んだため高温となり、6 日には若松で最高気温33.3℃を観測し、5 月として日最高気温1 位を更新した。
平均気温は東北北部で高く、東北南部でかなり高い。降水量は東北北部で少なく、東北南部でかなり少ない。日照時間は東北北部で平年並、東北南部でかなり多い。
5 月中旬
:この期間、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多かった。11 日から12 日は日本海と日本の南岸から東海上を低気圧が北東に進み雨となり、大雨のところがあった。低気圧の通過後は期間の中頃にかけ寒気が南下し、低温となった。
平均気温は東北地方で低い。降水量は東北北部で多く、東北南部で平年並。日照時間は東北北部でかなり少なく、東北南部で少ない。
循環場の特徴
5 月(20 日まで):500hPa 高度では、極付近および高緯度帯は正偏差、中緯度帯は正偏差域と負偏差域が交互に並ぶ波列パターンが特徴的だった。日本付近では、東海上が顕著な負偏差、朝鮮半島から日本付近は正偏差となり、東谷傾向で一時寒気の南下があったが、大気の流れは東西の緩やかな流れだった。
東北地方は、晴れて気温の高い時期と、曇りや雨で気温の低い時期が、それぞれ数日間程度交互に現れる天候となった。
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