水稲冷害研究チーム

1997年東北稲作動向(新聞記事等から)


1997年東北稲作動向(新聞記事等から)

 本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
 稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
 なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料課長下川さんにご協力をいただいています.


4月


 
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○4月1日(火)新規就農10万人超す、目立つ「60歳以上」
農水省統計情報部は3月31日、1996年新規就農者の調査結果を公表した。95年の新規就農者は定年退職者を主とする60歳以上の人の就農が増え、近年では最高の10万2千人に達した。このうち新規学卒者は1、800人とほぼ横ばい。中核農家の役割が期待できる39歳以下は1万2千500人に上った。
(日本農業新聞)

○ 4月1日(火)4月から新米も販売、食糧庁
食糧庁は3月31日、政府の倉庫に1年間備蓄した後に、古米として販売する政府の販売方式を転換し、4月から新米(1996年産)の販売も開始することを決めた。政府米は消費者の新米志向などを背景に深刻な売れ行き不振となっており、このままてをこまねいていては、巨額の財政負担を招くと判断した。
(日本農業新聞)

○ 4月1日(火)「ひとめぼれ」育成グループ日本育種学会賞受賞
水稲品種「ひとめぼれ」の育成で、日本育種学から1996年度学会賞を受けた宮城県古川農業試験場のグループが3月31日、JA宮城中央会の会長を訪問し受賞の喜びと新たな決意を語った。
(日本農業新聞)

○ 4月2日(水)北朝鮮支援呼びかけ
複数の国連当局者が31日明らかにしたところによると、北朝鮮への各種援助機関による支援を調整している国連人道問題局は、総額1億1千7百万ドルに上る第三次国連緊急支援アピール案をまとめた。
(日本農業新聞)

○ 4月2日(水)北朝鮮餓死が数千人、米国当局者
米国政府当局者は1日までに、北朝鮮で昨年9月以来、数千人の餓死者が出ていることを明らかにした。米国政府が収集した各種情報を基に語った。放置すれば餓死者が増えると警告した。
(日本農業新聞)

○ 4月2日(水)北朝鮮に余剰米を、来日世界食糧計画事務局長
来日している国連の食糧援助機関である世界食糧計画事務局長は1日、農業新聞のインタービューに応じ、食料難が深刻となっている北朝鮮に対する援助について、「日本は、人道的な立場から食料援助を継続的に続けるべきだ」と強調した。また、「日本政府が余った米を援助することは有効な方法だ」と述べ、米援助を促した。
(日本農業新聞)

○ 4月3日(木)インターネットで学者と農家が交流
日本フィールドサイエンス協会はこのほど、インターネット上で、学者と生産農家の情報交換を目的とした、電子フォーラムを開設した。農家の経験的データと学者の科学的データの共有が目的で、土壌改良、病害虫防除、種苗などテーマごとに分類して、情報を提供する。アドレス:http://www.fiesta.or.jp/fisa/
(日本農業新聞)

○ 4月3日(木)全国10地点で平均気温最高、3月の気候統計値
気象庁は2日、3月の気候統計値を発表した。降水量は、北海道の日本海側、関東北部、近畿、四国、九州の一部を除き、平年を下回り、特に、北日本の太平洋側では平年の40%以下のところがあった。平均気温は、全国的に平年を上回り、北海道を除いて、平年に比べて1度以上高く、特に、関東甲信、東海、九州東部から四国にかけては平年に比べ2度以上高かった。埼玉県熊谷や山口、香川県高松など10地点で月平均気温の最高を記録した。また、日照時間は、北海道、関東北部の一部などを除いて平年を上回った。北海道のオホーツク海側、関東甲信から北陸にかけては平年の120%以上となった。
(日本農業新聞)

○ 4月3日(木)米国北部、春の大雪
米国北東部が31日から1日朝にかけて季節はずれの大雪に見舞われ、各地で停電や空港が一時閉鎖されるなどの被害が続出している。米国気象庁の発表によると、北東部一帯は強い低気圧の通過に伴い、ニューヨーク州北部で80cmの積雪を記録したほか、各地で4月とは思えない降雪を記録した。
(日本農業新聞)

○ 4月4日(金)世界初、光合成能力高い稲、生物資源研究所
農水省生物資源研究所は3日、一部植物がもつ高い光合成能力の発現を調整する遺伝子を稲に導入、通常より非常に高い酵素活性能力がある稲を作り上げることに、世界で初めて成功したことを発表した。その発現機構も明らかにした。これにより稲や麦など主要農産物の物質生産能力が向上すれば、食料増産への期待も高まる。
(日本農業新聞)

○ 4月4日(金)7日に古々米値引き入札
販売不振の政府米対策として、食糧庁は7日に1994年産政府米の値引き入札を行う。「弾力的販売」または「見積もり合わせ売却」と呼ぶもので、食糧庁が卸売業者に銘柄を提示、業者が購入可能な価格・数量を申し込み、食糧庁が決めた予定価格以上で売却する。
(日本農業新聞)

