水稲冷害研究チーム
2000年東北稲作動向(新聞記事等から)
本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料森脇課長さんにご協力をいただいています.
9月
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○9月1日(金) 「良食味米」へ早め刈り取り、山形県
高品質・良食味米の生産を目指す「21世紀米づくり日本一推進運動本部」は31日、県内4地区で水稲の適期刈り取り推進パトロールを実施、生産者と関係団体に対し、品質低下を防ぐため早めに作業するように呼びかけた。
(山形新聞)
○9月1日(金) 早くも稲刈り、秋田・本荘市
本荘市内の水田で31日、早くも稲刈りが始まった。農家は「はえぬき」「でわひかり」を作付けており、この日収穫したのは「でわひかり」。8月中の稲刈りは初めてと話している。
(秋田さきがけ)
○9月1日(金) 大粒まなむすめ消費者にアピール、宮城県全農本部
米あまりを受けて、本年産米の販売環境が厳しくなることが予想されるため、全農本部は31日、「平成12年度産米集出荷販売対策会議」を開いた。会議では、作付面積が昨年の3倍以上に達している「まなむすめ」の販売強化策として、玄米段階での篩目を通常より0.05ミリ大きい1.95ミリに統一することを申し合わせた。
(河北新報)
○9月1日(金) 一足先に秋の実り、青森・岩崎村
岩崎村で31日、県内のトップを切って稲刈りが始まった。昨年より2日、例年より2週間近くも早い刈り取りで、農家は「米を作って50年以上になるが、8月中の稲刈りは初めて。豊作です。」
(東奥日報)
○9月2日(土) 刈り取り適期早まる、青森県
県内の各農業改良普及センターは1日、1回目の登熟調査を実施した。調査結果は6日ころまとまる予定。県内全般の刈り取り適期は生育ペースが昨年をさらに上回る見通し。
(東奥日報)
○9月2日(土) 作況指数「9月1日現在」を公表へ
水稲の生育が全国的に早まっていることから、農水省は9月1日現在の作況指数を公表することにした。現在調査が進んでおり、公表は11日以降になる予定。
(秋田さきがけ)
○9月2日(土) 酒米初の収穫、JA秋田おばこ管内
JA秋田おばこ管内で稲刈りが始まるのは、平年で9月の初めだが、今年は8月31日から収穫がスタートした。残暑が厳しく30度を超える気温の中での刈り取りとなった。収穫されたのは、早生の酒米「ハツニシキ」。
(日本農業新聞)
○9月2日(土) 「つがるロマン」稲刈り、青森・平賀町
JA津軽平賀管内で1日、県内のトップを切って「つがるロマン」の稲刈りが行われた。例年に比べて2週間早い刈り取りとなった。
(日本農業新聞)
○9月2日(土) 稲刈り適期逃がすな、宮城・JAみやぎ登米
JAみやぎ登米とよま営農センターは1日、19か所の圃場に看板を設置、農家に対してイネの適期刈り取りを呼びかけた。普及センターは「今月5日から17日の間が刈り取りピークを迎えそう。」を話す。
(日本農業新聞)
○9月3日(日) 連日の高温、登熟早まる、秋田県
8月31日には、本荘などで早くも稲刈りが始まる中、秋田県米再構築緊急対策本部とJAあきた経済連は、連日の高温で水稲の登熟が異例の早さで進んでいるとして、適期刈り取りを徹底するよう農家に呼びかけている。
(秋田さきがけ)
○9月3日(日) 稲刈り始まる、岩手県岩手町
岩手町一方井地区で2日、早くも稲刈りが始まった。早い作付に、猛暑の後押しがあって昨年より2日、例年より10日前後早まった。
(岩手日報)
○9月5日(火) 「全量1等米に」にホッ、山形・余目
米の初検査が4日、県内の先駆け、例年より1週間程度早く、余目町の庄内経済連倉庫で行われ、検査を受けた「ひとめぼれ」全量が1等米だった。心配された高温障害やカメムシ被害は見当たらなかったが、今後は刈り遅れによる品質低下が懸念されるため、関係機関は適期刈り取りの呼びかけを強めている。
