水稲冷害研究チーム

1999年東北稲作動向(新聞記事等から)


 本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
 稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
 なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料森脇課長さんにご協力をいただいています.


10月

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○10月1日(金) 水稲、18%が「減農薬」申請、岩手
 県は30日までに、今年4月に導入した県産農産物に第三者機関が「有機農産物」や「無農薬栽培農産物」の普及状況をまとめた。認定機関が認めたのは水稲、野菜など計11,768ヘクタールだった。このうち、水稲は11,744ヘクタールで99.8%を占めた。
(読売新聞(岩手))

○10月1日(金) 「ゆめあかり」で酒造り、青森・蟹田
 蟹田町の財団法人「風のまち振興公社」が、県産米の新品種「ゆめあかり」を用いた酒造りに挑戦することになった。同公社は「地元期待の新品種で酒造りを成功させ、地元産米の消費拡大、そして蟹田ブランドの確立につなげたい」と夢を膨らませている。
(東奥日報)

○10月1日(金) アイガモ米20ヘクタール、青森・JA木造町
 水稲農家21人で作る「JA木造町おいしいごはんを作る会」は今年、約20ヘクタールの水田に4千羽という日本一の規模で、アイガモ農法を実施した。同JAは9月27日、アイガモ農法米の新米試食会を行い、収穫したばかりの「つがるロマン」に舌鼓を打った。
(日本農業新聞)

○10月2日(土) いもち病少なく油断、なぜ増えた乳白粒、カメムシ
 「カメムシによる等級落ちが、これほど大量となった年は記憶にない」と、東北各県の食糧事務所は驚きを隠さない。今年の米初検査で、2等となった理由のうち着色粒の割合は、青森が26%、秋田、山形でも過去に例のない5割に上った。
(日本農業新聞)

○10月2日(土) いもち病根絶へ、JAみちのく安達
 JAみちのく安達などは1日までに、管内で毎年のようにいもち病が発生する地帯で今年初めて実施した防除試験の中間結果を取りまとめた。JAの稲作指導関係者らは、いもち病を根絶するためには集落一斉による農薬の箱施用防除が大きな効果を上げられる手ごたえをつかんだ。
(日本農業新聞)

○10月4日(月) 稲刈りハイペースで終盤
 東北各県が2日にまとめた水稲刈り取り進捗状況は、宮城、青森、秋田県で8割を超えるなど終盤にさしかかった。ここ1週間の好天でハイペースで進んでいる。
(日本農業新聞)

○10月5日(火) あぜみち通信第10号
・青森県木造町農家:「つがるロマン」「あきたこまち」両方とも9月27日までに刈り取りを終了。今年は収量が抜群にいい。「つがるロマン」630キロ、「あきたこまち」600キロと上々で、品質もすべて一等だった。ただし早生の「ゆめあかり」「むつほまれ」は高温障害、刈り遅れの影響で等級が落ちているようだ。
・岩手県金ヶ崎町農家:やはり平年作だ。屑米が多く乳白粒も見られる。収穫は大詰めだ。8割かた出荷したが全量一等になった。周辺には胴割れとカメムシで落等した農家もある。
・秋田県平鹿町農家:1日にすべて収穫を終えた。収量は600キロと平年並み。今のところ検査では一等が付いているが、本年度は乳白粒の発生が目立つ。カメムシの被害粒は少ない。「美山錦」の収量は650キロと予想以上に良かった。
・宮城県矢本町農家:4日に刈り取りが終わった。昨年に比べ粒の張りがなく、乳白粒も多い。どの品種にも共通している。収量は480〜510キロぐらいで、一等米比率は60%台だ。「まなむすめ」を試作してきたが、栽培しやすく、食味も良いようだ。有望視される品種だ。
・山形県寒河江市農家:「はえぬき」は26日から刈り取った。籾数の多い圃場や地力のない圃場では、屑米が多く、さらに刈り遅れによる品質低下が心配される。現在、刈り取り作業を急ピッチで進めているところだ。
・福島県郡山市農家:9月20日から刈り取り始め多。現在「ひとめぼれ」の刈り取りは終盤。収量は500〜540キロぐらいと予測する。品質は屑米が少なく、検査等級は良さそうだ。

(日本農業新聞)