○ 4月4日(金)施行2年目の食糧法を検証
仙台市内で開かれた日本農業経済学会大会は、初日に大々的なシンポを開いたり、2日目の個別報告でも、食糧法に対する農家の評価が紹介されるなど、施行後1年間を経過した食糧法に対する研究者の検証が試みられた。席上、生産・流通の分野では構造変化が出始めているが、零細農家や高齢農家の農業離脱で農地集積がさらに進む方向にある、との分析。その一方で、今後の状況次第では、耕作放棄の増大に弾みがつく危険性が指摘されるなど警鐘がならされ、食糧法を軸とした米作りの複雑な実相が浮き彫りにされた。
(日本農業新聞)

○ 4月4日(金)雨でまたも順延、高校野球
選抜高校野球大会は3日、雨のため順延となった。第4日目に続く2度目の順延で、2度の順延は1992年大会以来5年ぶり。
(日本農業新聞)

○ 4月5日(土)1等米比率87%に、96年産米
食糧庁は4日、3月末現在の96年産米の検査結果を発表した。今回が最終発表で、うるち玄米の1等米比率は前年同期を5.1ポイント上回る86.9%に上り、平成に入って最高を記録した。うるち玄米の検査数量は546万8400トンで、前年同期比50万トン減少の同92%にとどまった。東北では5県が90%を超すなど、北海道や東北、関東などの主要生産県で未熟米や死米、着色米が少なかったのが、1等米比率を上げる要因となった。
(日本農業新聞)

○ 4月5日(土)水稲育苗スタート、JAいわき市
いわき市にある水稲育苗センターは2日、管内6カ所にある育苗センターのトップを切って操業を始めた。本年度はJAいわき市管内で「コシヒカリ」約17万箱、「日本晴」約2万箱、「ひとめぼれ」約3千箱、そのほかあわせて約20万箱の申し込みがあり、6カ所の育苗センターは5月上旬までフル稼働し苗を農家に提供する。
(日本農業新聞)

○ 4月5日(土)春駆け足、農作業快調
今年は春が足早にやってきた。3月の平均気温は全国的に平年を上回り、観測史上最高の月平均気温を記録するところが続出。桜の開花が昨年より2週間も早まったのをはじめ、各地では、初夏を思わせるポカポカ陽気となる日が相次いだ。早い春の訪れで、農家の春作業は順調に進んでいる。昨年は4月から5月に異常低温に見舞われたが、4日発表の1か月予報では、4月の気温は平年並み。今後暑い夏が到来するのを待つばかりだ。ただ、暖冬だっただけに遅霜に注意が必要となってきた。

○ 4月5日(土)桜前線も北上、東北地方で4日〜9日早い
気象庁は4日、東北地方の桜の開花予想を発表した。花芽の生長に影響を与える3月の気温が高く、4月も平年並みから高いと予想されることから、開花は平年より4日〜9日早い見込み。各地の予想は次の通り。
仙台:4月6日(平年より8日早い)
青森:4月22日(平年より5日早い)
盛岡:4月19日(平年より5日早い)
山形:4月12日(平年より5日早い)
(日本農業新聞)

○ 4月5日(土)気温は平年並み、1か月予報
気象庁は4日、1か月予報を発表した。向こう1か月の平均気温は全国的に平年並みの可能性が高い。ただ、19日から5月2日の平均気温を全国的に低いと予想しており、注意が必要だ。降水量は西日本で少なく、北日本や東日本では平年並み。日照時間は東日本や西日本で多く、北日本や南西諸島では平年並みの見込み。(詳しくは東北地方の1か月予報参照)
(日本農業新聞)

○ 4月5日(土)異常に早い桜前線北上(森羅万象から)
今年の桜前線の北上は例年になく早く、観測史上最も早いところもでたようです。しかし、開花してから満開を迎えるまで曇りや気温の低い日もあった、かなり時間がかかったところがほとんどだったようです。
このように桜が早く咲いた年や満開までの期間が長かった年は、気候的に変な年ではないかと疑問に思う人が多いのではないでしょうか。しかも、今年は北、東日本は暖冬だったせいが、余計に不安な要素が加わっています。
東京で桜が早く開花して、満開まで期間が10日以上かかった年は、1966、76(昭和51年冷害)、77、87、89年でした。そのうち、暖冬か並み冬だったのは66、76、87、89年でした。しかも、今年は東京で1cm以上の積雪がありませんでしたが、同様に積雪を観測しなかった年は66、89年でした。
この二つの年の前後は南米ペルー沖の海洋ではラ・ニーニャとエルニーニョが発生した年でした。皆さんご存じのように、エルニーニョの発生した年は日本では暖冬や冷夏。ラ・ニーニャの起きた年は猛暑になりやすい傾向です。昨年から今年にかけてラ・ニーニャ傾向が続きました。しかし、この春になってからラ・ニーニャ現象が解消に向かう傾向が見えてきたのです。今後、ペルー沖の海洋がどのように偏向するのかが心配です。
気象庁はこの春から夏にかけての天候を次のように開設しています(暖候期予報参照)。4月〜5月は数日の周期で天候が変わり、気温と降水量は平年並み。6月〜7月は平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。その後は晴れに日が多いが、東、西日本で一時的に前線の影響を受ける時期や、にわか雨や雷雨が発生しやすい時期があるとしています。しかし、今後の太平洋の海水温度に多少なりとも変化がみられれば、長期予報が大きく変わる恐れもあります。今後の動きに留意しなければならないようです。
(日本農業新聞)

