水稲冷害研究チーム

1999年東北稲作動向(新聞記事等から)


 本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
 稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
 なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料森脇課長さんにご協力をいただいています.


7月

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○7月3日(土) 週間気象情報
 梅雨前線は日本の南岸に停滞し、西日本や東日本は梅雨空が続く。北日本は高気圧に覆われて晴れる日が多いが、上空に入る寒気の影響で少し大気が不安定になる。一時にわか雨や雷雨になる所もある。
(日本農業新聞)

 
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○7月16日(金) 各地で大雨被害
太平洋側沿岸部を中心にした大雨の影響で、東北各地では田畑の浸水・冠水被害が広がっている。関係機関は被害調査を急ぐとともに、防除などの対策指導に力を入れている。
(日本農業新聞)

○7月17日(土) 週間気象情報:いよいよ梅雨明け
梅雨前線は北上し、次第に弱まる。来週の前半は梅雨空が続くが、後半は西日本から梅雨明けの可能性がある。太平洋高気圧の勢力が強まり、西日本は猛暑になる所が多い。太平洋高気圧の張り出しは平年並みに戻るが、東北地方は北上した善がかかり、少しぐずつく。
(日本農業新聞)

 
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○7月23日(金) 「ヒメノモチ」生育順調、岩手
 JAいわて中央もち米部会はこのほど、管内の水田を巡回し、現在の「ヒメノモチ」生育状況を調査。その結果、生育は平年と比べ、早めとなっており、茎数が多いのが特徴。今のところ病害もなく、順調な生育となっている。
(日本農業新聞)

○7月23日(金) 水稲生育「やや良」東北
 東北農政局は22日、水稲生育情報を発表した。6月中旬以降の日照不足などにより生育が緩慢となったものの、気温は平年並みで推移したことに加え、茎数は生育初期に分げつ促進されたため、生育状況は東北平均で「やや良」となった。地帯別の生育の良否は、ほとんどが「やや良」だが、岩手県東南部と下閉伊で「良」、山形県置賜、福島県会津で「平年並み」。
(日本農業新聞)

○7月23日(金) 東日本は「やや良」水稲作況
 水稲生育は順調に推移している。東北など東日本では「やや良」、西日本では「平年並み」。北海道では「良」で推移している。

(日本農業新聞)

○7月23日(金) 農水省都道府県別自給率試算値
 農水省は22日、都道府県別の食料自給率(カロリーベース)の試算値を公表した。地域農業の見直しや消費者の農業理解に役立てる目的。最高は北海道の179%、次いで秋田県の168%、山形県の132%で、5道県が100%を超えた。
(日本農業新聞)

○7月24日(土) 週間気象情報
 日本付近を流れるジェット気流は、はるか北方へ後退し、代わって南から太平洋高気圧が張り出す。気圧配置は夏型となり、全国的に夏空が広がる。ただ、熱帯低気圧や台風が東シナ海を北上する見込みで、南西諸島や九州では一時強い雨が降りそう。北海道は低気圧の影響でぐずつく日がある。
(日本農業新聞)

○7月24日(土) 猛暑、関東甲信と九州南部梅雨明け
 気象庁は23日、関東・甲信地方と九州南部の梅雨明けを発表した。関東・甲信は平年より3日遅いが、九州南部と四国を除いて長梅雨となった昨年に比べると10日早い。
(日本農業新聞)

○7月25日(日) 東北南部と北陸が梅雨明け
 気象庁は24日、東北地方南部と北陸が梅雨明けしたと発表した。平年と比べ東北南部は1日、北陸は2日遅い。
(日本農業新聞)

○7月25日(日) 減農薬田に立て札、JA岩手ふるさと
 県内各地の水田に「減農薬栽培実施水田」の立て札が立てられている。JA岩手ふるさとも、安全な米生産の取り組みを明らかにし、消費者の信頼を高めようと、このほど全域の該当田に立てた。
(日本農業新聞)

○7月25日(日) 担い手育成へ施策充実を、東北地域農政懇
急激に変わる環境の中で東北の農政をどう方向付けるか、現場の声を反映させる東北地域農政懇談会が23日、仙台市内で開かれ、生産者や消費者、経済団体、地方行政の代表者らの委員が、担い手育成と土地利用集積の方法をテーマに意見を述べた。

(日本農業新聞)

○7月27日(火) 東北北部も梅雨明け、気象庁
 気象庁は26日、東北北部の梅雨明けを発表した。これで日本列島全域が梅雨明けした。東北北部の梅雨明けは平年と同じ。昨年は、梅雨明けを特定できなかった。
(日本農業新聞)

○7月27日(火) 生育ペース早まる、あぜみち通信5号
・青森県木造町農家:減数分裂最盛期。全般に草丈が長く茎数が少な目で葉色が濃くないのが特徴だ。出穂は例年より2、3日早い見込み。今後は稲こうじ病に注意したい。
・岩手県金ヶ崎農家:生育は加速し3〜4日早い。今年は好天なので肥料をコントロールし、いもち病を抑えれば収量は期待できる。
・秋田県平鹿町農家:止葉は全て出た。25日頃から出穂が始まっている。5日ほど早いペースだ。いもち病は初期段階から少な目。低温が来るようなことがなければ問題はない。
・宮城県矢本町農家:生育順調。出穂は8月5日ころを予想している。稲こうじ病対策を検討している。
・山形県寒河江市農家:生育は平年並みと順調。出穂は8月9日ころを予想している。いもち病はみられない。出穂後の凋落防止に向け、間断潅水を徹底したい。
・福島県郡山市農家:「コシヒカリ」は幼穂形成期にある。穂肥を計画している。水管理は間断潅水として根の健全化と圃場の硬化を図る。

(日本農業新聞)

○7月30日(金) エルニーニョを予測、気象庁
 気象庁は29日、エルニーニョ現象の予測に乗り出すことを明らかにした。発生が春先に分かれば、冷夏に備えた作付けができるなど、農業現場での利用価値は高まりそう。
(日本農業新聞)

○7月31日(土) 週間気象情報
 太平洋高気圧の勢力は強いが北に偏っている。北日本と東日本はやや不安定ながら夏空が続く。ただ北海道は前線が近づくため、期間の終わりごろから下り坂となる。西日本と南西諸島は期間の中頃に台風が近づき、風雨が強まる。
(日本農業新聞)

○7月31日(土) 米米ドームで早くも稲刈り、庄内みどり
 庄内米をPRするJA庄内みどりの水稲早期栽培施設「さかた米米ドーム」の稲刈りが30日、酒田市の同所で行われ、生産者や子供たちが炎天下、たわわに実った「はえぬき」を収穫した。
(日本農業新聞)

○7月31日(土) 10アール所得6万円割る、東北98年産米
 東北農政局は30日、東北地方の1998年産米生産費を発表した。10アール当たり全参入生産費は16万5千220円で、前年比0.4%(655円)増えた。ただ、単収が低かったために収益性が落ち、10アール当たり所得は前年を4.7%(2876円)下回る5万7千838円。6万円台を割ったのは72年以来となった。
(日本農業新聞)


 
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