(山形新聞)
○9月6日(水) 一足早い出来秋、青森・十和田市
「むつほまれ」に代わる水稲の有望品種として今年から本格作付が始まった「ゆめあかり」が5日、主産地の十和田市で始まった。好天の影響で登熟が早まっており、十和田地域農業改良普及センターは適期刈り取りを呼びかけている。
(東奥日報)
○9月6日(水) ハツニシキから名酒を、秋田・神岡町
神岡町の酒造業者が、かっての県産米の主力品種であった「ハツニシキ」を復活させ、酒造りに活用しようとしている。今年は、南外町の農家に栽培を委託し、約300キロを確保。出来栄えも上々で、「昭和30年代に造られていたような吟醸酒を再現してみたい」と意気込んでいる。
(秋田さきがけ)
○9月6日(水) 水稲直播微増、東北農政局
東北農政局は5日、東北地域水稲直播推進会議を仙台市内で開き、今後の水稲直播栽培の取り組み課題を各県、試験研究機関の担当者らと話し合った。2000年水稲の直播栽培面積は1636ヘクタールとなり、前年から4%の微増にとどまった。
(日本農業新聞)
○9月6日(水) 全量1等格付けに、秋田・JA秋田おばこ
JA秋田おばこ南外支所で5日、県内のトップを切って米の検査がスタートした。「あきたこまち」「ハツニシキ」が全量1等となった。農家は8月31日に稲刈りを行い、関係者を驚かせた。
(日本農業新聞)
○9月6日(水) 1等米比率74.3%、8月末現在
食糧庁は5日、2000年産米の検査結果を発表した。1等米比率は74.3%で、前旬を9.8ポイント、前年同期を3.7ポイントそれぞれ上回った。2等以下に格付けされた理由は、「カメムシなどによる着色粒の混入」が最も多く、4割を占めた。高温による乳白・腹白粒も一部地域で発生している。
(日本農業新聞)
○9月7日(木) 「ひとめぼれ」全量が1等、宮城で初検査
宮城県のトップを切って6日、米の初検査がJAみやぎ仙南北郷農業倉庫で行われた。昨年、同県で大きな影響を受けた高温障害による乳白米はみられず「粒張り、充実がよく、高い品質」(仙台食糧事務所)との評価。同日の検査では着色米などはなかった。
(日本農業新聞)
○9月7日(木) 疎植水中栽培に光合成細菌活用、福島・須賀川市
水稲の成苗を疎植し、初期から深水管理する疎植水中栽培を実践する福島県須賀川市農家は、水稲の根張りを良くするために光合成細菌を本田に投入したり、ペレット状の米糠資材の投入で除草と基肥の相乗効果を狙うなど、増収や食味食味向上を狙う新しい工夫を凝らしている。
(日本農業新聞)
○9月8日(金) 水稲の登熟ハイペース、青森県
県農業生産対策推進本部は6日、県内普及センターが1日付けで行った水稲の登熟などの調査結果をまとめた。登熟歩合は、上北地域の「むつほまれ」が平年より54.2ポイントも高い75.9%となるなど、全県で平年を大きく上回った。同本部は、「登熟期間の気温が高く、稲の刈り取り適期は大幅に早まる見込み」として、適期刈り取りを呼びかけている。
(東奥日報)
○9月8日(金) 庄内「はえぬき」刈り取り適期に、山形県
例年にない夏場の高温の影響で県内の水稲の生育が早まり、主力品種「はえぬき」は7日、庄内地方で出穂からの積算気温が900度に達し、刈り取り適期を迎えた。平年より1週間ほど早い。
(山形新聞)
○9月8日(金) 「かけはし」期待の出荷、岩手・JA新いわて
岩手県岩手町のJA新いわてで7日、2000年産うるち米の初検査と出荷式が行われた。検査の結果、全量1等となった。関係者の拍手の送られて千葉県に向け出発した。
(日本農業新聞)
○9月8日(金) 全量1等格付けに、青森・JA津軽平賀管内
県内トップを切ってJA津軽平賀で6日、県産米エース「つがるロマン」の初検査が行われ、整粒や形質の良さが認められ全量1等に格付けされた。
(日本農業新聞)
○9月8日(金) 米作況、実態踏まえ、JA岩手県中央会など