○ 4月5日(土)農作業促す春の雨
5日は24節季の一つ「清明」。すがすがしく明るい空気に満ちているという意味だが、同日朝の岩手県内は県北部の一部を除いて、ほぼ全域で雨模様。少しずつ芽吹き始めた木々にとって恵みの雨となった。ある農家は田起こし前に、水田のあぜを補修する作業に追われていた。
(岩手日報)

○ 4月5日(土)田植え目指して水稲播種始まる、岩手県江刺
江刺市で4日、稲の播種作業が始まった。同市の育苗センターでは、市内農家から11万箱、約600ヘクタール分を委託され、連休明けの田植えに間に合うように、20日頃まで播種作業が続く。今年の生産量は、ひとめぼれ8万箱、ササニシキ2万箱、たかねみのり1万箱で、ほぼ例年並みとなっている。
(岩手日報、日本農業新聞)

○ 4月5日(土)「杜氏の里」紹介、石鳥谷町がホームページ
石鳥谷町はインターネット上に「南部杜氏の古里」として知られる町をPRするホームページを開設、このほど町役場で開設式を行った。同町では今後、季節にあわせた行事や催事の情報を随時入れ替え「南部杜氏の里・石鳥谷」を全国に発信する。
(http://www.CG141.cojp/ISIDORIYA/)
(岩手日報)

○4月6日(日)太平洋水温情報、異常気象の原因か
「太平洋の様子がおかしい」−。世界の気候に大きな影響を与える、太平洋の海水温の様子がここ数年、従来と大きく変わったとの観測が現れてきた。科学技術庁防災科学研究所の解析は、太平洋の水温の変化が、北半球の最近の異常気象の原因かもしれないとの結果を示した。地球温暖化が、海水温上昇の原因だとの見方も有力だ。
(福島民報)

○ 4月7日(月)食料は大丈夫か、異常気象頻発
世界はいま、干ばつや寒波など異常気象が頻発している。また、地球の温度は上昇を続けている。こうした異常気象は農業生産に大きな影響を及ぼす。一方、アジア地域を中心に人口が増え続けており、穀物在庫は低下の一途をたどっている。異常気象の発生要因として、気象庁気象研究所は3つの時間的長さで、原因と影響を挙げる。1つ目は百年間という長期的な視野からみた場合、地球の温暖化である。2つ目は2〜3年間という短期的な視野からみた場合で、エルニーニョ現象。3つ目が、最近注目されている「十〜十数年スケールの変動」で、暖・冷の変化を繰り返す。日本でも6、7年間暖冬が続いた。
(日本農業新聞)

○ 4月7日(月)ホームページで身近なエコと食、岩手県花巻市
岩手県花巻市で4ヘクタールの稲作に取り組んでいる個性的な母娘3人が開設しているホームページ。内容は楽しさにあふれている。生活排水編、生ゴミ編、おむつ編の3つについて、当家で実践している地球にやさしい生活法を紹介。
(http://www.michinoku.or.jp/~sobet/index.html)
(日本農業新聞)

○ 4月8日(火)94年度産政府米値引き入札
食糧庁は7日、1994年産政府米(古々米)の値引き入札を行った。8日にも結果をまとめる。94年産政府米の値引き入札は、今年度から毎月1回行う。今回はその1回目。米卸が購入を希望する産地銘柄と量をセットで申し込み、食糧庁の予定価格以上の申し込み込み分について売却した。
(日本農業新聞)

○ 4月8日(火)米はやっぱり「銘柄ブランド」、岩手県政モニター
食料品を購入する場合、消費者が重視するポイントは「品質・味・鮮度」だが、米では「銘柄ブランド」の比重の高いことが、岩手県が7日までにまとめた県政モニター調査で明らかになった。県産農産物を意識して買っている消費者も少なくなく、地場流通の新たなシステムづくりが、生産者にも消費者にも今後重要な問題となりそうだ。
(日本農業新聞)

○ 4月8日(火)渇水一転、日照不足の恐れ
冬場の少雨で「渇水か」と思いきや、一転して梅雨を思わせる長雨。水田のダムは平年を上回る水量となり、田植え時期の水の心配は薄れた。9日には全国的に天気はぐずつきそう。雨続きや日照不足で作物は軟弱気味で、病気や根傷みに注意が必要。
(日本農業新聞)

○4月8日(火)秋田県予察第1号、育苗床土の酸度検知を
秋田県病害虫防除所は7日、発生予察情報第1号を出し、水稲の育苗床土が適正な酸度になっているかどうか、検知の必要性などを呼びかけた。育苗期の病害虫防除としては、薬剤散布のほか適正な被覆管理や水管理が必要。種子消毒は必ず行う。被覆が過度にならないようにトンネルやハウスの開閉管理を適正に実施した上で、病原菌の伝染源となりやすい稲わらや籾殻を施設内に持ち込まない。(詳しくは予察情報参照)
(秋田さきがけ)

○ 4月9日(水)古々米値引き入札、1万4474円
食糧庁は8日、政府米の売却不振対策として行った今年2回目の古々米の値引き入札結果をまとめた。落札価格(60kg)は、前回より約千円安の1万4474円で、通常価格より千6百円もの安値水準。この大幅値下げの結果、落札数量は3万トンと前回より1万トン増えた。食糧庁の本格的な値引き売却突入で、自主米を含めた米相場の下落が心配される。
(日本農業新聞)

