水稲冷害研究チーム
1999年東北稲作動向(新聞記事等から)
本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料森脇課長さんにご協力をいただいています.
9月
−−−−−−−−− 上旬 −−−−−−−−−
○9月1日(水) 稲刈り始期は今月10日前後、宮城県
稲作安定対策本部は31日、水稲生育診断会議を開き、収穫時期について協議した。稲刈り始期は平年より10日ほど早い9月10日前後になるとの見通しを確認、適期刈り取りの指導強化を決めた。
(河北新報)
○9月2日(木) 早まる刈り取り適期、岩手県
稲作技術対策会議が30日盛岡で開かれ、水稲の生育状況と刈り取り適期について協議した。刈り取り時期は10日以上、地域や品種によっては半月以上早まるものがあるとみられる。
(盛岡タイムス)
○9月2日(木) 刈り取り適期10〜15日、青森県
県内の各農業改良普及センターは1日、今年1回目の登熟調査を行った。気温、日照に恵まれた今年の水稲は、刈り取り適期が平年より10日〜半月程度早まる見込みで、生育に地域・個人差が少ないのが特徴だという。
(東奥日報)
○9月3日(金) 稲刈りの時期いつにする?宮城県
稲刈り時期を間近に控えた宮城県内で、農業関係者が刈り取りのタイミングに神経をとがらせている。豊作ムードが漂う今シーズンの稲作だが、今年と同様に暑かった平成6年は、収穫期に入ってからの長雨で品質が大幅に低下し、1等米比率が、大冷害だった平成5年を下回る結果となった。
(河北新報)
○9月3日(金) 直播栽培の現地視察
稲作の低コスト化や規模拡大の手法として期待される直播栽培を検討する東北地域直播推進会議の現地検討会が2日、古川市の古川農業試験場などで開かれた。
(河北新報)
○9月3日(金) 出来秋到来、青森県・岩崎
県内のトップを切って岩崎村の水田で2日、「つがるロマン」の稲刈りが始まった。昨年より2日、平年より10日も早い。
(東奥日報)
○9月3日(金) 東北の入梅は6月16日
仙台管区気象台は2日、今年の東北地方の梅雨時期を確定した。本県を含む東北北部の梅雨入りは6月16日頃で平年より2日遅れ、梅雨明けは7月26日頃で平年並みだった。
(岩手日報)
○9月3日(金) 岩手統計情報事務所がホームページ
東北農政局岩手統計情報事務所は8月27日、多様な情報ニーズに対応するとともに、特色ある農林水産業にかかわる情報へアクセスするため、各統計情報事務所にインターネットホームページを開設した。
(http://www.rnac.ne.jp/~toukei03/)
(日本農業新聞)
○9月3日(金) 早くも稲刈り、山形・金山町
稲刈り作業が8月31日、金山町で始まった。収穫したのは「ヒメノモチ」。昨年より10日早い。穂数は平年並みで登熟歩合が高く、穂いもちも少ないために、平年を上回る作柄が期待できるとしている。
(日本農業新聞)
○9月4日(土) 早くも稲刈り、秋田・本荘
本荘の水田で3日、早くも稲刈りが始まった。収穫したのは「タツコモチ」。昨年より10日、例年より20日ほど早い。
(秋田さきがけ)
○9月4日(土) 収穫の秋、山形・金山
猛暑を乗り越え、県内は収穫の秋。青空に恵まれた3日、稲の刈り取りが金山町で始まった。収穫したのは「はなの舞」が中心で、平年より約1週間早い。
(山形新聞)
○9月4日(土) 出来秋の手ごたえ、宮城・角田
仙南地方の米どころ、角田市は早くも実りの秋を迎えた。同市農家が3日、稲刈りを行った。収穫したのは「まなむすめ」。農家は「収穫してみないと品質が分からない」と話す。
(河北新報)
○9月4日(土) 週間気象情報:全国的に秋晴れ多い
日本付近は帯状の高気圧に覆われる日が多くなりそう。秋雨前線は南下し、大陸からの高気圧が次々と東進する。全国的に秋晴れの日が多い。北日本では期間の半ばに、南よりの風が卓越して高温になる日が出てくる。
(日本農業新聞)
○9月5日(日) 早くも稲刈り、岩手・岩手町
