水稲冷害研究チーム

2003年東北稲作動向



 本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
 稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
 なお,記事の収集については東北農業研究センター情報資料課児玉課長さんにご協力をいただいています.


5月

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○5月1日(木) 良質米生産へ水稲健苗育成 JA八戸広域が現地検討会
 JA八戸広域は、水稲の健苗育成と米の安定生産を図るため、このほど二日間にわたって、良質米生産現地検討会を八戸管内の五カ所で開いた。指導に当たった八戸地域農業改良普及センターの久村普及員は「今年の天候は気温の変動が激しいので、天気予報に気をつけ、水・温度管理をしっかりやり、病気予防に努めよう。安全で安心できる良質米を安定生産できるように励んでもらいたい」と呼び掛けた。 (日本農業新聞)

○5月1日(木) 学校給食の回数増を決議 一関市もち食普及推進会議が総会
 伝統もち料理、新しいもち料理の普及・開発ともち米の消費拡大を目的とした一関市もち食普及推進会議」の総会が四月二十五日、一関市厳美町の道の駅厳美渓の「レストランペったんくん」で開かれた。昨年度の活動報告や今年度の主な活動計画などが話し合われ、学校給食のもち料理回数を増やすことやもち膳(ぜん)に添えるしおりの作製などを決めた。 同道の駅では昨年から、岩手県が定めた「食財の日」(毎月最終土曜日の前後三日間)にあわせ、あんこや納豆もちなど数種類のもち・バイキングを一人七百円で提供している。 (日本農業新聞)

○5月2日(金) 「こまち」で純米酒 1日から販売 秋田JAかづの青年部
 JAかづの青年部の花輸支部と尾去沢支部は、会員らが育てた「あきたこまち」を使用したオリジナル純米酒「おらどの酒」を造り、一日からAコープかづの本店をはじめ地元酒店で販売を始めた。純米酒「おらどの酒」は1.8リットル瓶が1800円(税別)、720ミリリットル瓶は900円で販売。問い合わせは「かづの銘酒」電話0186(23)2053。
(日本農業新聞)

○5月2日(金) 省力化図るコメの直播き 中山間地で初導入 岩手県宮守村の生産組合
 中山間地でコメの直播き栽培に取り組む宮守村の宮守川上流生産組合は一日、播種作業を行った。稲作の低コスト・省力化を図る直播き栽培は、花巻、北上、水沢市など平野部の一部で導入されているが、環境の厳しい中山間地は同組合が初めて。収量向上と品質の安定化も実現し、中山間地農業の省力化モデルとして期待される。
(岩手日報)

○5月3日(土) 天日減農薬米普及へ 生産者ら栽培研修 岩手・JAとおの
 JAとおのはこのほど天日減農薬米栽培研修会を開き、遠野市や宮守村から参加した約百人の水稲生産者が、天日減農薬米の栽培方法などを学んだ。天日減農薬米は、天日干しのはせ掛けと減農薬栽培を組み合わせて生産する米で、毎年、「天日減農薬栽培米」を表示して販売。安全で安心できる生産に加え、昔ながらの稲づくりが好評で人気商品となっている。 (日本農業新聞)

○5月3日(土) バケツ稲の種もみまき 秋田・琴丘町の鹿渡小学校
 総合学習の一環として「米作り」を取り入れている琴丘町の鹿渡小学校は、学校田での田植えと稲刈りに加え、五年生がバケツ稲での観察記録を授業に取り入れこのほど、種もみまき作業を行った。全児童が米作りに参加している同校の米作り学習は、育苗観察から田植え、稲刈りなどほとんどの作業にかかわっている。この日は、JA秋田やまもとの職員が土の入った育苗箱と種もみを同校に搬入。児童らは三人一組のグループで、職員の指導を受けながら、なれない手つきで種もみまき体験を行った。児童がまいた育苗箱は今後、JAの育苗センターでの管理を経て児童に渡され、その後バケツ稲で観察する。同校では、一粒の種もみから始まった学習が、児童の心にどんな実りを見せるのか、今から期待している。
(日本農業新聞)

○5月3日(土) 総合学習で稲育苗を見学 宮城県の児童
 加美町立西小野田小学校の五年生二十人がこのほど、JA加美よつばの育苗センターを訪れ、播(は)種、緑化、硬化など苗の成長に合わせ管理されている様子を見学した。児童たちは、JA職員の説明を熱心にメモを取りながら「種まきの機械はいくらするの」「この苗はどこに行くの」などと質問をしていた。同校では、五年生の総舎的な学習で、「食」について一年間学習する予定。その中で日本人の主食である米の苗作りの様子を見学し、「食」について考えようと、同育苗センターを訪れた。
(日本農業新聞)

