水稲冷害研究チーム
1997年東北稲作動向(新聞記事等から)
1997年東北稲作動向(新聞記事等から)
本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料課長下川さんにご協力をいただいています.
3月
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○ 3月1日(土)米を盆前PR 山形にエアドーム
盆前に新米を収穫、いち早く全国にPRしよう−JA庄内みどりが導入した水稲早期栽培施設「さかた米米ドーム」が酒田市内の水田に姿を現した。早ければ7月下旬の収穫となる。建設費は約千六百万円。
(日本農業新聞)
○ 3月1日(土)太平洋側カラカラ、春作業に黄信号
全国的に1から2月の降水量が少なく、太平洋側では渇水に見舞われる河川やダムが出始めた。特に深刻なのが関東地方。降水量が少ない上に、生活用水の使いすぎが渇水に拍車をかけ、2年続きの「冬の渇水」という異例の事態に直面している。3月も少雨傾向が続けば、農業関係の水利用にも深刻な影響を及ぼしかねない。
(日本農業新聞)
○ 3月1日(土)降水量は平年並み、1か月予報
気象庁は28日、3月1日から31日までの1か月予報を発表した。平均気温は、北、東、西日本で高く、南西諸島では平年並み。降水量は、南西諸島では少ないが、その他の地方では平年並みになる可能性が高い。日照時間は北日本では平年並みだが、その他の地方は多そう。
(日本農業新聞)
○ 3月1日(土)前半は一時的に冬型の気圧配置、東北
仙台管区気象台が発表した向こう1か月の予報によると、東北地方は高気圧と低気圧が交互に通り、天気は周期的に変わり、前半を中心に低気圧の通過後は一時的に冬型の気圧配置となる。(詳しくは1か月予報参照)
○ 3月1日(土)米売却量12%減、1月計画外増え自主米不振
食糧庁は28日、1月の主食用うるち米売却数量をまとめた。政府米の売却不振に、自主米の出回り減が加わり、合計で26万3千トンと前年同月より12%減少した。自主米が伸び悩んでいるためで、7年産米より影響幅が一層大きくなっている。
(日本農業新聞)
○ 3月4日(火)自主流通古米も上場
自主流通米価格形成センターは3日、運営委員会を開き、JA全農など集荷団体が市場隔離してきた平成7年度産自主米(古米)の調整保管米を4月以降、試行的に入札取引を行うことを決めた。同センターは2年産米から当年産(新米)だけを対象に入札を行っているが、食糧法施行で制度化された調整保管米も「市場の評価を明確にし、円滑な流通を図るべきだ」として、古米入札も必要と判断した。だが、需給が大きく緩和している現状では、米相場の低落に拍車をかける危険性を持つ。
(日本農業新聞)
○ 3月4日(火)米作り永世名人はお天気博士、富山
−4月25日前後に強風・5月3〜5日は低温− 富山県福光町水口一郎さんは「コシヒカリ」を作り、毎年700キロ台の収量を上げ、南砺うまい米づくり総合運動推進協議会の「永世名人」の称号をもつ。水口さんの米作りの秘訣は、毎日気象観測を行いながら、‘寒だめし’による天気の予測と、肥培管理を組み合わせている。
−今年は紋枯れ、いもち病の多発が予想されるので、常発地域は防除の徹底を。6月上旬は高温、強風となるので水管理に注意して−と呼びかけている。
(日本農業新聞)
○ 3月5日(水)桜開花、3から6日早く
今年の花見は早くできそう−。気象庁は4日、関東以西の桜の開花予想(第1回)を発表した。今年の開花は全般的に3〜6日早く、高知や熊本では20日頃に桜の花が見られそうだ。東京は3月25日。
(日本農業新聞)
○ 3月5日(水)プロバイダー業務が好評、山形・JA庄内みどり