○10月6日(水) 一等米比率83.9%、岩手県
 盛岡食糧事務所が5日発表した米の検査結果(9月30日現在)では、県産米の一等米比率は83.9%で前回(9月20日現在)を0.6ポイント下回った。品種別では「ひとめぼれ」90.6%、「あきたこまち」83.7%、「かけはし」77.7%、「ササニシキ」46.1%、「ゆめさんさ」37.6%。
(岩手日報)

○10月6日(水) 一等米比率なお低調、秋田県
 秋田食糧事務所が5日発表した米の検査結果(9月30日現在)では、県産米の一等米比率は54.1%。前回(9月20日現在)より0.5ポイント増とほぼ横ばいで、依然低調だ。品種別一等米比率は、「あきたこまち」56%、「ひとめぼれ」45%、「ササニシキ」11%。
(秋田さきがけ)

○10月6日(水) 一等米比率81.8%、青森県
 青森食糧事務所が5日発表した米の検査結果(9月30日現在)では、県産米の一等米比率は81.8%で全国平均の67.0%を大幅に上回った。一等米比率を品種別にみると、「つがるロマン」84.2%、「むつほまれ」81.5%、「ゆめあかり」80.7%。
(東奥日報)

○10月6日(水) 一等米比率52.2%に、宮城県
 仙台食糧事務所が5日発表した米の検査結果(9月30日現在)では、県産米の一等米比率は前回(9月20日現在)から13.1ポイント下がり、52.2%まで落ち込んだ。一等米比率を品種別にみると、「ひとめぼれ」57.5%、「ササニシキ」10.5%、「まなむすめ」67.4%。
(河北新報)

○10月6日(水) 一等米比率低迷、東北
 東北各県の食糧事務所は5日、9月30日現在の米の検査結果を発表した。うるち米の一等米比率は、青森、岩手、福島が80%台を保ったほか、50%台と低迷、宮城は13ポイントと大幅に下げた。高温障害による乳白粒の混入と、日本海側ではカメムシの影響がでていることが原因。
(日本農業新聞)

○10月6日(水) 一等米67%、台風禍響く
 食糧庁は5日、9月30日現在の米の検査結果を発表した。うるち米の一等米比率は67%で、前回(9月20日現在)より0.2ポイント上がった。昨年同期に比べると15.3ポイント低く、過去5年間では最低。カメムシ類による着色米が全国的に多かったことに加え、東北、関東、北陸などは高温で乳白・腹白米が発生、一部で台風被害の出たことが響いた。
(日本農業新聞)

○10月7日(木) 一等米比率50.6%、山形県
 山形食糧事務所は6日までに、先月30日現在の米の検査結果をまとめた。一等米比率は前回(先月20日現在)の57.9%をさらに下回る50.6%だった。品種別では、「はえぬき」70.0%、「あきたこまち」57.7%、「ひとめぼれ」27.9%、「ササニシキ」13.3%、「コシヒカリ」84.4%、「はなの舞」61.7%、「どまんなか」68.4%。
(山形新聞)

○10月7日(木) 本年度産米で意見交換、青森県・関係団体
 本年度産米の作柄や品質についての情報交換が6日、青森市で開かれ、県や生産者団体、集荷団体、国の関係機関などが意見交換を交わした。一等米比率は81.8%で全国平均を大きく上回っているが、本県としては近年にない低さとなっている。
(東奥日報)

○10月8日(金) 今冬も暖かい、寒候期予報
 気象庁は7日、寒候期予報(11月〜3月)を発表した。北半球の中・高緯度が引き続き高温傾向となっているため、冬の訪れは平年並みだが、その後は全国的に暖冬傾向となる。降雪も日本海側の北陸以西は平年より少なく、3年連続の暖冬を予測する。
(日本農業新聞)

 
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○10月11日(月) 局地豪雨も的確に、気象庁2001年から
 気象庁は2001年から、気象予測システムで使う新スパーコンピュータを導入し、予報の精度を格段にアップさせる。局地的な気象解析がきめ細かくでき、一時間に50ミリを超すような局地豪雨への的確な予報が可能となる。
(日本農業新聞)

○10月13日(水) 海面水温さらに低下、ラ・ニーニャ現象年明け発生も
 気象庁は12日、エルニーニョ監視速報を発表。監視海域の9月の海面水温は平年を0.8度下回った。今年春まで続いたラ・ニーニャ現象は今のところ一段落しているが、低温傾向は解消されておらず、年明けには再び同現象が発生する見込みもある。
(日本農業新聞)