岩手町で4日、県内のトップを切って「かけはし」の稲刈りが始まった。例年より20日ほど早い。
(岩手日報)
○9月5日(日) 庄内でも稲刈り始まる、山形・余目
庄内地方の先頭を切る稲刈りが4日、余目町で行われた。収穫されたのは「ひとめぼれ」。例年より10日ほど早い。
(山形新聞)
○9月6日(月) 秋の恵み実感、岩手・久慈
秋晴れに恵まれた4日、久慈地方で稲刈りが始まった。例年より1週間以上早い。2年ぶりの豊作が確定的で、農家の表情は明るい。
(岩手日報)
○9月7日(火) 稲刈り始まる、岩手・紫波
紫波町で水稲の刈り取りが5日から始まった。今年の水稲は7,8月の猛暑の影響で十分な日照を受け生育が早まり、品質も素晴らしいという。
(盛岡タイムス)
○9月7日(火) 初の等級検査、山形・金山・余目
県内の初の検査が6日、金山町と余目町で行われた。金山産の「はなの舞」と余目産の「ひとめぼれ」、全量1等米にランクされた。
(山形新聞)
○9月7日(火) あぜみち通信8号
・青森県木造町農家:粒数も多く、稔実具合によるが、質量とも平年以上は固い。稲刈りは平年より1週間から10日早く、20日頃からできそう。刈り取りのタイミングを逃さないように注意したい。
・岩手県金ヶ崎町農家:15日から刈り取りを始める。周辺では12日頃からか。高温障害のため太らない粒も見える。期待はずれにならなければいいが。
・秋田県平鹿町農家:最近の雨で倒伏した割合が予想をやや上回る。葉の枯れ上がりもめだってきた。稲刈りは予定通りに15日頃からできそう。
・宮城県矢本町農家:当初、稲刈りは15日頃からと思っていたが、3〜4日早まりそうだ。12日から「ひとめぼれ」「まなむすめ」「ササニシキ」の順で刈り取る予定。平年並みは確保、あるいはそれ以上とも思うが。
・山形県寒河江市農家:登熟は順調。稲の枯れ上がりは平年並み。特に胴割れ粒による品質低下に注意したい。17日頃から刈り取り予定。
・福島県郡山市農家:このままの天候が続けば、刈り取りは平年より相当早まり、20日頃から刈れそうだ。「ひとめぼれ」は4〜5日早まり落水。「コシヒカリ」も10日過ぎには落水を予定。
(日本農業新聞)
○9月8日(水) 最先端農業技術公開、山形県農試
県内にある農林水産部の6か所の試験研究施設「参観デー」が4日から6日まで行われ、最先端の農業研究現場を見学したり、芋掘りや稲刈りなどを体験した。
(日本農業新聞)
○9月8日(水) 「庄内米」を初出荷、山形・庄内たがわ
本格的な稲刈りシーズンを前に県内に先駆け、庄内では新米の出荷式が7日、酒田市の倉庫で行われ、関係機関から50人が式典に出席した。出荷となったのは「ひとめぼれ」で、出荷前に検査された新米は、食味の高く、これから本格的な収穫期を迎え、より粒張りの良い米の収穫が見込まれ、さらに品質にも期待できる。
(日本農業新聞)
○9月8日(水) 稲刈り適期逃すな、7〜10日早まる
東北地方は夏場の天候に恵まれ、稲刈りシーズンが例年より7〜10日早まると見込まれる。病害虫の発生や倒伏は少なく生育は順調で、各県、農業団体は高品質米生産へ適期刈り取りを呼び掛けている。
(日本農業新聞)
○9月9日(木) 新米2品種を初出荷、山形・山形経済連
山形経済連の米の初出荷式が8日行われ、首都圏や県内の取扱店に向けて出発した。初出荷の対象となったのは、「はなの舞」「ヒメノモチ」で、いずれも1等米。
(山形新聞)
○9月9日(木) 水稲の登熟やや良で推移、岩手・遠野市
遠野農業改良普及センターはこのほど、8月30日に遠野市と宮守村で行った登熟調査の結果を公表した。出穂盛期が平年より4〜5日ほど早く、登熟歩合も平年並みからやや良で推移。刈り取り時期は平年より5〜10日早まると予想している。
(日本農業新聞)
○9月9日(木) 山形米を初出荷、JA山形経済連
JA山形経済連の山形米初出荷式と「はえぬき」連続・「コシヒカリ」連続2年「特A」確保祈念式が行われた。好天で登熟が進み、昨年より2週間早い出荷。出荷したのは「はなの舞」「ヒメノモチ」、全量一等米。