○ 4月9日(水)自主米入札、大阪18日、東京24日
自主流通米価格形成センターは8日、4月に行う96年産自主流通米の第7回入札の概要を発表した。4月18日に大阪取引所で、4月24日に東京取引所で行う。
(日本農業新聞)

○ 4月9日(水)自主流通米検討会設置へ、食糧庁
自主流通米を円滑に流通させる目的で、食糧庁は近く「自主米取引に関する検討会(仮称)」を設置する。同検討会は食糧庁長官の私的検討会とし、自主流通米価格形成センターの入札取引や相対取引の具体的な改善方策をまとめる。
(日本農業新聞)

○ 4月10日(木)政府米に通信簿、食糧庁
食糧庁は9日、1994年産政府米の産地銘柄別売却状況を初めて公表した。全国236産地銘柄のうち、古米となって以降、完売銘柄は41、逆に売却ゼロ銘柄は15あった。今回の発表について食糧庁は「産地の生産指標としてほしい」としているが、産地にとっては通信簿を発表された形で、産地評価にも影響しかねないと不安が残る。
(日本農業新聞)

○ 4月10日(木)古米使ってブランド米
経済連卸が古米を使った家庭用ブランド米を開発する動きが出ている。JAあいち経済連は「コシヒカリ」のブランド米を昨年末に開発。JAあきた経済連も年明けから「あきたこまち」の単品で売り出している。小売り価格(10kg)はともに3、980円水準で、「古米ながら食味評価を得て、徐々に固定客をつかみ始めている」という。調整保管で古米となった自主米の販売ルート確立が求められている中、今後の動向が注目される。
(日本農業新聞)

○ 4月10日(木)つがるロマンに栽培歴
JA青森経済連はこのほど、水稲の奨励品種として1997年から青森県内で生産される、県産米期待のエース「つがるロマン」の栽培こよみ2千部を作成、栽培指定地域内の各JAに配布した。この栽培こよみは「つがるロマン」を、本年の看板品種として、さらに全国に通用する銘柄米として育成するため、品種特性を十分発揮させることができる地域に作付けを誘導し、栽培管理を徹底させ、これにより食味・品質の良い米を安定的に生産するため、生産指導の徹底を図る目的で作成した。
(日本農業新聞)
 
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○ 4月11日(金)調査会初会合18日に
政府は10日、新しい農業基本法を検討するため、総理府内に設置する「食料・農業・農村基本問題調査会」の初会合を18日に首相官邸で開くことを発表した。首相が検討に向けた諮問を行い、新農基法をめぐる協議が始まる。調査会は1998年夏をめどに具体的な施策の方向を二次答申する予定。
(日本農業新聞)

○ 4月11日(金)米国が北朝鮮追加援助
米国当局者は9日、米政府が北朝鮮への1億2600万ドルの緊急食料援助を訴えた国連アピールを受け入れ、追加援助を決めたことを明らかにし、来週発表すると語った。米国は2月に1千万ドルの支援を行ったが、追加支援もこれに近い額になるとみられている。 (日本農業新聞)

○ 4月11日(金)150万トンを要求、北朝鮮
米国政府筋は9日まで、北朝鮮が米韓両国に対して、朝鮮半島和平のための「4者協議」に参加する条件として、150万トンまでの食料支援を要求していることを明らかにした。この量は今年の北朝鮮の食料不足量のほぼ全体に匹敵する。
(日本農業新聞)

○ 4月11日(金)備蓄米にうまい名を、食糧庁が募集
“古くて、まずい”という備蓄米のイメージを一掃し、もっと身近な感じで消費をのばそうと、食糧庁は消費者に備蓄米愛称の募集を始めた。応募方法は、農水省内にある「消費者の部屋」と「お米ギャラリー」にある応募用紙に愛称とその理由などを記入し、備え付けの応募箱に入れる。締め切りは4月25日。
(日本農業新聞)

○4月12日(土)悩める農くっきり、96年度農業白書
農水大臣は11日の閣議に1996年度の農業白書を報告、了承を得た。今回の白書は、60年代以降の食料、農業、農村の変貌ぶりを総まとめした。特に、食料自給率の急激な低下、農地の大幅な減少、担い手不足の深刻化など国内農業の「悩める姿」をあらためて明示。食の洋風化による肉類の消費増、米離れが食料自給率低下を加速させた現実も指摘した。新農業基本法制定に向けた国民的議論への「素材の提供」(農水省)が目的。21世紀の食料自給の危うさに警鐘を鳴らすことで、国内生産の重要性に対する理解の深まりを期待している。
(日本農業新聞)

○ 4月12日(土)えさ米を契約生産、山形・庄内
庄内地区の米農家とJA、経済連、畜産業者が連携、米の生産調整の一環として家畜飼料米を契約生産することになった。10日、4者が契約調印した。水田機能の保全など運動的側面もあるため、消費者団体や関係市長の首長らも立ち会った。
(日本農業新聞)

○4月12日(土)寒波続く米国、農産物被害の恐れ
先週の末から続いている米国の寒波は10日も緩まず、農産物に被害が出る恐れが強まってきた。ノースダコタ州ミノトで氷点下18.9度を記録するなど、北部から東部の広い範囲で観測史上最低記録を更新。カンザス州などの小麦産地では既に被害が出ているほか、民間気象会社はテキサスなど南部地域にも寒波が広がるとの予報を出し、小麦相場が上昇している。
(日本農業新聞)