昨年11月からサービスを始めたJA庄内みどりインターネットのプロバイダー業務が、組合員をはじめ地域住民から好評を得ている。プロバイダー業務は、会員を世界のインターネットに接続する業務。パソコンを通し、組合員同士、生産者と消費者との結びつきの強化や同JAの特産品の販売、農業情報発信などに活用されている。
(日本農業新聞)
○ 3月6日(木)アクセス好調、JA木造町のホームページ
青森県のJA木造町が、昨年12月に開設したインターネットのホームページが、まずまずの人気を得ている。同JAではこのため、春にもページ数を増やして、JAにとどまらず町全体を紹介するホームページに衣替えする計画。「商工会などとも連携を取りながら、木造町を広くPRしたい」と同JAでは張り切っている。
(http://www.mediagalaxy.co.jp/kizukuri/)
(日本農業新聞)
○ 3月7日(金)米の銘柄区分見直し、食糧庁
食糧庁は6日、政府米の新しい銘柄区分の方法を決めた。銘柄の類別(1〜5類)格付けを、3年間の市場評価によって自動的に行う方式で、平成10年産米から実施する。銘柄区分の見直しは4年度産米で行って以来、6年ぶりとなるが、食糧法移行に合わせた抜本的な改正となる。新方式では銘柄の「実力」(同庁)に応じて類別が決まる一方、政府米の平均買い入れ価格は「変わらない」としている。10年度産米の銘柄区分は今年9月をめどに提示する。新方式を仮に9年度産米に当てはめた場合の参考区分も6月に示す予定。
(日本農業新聞)
○ 3月7日(金)認定農業者数群抜く酒田市
全国の市町村で最も多い認定農業者を抱える酒田市は、「日本一」をキャッチフレーズに地域農業の振興を図ることになり、独自のロゴマークを作った。同市認定農業者会議では今月、稲作の複合化で生産量の増えた農産物などを持ち寄り、都内で初めて産直フェアを開催。「安心・おいしい・まごころ」のマークで販売したところ大きな反響を呼んだ。
(日本農業新聞)
○ 3月8日(土)平均気温高く、降水量平年並み、1か月予報
気象庁は7日、8日から4月7日までの1か月予報を発表した。平均気温は、北、東、西日本で高く、南西諸島では平年並みになる可能性が高い。降水量は、南西諸島で少ないが、その他の地方では平年並み。日照時間は南西諸島で多く、その他の地方では平年並みの見込み。
(日本農業新聞)
○ 3月8日(土)秋田「あきたこまち」3年続けて収穫量1位
農水省は7日、8年度産水稲の産地・銘柄別収穫量を発表した。最も収穫量が多かったのは昨年と同じ秋田「あきたこまち」で、3年連続。2位、3位は昨年と逆転し、作付け面積の増えた北海道「きらら397」が2位、新潟「コシヒカリ」が3位となった。上位10品種の内、7品種が昨年より順位を上げた。昨年12位だった山形「はえぬき」は、初めてベスト10入りした。
| 順位 | 産地 | 品種 | 収穫量(トン) | 昨年順位 |
| 1 | 秋田 | あきたこまち | 490、700 | 1 |
| 2 | 北海道 | きらら397 | 488、500 | 3 |
| 3 | 新潟 | コシヒカリ | 483、200 | 2 |
| 4 | 茨城 | コシヒカリ | 328、700 | 6 |
| 5 | 青森 | むつほまれ | 276、300 | 7 |
| 6 | 栃木 | コシヒカリ | 264、400 | 8 |
| 7 | 宮城 | ひとめぼれ | 251、400 | 4 |
| 8 | 千葉 | コシヒカリ | 238、300 | 9 |
| 9 | 福島 | コシヒカリ | 210、000 | 10 |
| 10 | 山形 | はえぬき | 206、900 | 12 |
(日本農業新聞)
○ 3月8日(土)秋田県産「あきたこまち」49万トン超しトップ