(日本農業新聞)
○9月9日(木) 環境保全型や情報活用型農業、50周年の東北農試
東北農業試験場は8日、本年度の一般公開を行った。創立50周年を迎えた同農試では「これからの農業研究−21世紀に向けて」をテーマに環境保全型や情報活用型の研究成果が紹介された。
(日本農業新聞)
○9月10日(金) 一足早く出来秋、秋田市
新米検査が9日、県内トップを切って秋田市で行われ、6日に刈り取りした「あきたこまち」が検査を受けた。50袋のうち33袋が1等米となった。残り17袋が2等米となったのはカメムシ被害による。
(秋田さきがけ)
○9月10日(金) 県内生育進む、青森県
青森県は9日開いた青森米パワーアップ技術研修会で、1日現在の県内の水稲登熟歩合が平年を大きく上回ったことを説明、刈り取り適期も平年より10日以上早くなるため、適期刈り取りを指導するよう要請した。
(東奥日報)
○9月10日(金) 「かけはし」全量が1等米、岩手・岩手町
県内初めての米検査が9日、岩手町で行われた。本県独自品種の「かけはし」約15トンは全量1等米と評価された。新米は早々、関東方面に出荷された。
(岩手日報)
−−−−−−−−− 中旬 −−−−−−−−−
○9月11日(土) 「どまんなか」「はなの舞」自主米上場除外へ、山形経済連
自主流通米価格形成センターの自主米市場の上場している銘柄を減らす方向で検討していた山形経済連は、「はなの舞」「どまんなか」を除外する方針を決め、10日までに同センターと管内の関係者に通知した。
(山形新聞)
○9月12日(日) 稲刈り10日近く早まりそう、秋田県
県内の稲刈りが平年より10日ほど早く、まもなく本格化する。今年は梅雨明けからの記録的な高温多照続きで生育が早まり、登熟状況も全般的に良好。9日には秋田市で新米検査も行われた。
(秋田さきがけ)
○9月14日(火) 一等米比率7割切る、宮城で米初検査
宮城県内で米の初検査が13日、4か所で行われた。一等米比率は「ひとめぼれ」平均で66%と例年を大きく下回った。粒張り、粒揃い、光沢は前年より良く青未熟粒や被害粒は少ないが、高温障害による乳白粒の混入が響いた。一等米比率は、県全体では「ひとめぼれ」66%、「まなむすめ」85%。「ササニシキ」は全量二等。93年の大冷害の翌年以降の初検査はほぼ100%一等が続いていただけに、関係者は意外な結果に驚いている。
(日本農業新聞)
○9月17日(金) 「あきたこまち」初検査、JA秋田おばこ
日本一の米の取扱量を誇る大曲仙北地区に位置するJA秋田おばこで16日、米の初検査が行われた。集荷は例年より1週間ほど早い。
(日本農業新聞)
○9月17日(金) 稲刈り前倒し徹底を
東北の稲刈りは一部後半に入ったが、このところの雨や曇天が続き、作業の遅れが心配されている。米の初検査では、高温障害により各地で1等米比率を下げているだけに、適期刈り取りは欠かせない情勢だ。しかし、天候は、19日から来週前半は東北全域で曇り一時雨と予想されており、晴れ間を見ながらの作業進行を関係機関は呼び掛けている。
(日本農業新聞)
○9月17日(金) 米検査各地で早まる
食糧庁は16日、水稲のうるち玄米の検査結果(9月10日現在)を発表した。好天に恵まれ、生育・収穫が順調に進んでいるためで、40道府県に上っている。岩手の初検査は昨年より19日早く、北海道も12日、山形、福島も1週間以上早かった。ただ、1等米比率は68.9%で、前年同期より10.2ポイント下回っている。7月の台風、降雨により四国、九州で発芽粒、着色粒が発生したほか、滋賀、北陸でも高温による乳白粒などが出ているのが要因だ。
(日本農業新聞)
○9月17日(金) 稲刈り指導隊が出動、岩手県
稲刈り適期が例年より10日以上早まっていることから、岩手県農政部は16日、緊急稲刈り促進指導隊を発足させ、稲作地帯のJAを訪れて、刈り遅れのないよう農家指導の徹底を要請した。刈り取り促進の緊急指導は異例の措置だ。