○10月15日(金) 一等米比率84.5%、福島
 福島食糧事務所は14日、米の検査結果(10日現在)を発表した。一等米比率は84.5%で前年同期の81.3%を3.2ポイント上回っている。品種別の一等米比率は、「コシヒカリ」89.5%、「ひとめぼれ」86.1%、「ササニシキ」51.2%、「初星」55.3%。
(福島民報)

○10月15日(金) 一等米比率は8割、青森
 青森食糧事務所は14日、米の検査結果(10日現在)を発表した。一等米比率は前年同期を11.7ポイント下回る80.6%だった。津軽地域が乳白粒や害虫被害粒の増加で低迷する一方、夏場の高温でやませの影響がなかった三八上北は90%前後の高水準を維持している。
(東奥日報)

○10月15日(金) 一等米比率69.8%、山形
 山形食糧事務所は14日、米の検査結果(10日現在)を発表した。一等米比率は56.7%で、依然低迷しいる。夏場の高温に伴う乳白・腹白粒の多発が主な原因で、障害に強いとされいる「はえぬき」にも影響が確認された。品種別の一等米比率は、「ひとめぼれ」34.5%、「ササニシキ」12.4%、「はえぬき」69.8%、「あきたこまち」57.9%、「コシヒカリ」89.2%、「はなの舞」61.2%、「どまんなか」73.4%。
(山形新聞)

○10月15日(金) 一等米比率は52.4%、秋田
 秋田食糧事務所は14日、米の検査結果(10日現在)を発表した。一等米比率は52.4%で、前回調査より1.7ポイントダウン。一等米比率は依然低調なまま推移している。これまで多かった着色粒や乳白粒に加え、刈り遅れによる胴割れ粒の発生も下げ要因。品種別では、「あきたこまち」55%、「ひとめぼれ」40%、「ササニシキ」10%。
(秋田さきがけ)

○10月15日(金) 「改善の要素なし」、宮城一等米比率
 仙台食糧事務所が14日発表した米の検査結果(10日現在)では、県産米の一等米比率は、前回発表から6.3ポイント下がり、45.9%にまで落ち込んだ。品種別では、「ひとめぼれ」52.2%、「まなむすめ」60.5%、「ササニシキ」8.5%だった。高温障害による乳白粒の混入が等級落ちの大きな原因で、「ササニシキ」には刈り遅れによる発芽もみられる。
(河北新報)

○10月15日(金) 一等米比率さらに低下、宮城
 食糧庁が14日発表した米の検査結果(10日現在)によると、東北6県平均の一等米比率は、全国平均(66.1%)を下回る63.6%にとどまり、前回発表に比べ0.8ポイント低下した。特に宮城は45.9%と、大冷害だった平成5年と同水準にまで落ち込んでいる。
(河北新報)

○10月15日(金) 県間の格差広がる、東北10日現在米検査
 東北各県の食糧事務所は14日、10日現在の米の検査結果を発表した。うるち玄米の一等米比率は、青森、岩手、福島が引き続き80%台を確保し、福島は前回より6.1%アップした。山形は前回より6.1%上がったが秋田と同様50%台にとどまり、宮城は45.9%となった。高温障害による乳白粒の混入と、日本海側を中心としたカメムシ被害の深刻さを物語る結果となった。
(日本農業新聞)

○10月15日(金) 教訓活かしカメムシを防除、秋田・JAうご
 秋田県では有数の良質米地帯のJAうごは、管内で斑点米カメムシが多発したにもかかわらず、米の初検査から一等米比率90%近くを確保し、県内では最上位の成績をキープしている。カメムシ被害による過去の苦い経験が活かされた。
(日本農業新聞)

○10月15日(金) 一等米比率伸びず、10日現在
 食糧庁はうるち玄米の検査結果(10日現在)を発表した。一等米比率は66.1%で、9月末現在を0.9ポイント、前年同期を17.0%それぞれ下回り、依然、過去5年間で最も低い水準となった。
(日本農業新聞)

○10月16日(土) 一等米比率が低下、岩手
 盛岡食糧事務所は14日、米の検査結果(10日現在)を発表した。一等米比率は82.6%になった。前年産を7.0ポイント下回り、ここ4年では最低の水準。品種別の一等米比率は、「ひとめぼれ」86.2%、「あきたこまち」84.7%、「かけはし」74.3%、「ササニシキ」43.3%、「ゆめさんさ」38.5%。
(盛岡タイムス)