東北農政局がまとめた平成8年度産水稲の産地品種別収穫量の調査によると、最も多かったものは昨年に引き続き秋田県産「あきたこまち」で49万700トン(東北全体の17.5%)となった。一方、昨年3位だった青森県産「むつほまれ」が27万6千300トンで2位に浮上し、同2位だった宮城県産「ひとめぼれ」は25万1千400トンで3位となった。
(日本農業新聞)
○ 3月8日(土)平年より平均気温高い見込み。
仙台管区気象台が発表した向こう1か月の予報によると、東北地方は高気圧と低気圧や前線が交互に通り、天気は周期的に変わる。平均気温は平年より高い見込みで、降水量、日照時間は共に平年並みの可能性が大きい。(詳細は1か月予報参照)
(日本農業新聞)
○ 3月8日(土)主要4種、78%にダウン
山形統計情報事務所は7日、8年産水稲の県内品種別収穫量を発表した。豊作だった昨年は各品種とも単収が上がり、作付け面積も増えた「はえぬき」は前年比14%増を記録したものの、「どまんなか」「ササニシキ」「はなの舞」を加えた県内主要4品種の収量は、全品種総収穫量の78%に留まり、前年に比べて6ポイントダウン。農家の作付け意欲が、「あきたこまち」など県外品種に引っ張られている実態が浮き彫りになった。
(山形新聞)
○ 3月8日(土)「つがるロマン」おいしく育てて、栽培マニュアル完成
今年秋にデビューする青森県産「つがるロマン」の指導者用マニュアルができあがり7日、青森市で開いた生産指導プロジェクトチームの打ち合わせ会議で内容が説明された。生育指標や施肥管理、刈り取り適期、栽培上の留意点など網羅している。
(東奥日報)
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○ 3月11日(火)冷夏?、暖候期予報で警鐘、気象庁
今年の夏、本州では冷夏への備えが必要となりそうだ。気象庁が10日発表した今年4月から9月までの暖候期予報によると、夏は太平洋高気圧の張り出しが弱く、平均気温は東日本と西日本では低く冷夏の恐れがあると予測した。ここ10年の夏をみると、猛暑、冷夏と極端な気温変動が続いており、気象庁は「くれぐれも油断しないように」と冷夏への対応を呼びかけている。北日本や南西諸島の気温は平年並みの見込みだが、太平洋側を中心に昨年から暖冬で少雨傾向が続いており、早場米地帯では水不足になる恐れがある。
(詳しくは暖候期予報参照)
(日本農業新聞)
○ 3月11日(火)インターネット活用して、情報化で競争力を
農林水産省は10日、農業生産の技術指導方針をまとめ公表した。生産性や競争力を高めるためには迅速で的確な技術情報が必要との認識に立ち、農業生産体制の強化や環境に配慮した農業の推進などに重点を置いている。また、より新しい情報を伝達するために、必要に応じてインターネットや普及情報ネットワークによる情報提供も行う。
(日本農業新聞)
○ 3月11日(火)米の食味検討会「計測基準は業界で」
米の食味計測のあり方を協議してきた農林水産省の「米の食味の改良に関する検討会」は10日、最終報告をまとめた。最終報告は、食味計で食味をある程度推定できるとしなが、メーカーによって計測の基準・評価にばらつきがあると現状を整理。基準の統一に向けて検討の場を設け、基準を統一した上で、共通サンプルによる比較検討をし、食味計の測定精度を高めることを求めた。
(日本農業新聞)
○ 3月11日(火)広がれ農業ネット
農業ネットワークの活性化をめざしパソコン通信とインターネットを使って講義や討論−。第6回パソコン通信全国農業サミットが10日、ネットワーク上で始まった。今回のテーマは「農業情報ネットワーク新時代」。メディアを使った農業のネットワークが各地で進められているが、そのネットワークが今後の農業にどうかかわってくるか、どう影響するかを討論する。
(日本農業新聞)
○ 3月11日(火)関東地方渇水続く
