2012年仙台管区気象台発表予報

2月23日発表3ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.

○2月23日発表 3ヶ月予報(3月から5月までの天候見通し)

    <予想される向こう3か月の天候>
     向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
     この期間の平均気温は、高い確率50%です。

    3月 天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
     気温は、平年並または高い確率ともに40%です。

    4月 天気は数日の周期で変わるでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
     気温は、平年並または高い確率ともに40%です。

    5月 天気は数日の周期で変わるでしょう。
     気温は、平年並または高い確率ともに40%です。

    <向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
    【気  温】
    [東北地方]
    3か月
    3月
    4月
    5月
    凡例:低い平年並高い
    【降 水 量】
    [東北地方]
    3か月
    3月
    4月
    5月
    [東北地方]
    3か月
    3月
    4月
    5月
    凡例:少ない平年並多い

  1. 向こう3か月の確率予報の特徴

    3〜5月気温は、高い確率50%です。
    3月気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
    4月気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
    5月気温は、平年並または高い確率ともに40%です。

  2. 数値予報(アンサンブル予報)による海洋と大気の流れの予報
     海面水温(上図)は、西部太平洋の熱帯域では平年より高く、中・東部太平洋熱帯域では赤道付近を除き平年より低い。インド洋の熱帯域では西部を中心に平年より低い。ラニーニャ現象は春の間に終息する見込みだが、西部太平洋の熱帯域では平年より高い状態が継続し、インド洋西部では海面水温が低下する。
     熱帯の対流活動(図略)は、ベンガル湾からフィリピン付近にかけて平年より活発、インド洋西部からアフリカ大陸にかけて平年より不活発となる見込み。
     500hPa 高度(中図)は、大陸から日本の東を含む中緯度帯は広く正偏差におおわれる。ベンガル湾からフィリピン付近の対流活動が活発なことに対応して、チベットから日本付近で偏西風が平年より北を流れるため高度が高く、暖かい空気におおわれやすい。
     東北地方の3 か月平均気温は高温が予想される。

    月別の予想
    3月:冬型の気圧配置が緩み、高気圧と低気圧が交互に通り天気は数日の周期で変わる。寒気の影響は平年より弱く、高温傾向が予想される。
    4月:高気圧と低気圧が交互に通り天気は数日の周期で変わる。暖かい空気におおわれ高温傾向が予想される。東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込み。
    5月:高気圧と低気圧が交互に通り天気は数日の周期で変わる。日本付近は負偏差におおわれ、南からの暖かく湿った気流の影響を受ける時期がある見込み。高温傾向が予想される。

  3. 最近の天候経過
    2月上旬:期間のはじめと終わりは強い冬型の気圧配置となった。期間の中頃に本州の南岸を低気圧が北東進し、暖かい空気が流れ込んだため気温の変動が大きかった。東北日本海側では曇りや雪の日が多かったが、期間の中頃に雨の降った日があった。東北太平洋側では沿岸部を中心に晴れたが、期間の中頃は曇りや雨となった。1 日から4 日にかけてと8 日から10 日にかけては、東北日本海側で大雪となったところがあり、7 日は福島県で大雨となったところがあった。
     平均気温は東北地方で低い。降水量は東北北部で平年並、東北南部でかなり多い。日照時間は東北北部でかなり少なく、東北南部で少ない。

    2月中旬:この期間、冬型の気圧配置となったが、期間の中頃と終わりは高気圧におおわれた日があった。東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多かった。11日から12 日にかけてと17 日から19 日にかけては、冬型の気圧配置が強まったため気温が低くなり、東北日本海側で大雪となったところがあった。
     平均気温は東北北部で低く、東北南部でかなり低い。降水量は東北日本海側で少なく、東北太平洋側でかなり少ない。日照時間は東北日本海側で多く、東北太平洋側で平年並。

  4. 循環場の特徴
     2月(20日まで):500hPa 高度は、西シベリア付近で気圧の尾根が発達し顕著な正偏差となった一方、オホーツク海からカムチャツカ半島の東にかけて気圧の谷が深まり、寒帯前線ジェット気流が日本付近で南に蛇行した。日本付近は北日本を中心に負偏差となった。シベリア高気圧、アリューシャン低気圧は平年より強く、日本付近は冬型の気圧配置が強まった。東北地方は、寒気が流れ込みやすく、気温は低くなった。
     
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