JA岩手県中央会と同県農対本部は7日、岩手県統計情報事務所に対し、2000年産水稲作柄概況に関する要請を行い、的確な作況指数を求めた。要請では、登熟期の高温続きで障害が見られ、穂揃いにばらつきがあるほか乳白米の増加に加え、一部カメムシ被害の発生による収量減や品質の低下が懸念されるとした。
(日本農業新聞)
○9月8日(金) 「ヒメノモチ」全量1等に、岩手・紫波町
県内トップを切って、米の検査がJAいわて中央赤石支所で行われ、検査の結果、全量1等米に格付け。上々の滑り出しに検査に立ち会った生産者や関係者が胸をなでおろした。
(日本農業新聞)
○9月9日(土) 魅力ない?水稲直播、福島県
稲作の省力化、低コスト化のため県が8年度から全国に先駆けて進めている水稲の直播栽培の県内作付面積が導入5年目の今年度、はじめて前年度を下回ったことが8日までに、県の調査で分かった。導入に消極的な理由として、農家側は、@直播用の機材に切り替える資金力がない、A従来の移植栽培の実績に比べて直播栽培に対する信頼が薄い−などを挙げている。
(福島民報)
○9月9日(土) 全量1等に、「あきたこまち」初検査
JA新あきた外旭川で管内のトップを切って8日、米の初検査が行われた。検査された「あきたこまち」全量が1等となった。本年度は前年度のカメムシ被害や猛暑の経験から各農家は今まで以上に気を使い農作業を行ってきた。
(日本農業新聞)
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○9月12日(火) あぜみち通信第8号
・青森県木造町農家:10日から稲刈りを始めた。登熟が進み、直播の圃場を含めどこでも刈れる状態になっている。10日に刈った「つがるロマン」を調製したら、カメムシ被害がほとんどなく、一安心した。屑米も少ない。
・岩手県金ヶ崎町農家:7日から「ひとめぼれ」を刈り始めた。例年より2週間、昨年より1週間早い。屑米と整粒がすっきりしていて整粒歩合は高く品質、食味は良いが、作柄はそれほどの豊作でなさそう。次第に倒伏も増えてきた。刈り遅れが懸念される。
・秋田県平鹿町農家:今月はじめの風雨で予想外に倒伏した。7〜8割がなびいており、べったりと倒れた圃場もある。気温がさほど高くなく、穂発芽の心配はなさそう。今週末から予定している稲刈り本番を待っている。
・宮城県矢本町農家:稲刈りは7日から始めた。収量はまずまずのようだ。今のところ、540kg以上だ。昨年、多量に発生した乳白や腹白もほとんんどなく、品質も良いようだ。
・山形県藤島町農家:庄内地方では稲刈りが始まった。集落で収量調査を実施した。625kgの収量。昨年が600kgそこそこだっただけに悪くない数値だ。
・福島県河東町農家:適期刈り取り指導会で管内の刈り取り適期は1週間程度早まり、「ひとめぼれ」が10日、「コシヒカリ」が22日頃との指導だが、私のところは指導より5日ほど遅れる見込み。一部地域で出荷した人は全量1等米だった。
(日本農業新聞)
○9月12日(火) 作況103の「やや良」、東北の水稲
東北農政局は11日、水稲の東北全体の作況指数(9月1日現在)を103の「やや良」と発表した。各県とも100を上回っており、地帯別では青森、岩手の太平洋側と山形・最上、福島・会津で「良」となった。
(日本農業新聞)
○9月12日(火) 米作況103
農水省は11日、2000年産米の9月1日現在の作柄概況を発表した。全国平均の作況指数は103で、作柄は「やや良」となった。作柄がこのまま推移すると、2000年産の生産量は基本計画の919万トンを30万トン程度上回る見通しだ。
(日本農業新聞)
○9月13日(水) 受託部会が稲刈り、秋田・天王町
天王町で8日、作業受託部会による「あきたこまち」の稲刈りが行われた。他の作業受託部会でも稲刈り作業が始まり、「ひとめぼれ」なども刈り取られた。
(日本農業新聞)
○9月13日(水) もち米を初出荷、JAいわて中央