○ 4月12日(土)低温続けば小麦に影響
小麦の輸入は、食糧庁入札を通じて行われているが、入札価格は「上がり傾向にある」(食糧庁)。ただ、上昇の理由は、小麦相場より円安の方が大きいのが現状だ。一方、トウモロコシの種まきは4月中旬から始まるが、10度以上の地温がないと発芽しないために、中西部の記録的な低温が続けば作付けが遅れ、相場に影響する恐れがある。
(日本農業新聞)

○ 4月12日(土)来週の国内の天気傾向−てんき西から東へ−
日本付近は、気圧の谷が北日本を中心に周期的に通過し、東北北部や北海道ではぐずついた日が続く。週明け頃、上空に強い寒気が南下。東、西日本は放射冷却で明け方は冷え込み、内陸部を中心に遅霜の恐れがある。気温は全般に平年より低い日が続く。北日本の降水量は平年並みの見込み。北日本は低温の傾向で、これは4月下旬頃まで続く見込み。北半球の大気の流れは3波長となり、先週に比べて南北方向への蛇行が大きくなってきた。特に極東と北米付近では東西の流れより、南北の流れが強い見込み。
(参照:図説:東北の冷害(気象編)長期予報に用いられる基本量:東西指数
(日本農業新聞)

○4月12日(土)一時、遅霜や降雪も
仙台管区気象台11日発表の1か月予報によると、平均気温は平年並みより低い可能性が大きい。降水量、日照時間は平年並みの可能性が大きい。一時、寒気が流れ込み遅霜や日本海側を中心に降雪の恐れがある。(詳しくは1か月予報参照
(日本農業新聞)

○4月15日(火)新たに特A5銘柄、米の食味ランキング
日本穀物検定協会は14日、1996年産米の食味ランキングをまとめた。新規対象を加えた208産地の中で、特A地区は前年産より1産地多い15産地。栃木の県北・県中、福島の会津、新潟の上越「コシヒカリ」や山形・庄内「はえぬき」の5銘柄が特Aの仲間入り。一方で、A地区を除いた産地が昨年より1割以上増えた。これは基準米の滋賀「日本晴」の食味がアップしたため。新たに加わった宮城「ササニシキBL」、茨城、栃木「ひとめぼれ」がA地区で登場した。東北地域の特Aは次のとおり。
(日本農業新聞)

○4月16日(水)北朝鮮食料援助発表へ、米国
国務省報道官は14日、米国政府が24時間以内に北朝鮮に追加食料援助の決定を発表すると言明した。
(日本農業新聞)

○4月16日(水)昨年産の穀物今月中に消費
韓国農業経済研究所は14日、北朝鮮は昨年の穀物生産が年間需要の半分を大幅に下回り、今月にはほぼ完全に消費されるとの見通しを示した。
(日本農業新聞)

○4月16日(水)ファックスで手軽に病害虫防除情報、福島
福島県の作物病害虫防除情報ファックスサービスがこのほど稼動した。農作物の病害発生状況や防除対策など、生産者が必要とする情報を手元のファックスで取り出せる病害虫秒所の新しい情報サービスで、従来のテレホンサービスに替わるもの。全国では、三重県、栃木県に次いで三番目、東北では始めて。ファックス番号は0249−23−2010、無料だが回線料がかかる。
(日本農業新聞)

○4月16日(水)健苗育成へ巡回相談、宮城・JA河北
−安定稲作は健苗の育成から−と、JA河北は14日から支所ごとに集落単位で日程を決め、きめこまかい水稲の育苗巡回相談を実施している。現地で各農家の育苗ハウスを巡回しての適切な技術指導だけに、組合員農家から好評だ。
(日本農業新聞)

○4月17日(木)直播栽培一気に500ヘクタール、福島県
福島県内で今春、直播栽培を導入する水田は昨年より200ヘクタール多い約500ヘクタールとなる見通しとなった。16日、福島市で開かれた直播推進会議で県が主な直播導入地域を明らかにした。目標としていた2000ヘクタールとは大きな開きがあるが、全国的には有数の導入面積となり、県は「このペースでいけば2,3年後には目標を達成できる」とみている。
(福島民報)

○4月19日(土)新農業基本法調査会が初会合
21世紀の「農政の憲法」となる新農業基本法制定に向けて18日、「食料・農業・農村基本問題調査会」が発足、首相は官邸での初会合で検討を諮問した。首相は挨拶で「農業、農村の発展を図る改革は極めて重要」と強調、国民的合意を図る広い視野での論議を求めた。農産物の貿易自由化が進む中で、国内農業を堅持する政策ビジョンをどこまで打ち出せるかが最大の焦点だ。
(日本農業新聞)

○4月19日(土)自主米の低迷続く、大阪入札
自主流通米価格形成センターは18日、大阪取引場で1996年産第7回入札を行った。前回までの安値傾向に政府米の安売り攻勢の影響で全銘柄が基準価格を下回り、ほとんど底値となった。平均落札価格は1万9301円、基準価格に比べ6.8%安。
(日本農業新聞)