(日本農業新聞)
○9月18日(土) 週間気象情報
太平洋高気圧の勢力が再び強まり、西日本や東日本では厳しい残暑の日が多くなりそう。ただ太平洋側の地方は、にわか雨が降りやすくなる。一方、北日本は前線や低気圧の影響を受けやすく、天気のぐずつくところが多くなってくる。
(日本農業新聞)
○9月18日(土) 「つがるロマン」全量1等、青森
青森県内のトップを切り米の初検査が昨年より8日早い16日、JAひろさきで行われた。検査を受けたのは「つがるロマン」30袋で、夏場の高温続きなどで登熟が進み、昨年の初検査より8日早く行われ、全量1等に格付けされた。
(日本農業新聞)
○9月18日(土) 稲刈り適期日表示板でお知らせ、宮城・JAみやぎ登米
JAみやぎ登米はとやま管内の圃場に表示板を立て、刈り取りの適期を知らせている。
(日本農業新聞)
○9月18日(土) 甘みあり味は上々、宮城・JA全農みやぎ
JA全農みやぎは新米試食会を17日開いた。今年は良すぎた天候で1等米比率が低下するなど品質面が心配されたが、試食の感想では甘みがあり味は上々との声が相次ぎ、関係者はほっとした表情。
(日本農業新聞)
○9月18日(土) 日本一のもち米出荷、岩手・JAいわて中央
日本一のもち米生産量を誇るJAいわて中央は16日、もち米初出荷式を行った。第1便は「ヒメノモチ」320袋で、新潟県の食品加工業者に出荷された。
(日本農業新聞)
○9月19日(日) 「ひとめぼれ」全量1等
石巻地方のトップを切って新米の初検査が行われた。出荷された「ひとめぼれ」474袋は全量1等で幸先良いスタートを切った。
(日本農業新聞)
○9月19日(日) 豊作に感謝を込めて、岩手県
岩手県の稲作振興と生産者の意欲を高めようと、岩手県知事は17日、石鳥谷町の大区画圃場で稲刈りを行った。
(日本農業新聞)
−−−−−−−−− 下旬 −−−−−−−−−
○9月21日(火) あぜみち通信 第9号
収穫の最盛期にきてぐずついた天気が続いている。高温障害による乳白米が出ているほか、登熟がそれほどでもないという声も聞かれる。
・青森県木造町農家:「つがるロマン」の刈り取りはあと1日で終わるが、周囲は全般に刈り遅れているようだ。「つがるロマン」の収量は約620kg。
・岩手県金ヶ崎町農家:17日から刈り取りを始めた。連日の雨で作業が進まず作柄に目鼻が付かないが、周辺の農家の様子ではくず米が多く、収量もさほどではないらしい。全面積刈り取り終えた農家は「平年作」だという。
・秋田県平鹿町農家:16日から刈り取りを始めた。10アール当たり10俵いくかいかないか。ほぼ平年並み。品質は分からないが、乳白米が多少出ているようだ。周囲の田では乳白の他、胴割れもみられ、地域的にはカメムシの発生もあるようだ。
・宮城県矢本町農家:12日から「ひとめぼれ」を皮切りに、稲刈りを始めた。まだ4日しか刈れず、2ヘクタールほどしか収穫は進んでいない。稲も、実ったように見えるが本当の実りではない。米もやせている。「ササニシキ」は乳白粒が多いようだ。
・山形県寒河江市農家:「コシヒカリ」以外の品種は刈り取り適期に達しているが、14日以降雨の日が多く、このため19日からようやく酒米「雪化粧」の稲刈りを始めた。「はえぬき」は21日から刈り取りの予定。
・福島県郡山市農家:20日には「ひとめぼれ」の刈り取り試運転を開始した。昨年より13日、平年より7日程度早い。天候のせいか刈り取りがはかどらない。
(日本農業新聞)
○9月21日(火) 「吟ぎんが」に手ごたえ、岩手・石鳥谷町
岩手県が開発した期待の酒造好適米「吟ぎんが」の初収穫が20日、南部杜氏の里・石鳥谷町のモデル圃場で行われた。生育期間中は好天に恵まれ、たわわに実った稲を農政部長らが刈り取り、初収穫を祝った。
(日本農業新聞)
○9月22日(水) 「つがるロマン」全量が1等、青森・JA津軽尾上