日本一のもち米生産量を誇るJAいわて中央は7日、2000年産米の初出荷出発式を紫波町で行った。同JAは5日、初検査を行い全量が1等と順調な滑り出しとなった。
(日本農業新聞)
○9月13日(水) 長雨で稲刈り足踏み
秋雨前線が東北地方に停滞し、断続的に雨が降り、水稲の刈り取り適期を迎えた産地は、刈り遅れや倒伏による品質低下を懸念している。仙台管区気象台によると、向こう1週間は晴れ間がのぞくことがあるものの、ぐずついた天気が続く見込みだ。JAでは、雨の合間を見て刈り取り作業を行うよう呼びかけている。
(日本農業新聞)
○9月13日(水) 情報満載ホームページ開設、JA秋田ふるさと
秋田県のJA秋田ふるさとは、青年部・女性部から要望のあったホームページが完成した。このほど開所式が行われ、組合長が記念すべき第1号のアクセスを行い、開設を祝った。
(日本農業新聞)
○9月15日(金) 1等米比率各県で良好、東北管内
東北各県の食糧事務所は14日、10日現在の米の検査結果を発表した。1等米比率は、検査数量の多い宮城県で9割弱となるなど、全般に良好な出足になっている。宮城県の品種別1等米比率は、「ひとめぼれ」89%、「まなむすめ」70%、「ササニシキ」57%。乳白粒は、初検査から多かった昨年に比べ少なく、粒張り、充実、光沢などの形質も昨年より良い。
(日本農業新聞)
○9月15日(金) 1等米比率75.3%、10日現在
食糧庁は14日、9月10日現在の米の検査結果を発表した。1等米比率は75.3%で、前旬を1.0ポイント、前年同期を7.0ポイントそれぞれ上回った。主な品種では、「コシヒカリ」77%、「ひとめぼれ」77%、「ハナエチゼン」77%、「あきたこまち」71%。
(日本農業新聞)
○9月17日(日) 稲作所得落ち込む、東北管内
東北農政局がまとめた、1999年度の農業経営部門統計によると、一定規模以上の担い手の経営を販売金額の上位2部門で、稲作、露地野菜作、果樹作、酪農、肥育牛の主要5部門に分類したところ、経営全体の農業所得が最も多かったのは肥育牛で1戸当たり636万円だった。稲作は215万円にとどまり前年より8万円落ち込み、昨年産米の品質低下、価格低迷が響いている。
(日本農業新聞)
○9月19日(火) うまい新米県外に、宮城で初荷式
宮城産の新米の県外出荷が18日から始まった。JR貨物船の宮城野駅で同日開かれた初荷式には、輸送業者や生産団体の関係者が集まり、確実で計画的な米の供給を誓った。県外に初出荷された米は1121トンで、全量「ひとめぼれ」。初荷式は昨年より2日早かった。
(日本農業新聞)
○9月20日(水) 本年産米の品質良好、JAあきた経済連が分析
県内各地で新米の検査が進んでいるが、JAあきた経済連の分析では、本年産米の品質は全般的に平年以上に高いことが19日分かった。ただ一部地域では、昨年大きな被害を出した斑点米や、イネアザミウマによる部分着色粒も発生しており、1等米比率は予断を許さない状況になっている。
(秋田さきがけ)
○9月20日(水) 「つがるロマン」初出荷、青森・津軽尾上農協
県産米のエース「つがるロマン」の新米が19日、尾上町農協倉庫で、昨年より3日、平年より約2週間早く出荷された。
(東奥日報)
○9月20日(水) 適期早いぞ晴天逃すな、稲刈り足踏み
水稲の収穫適期に入った東北地方では、先週末の降雨で思うように作業が進まなかった地帯も多かった。例年より適期が早まっているだけに、各県とも天候が回復した週明けからの稲刈り好機で遅れを取り戻し、品質低下を招かないよう呼びかけている。
(日本農業新聞)
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○9月21日(木) 好天稲刈りを後押し、宮城県