○4月19日(土)水稲直播さらに推進、福島
福島県直播推進連絡会議が16日、福島市で開かれ、県と関係団体が一体となって水稲直播栽培を推進していくことを確認した。直播栽培は育苗作業を省くことができ、作業時間が大幅に削減されることや、生産調整の一手法として認められていることから、福島県農業の基幹作物である稲作の持続的な振興を図るために1996年から本格的に導入に取り組んだ。県内300ヘクタールに直播栽培が導入。97年度は72市町村、500ヘクタールで導入予定。
(日本農業新聞)

○4月19日(土)一時寒気が流れ込み遅霜の恐れも
仙台管区気象台が発表した向こう1か月の予報によると、平均気温は平年より低い可能性が大きく、降水量、日照時間は平年並み。また一時寒気が流れ込み、遅霜の恐れもある。
(詳しくは1か月予報参照)
(日本農業新聞)

○4月19日(土)てんき西から東へ
日本付近は22日頃低気圧が発達しながら日本海を通過するため、全国的に崩れて北日本や日本海側の地方では荒れ模様となりそう。来週末にかけては北日本を中心に寒冷な低気圧が通過。上空に冷たい空気が入り、気温は全国的に平年より低くなる見込み。高気圧に覆われた早朝は放射冷却が強まり、霜が降りやすくなる。農作物の管理に注意。
北半球の大気の流れは3波長となり、先週に比べて南北方向への蛇行が大きくなってきた。特に極東と北米付近では東西の流れより、南北の流れが強い見込み。
(日本農業新聞)

○4月19日(土)晩霜ご用心、低温傾向まだ続く
全国的に気温が低い日が続き、各地で霜注意報の発令が相次いでいる。18日に発表した気象庁の1か月予報によると、この低温傾向はしばらく続くと予測しており、晩霜への警戒を呼びかけている。4月中旬以降、日本の東海上の高気圧は急速に弱まり、大陸から乾燥した高気圧が日本列島を囲み、気温は低くならないものの、「気温が最も低くなる夜半以降、放射冷却状態がおこり、霜がおきる可能性が強くなった。」(気象予報課)としている。
(日本農業新聞)

○4月19日(土)田起こしの土黒々と
19日の仙台市は、薄曇りながらも、時折日差しがこぼれ、張るらしいぬくもりを感じさせる天気。桜の盛りは過ぎ、近郊の農家では、前日の雨を含んだ水田で、田起こしが最盛期を迎えている。
(河北新報)

○4月20日(日)きょう穀雨、豊作を願い作業に汗、岩手県内
20日は24節季の一つ「穀雨」。春雨が降り百穀を潤す−とされ、岩手県内の農作業も本番を迎える。滝沢村では、水稲の種まきビニールを覆う苗代作業が盛ん。田植えを1か月後に控えた農家が、家族総出の共同作業に精を出し、今年の豊作を願っていた。
(岩手日報)

○4月20日(日)福島県、新「用水計画」づくり、直播栽培拡大に備える
水稲直播栽培の拡大に備え、福島県は今月から新たに用水計画づくりに入る。移植栽培との違いによる水の収支を調査する一方、水を効率的に利用する栽培、用水管理技術を研究・開発する。
(福島民報)
 
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○4月21日(月)米保管残高50万トン
日本倉庫協会は20日までに、2月の営業倉庫保管残高をまとめた。米の保管残高は、50万トンを突破し、52万6千トンと前年同月の約2倍、過去最高となった。ミニマム・アクセス米と政府米の在庫が主とみられる。大手21社分を集計したもので、調査対象は全国エリアだが消費地倉庫が大半を占める。
(日本農業新聞)

○4月21日(月)田植え始まる、福島県小高
24節季の一つ「穀雨」に当たる20日、小高町で早くも田植えが始まった。ある兼業農家は作業の省力化と、寒さに強い稲作を図るために、数年前から生長の早い段階で植え付ける「乳苗植え」を導入している。昨年より2日早い田植え。相双地方の一般の田植えは連休前後にピークを迎える。
(福島民報)

○4月21日(月)省力化へ「不耕起直播」、福島県いわき
耕していない田んぼに直接まいて育てる「乾田不耕起直播」が20日、いわき市の水田で行われた。不耕起乾田直播は県内でもまだ数例、いわき市内では初の試み。田起こしや苗作り、代掻き、田植えなど一連の作業がいらないことから、大幅な省力化が期待されている。
(福島民報)

○4月22日(火)大飢饉の恐れ警告
人道的な立場から北朝鮮への食料援助を呼びかけている国際連合世界食糧計画は21日までに、各国から集めた援助総額が緊急的に必要な額の半分にも達していないことを明らかにした。このままでは十分な食料を援助することができず、今月末から5月初めには大飢饉の恐れがあると警告している。
(日本農業新聞)

○4月22日(火)水稲直播、点播用試作機を試験、山形県農業試験場
山形県農業試験場が開発を進めている水稲直播の点播用の試作機の予備試験が、21日から場内の圃場で始まった。湛水直播では、無人ヘリや動力散布機を使った散播や条播が県内でも普及している。しかし、これらの方法では、倒伏しやすく、登熟むらが出やすいのが欠点とされている。そこで、移植並みに株間を取る点播式の種まき機の開発が、各研究機関で行われている。
(日本農業新聞)