○5月3日(土) 風薫る季節早苗も揺れる 県南で田植え始まる 岩手県
 県南地方で田植えが始まり、風薫る季節を迎えている。米どころの江刺市では二日、初夏を思わせる五月購れの下、水田に田植え機の軽快なエンジン音が響いた。北上市の県農業研究センターによると、四月の気温はやや高めだが、農作業はほぽ平年並みで推移。苗の生育は順調に進んでおり、盛岡以南の北上川流域は代かきが三-五日ごろ、田植えが十、十一日ごろに最盛期を迎えそうだという。
(岩手日報)

○5月7日(水) 水位や雨量ネット表示 県河川情報システム完成 山形県
 県内各地の河川の水位や雨量などのデータを、観測と同時に県防災行政通信ネットワークとインターネットを活用して情報提供する「県河川・砂防情報システム」がほぼ完成した。同システムは国土交通省と山形地方気象台の水位観測局、雨量観測局のシステムと連携し、県が設置している両局の惰報を合わせて表示する。県と市町村などを結ぶ県防災行政通信ネットワークと、インターネット上の憎報は同じ内容で、携帯電話向けの情報提供も行う。大雨が降った時に、県民が自主避難を判断するための情報として活用できるほか、レジャーや釣りに出掛ける際に河川の水位や雨量を調べるといった使い方もできる。 県河川・砂防情報システムのインターネットのアドレスはhttp://dww.pref.yamagata.jp/kasen/、携帯電話のアドレスはhttp://dww.pref.yamagata.jp/kasen/h。
(山形新聞)

○5月9日(金) 水稲省力化へ乾田不耕起栽培を推進 JA盛岡市
 JA盛岡市は、作業の省カ・低コストによる食味のよい米の栽培を目指し、水稲乾田不耕起栽培を進めている。同JAでは二日、盛岡市太田地区の水田で一回目の直まきを行った。この栽培方法は、耕起・代かき・育苗の水稲の春の作業を極めて省カ化し、昨年、稲を刈り取ったままの水田に、乾田不耕起直まき機を使って生籾と肥料を同時に播種するものである。播(は)種から約一カ月ほどで芽を出し、六月上旬に水を入れる。
(日本農業新聞)

○5月10日(土) 「へび田んぼ」で田植え 今年は独白に体験学習 石巻市の蛇田小学校
 石巻市立蛇田小学校の学童農園「へび田んぼ」で八日、五、六年生ら百八十六人が田植えを体験した。同校は「みんなの畑」で野菜づくりをするなど、全校児童で農業体験学習に取り粗む。これまで二年間、県の農業教育支援事業の対象校だったが、今年は学校独自の取り組みだ。関係者の支援を得て、先生・児童らは元気いっぱいの挑戦だ。
(日本農業新聞)

○5月10日(土) 1ヘクタールほ場で田植え 豊作を願い一関市長ら 北上川遊水地第一地区で
 北上川遊水地第一地区の初田植え式が七日、同地区の一ヘクタールほ場で一関地方振興局の土井進局長やJAいわて南の斎藤初美監事ら関係者が見守る中、行われた。八条植えの乗用田植え機二台に浅井東兵衛一関市長と千葉和男平泉町長が乗り込み地元農家の手ほどきを受けながら田植えをした。
(日本農業新聞)


 
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○5月11日(日) ひとめぽれモテ過ぎ 売れ行き好調で品薄 岩手県
 本県主力のひとめぽれの売れ行きが好調で、不足する可能性が出てきた。全農県本部は十日までに、緊急集荷運動の展開を決定。不足しているのは自主流通米。例年十月から翌年の九月まで販売しているが、二〇〇二年産のひとめぼれは、販売計画数箆10万9981トンに対して、四月末現在で販売実績は6万5236トンになった。〇二年産の本県産米は一等比率89・6%で全国二位。日本穀物検定協会の食味ランキングでも県南ひとめぼれが九年連続で「特A(特に良好)」を獲得した。減農薬米比率も〇二年産米は34%と全国トップクラス。新潟県や秋田県産と比ぺて本県産米の知名度は低いものの、安全・安心な農作物を求める消費者の二ーズに合致したのが原因とみられる。
(岩手日報)