○10月17日(日) 良質米生産に一役、JA岩手ふるさと
 JA岩手ふるさとは、米の販売農家ほぼ全戸の食味値調査を進めている。調査結果は各戸に知らされ品質や食味の向上に役立てる。通知書には各項目別に目標値や、同地域全体の平均値も表示しおり、農家が自分の数値と比較しながら翌年の栽培の参考とするように配慮している。
(日本農業新聞)

○10月17日(日) 大区画圃場守ります、山形県朝日町
 山形平野土地改良事務所は、朝日町に一枚1ヘクタールの大規模圃場整備事業を進めているが、水路ののり面にグランドカバープランツとして、このほどシバザクラなどを植え付けた。この試みは初めてで、雑草抑制や景観保全などに期待されている。
(日本農業新聞)

○10月17日(日) 持続的農業を支援、農水省
 農水省は16日、環境保全型農業を推進するための12技術を指定し、国の支援対象としていくことを明らかにした。持続性の高い農業生産方式の導入を促進するための法律が先の国会で成立、今月末に施行されるのに伴う措置で、施行日までに正式決定する。
(日本農業新聞)

○10月19日(火) あぜみち通信第11号
○宮城県矢本町農家:稲刈りは4日で終わった。一等米比率は、夏の高温障害などの影響もあり、70%台と低迷している。品種別では「まなむすめ」は全量一等になったが、「ひとめぼれ」は60%台だった。乳白粒はどの品種にも見られるが、「ササニシキ」は特に多いようだ。「ササニシキ」の出荷はこれからだ。収量は「まなむすめ」は良かったが、全般的には480〜510kgぐらいのところだ。
○山形県寒河江市農家:稲刈りは13日に終了、乾燥調製作業は14日で一段落した。今年の稲は梅雨明け後刈り取りまで高温の中で生育してきたのに加え、9月14日から25日までの断続的な降雨を受け、予想以上にくたびれていた。このため、「雪化粧」では胴割れ粒、「出羽燦々」では発芽粒、「はえぬき」では腹白・心白粒、「コシヒカリ」では背白・乳白粒の発生をみた。また収量は期待したところまで達しなかった。
○福島県郡山市農家:現在、刈り取り作業は約4分の3ほど終わり、今週中には完了しそうだ。作況は県内で1ポイント下がったが、実際にはもっと低いのが実感だ。現在までの収量は、平年よりやや良の約540kg、品質は「コシヒカリ」に若干の胴割れが認められた。
(日本農業新聞)

○10月19日(火) 確かな食料基地へ、東北農政局長就任会見
 11日に就任した長岡東北農政局長は18日、就任記者会見を行い、東北農業が今後も日本の重要な食糧供給基地として安定的・持続的に発展できるよう、新たな食料・農業・農村基本法で打ち出した諸施策を地域の実情を踏まえながら推進していく考えを強調した。
(日本農業新聞)

 
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○10月21日(木) 的確な水稲作況を、JA岩手県中央会
 JA岩手県中央会と県農協農政総合対策本部は20日、東北農政局岩手統計情報事務所に対して、1999年度産水稲作柄概況に関する要請をした。要請内容は、@発表された作況指数は、実体と乖離しており、今後の発表については、的確な作況指数ならびに収穫量とすること。特に北上川の流域地帯を中心として、再度調査の上、実体を踏まえた作況指数とすること。A平年収量は、本県稲作の現状を踏まえ実体と乖離しない基準とし、安易に引き上げないこと−の二点。
(日本農業新聞)

○10月21日(木) 特徴ある新顔に期待、新品種
 「値ごろ感のある米だが、食味もアピールしていきたい」と、今年「ゆめあかり」をデビューさせた青森県。政府米の5類へ格下げとなった「むつほまれ」に替わる品種だけに期待は大きい。3万ヘクタールに作付け可能面積としている。
(日本農業新聞)

○10月22日(金) やませを逆手に、仙台でシンポ
 東北・北海道に5年に一度の割合で冷害をもたらしてきた、やませに関する研究成果を報告するシンポジウム「ヤマセ研究の最前線」が21日、仙台市内で開かれた。耐冷性品種の開発や早期警戒システムの整備など、被害を最小限に食い止める従来対応に加え、やませを逆手にとった研究など、多角的な研究成果が報告された。
(日本農業新聞)