○4月22日(火)冷夏なさそう、3か月予報
今年の夏は気温、雨とも平年並み−。気象庁が21日発表した5月から7月までの3か月予報によると、平均気温、降水量ともに全国的に平年並みの見込みだ。暖冬傾向だったため、今年の冷夏を心配する声もあったが、まずはひと安心といったところだ。(詳しくは3か月予報参照)
(日本農業新聞)

○4月22日(火)台風予報72時間先もより早く
営農にとって気になる台風情報だが、気象庁は7月から72時間先までの予報を提供する。気象庁が21日発表したもので、台風進路予報を48時間予報から、さらに24時間先まで行い、3日先までの予想情報を提供。観測予測の精度アップで可能にしたものだが、72時間予想では「混乱を招く心配がある」として、移動予想図は発表せず、言葉だけの情報提供にとどまる見通し。
(日本農業新聞)

○4月22日(火)「直播」普及など図る、秋田県作況ニュース第1号
秋田県農政部と東北農政局秋田統計情報事務所は21日、作況ニュース第1号で、9年度稲作の基本方針などを示した。基本方針は、(1)大規模圃場整備の促進による低コスト高能率生産体制の確立、(2)カントリーエレベータなどを核とした地域生産システムの構築、(3)適地適作による冷害からの危険分散、(4)直播栽培の普及拡大、などを骨子としている。また、環境に優しい肥料の選択を要望するなど、環境保全型農業の推進を打ち出した。(詳しくは技術情報参照)
(秋田さきがけ)

○4月23日(水)種子消毒より玄米被覆
農水省農業研究センターは病原菌が付きやすい籾を取り除き、資材で二重に覆う玄米人工種子を開発した。効果は種子消毒以上だ。種子消毒の省略や本田での防除回数を減らすことができる。人工被覆種子をまくと、低温でも出芽や苗立ちの期間が大幅に早まる。寒冷地での苗の生育促進効果が期待できるわけだが、苗立ち率低下が難点。
(日本農業新聞)

○4月23日(水)ホームページアクセス好調、いわて純情米推進協議会
岩手県、JA岩手県経済連などで組織する「いわて純情米推進協議会」の開設した、インターネットのホームページが好評だ。3月末までのアクセス件数は2400件で、1日平均10件近い問い合わせがある。県産米の生育状況などの情報を、1〜2週間単位で追加するきめこまかな配慮が受けている。
(http://www.office.pref.iwate.jp/~kome/)
(日本農業新聞)

○4月23日(水)高品質、うまい県産米、山形県
高品質と良食味の米作りを目指す山形県の高品位米安定生産対策事業が本年度からスタート、事業の推進組識となる県ベストライス生産対策推進会議の初会合が22日、山形市で開かれた。米作り4ジャスト運動(平成3〜5年)、米どころ日本一運動(同6〜8年)に続く稲作振興対策。品質、食味が一層重視されている市場ニーズに的確にこたえる高品位米の安定生産体制を確立し、県産米の評価を高めようと、12年度までの4ヶ年計画として新たにスタートした。
(山形新聞)

○4月25日(金)魚沼コシも落札残、東京入札1段下げ
自習流通米価格形成センターは24日、東京取引場で7回目の1996年産自主米入札を行った。政府米の新米売却が始まったため、先週の大阪に続いて相場は一段下げ、平均落札価格は60kg19、323円、基準価格比6.9%安、前回比0.9ポイントダウンとなった。全銘柄が基準値を下回り、8割が底値に張り付いた。新潟・魚沼「コシヒカリ」は初めて売れ残った。
(日本農業新聞)

○4月25日(金)水稲生育は平年並み、東北地域安定生産連絡協議会
気象災害などに対応するため情報を早期に、総合的に検討する、東北地域水稲安定生産推進連絡協議会が24日、東北農政局で開かれた。農政局、東北農業試験場、仙台管区気象台や東北各県の担当者ら約50人が参加、気象や育苗状況などの情報を交換した。気象予測では、8月に夏型の気圧配置がやや不安定ではあるが、気温や降水量はほぼ平年並みとなっている。ただ、エル・ニーニョ現象の予兆的な動きが見られること、東北の夏期の平均気温平年偏差の変動が大きく、2年周期で今年は低温期にあたることなど、不安材料も報告された。6県とも育苗はほぼ平年並みのペースで進んでいる。
(日本農業新聞)

○4月26日(土)てんき西から東へ
日本付近は28日と5月2日頃気圧の谷が通過。特に28日は寒気を伴っているため、北日本では雷、降雹、突風などに注意が必要。その他は移動性の高気圧の勢力が強い。気温は上空の強い寒気の南下もなく、比較的暖かい日が続く見込み。日本付近は安定しており、寒気の南下は、北極から直接の流れではなく、大陸を通過した寒気。このため、大陸で暖められ、冷え込みは弱い。
(日本農業新聞)

○4月26日(土)連休中は晩霜に注意、気象庁
今年は農作業がはかどりそうだが、晩霜に注意を−。気象庁は25日、ゴールデンウイーク(26日〜5月9日)の天候を発表した。全国的に天気が周期的に変化しやすい時期だが、おおむね好天の日が続く見込み。「好天の日が多いため、朝方の気温に十分注意して欲しい」(同庁)としており、春作業に追われる農家にとっては、晩霜など、1日も気が抜けない黄金週間となりそうだ。
(日本農業新聞)