県は21日、県内の本年産水稲の刈り取り進捗状況(20日現在)をまとめた。先週末からの好天で刈り取りが進み、県全体では54%まで回復している。県農産園芸課は「好天が続けば、稲刈り作業はこのまま順調に進む見込みだ。だが、特に穂発芽しやすいササニシキとみやこがねについては、優先して刈り取りを進めて欲しい」と、農家に呼びかけている。
(河北新報)
○9月21日(木) 秋日好天、収穫進む、岩手・盛岡
例年より早く稲の収穫期を迎え、盛岡近郊の農家も黄金色に実った稲穂の刈り取り作業に追われている。
(盛岡タイムス)
○9月21日(木) カントリーフル稼働、宮城・河南町
石巻地方の稲刈りは雨で大幅に遅れていたが、このところの好天で、農家は作業の遅れを取り戻そうと、一斉に収穫作業を続けている。こうした中、「かなん米」の販売拠点施設でもあるカントリーエレベータ「こめっ娘」は、日量平均260トンの籾を荷受けしフル稼働。
(日本農業新聞)
○9月21日(木) つがるロマン初出荷、青森
青森県の良食味米の看板品種「つがるロマン」が19日、昨年に比べ3日早く初出荷され、同日出発式が開かれた。初出荷されたのはJA津軽尾上管内で生産した「つがるロマン」28.8トン。
(日本農業新聞)
○9月22日(金) 「あきたこまち」平均収量554キロ、JAあきた白神
JAあきた白神青年部の多収穫競作会が15日、能代、二ツ井地区で開かれ、主力品種「あきたこまち」最高収量は760キロだが、平均収量は昨年を百キロ以上も下回る554.9キロとなった。JA営農部は「坪刈りだけでは判断できないが、実際は思ったほど収量がないと思われる。今年は稲体は青々としているが籾は登熟しているため、刈り取り適期を逃がすと、さらに品質低下を招き、収量減少につながる。」と注意を呼び掛けている。
(日本農業新聞)
○9月22日(金) 各県産とも評価上々、仙台食糧事務所新米の試食会
仙台食糧事務所は21日、米卸や米穀店を招き、東北各県の本年産米などを展示して品質を実際に見てもらった。各県産とも品質は上々の評価だったが、業者は少しでも品質の良い米を扱って消費者にPRしようと、熱心に展示の米を見ていた。
(日本農業新聞)
○9月22日(金) 1等米比率43.6%、岩手・JA住田町
汽仙地区のトップを切って18日、JA住田町で米の初検査が行われた。検査の結果、1等米比率は43.6%。昨年の初検査における1等米比率を大幅に下回り、例年にない鈍い出足となった。今年は昨年に続きカメムシの発生が多かった。
(日本農業新聞)
○9月23日(土) 稲刈り、ようやく6割、山形県
夏場の高温で水稲の生育が進み、刈り取りがやや遅れている県内は、22日の県の集計で、作業を終えた圃場が6割に達した。好天が持続したため、主力品種「はえぬき」の収穫がピークを迎えている。県は早めの作業を呼びかけている。
(山形新聞)
○9月23日(土) 生産調整面積拡大で農業団体と協議へ、農水省
農水省は22日、来年度の米の生産調整目標面積を4年ぶりに拡大し、百万ヘクタール超とする方向で農業者団体と具体的な協議に入る方針を固めた。農業者団体側は、本年度産米の政府買い入れや生産調整助成金の上乗せなどを前提に、生産調整面積の拡大を認める方針。ただ、配分については米主産地を中心とする手法を含めて今後検討していく。
(日本農業新聞)
○9月23日(土) 新米が県内お目見え、JA岩手県経済連
JA岩手県経済連は22日、矢巾町のいわて純情米センターで本年産の米の袋詰めと出荷作業を行った。昨年より5日早い作業となった。出荷米は23日から県内の店頭などに並ぶ。
(日本農業新聞)
○9月23日(土) 「ゆめあかり」全量1等に、青森・JAしんせい五戸
JAしんせい五戸管内で米の初検査が19日、同支所で行われた。今年本格デビューの「ゆめあかり」900キロが、整粒、形質、水分、光沢など前年より良く、全量1等に格付けされた。青森食糧事務所は「胴割れなどに気をつけて、1等米比率を確保するように、適期刈り取りを逃さないで欲しい」を呼びかけた。
(日本農業新聞)