全国的に少雨傾向が続いている中、冬場としては異例の2年続きの渇水状態となっている関東地方は、3月に入ってもほとんど雨が降らず、ゴールデンウイークの田植え時期の水不足が懸念されている。
(日本農業新聞)
○ 3月11日(火)平年並みの気温、8月に一時低下
仙台管区気象台は10日、東北地方の4月から9月までの暖候期予報を発表した。昨年は気温の低い状態が続いたが、今年は平年並みの暖かさとなりそうだ。降水量も平年並みが見込まれている。水稲への大きな影響はなさそうだが、気温の変動が激しいことが予想され注意は必要だ。
(岩手日報、河北新報)
○ 3月12日(水)心配される冷夏に万全の備えを
今年の夏は東日本と西日本で低温になりそうだ、と気象庁が発表した。日本列島の南方上空に張り出す太平洋高気圧が弱いと予想されるため、と説明している。これらの地方には警戒警報が出たことになる。今後発表される予報に注意しなければならない。農水省も事務次官名で「農業生産の技術指針」を関係機関に通知した。今後を担う中心的な経営体を育成するために新しい生産方式の導入や、耕種と畜産部門の連携による地域農業の組織化などを強調した上で、冷害対策にもぬかりがないよう呼びかけた。
(日本農業新聞)
○ 3月13日(木)早くも田植え、宮崎
超早場米の産地・宮崎県西都市と日南市で12日、一足早い田植えが行われた。天候に恵まれれば7月20日ごろには収穫できる。
(日本農業新聞)
○ 3月13日(木)農業振興に焦点、東北地域農政懇
本年度2回目の東北地域農政懇談会が11日、開かれた。今回は農業振興を焦点に議論した。特に米をめぐっては活発な意見が交わされた。新しい農業基本法策定に当たって地域の声を反映させようと言うもので、東北各界の有識者らが議論した。
(日本農業新聞)
○ 3月14日(金)春色の陽気に農作業も着々、仙台
宮城県内は13日、高気圧の影響で青空が広がった。日中の陽気は春を思わせ、街には冬のコートを脱いで歩く市民の姿も目立った。仙台市内の農家の作業小屋では、育苗に備え、充実した種籾を選別する作業の真っ最中。
(河北新報)
○ 3月15日(土)東・西日本で平均気温高い、1か月予報
気象庁は14日、向こう1か月の予報を発表した。平均気温は、東・西日本で高く、北日本、西南諸島では平年並みになる可能性が高い。降水量、日照時間はともに平年並みの見込みだ。
(日本農業新聞)
○ 3月15日(土)天気は周期的変化、気温など平年並み
仙台管区気象台が発表した1か月予報によると、東北地方は高気圧と低気圧や前線が交互に通り、天気は周期的に変わる。平均気温、降水量、日照時間は平年並みとなっている。
(詳しくは1か月予報参照)
(日本農業新聞)
○ 3月16日(日)熊本、高知に桜前線上陸
熊本地方気象台は15日、熊本で桜が開花したと発表した。全国で最も早く、平年に比べて11日、昨年より7日早い。また、熊本での開花は昭和28年に観測を初めて以来、最も早い記録となった。高知地方気象台も15日、桜の開花を発表した。昨年より10日早い。
(日本農業新聞)
○ 3月20日(木)桜の開花は3から9日早い
気象庁は19日、東北以西の桜の開花予想(第2回)を発表した。前回発表(4日)の予想に比べて2〜7日早まり、平年より3〜9日早くなりそうだ。仙台は4月9日(平年差5日早い)、青森は4月23日(同4日早い)。
(日本農業新聞)
○ 3月20日(木)4月の北日本曇雨天多い、3か月予報
気象庁は19日、4月から6月までの3か月予報を発表した。平均気温、降水量ともに平年並みの見込みだ。梅雨入り時期については同庁は、南西諸島では5月中旬、西・東日本は6月上旬の平年並みとみている。
(日本農業新聞)
○ 3月20日(木)平均気温と降水量は平年並み
仙台管区気象台が19日に発表した3か月予報によると、平均気温と降水量は平年並み。4月の平均気温は平年より高く、降水量は多い見込み。(詳しくは3か月予報参照)