○4月26日(土)平均気温などともに平年並み
仙台管区気象台は25日、東北地方の向こう1か月間の天気予報を発表した。それによると、平均気温、降水量、日照時間ともに平年並みの可能性が大きい。(詳しくは1か月予報参照)
(日本農業新聞)

○4月27日(日)古米「結構いけるね」
「備蓄米制度を理解し、古米も食べて」と、食糧庁は備蓄米(古米)のPRと消費拡大に必死だ。各地のお米ギャラリーで試食会を開いている。26日には東京で行った。大阪、福岡でもすでに実施しており、今後も各会場で行う。
(日本農業新聞)

○4月27日(日)東北全域で好天
桜前線が青森県まで到達した26日の東北地方は、全域で久しぶりの好天に恵まれた。仙台管区気象台によると、西日本に中心をもつ移動性高気圧に広く覆われ、東北南部の宮城県や福島県の内陸部などでは、最高気温が20度を超す5月中・下旬並みの暑さになったほか、各地で15度を超す気温になった。
(日本農業新聞)

○4月27日(日)双方向システム、情報網の整備へ、遠野市が推進室
田園地域マルチメディア実験整備事業が進む遠野市でこのほど、地域情報センターなどの共同開発に向けて情報化推進組識が構成され、計画の執行機関として同市情報化推進室を市役所内に設置した。共同開発への前進を祝い21日、遠野市長とJAとおの常務が同推進室の看板を取り付けた。
(日本農業新聞)

○4月29日(火)チューブに水入れ蓄熱、水稲育苗箱の保温バッチリ
東北地方でも各地で苗作りが始まり、それに合わせて天候や気温の変化が気になる時期になった。岩手県北部の軽米町の農家は、水を溜めた送水チューブを使い、ハウス内の保温に効果を挙げている。この保温方法は、育苗箱を並べた横に、水を入れた直径75ミリの青い半透明の送水ホースを1本寝かせるもの。
(日本農業新聞)

○4月29日(火)さらに食味向上へ
山形県はJAのRICE戦略などとタイアップして、県産米の評価向上を目指す「県ベストライス生産対策推進事業」を本年度から2000年までの4年計画で展開する。運動の旗揚げを兼ねて推進会議の初会合を22日、山形市で開いた。関係機関や組織が一体となって、@品質・食味向上に向けて栽培管理の徹底、A適地適作への作付け誘導、B高品位米生産の組織化−などを進めていく。
(日本農業新聞)

○4月30日(水)水稲直播、今年も高い関心
今年も水稲の直播が福島、岡山県、北陸各県などを中心に増える。省力化・規模拡大、コスト低減を図る技術として、直播用品種の開発も含め各地で取り組みが進んでいる。除草、鳥害、発芽不揃いなどの問題で伸び悩む地域もあるが、農水省のキーテクノロジーの一つにもなって関心は高まり、支援事業も華やかだ。
(日本農業新聞)

○4月30日(水)北朝鮮で飢餓、米国報道官
米国報道官は28日、北朝鮮の食料不足について「独自の情報によれば、飢餓が発生している」と語った。米国が北朝鮮の食料危機で「飢餓」という表現を使ったのは始めて。
(日本農業新聞)

○4月30日(水)2年連続し農業所得減
東北農政局はこのほど、1996年の農業経営動向統計(現金収支)を発表した。それによると、農業所得は野菜価格の低下などで7.4%減少し158万円となった。農業所得減少は2年連続。
(日本農業新聞)

○4月28日(月)乾田に種まく新農法、青森県車力
車力村は、乾田に種を直接播く新しい農法による稲作を始めた。手間のかかる苗作りや田植えが不必要で、労働力はこれまでの半分以下、経費も3割減となるという。27日までの2日間、北海道から農水省の研究官を招き、村の実験田に種をまいた。県内では初めての試みで、同村は21世紀の村の稲作にしたいと期待をかけている。
(東奥日報)

○4月29日(火)今年は中生種が豊作、「お湯立て」で稲の作柄占う
秋田県鹿角市八幡平字松館で25日、「お湯立て」の作占いで知られる菅原神社の例大祭が行われた。占いによると、ことしの稲は中生種が豊作と出た。「お湯立て」の作占いは、煮えたぎる釜の前で、白装束に身をくるんだ氏子が舞い、気合もろとも、手にした藁でお湯をかき回すと、渦巻き上のお湯の中心が、ブクブク沸き立った。泡がたくさん出ると豊作という。それを3回繰り返して、作占いを行った。
(秋田さきがけ)

○4月30日(水)岩手県トップを切り、田植え
県南の米どころ江刺市で29日、早くも田植えが始まった。この日は朝から青空が広がり、気温も高めで絶好の農作業日和。農家は品種ひとめぼれを5月2日頃までに計1.35ヘクタール移植する。ハウスでの苗作りは、4月に入って寒の戻りがあったが、最近の好天で持ち直し、平年並みの出来だという。
(岩手日報、日本農業新聞)

○4月30日(水)秋田県内トップ切り田植え
秋田県各地に先駆け、象潟町で田植えが始まった。町役場近くの田んぼには29日、青々とした苗が一面に植えられ、本格的な農作業シーズンの訪れを告げた。
(秋田さきがけ)

 
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