○5月11日(日) 豊作の願い苗に込め 塩釜神社神田で「御田植祭」
 塩釜市の塩釜神社で十日、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「御田植祭」が境内にある神田で行われた。秋の豊作を願いながら、子どもたちがひとめぼれの苗を手植えした。会場には神社関係者ら約三百人が集まった。塩釜神楽の奉納に続いて、白い装束に編みがさや花がさをかぷり、早乙女、早乙男(さおとこ)姿になった小学生二十四人が、田んほに入った。秋に収穫されるコメは、十一月の新嘗(にいなめ)祭行事「初穂曳」(はつほびき)を経て、神殿に奉納されるという。
(河北新報)

○5月12日(月) ポカポカ陽気田植え急ピッチ 秋田市で21・7度記録
 秋田市など県中央部の田植え作業が十一日、最盛期を迎えた。同市郊外の水田地帯では、早朝から家族総出で作業に汗を流す農家の姿が目立った。苗が風にそよぎ、田園の辺り一面が淡い緑色を帯ぴた。秋田地方気象台によると、同市の最高気温は例年より四度ほど高い二一・七度。八日以降、本県上空には寒気がとどまり低温が続いたが、この日は絶好の田植え日和になった。
(秋田魁新報)

○5月12日(月) さわやかに広がる早苗 県内田植え盛ん 岩手県
十一日の県内は穏やかな一日となり、県南部では田植えのピークを迎え、水田に田植え機の音が響き渡った。県農業センターによると、今年の苗の生育は、寒暖差が大きく苗枯れなどの障害はあったものの、おおむね順調という。県北部や沿岸部の田植えは十八日ころが盛んになりそうだ。
(岩手日報)

○5月12日(月) 安全なコメ食べて育て 減農薬に切り替え 岩手県学校給食会
 県学校給食会は十一日までに、小中学校の給食に供給する玄米を本年産から減農薬栽培に切り替える方針を決めた。県内の減農薬栽培が増えたことや、米価の下落傾向でこれまで使っていた一般的な裁培のコメと同程度の価格で導入できるなど環境が整った。実際に使うかは各学校、給食センターなどの判断だが、県内使用量の半分を超す同会が減農薬米を供給することで、安全なコメの利用が一気に加速しそうだ。
(岩手日報)

○5月13日(火) 無人ヘリ使って水稲直播を実演 つがる農協
 つがる農協越水支店はこのほど、木造町広岡の腱家長谷川正一さんの水田で、無人ヘリコプターを便った水稲直播(ちょくはん)実演会を行った。同農協では二〇〇二年に、産業用無人ヘリ一機を導入し、水田や大豆畑の防除のため農薬散布に利用した。今年はさらに一機購入して水稲直播に取り組み、将来は二十−三十ヘクタールまで利用面積の拡大を目指している。
(東奥日報)

○5月14日(水) 発芽玄米9月から製造 原料はJAとおの提供 岩手県
 遠野産米を活用した発芽玄米の製造販売を目指す渇当ファイン・フーズは、九月から工場を本格稼働させる。初年度は月産五十トン、翌年からは七十トン以上に拡大する意向だ。
(日本農業新聞)

○5月15日(木) 好天で田植え順調 東北各県の進ちょく状況 
 東北各県における田植え作業は、四月からの天候に恵まれ、ほぼ平年並みとなっていることが十四日までに分かった。育苗期間中に貯天が多く、苗の生育が良かった上、五月の運休期間中も天気に恵まれ、田植え作業が順調に進んだ。青森県の田植え進ちょく率(十日現在)は5%とほぼ平年並み。県では「四月から温暖な気象で推移している」(農産園芸課)とし、田植え盛期(50%終了)は平年より早まるとみる。岩手県では、平年より一日早い九日が田植え始期(10%終了)となり、田植え進ちょく率(十日現在)は30%と平年を7ポイント上回る。県農業研究センターでは「四月の天候に恵まれ、一連の作業が順調に進んだ。平年より少し早い」。田植え盛期は十二日と推測する。秋田県では、十日現在の進ちょく率が11.8%と平年並み。田植え始期(5%終了)は八日、盛期が十七日の見込み。宮城県では、田植え始期(5%終了)が三日、盛期は五日と平年並み。田植え進ちょく率(十日現在)は87・4%で前年を4・2ポイント上回る。山形県では、庄内地方の田植え始期(5%終了)が平年より二日遅い八日、盛期は同一日遅い十一日となった。内陸部は今週末が田植えのピークになりそうだ。福島県も天候に恵まれ、平年並みに推移している。
(日本農業新聞)