○10月23日(土) 本年産米で支援を、JA秋田中央会
 夏の猛暑とカメムシ被害による米の品質低下が深刻な問題となっている中、JA秋田中央会と秋田県農業会議は22日、1999年産米にかかわる農業経営支援措置を要請した。JA秋田経済連の調べでは、19日現在での一等米比率が51.5%(集荷率74.5%)と、かってない低い数値となっており事態はかなり深刻。
(日本農業新聞)

○10月26日(火) 1ポイント低下の「やや良」、山形県
 東北農政局山形統計情報事務所は25日、15日現在の水稲作柄概況と予想収穫量を発表した。作況指数は前回から1ポイント低下し、103の「やや良」と見込んだ。庄内、村山両地方で、高温により稲体が消耗したのが主な原因。収量は602キロで、長野県の624キロに次いで全国二番目だった。
(山形新聞)

○10月26日(火) 一等米比率は50.3%、秋田県
 秋田食糧事務所は25日、20日現在の米の検査結果をまとめた。うるち玄米の一等米比率は50.3%で、前回より2.1ポイント低下。検査の進捗率は予定数量の75%に達した。品種別では、「あきたこまち」53%、「ひとめぼれ」38%、「ササニシキ」10%。二等米に格下げされた要因をみると、カメムシ類による着色粒が38.8%、乳白粒37.5%、胴割れ粒8.3%などとなっている。
(秋田さきがけ)

○10月26日(火) 作況102の「やや良」、秋田県
 東北農政局秋田統計情報事務所は25日、県内水稲の予想収穫量(15日現在)を発表した。作況指数は全県平均で102の「やや良」。前回より1ポイントダウンした。8月下旬から続いた曇天の影響で後半の登熟が緩慢となったことや、カメムシ類による被害粒の多発で収量の目減りが見込まれるため。
(秋田さきがけ)

○10月26日(火) 一等米比率最悪の42.8%、宮城県
 仙台食糧事務所が25日発表した20日現在の米の検査結果では、一等米比率は前回から3.1ポイント低下し、42.8%に落ち込んだ。大冷害だった平成5年の最終一等米比率(43.9%)を下回り、現在の等級制度になった昭和53年以降では、最悪の一等米比率となることが確定的となった。品種別では、「ひとめぼれ」49.4%、「まなむすめ」56.1%、「ササニシキ」7.6%。高温障害の乳白粒の混入や、ササニシキを中心とした刈り遅れによる発芽粒などが原因とみられる。
(河北新報)

○10月26日(火) 水稲作況106、全国最高、福島県
 東北農政局福島統計情報事務所は、県内の水稲作柄指数と予想収穫量を25日発表した。県平均の作況指数は前回を1ポイント上回る106の「良」で、全国最高の指数となった。本県が106を記録したのは平成8年以来、3年ぶり。台風など気象災害、病害虫の影響などがほとんどなく、山間高冷地の作柄も良かったのが要因とみられる。
(福島民報)

○10月26日(火) 一等米比率80%台割り込む、青森県
 青森食糧事務所がまとめた20日現在の県産米の検査結果で、県平均一等米比率は前年同期を2.9ポイント下回る79.5%となった。品種別の一等米比率は「つがるロマン」が82.3%で最も高く、「むつほまれ」が78.9%、「ゆめあかり」は刈り遅れによる着色粒や、粒が細くやせているものが多いなどの理由で77%にとどまっている。
(東奥日報)

○10月26日(火) 作況102の「やや良」、青森県
 東北農政局青森統計情報事務所が25日発表した水稲作柄概況によると、県平均の作況指数は102の「やや良」で前回と変わらなかった。品種別の平均的な作柄は、「むつほまれ」がやや良、「つがるロマン」が平年並みと見込まれる。
(東奥日報)

○10月26日(火) 一等米比率80.7%、岩手県
 盛岡食糧事務所は25日、20日現在の米の検査結果を発表した。うるち玄米の一等米比率は80.7%で前回より1.9ポイント落ちた。落ちた原因は胴割れ、カメムシ被害、高温障害による乳白粒などが増えたため。品種別の一等米比率は「ひとめぼれ」84.0%、「あきたこまち」82.7%、「かけはし」71.8%、「ササニシキ」42.6%、「ゆめさんさ」33.5%など、品種ごとの格差も目立っている。
(岩手日報)