(日本農業新聞)
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○ 3月22日(土)水稲作付けで初の意向調査
農水省は21日、9年産水稲の作付けについて、初の農家意向調査をまとめた。3年後の経営方針では「規模拡大を図る」とした農家は8%にとどまる一方、「現状維持」は4分の3を占めた。稲作経営の見通しがきかない実態が浮き彫りになった。また、品種の選択では良質米志向が高まっている。
(日本農業新聞)
○ 3月22日(土)教育にインターネットを、農業面の活用報告
第11回自然と食と教育を考える会が21日、「地域と結んで生きる力の教育」をテーマにインターネット教育元年記念シンポジウムを行った。シンポでは高齢者の能力と経験を子供たちの教育に生かし、インターネットにホームページを開設してPRしている事例や、知己と学校を結び学校農園や農家の田畑を活用し、体験と教育が一体となった総合学習への取り組みが報告された。
(日本農業新聞)
○ 3月22日(土)東京の桜開花、昨年より10日も早く
東京管区気象台は21日、東京都心の桜が開花したと発表した。平年より8日早く、昨年より10日早い。過去の1番早い開花は昭和41年、平成元年、2年の3月20日で、今回は観測史上4番目になる。
(日本農業新聞)
○ 3月22日(土)北、東、西日本平均気温高い
気象庁は20日、1か月予報を発表した。平均気温は、北、東、西日本で高く、南西諸島では平年並みになる可能性が高い。降水量、日照時間は、全国的に平年並みの見込み。
(日本農業新聞)
○ 3月22日(土)直播き栽培で低コスト稲作、秋田米シンポ
直播き栽培導入による低コスト稲作の追求をテーマに、秋田米シンポが19日開かれた。これは、あきたこまちブランドアップ運動県推進本部の主催。農家など200人を超す関係者が集まった。県農政部長は「米の激しい市場競争を勝ち抜くために、低コスト・高能率生産体制の整備が急務である今、規模拡大や複合部門の強化につながるキーテクノロジーとして、直播き栽培の普及を推進していきたい」と挨拶。
(日本農業新聞)
○ 3月22日(土)平均気温は高い
仙台管区気象台は21日、東北地方の1か月予報を発表した。平均気温は平年より高く、降水量と日照時間はともに平年並みの可能性が大きい見込み。(詳しくは1か月予報参照)
(日本農業新聞)
○ 3月24日(月)なぜおいしい国産米、外米より低アミロ
外国産米に比べ、国産米うまいと感じるのは、なぜか−。東京農業大学の高野教授はこのほど、粘りと固さに注目し分析。@熱で溶け出す澱粉中のアミロース量、A細胞壁のふやけ方の違いが、国産米と外米のおいしさの違いになることを解明した。
(日本農業新聞)
○ 3月24日(月)畑の準備着々と、農家が土起こし、秋田市
23日の秋田県内は、大陸から張り出した高気圧の影響で、朝から青空が広がった。この好天の下、秋田市の畑では、農家の土起こし作業が行われている。秋田市は20日からの好天続きで、本格的な農作業開始を前に、農家の準備は順調に進んでいる。
(秋田さきがけ)
○ 3月25日(火)取りコメ消費者、売りコメ県産米
米の販売戦線が激化、ブランド化に熱が入っている。「遅れをとるな」と、平成9年度の「県予算」にもブランド化事業が並ぶ。独自開発品種でまずは地元販売を強化する“自前品種ブランド派”が相次ぐ。減農薬などを売り物にする“健康派”や、PRビデオを作成する“ビジュアル派”などは時流を意識した戦略。消費者の組織化など地域を限定した販売促進、アンテナショップの出店など、直に消費者のハートをつかむ作戦で迫るところもある。
(日本農業新聞)
○ 3月25日(火)7年産の調整保管米、下限価格だけ設定
