2011年仙台管区気象台発表予報
2月24日発表3ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.
○2月24日発表 3ヶ月予報(3月から5月までの天候見通し)
<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
この期間の平均気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
3月
天気は数日の周期で変わるでしょう。東北日本海側は平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
4月
天気は数日の周期で変わるでしょう。東北地方は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
5月
天気は数日の周期で変わるでしょう。東北地方は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
<向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
【気 温】
[東北地方]
3か月
3月
4月
5月
凡例:
低い
平年並
高い
【降 水 量】
[東北地方]
3か月
3月
4月
5月
凡例:
少ない
平年並
多い
向こう3か月の確率予報の特徴
3〜5月
気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
降水量は、各階級の確率の偏りは小さい。
3月
気温は、各階級の確率の偏りは小さい。
降水量は、各階級の確率の偏りは小さい。
4月
気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
降水量は、各階級の確率の偏りは小さい。
5月
気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
降水量は、各階級の確率の偏りは小さい。
数値予報(アンサンブル予報)による海洋と大気の流れの予報
熱帯域の海面水温偏差は、太平洋赤道域は中部で負偏差、東部で正偏差が見られ、ラニーニャ現象は春に終息に向かうと考えられる。一方、太平洋西部では正偏差、インド洋では負偏差が続き、引き続きラニーニャ現象時に見られる分布となる。これに対応して対流活動(積乱雲の発生・発達など)はフィリピンの東で活発、インド洋で不活発となる。このため大気下層ではフィリピンの東で低気圧性の風が強くなり、日本付近に流れ込む南からの暖かい空気が平年に比べて弱い傾向となるが、北日本への影響は小さい見込み。
500hPa 高度は、ラニーニャ現象などの影響で日本の南海上など低緯度で広く負偏差、北太平洋北部で広く正偏差となる。北日本はこの正偏差の影響を受けやすい。
海面気圧は、日本付近の等圧線の間隔が広く、平年と同様に低気圧と高気圧が交互に通ると予想される。
月別の海面気圧予想図(図略)などからは、
3月
:低気圧と高気圧が交互に通り、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となる見込み。東北日本海側は平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多いと予想される。
4月
:低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わる見込み。東北地方は平年と同様に晴れの日が多いと予想される。
5月
:低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わる見込み。東北地方は平年と同様に晴れの日が多いと予想される。
最近の天候経過
2月上旬
:この期間、低気圧や気圧の谷が短い周期で通過し、低気圧や気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となった。東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、大雪となった所があったが、高気圧におおわれて晴れの日もあった。東北太平洋側では晴れの日が多かった。
平均気温は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で高い。降水量は東北地方で少ない。日照時間は東北地方で多い。
2月中旬
:この期間、低気圧が短い周期で通過し、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となった。低気圧は日本の南岸から三陸沖を北東に進むことが多く、18 日は東北太平洋側で大雨となった所があったなど、東北地方は曇りや雪または雨の日が多かった。
平均気温は東北北部で高く、東北南部で平年並。降水量は東北北部で平年並、東北南部で多い。日照時間は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で少ない。
循環場の特徴
2月(20日まで):500hPa 高度は、ヨーロッパ付近から極東に連なる波列が明瞭で、日本付近は谷場となっているが、アリューシャンの南に中心を持つ東西に広がる正偏差におおわれ、寒気の南下は弱かった。
東北地方は、冬型の気圧配置が長続きせず、上旬は平年より高く、中旬は平年並の気温となった。
reigai@ml.affrc.go.jp