○5月15日(木) 消費者、子どもが田植え
 JAいわて中央は十日、長岡支所管内で関西と関東の消費者を招き田植えツアーを開いた。今回が三回目となった田植えツアーには、米購入者から抽選で選ばれた関西十二人、関東八人の計二十人が招待された。五月晴れの下、農家と一緒に田植え機のハンドルを握った。作業後は地元農家の手作りのおにぎりや漬物などが用意され、米の作り方などを話しながら和やかに交流会を開いた。
 秋田県八森町八森小学校の全校児童六十六人は十三日、同校近くの学校田で田植えを行い、尼だらけになりながらも昔ながらの手植えに挑戦した。同校の稲作体験は今年で十二回目。
 秋田県能代市の向能代小学校の五年生六十七人が士二日、総合学習の一環で田植えに挑戦し、出来秋に思いをはせながら丁寧に「あきたこまち」の苗を手植えした。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 減農薬米を地元販売 要望に応える JAいわて中央
 JAいわて中央管内で生産された減農薬栽培米の「ひとめぼれ」が、十二日からJAの産直店舗「サン・フレッシュ都南店」で販売を始めた。主な出荷先は、関東や九州などの大消費地がほとんどで、地元の消費者から「どこに行けば減農薬栽培米を買えるの」との問い合わせが多く、今回の販売開始となった。澄んだ青空をイメージした米袋にはオリジナルキャラクターの「パーフルくん」が印刷され、地域の消費者に供給することで地産地消運動を進める。 (日本農業新聞)

○5月16日(金) ロール苗田植に期待 現地試験で省力効果示す 岩手県農研センター
 岩手県農業研究センター(北上市)は十三、十四の両日、江刺市と胆沢町でロングマット水耕苗(ロール苗)を使った田植えの現地試験を行った。ロール苗を使った田植え技術開発は、中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)と共同で研究を進めている。育苗の省カ化と田植え時の苗運び、苗補給の労カを軽減する。省力化技術に生産者らが高い関心を示している。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 社会科学習で田植えを体験 男鹿市男鹿中小
 男鹿市立男鹿中小学校の五〜六年生二十人が十四日、男鹿市男鹿中の目黒光典さんの田んぼで田植えを体験した。同小学校では勤労の体験学習を十年以上行っており、今回は社会科の学習の一環で行った。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 青年部が指導東京の中学生も 岩手・雫石町
 東京都昭島市の啓明学園中学三年生百三十人は十四日、修学旅行で雫石町を訪れ、田植えの農業体験を行った。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 農業・JA理解へ 県内トップ切りバケツ稲 青森市立戸山西小
 青森市立戸山西小学校の五年生約百二十人が十三日、県内のバケツ稲づくりのトップを切ってJA新あおもりの指導の下、苗の植え付けを行った。バケツ稲づくりはJAとJA青森中央会が協力し、田んぼから離れた都市近郊の小学校を中心に、農業とJA理解の一環として土に触れる機会をもってもらうことが目的。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 昔のまま手植え土に触れ楽しく 宮守村立鱒沢小
 宮守村立鱒沢小学校は十三日、総合学習の一環として農業体験授業を実施し、全学年五十二人が、校舎から二百メートルほど離れた田んぼで、昔ながらの田植えを体験した。同校の稲作体験は、一九八六年ころから始まった。食や命の大切さを知ってもらおうと、野菜作りなどの農業体験学習と併せて毎年行っている。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 泥んこ面白い収穫祭が楽しみ 一関市立一関小
 一関市立一関小学校では十三日、一関市狐禅寺の実習田で五年生百十一人のうち一組三十七人が田植えに挑戦した。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 省力、低コスト技術普及へ 水稲直播作業を実演 一関普及センター
 一関農業改良普及センターは十六日、担い手育成と産地体制整備に向けた省力・低コスト技術普及を目的に一関市中里の第一遊水地内で水稲直播(は)栽培実演会を開いた。農家やJA、関係機関など五十人が、これからの栽培技術を確かめようと見入った。同普及センターの小綿寿志主任改良普及員が、直播栽培の特徴と必要性、直播支援センター利用について説明、直播と植え付けの両方ができる多目的田櫃え機(八条植え)と、代かき同時打ち込み点播(ぱ)機を装着したトラクターの二台で、飼料用稲の直播が行われた。実演は二十日、花泉町高倉地区でも行われる。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 体験学習で稲の苗手植え 秋田・八竜町立湖北小学校
 八竜町立湖北小学校の四年生三十人は十五日、同校近くの水田で農業体験学習を行い、農作業を通じて農業や食の大切さを実感しようと、昔ながらの稲の手檀え作業をした。この体験は、食農教育として、管内の小・中学校を対象に総合的な学習を支援しているJA秋田やまもとの呼び掛けで実現したもので、同校では初めて。今後は、稲の成長を学習し、秋には稲刈りを予定しているが、同校では、農業とのふれあいを通し総合的な学習の成果を期待している。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 田植え進ちょく37% 青森県内15日現在
 県農業生産対策推進本部は十六日、県内の田植え進ちょく状況(十五日現在)を発表した、県全体の進ちょく率は37%で、平年より7ポイント高い。昨年よりは19ポイント下回っている。地域別では西66%(平年59%)、北五46%(同39%)、上十三44%(同35%)、南黒27%(同14%)、三八16%(同12%)、東青8%(同12%)、中弘8形(同4%)、下北むつ3%(同2%)となっている。
(東奥日報)