自主流通米価格形成センターは24日の運営委員会で、試行的に行う平成7年産自主米(古米)の調整保管米の入札の日程、仕組みを決めた。入札は4月24日に東京で行う。基準価格や値幅制限は設けずに、下限価格だけを設定した。下限価格は、7年産政府米売渡価格に購入地までの運送費(60kg当たり200円)を加えた価格を参考にし、「3類に該当する産地銘柄品種」で60kg1万6千8百90円にした。上場する銘柄と数量は決まらず、同センターが関係者と協議、調整することになった。
(日本農業新聞)
○ 3月27日(木)穀物生産量大幅減少か、ロシア
ロシアのインタファクス通信が25日、同国政府調査期間の見通しとして伝えたところによると、同国の今年の穀物生産量は、昨年の6千9百30万トンから6千3百万トンへと大幅に落ち込みそうだ。生産施設の老朽化や農薬の不足、不順な天候などが原因という。同国政府は1月、今年の生産量が少なくとも7千万トンに達すると見通しを発表していた。
(日本農業新聞)
○ 3月28日(金)稲白葉枯れ病の抵抗性遺伝子を単離
農林水産省生物資源研究所は27日、稲白葉枯れ病抵抗性遺伝子の単離に成功した。イネゲノムの分析研究から作った遺伝子の連鎖地図を利用して、狙った遺伝子を取り出したのは初めて。
(日本農業新聞)
○ 3月29日(土)新農基法調査会、国民合意へ審議公開
新農業基本法を国民各層代表で検討する「食料・農業・農村基本問題調査会」の概要が28日、明らかになった。総理府内に2年間設置、首相の諮問に応じて、食料・農業・農村に関する基本政策を検討、改革方策を答申する。審議会は公開で行う方向だ。委員は20人て構成するが、別に専門委員を15人置き、食料、農業、農村の3部会を設ける。政府は調査会設置のための政令を4月1日、閣議決定する。
(日本農業新聞)
○ 3月29日(土)北、東日本で平均気温高い、1か月予報
気象庁は28日、1か月予報を発表した。平均気温は、北日本と東日本で高く、西日本や南西諸島では平年並みの可能性が高い。降水量、日照時間は平年並みの見込み。
(詳しくは、東北の1か月予報参照)
(日本農業新聞)
○ 3月29日(土)農作業弾む、降り注ぐ春の陽光
岩手県内は28日、南方海上に中心をもつ移動性高気圧に覆われ、全域で晴れわたった。最高気温は岩泉で16.7度を記録するなど各地で平年より4−8度高く、春らしい一日となった。紫波町の農家は南部小麦の畑で除草作業に追われている。
(岩手日報)
○3月30日(日)農業生産で技術指針、東北農政局
東北農政局は管内6県知事あてに「農業生産の技術指針について」を29日までに通知した。仙台管区気象台が10日に発表した暖候期予報によると、盛夏期が天気がぐずつくとしている上、近年は東北地方は暖候期の気象変動が大きいことから気象推移と作物の生育状況に応じたきめ細かな技術指導の徹底を呼びかけている。(詳しくは技術指針参照)
(日本農業新聞)
○ 3月30日(日)春耕、土生き返る、岩手県
春も本番を迎え、農家では春耕が始まった。彼岸も過ぎて暖かい天候が続き、盛岡地区では今月下旬から各地で多起こしがスタート。トラクターのエンジン音を響かせながら田植えに向けて準備に入った。
(盛岡タイムス)
○ 3月31日(月)世界を読む、韓国の食料事情と担い手政策
最近、韓国では米生産量および稲作農家の急減が重なり、食料・農業政策の危機と言うべき事態が起こっている。このことが、国民に大変な食料不安を引き起こし、農政当局にとっては足下に火がついたような状況である。これは、1960年代以降、農業・食料を犠牲にした工業化政策のつけが回ってきたと言うべきものであり、農政の転換を迫る警鐘として、農政当局は厳粛に受け止めなければならない。
(日本農業新聞)
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