良食味米生産地のJA津軽尾上で17日、米の初検査が行われた。対象品種は「つがるロマン」30袋で、全量が1等になった。
(日本農業新聞)
○9月22日(水) 「ゆめあかり」も順調、青森・十和田市
今年本格的にデビューする青森県産米「ゆめあかり」が20日、初検査で主力品種「むつほまれ」とともに全量1等米に格付けられ、幸先の良いスタートを切った。
(日本農業新聞)
○9月22日(水) 「ひとめぼれ」全量1等、岩手・胆江地方
米どころの胆江地方の米の初検査が、20日から始まり、全量1等に格付けされた。JA江刺は20日、江刺市の倉庫で初検査。「ひとめぼれ」844袋を検査し、全量1等になった。JA岩手ふるさとは21日、胆沢町の倉庫で「ひとめぼれ」446袋を初検査し1等になった。
(日本農業新聞)
○9月23日(木) 深刻、稲刈り進まず、宮城県
県は22日、県内の稲刈り状況(20日現在)を発表した。14日から連続的に降り続く雨の影響で、県平均の進捗率は8.8%に止まっている。ほとんどの地域で既に刈り取り適期を過ぎているが、お天気が相手だけにお手上げの状態。
(河北新報)
○9月23日(木) 「こまち」12年連続トップ、秋田県
秋田食糧事務所は22日、県内11年産米の主要品種の作付面積を発表した。主力のあきたこまちが約75700ヘクタールで12年連続トップ、ひとめぼれも大きく伸びて2年連続2位。
(秋田さきがけ)
○9月23日(木) 「かけはし」実り豊か、岩手・久慈
いわてくじ農協の11年産米の初検査は22日、久慈市で行われた。主力のかけはしの一等米比率は73.6%で、久慈地区の平年の約50%を大幅に上回った。
(岩手日報)
○9月23日(木) ひとめぼれ6年連続首位、岩手県
農林水産省盛岡食糧事務所は22日、本県11年産米の品種別作付状況をまとめた。ササニシキなどから作付け転換されたひとめぼれが伸びたが、その他の品種はいづれも減少した。
(岩手日報)
○9月23日(木) 刈り遅れないように、岩手県
県農業改良普及センターがまとめた20日現在の水稲刈り取り状況によると、雨が続いているため刈り取りは全県で8%にとどまっている。稲の登熟は進んでおり、刈り遅れによる品質の低下が懸念される。
(盛岡タイムス)
○9月23日(木) インド洋でも”エルニーニョ” ダイポール・モード・イベント
日本に冷夏・暖冬をもたらす現象として南米ペルー沖のエルニーニョ現象が知られているが、それに匹敵する怠惰規模な気象変動がインド洋で見つかった。ダイポール・モード・イベント(DME)と名付けられたこの現象は数年に一回、6月から10月に現れ、インドネシアで干ばつ、日本で猛暑を引き起こす。
(日本農業新聞)
○9月23日(木) 稲刈り遅れ、天仰ぐ
全国的に断続的な雨が続き、稲刈り作業が遅れている。特に祝日や週末に雨となることが多く、影響を広げている。台風18号は、24日には九州に接近する見込み。倒伏被害が心配される。農業関係者は、今後の台風の進路や雨情報に神経をとがらせている。
(日本農業新聞)
○9月24日(金) 稲刈り雨で大幅遅れ、山形県
収穫期を迎えている県内は、断続的な降雨に見舞われ、稲刈りが大幅に遅れている。水稲の生育が平年より1週間程度早まったため、刈り遅れによる品質低下が懸念される。
(山形新聞)
○9月24日(金) はえぬき5年連続1位、山形県
山形食糧事務所は23日までに、県内の11年産米の品種別作付け状況をまとめた。品質が安定している主力の「はえぬき」が5年連続の一位だった。5位までの順位は前年と同じ。
(山形新聞)
○9月24日(金) 87年の12号に極めて似ている、気象庁
気象庁は23日、台風18号が温州みかんやリンゴに大被害をもたらした1991年の台風19号より、九州、北海道に強風、高波による大被害を与えた87年の台風12号の方が、「勢力やコースが極めて似ている」として、厳重な警戒を呼び掛けた。
(日本農業新聞)
○9月24日(金) 「ササ」大幅に減る、本年産米品種作付け