○9月24日(日) 整粒歩合の向上に見本版JAへ配布、ふくしま米確立運動推進本部
県や食糧事務所、JA福島中央会、JA福島経済連、県米改良協会でつくる「ふくしま米ブランド確立運動推進本部」は、整粒歩合の向上に役立ててもらおうと「見本版」を2千枚作成して、各JAへ配布した。
(日本農業新聞)
○9月24日(日) 秋田米を初出荷、JAあきた経済連
JAあきた経済連は21日、同中央産地精米センターで、2000年度「秋田米」を初出荷した。初出荷されたのは昨年の1400トンを下回る1100トン。昨年のような高温障害の発生が心配されたが、今年は好天に恵まれ、粒張り、充実度ともに良好であり、昨年より5日早い出荷となった。
(日本農業新聞)
○9月26日(火) 1等米比率は93.9%、岩手県
盛岡食糧事務所は25日、米の検査結果を発表した。1等米比率は93.9%でカメムシや高温被害が相次いだ前年同期の84.5%を9.4ポイント上回った。
(岩手日報)
○9月26日(火) 1等米比率は81.8%、秋田県
秋田食糧事務所は25日、米の検査結果を発表した。1等米比率は81.8%、昨年同期(54.6%)より高いが、今年もほぼ全県的にカメムシ類による着色粒が発生しており、過去5年間では、昨年、9年に次いで低い。刈り取り時期は、高温多照で前倒しとなった昨年よりさらに早まっており、検査も異例の早さで進んでいる。
(秋田さきがけ)
○9月26日(火) 1等米比率は92.5%、青森県
青森食糧事務所は25日、米の検査結果を発表した。天候に恵まれ出荷時期が早まったため、検査数量は前年同期の8倍近くに達し、1等米比率は92.5%と、全国平均の79.2%を上回る好成績だった。
(東奥日報)
○9月26日(火) 1等米比率は86.5%、山形県
山形食糧事務所は25日、米の検査結果を発表した。1等米比率は86.5%で、極端に品質が低下した前年同期比32.2ポイントと大幅に上回った。検査は全体の4%程度だが、光沢、粒ぞろいとも良好で、未熟米や死米の混入はない。
(山形新聞)
○9月26日(火) 1等米比率は82.8%、宮城県
仙台食糧事務所は25日、ことしの2回目の県産米の検査結果を発表した。1等米比率は82.8%で、1回目と比べると3.9ポイント低下した。「刈り取り遅れで発芽粒などが発生したため」(検査課)という。
(河北新報)
○9月26日(火) あぜみち通信第9号
・青森県木造町農家:稲刈りはあと1,2日残すばかり。周りも9割が終わっている。収量は「つがるロマン」「あきたこまち」がともに600kg。乾燥調製には気を使っている。今のところ、全量1等だ。
・岩手県金ヶ崎町農家:刈り取りは80%ほど、出荷は50%ほど終えた。品質は抜群に良く、全量1等。収量は昨年並みで、例年より多少作柄が良い。稲作全般にいって、順調過ぎるほどの天候に肥培管理が十分に適応できなかったのではと反省している。
・秋田県平鹿町農家:稲刈りはだいぶ遅れている。全体の進み具合は5割程度。一部に出ている穂発芽も品質に影響するほどではない。「あきたこまち」を優先して刈っている。収量は昨年よりやや落ちるが、570〜600kgだろう。
・宮城県矢本町農家:稲刈りももち品種と部分請負を残すだけ。収量は「まなむすめ」で600kg近く、「ひとめぼれ」「ササニシキ」は570kgぐらいとなっている。JAへの出荷では、これまで全量1等米となっており、乳白や腹白はほとんど見られない。
・山形県藤島町農家:稲刈りはすべて終了した。20日に「はえぬき」の検査を受けた。全量が1等米。今年は粒ぞろいが良く完熟している。
・福島県河東町農家:21日から稲刈りをはじめたが、「コシヒカリ」が強い風雨で倒伏したため、作業が思うように進まない。地域の人によると、粒張りが良く、心配していた乳白米、屑米も少ないとのこと。
(日本農業新聞)
○9月26日(火) 1等米比率は良好、20日現在