○10月26日(火) 県平均105の「やや良」、岩手県
 東北農政局岩手統計情報事務所は25日、水稲作柄概況を発表した。県平均の作況指数は、穂発芽やカメムシなどによる被害で前回調査より1ポイント下がって105の「やや良」となった。前回より作況指数が下がった原因は、刈り取り適期に降雨の日が多く、倒伏により穂発芽やカメムシ被害が平年に比べて多かったため。乳白粒など高温障害による被害も多かったが、指数を下げる要因にはならなかった。
(岩手日報)

○10月26日(火) 10月20日現在米検査一等、東北
 東北6県の各食糧事務所は25日、10月20日現在の米の検査結果を発表した。一等米比率は前回より、福島県が0.3ポイント上げた他は各県とも0.4〜3.1ポイント下がった。倒伏による発芽粒やカメムシなどの着色粒、乳白粒の混入に対して、丁寧な調製を呼び掛けている。各県の一等米比率は、青森79.5%、岩手80.7%、宮城42.8%、秋田50.3%、山形56.3%、福島84.8%。
(日本農業新聞)

○10月26日(火) 1ポイント下げ103の「やや良」東北水稲作況
 10月15日現在の水稲の作況指数は、25日の東北農政局のとりまとめで103の「やや良」となり、9月15日の前回調査に比べ1ポイント下がった。刈り取り適期の降雨による穂発芽と、カメムシ被害による規格外米の増加が、下げの主な要因となった。各県の作況指数は、青森・宮城・秋田102,山形103,岩手105,福島106。
(日本農業新聞)

○10月26日(火) 一等米比率なお低調
 食糧庁は25日、水稲うるち玄米の検査結果(20日現在)を発表した。一等米比率は64.9%で、前回を1.2ポイント、前年同期を17.3ポイントそれぞれ下回り、いぜん低調に推移している。一等米比率はカメムシによる着色粒、高温障害による乳白粒が多く発生したため、過去5年間で最も低い。
(日本農業新聞)

○10月26日(火) 101の「平年並み」水稲作況15日現在
 農水省は25日、本年産水稲の予想収穫量と作付け面積を発表した。9月下旬の台風18号被害が九州各県で著しかったことなどから、全国の作況指数は前回より1ポイント下げて101、作柄も「やや良」から「平年並み」に下がった。
(日本農業新聞)

○10月27日(水) こまち1万7千円割れ、秋田県
 自主流通米の第4回入札が26日、東京の自主流通米価格形成センターで行われ、本県から「あきたこまち」「ひとめぼれ」「ササニシキ」が上場した。平均落札価格は「あきたこまち」1万6千916円まで下落。2年の米入札開始以来初めて1万7千円を割り、最低となった。
(秋田さきがけ)

○10月27日(水) 平均価格0.5%安、自主米入札
 自主流通米価格形成センターは26日、第4回入札を行った。60kg当たり平均価格は1万7千48円で、前回より0.5%(83円)安となった。価格はほぼ下げ止まった。
(日本農業新聞)

○10月28日(木) 県有機認証米を初出荷、青森・十和田湖町農協
 十和田湖町の十和田湖町農協は27日、県有機農産物の認証を受けた「つがるロマン」40袋を県内各地に初出荷した。同農協では延べ1.7トンの有機認証米を販売する。
(東奥日報)

○10月28日(木) 著しい一等米比率低下、山形酒田・飽海
 酒田・飽海地区を中心に庄内地方の一等米比率が極端に低下している。庄内経済連と各農協は、販売面での生き残りをかけて色彩選別機の導入を検討、品質低下の原因となる白粒、斑点粒を出荷段階で除外しようという取り組みに乗り出した。一方、来年以降に向けた要因分析も進んでいるが、高温障害への決定的な対策は今のところ明確になっておらず、関係者の苦悩が続いている。
(山形新聞)

○10月29日(金) 「幻の米」農林21号、福島須賀川・みらいファーム
 約20年前をピークに今ではほとんど販売されていないコメ「農林21号」を復活させ、福島のブランド米にしようと須賀川市の農家グループ「みらいファーム21農事組合」が栽培に取り組んでいる。
(福島民報)

○10月29日(金) 米消費、農家で減る、東北農政局アンケート
 東北農政局は28日、農業者と都市部の消費者を対象とした食生活に関するアンケート結果を明らかにした。一人当たり米消費量を4,5年前と比べると、消費者は「増加した」割合が「減少した」割合を上回ったが、農業者は逆の傾向となった。
(日本農業新聞)


 
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