東北6県の食糧事務所が23日までにまとめた本年度産水稲の品種別作付け状況で、各県とも品質にばらつきが大きい「ササニシキ」が面積を大幅に減らした。
(日本農業新聞)
○9月24日(金) 「つがるロマン」初出荷、青森・津軽平賀
県内のトップを切ってJA津軽平賀低温農業倉庫から22日、県産米のエース「つがるロマン」が出荷された。この日出荷された新米は、20日検査され、全量1等米に格付けされた。
(日本農業新聞)
○9月24日(金) 雨続く東北稲刈り遅れ懸念
稲刈りの適期を迎えた米どころ東北地方では、刈り遅れによる品質低下の心配も出てきた。高温障害による乳白粒の発生が予想外の広がりを見せる中、農家は次第に不安を高めている。JAや関係機関は、晴れ間を見ての作業や排水管理の努力を呼び掛けている。
(日本農業新聞)
○9月25日(土) つがるロマン5割増、青森県
青森食糧事務所が24日発表した平成11年度米の品種別作付け状況によると、良食味米への品種転換が進んだ結果、主力のむつほまれが前年比15%減で一方で、新品種のつがるロマンは同51%増となった。
(東奥日報)
○9月25日(土) 一等米は53.6%、秋田県
秋田食糧事務所は24日、本県の米の検査結果を発表した。うるち玄米の一等米比率は53.6%に止まり、刈り始めの数値としては異例の低さとなっている。
(秋田さきがけ)
○9月25日(土) うるち一等米は84.5%、岩手県
盛岡食糧事務所は24日、今年第1回の米検査結果(20日現在)をまとめた。うるち米の一等米比率は84.5%で前年第1回調査(30日現在)を7.9%上回った。
(岩手日報)
○9月25日(土) 1等米比率は65.3%、宮城県
仙台食糧事務所が24日発表した米の検査結果によると、20日現在の一等米比率は65.3%で、全国平均(66.8%)を下回った。
(河北新報)
○9月25日(土) 一等米比率50%台も、東北地方
東北各県の食糧事務所は24日、20日現在のうるち玄米の検査結果を発表した。一等米比率は、特に日本海側の秋田と山形で60%を切るなど、全般に落ち込みが目立つ。秋雨前線や台風の影響で大幅に刈り取りが遅れていることから、なお予断は許さない状況。晴れ間を見ての速やかな刈り取り、適切な感想調整を各事務所とも呼び掛けている。
(日本農業新聞)
○9月25日(土) 一等米比率67%、20日現在
食糧庁は24日、米の検査結果を発表した。水稲うるち玄米は、一等米比率が66.8%で昨年産より13.1ポイント低く、過去5年間と比べても最低となった。
(日本農業新聞)
○9月26日(日) 異物除き高品質米出荷、秋田・JA秋田やまもと
JA秋田やまもとは25日、緊急理事会を開き、高品質米を厳選出荷するため高精度「玄米ガラス選別機」の導入を決めた。本年産米は異常なカメムシの発生が生産者を悩ませてきた。17日に始まった米検査でも平年に比べて1等米比率が30%台で推移しており、徹底した選別による高品質米の出荷が課題となっている。
(日本農業新聞)
○9月26日(日) 「つがるロマン」320袋全量1等、青森・相馬村
稲作集団を村一本化で進める相馬村で22日、米の初検査が行われ、全量1等の格付けを受けた。
(日本農業新聞)
○9月27日(月) 台風一過「さあ今だ」、東北稲刈り
台風一過、ようやく青空が広がった東北地方では26日、遅れていた作業を取り戻そうと各地で家族総出の稲刈りが進められた。大きな移動性高気圧に覆われ晴天が続くとされる、この2,3日が作業の山場となる。
(日本農業新聞)
○9月28日(火) 「純情米」食卓へ、JA岩手県経済連
JA岩手県経済連は28日から1999年産米の県内本格販売に向け27日、矢巾町のいわて純情米センターで袋詰めと出荷作業を行った。県内一斉に販売されるのは「ひとめぼれ」と「あきたこまち」。
(日本農業新聞)
○9月28日(火) 「秋田米」を初出荷、JA経済連