東北各県の食糧事務所は25日、米の検査結果を公表した。各県とも1等米比率は8〜9割で平年並みか平年以上になっている。ただ、収穫期に入ってからの雨で作業がはかどらず、品質に心配も出てきた県、品種によっては収穫適期を過ぎており、刈り遅れによる胴割れを起こしやすくなっている。仙台食糧事務所などは「1日でも早く収穫を終え、丁寧に乾燥調製していほしい」と呼びかけている。
(日本農業新聞)
○9月26日(火) 1等米比率79%に、20日現在
食糧庁は25日、米の検査結果を発表した。1等米比率は79.2%で、前旬を3.9ポイント、前年同期を11.6ポイントそれぞれ上回った。主な品種の1等米比率は「コシヒカリ」79%、「ひとめぼれ」81%、「あきたこまち」74%。
(日本農業新聞)
○9月27日(水) 米検査体制を強化、山形食糧事務所
山形県内の米の検査は順調に推移しているが、山形食糧事務所では今月下旬から来月上旬にかけてが出荷のピークとみて本所職員による応援検査体制を強化する一方、品質低下という昨年の教訓を生かした良質米づくりが期待されるようになったとして全量1等米を目指した「留意点」を生産者に対して示した。
(日本農業新聞)
○9月27日(水) 水稲作況103の「やや良」、15日現在
東北農政局は26日、東北の水稲の作況指数(15日現在)を発表した。東北6県の平均は、103の「やや良」と前回調査と同指数となった。県別では、出穂前後の好天で登熟が進み、被害が少なかった宮城、山形の両県が1ポイント上昇した反面、福島県では降雨による倒伏で1ポイント下方修正した。
(日本農業新聞)
○9月27日(水) 米作況103の「やや良」、15日現在
農水省は26日、米の15日現在の作柄概況と作付面積を発表した。全国平均の作況指数は103の「やや良」で、前回と変わらなかった。収量の試算値は536キロで、1994年産の544キロに次いで過去二番目に多い。
(日本農業新聞)
○9月28日(木) 有機ロマン全量1等に、青森・常盤
常盤村の村農協ライスセンターで27日、県が昨年度スタートさせた有機農産物等認証制度に基づく有機農法で栽培された「つがるロマン」の初検査が行われ、全量1等に格付けされた。
(東奥日報)
○9月30日(土) 6割が「はえぬき」、山形県
県内の2000年産水稲うるち米について、山形食糧事務所は29日、品種別の作付け状況を発表した。作付け面積が4万ヘクタールを超えた主力品種「はえぬき」がトップで、全体の約6割を占めた。品質低下が目立つ「ササニシキ」は前年の4位から5位に後退した。
(山形新聞)
○9月30日(土) 「つがるロマン」初の首位、青森県
青森食糧事務所が29日発表した平成12年産の本県水稲作付け状況で、「つがるロマン」は前年比36.2%増の1万9千5百ヘクタールで、初めて県産米作付け面積の一位となった。今年から作付けが本格化した「ゆめあかり」は十倍近い伸びで二位。
(東奥日報)
○9月30日(土) 首位「ひとめぼれ」4.2%増、岩手県
盛岡食糧事務所が29日、本県12年散米の品種別作付け状況をまとめた。良質・良食味で市場評価が高い「ひとめぼれ」がのびたが、他の品種はいずれも減少した。「ひとめぼれ」が平成6年から7年連続で首位。
(岩手日報)
○9月30日(土) 米の品種別作付
食糧庁は29日、2000年産米の品種別作付状況を発表した。作付面積1位は22年連続で「コシヒカリ」。上位十品種の作付面積は前年より1万8選ヘクタール増加。売れる品種への作付の集中が続いている。
(日本農業新聞)
○9月30日(土) 自主米入札小幅下げ
自主流通米価格形成センターは29日、2000年産自主米の第3回入札を行った。60キロ当たり加重平均価格は1万6千70円で、前回入札に比べ1.7%下げた。計画外流通米が豊富に出回る時期とあって、米卸の入札への参加意欲は低調。
(日本農業新聞)
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