JAあきた経済連は27日、1999年産米「秋田米」を初出荷した。今年は刈り取り時の長雨で、収穫が進まず初出荷の時期が心配されたものの、台風通過後の県内は秋晴れが戻り、作業も一気に進み、出荷もピストン輸送となりそう。
(日本農業新聞)
○9月28日(火) 水稲作況1ポイント下げ104,東北
東北農政局は27日、東北全体の作況(9月15日現在)指数を104の「やや良」とし、前月より1ポイント下方修正した。なかでも宮城県は同3ポイント低く見直し、青森・岩手・秋田の3県も1ポイントずつ下げた。籾数が見通しより増えず、充実も思ったほど良くなかったため。
(日本農業新聞)
○9月28日(火) きょう自主米入札
農水省は27日、1999年産米の作柄概況(9月15日現在)を発表した。全国平均で102の「やや良」で、前回(8月15日現在)より1ポイント低下した。8月段階より10万トン程度の減少が見込まれる。既に、米の緊急需給安定対策で70万トン規模の米を市場隔離することが決まっており、米の需給状況は大幅に改善される見通し。28日に開かれる自主米入札が注目される。
(日本農業新聞)
○9月29日(水) 水稲刈り取り、まだ33%、岩手
県農業普及技術課は28日、県内の水稲の刈り取り状況(9月27日現在)を発表した。全県の刈り取り時期の終期の目標は9月30日だが、刈り取りや雨の影響で33%にとどまっている。
(読売新聞(岩手))
○9月29日(水) ひとめぼれ大幅安、岩手
自主米の今年初めての入札が28日、東京の自主流通米価格形成センターで行われ、主力の「ひとめぼれ」が前年同期比14.5%安、「あきたこまち」は同13.4%安と大幅に値を下げた。県では豊作で需給が緩んだことなどが影響したと見ている。
(読売新聞(岩手))
○9月29日(水) 一等米比率は84.9%、青森
県内の稲刈りが最盛期を迎える中、一等米比率の低下が指摘されている。本年暖米は高温障害による乳白粒やカメムシによる食害粒の混入割合が増えており、青森食糧事務所調べの一等米比率(24日現在)は、県平均で84.9%にとどまっている。
(東奥日報)
○9月29日(水) つがるロマン善戦、青森
平成11年度自主米の第3回入札が28日、東京都内の自主流通米価格形成センターで行われた。今回から上場がスタートした県産米は、むつほまれが約3割売れ残り、県産米のエースとして期待されるつがるロマンはまずまずの売れ行きだった。
(東奥日報)
○9月29日(水) 自主米3.9%下げ、第3回入札
自主流通米価格形成センターは28日、1999年産米の第3回入札を行った。60キロ当たり平均価格1万7千百31円と、前回入札を3.9%(697円)下回った。落札残も4割に及んだ。
(日本農業新聞)
○9月30日(木) 一等米比率、前年比減か、岩手
今年産のうるち玄米の一等米比率は26日現在で83.8%にとどまっていることが、盛岡食糧事務所の検査で29日明らかになった。高温障害の提供などでさらに落ち込むと同事務所は見ており、全国4位だった昨年産の一等米比率(88.7%)を最終的に下回る可能性も出てきた。
(読売新聞(岩手))
○9月30日(木) 宮城「ひとめぼれ」一類に、食糧庁
食糧庁が29日発表した2000年産政府米の銘柄区分で、宮城県の「ひとめぼれ」が一類に格上げされた。一類は各県の「コシヒカリ」がほとんどを占めているだけに、県は「宮城のひとめぼれが市場で一定の評価を得た結果」と歓迎している。
(日本農業新聞)
○9月30日(木) いわて純情米を出荷、岩手
いわて純情米の出発式が29日、JA岩手ふるさとで行われた。早期完売の期待を乗せて消費地に向け出発した。
(日本農業新聞)
○9月30日(木) 高温の読みに甘さ?99米最前線
水稲の収穫が終盤にさしかかっている。順調な生育で大きな自然災害もなく、刈り取り直前まで多くの人が豊作を疑わなかった。しかし、その期待は大きく裏切られようとしている。高温障害の影響は予想以上に深刻。秋の長雨で収穫も一転遅れ気味。
(日本農業新聞)
reigai@tnaes.affrc.go.jp