○5月18日(日) 地域の子どもと田植えで交流 JAいわて南青年部真滝支部
 JAいわて南育年部真滝支部は十六日、一関市滝沢の学習田で地元滝沢小学校の五、六年生ら七十人と田植えを行った。同支部は次代を担う子どもたちが稲作体験を通し、食料・農業の大切さを学び、農業育年との交流を深めてもらうため学習田体験活動を実施し、今年で三年目だ。
(日本農業新聞)

○5月20日(火) 水稲シーダー農法実演 労力軽減、省力化へ 青森・JA八甲田
 JA八甲田水稲振興会は、十五日、県内では初の試みとなるシーダーテープによる水稲直まき(水稲シーダー農法)の実演を上北町の水田で行った。育苗の施設と手間、苗の移植作業と苗運搬が不要で、労力が軽減できる省力化技術に生産者らは高い関心を寄せている。シーダーテープを使ったたん水直まき技術は、東北農業研究センターと日本プラントシーダー鰍ェ共同で研究を進めている。シーダーテープは一ロール五百メートル巻きで十二センチごとに七粒のもみを封入。種まき直前に浸種し、代かき後の土壌中にテープを押し込む方法で、種まき装置は、一般的な田植え機の後部に装着できる。
(日本農業新聞)


 
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○5月21日(水) 知事が児童と田植え 「地産地消給食」も堪能 岩手平泉町
 平泉町立平泉小学校の学習田十五アールで二十日、総合的な学習の時間を活用し、同校児童と増田寛也県知事が田植えをした。田植えで汗を流した後は、JAいわて南が提供したいわて南牛すき焼きとたけのここ飯の地産地消メニューの学校給食を味わった。
(日本農業新聞)

○5月21日(水) ラジオの聴取者が田植え 関西から参加者 岩手県胆沢町で
 胆沢町南都田の石川千早さんの水田で十八日、大阪ABCラジオが募集した田植え体験ツアーが行われ、参加者が昔ながらの手植えをした。体験ツアーは、同ラジオの番組「アベロクのどんまい!サンデー」が、同町産「ひとめぼれ」を紹介したのをきっかけに、一九九八年から始まって今年で六年目。この日参加したのは、関西地方のリスナー十七人で、この様子は同番組と岩手IBCラジオで同時生中継された。同番組では、ラジオが作ったプライベートブランド米として「いわて純情米ゆめろく」を限定販売している。
(日本農業新聞)

○5月22日(木) 「安心米作り」推進 生育巡回調査皮切りに 山形県
 県の新たな米作りへの取り組み「やまがたこだわり安心米推進運動」がこのほど、山形市南金井地区で行った第一回水稲生育巡回調査を皮切りに本格姶動した。これまでの「品質・食味の高位安定」に「安全・安心」「消費者理解の醸成」をキーワードに加え、今年度から三カ年計画でさまざまな施策を展開する。今年度の事業計画では、「土地利用型作物生産性品質向上運動との連携」を取り上げた。大豆、ソバ、麦の品質・生産性向上に向けて技術指導を強化するほか、「はえぬき」本来の食味を最大限発揮できるよう、収量目標「十アール、当たり五百八十キロ」程度で安定させるとしている。
(日本農業新聞)

○5月22日(木) 作業受託始まる 高品質米願い田植え 青森・JA田舎館村
 機械・施設の遇剰投資の防止、労働不足の解消などを目的に二年前から作業受託するJA田舎館村は今年度も、水稲苗の注文から田植え、無人ヘリコプターによる除草剤・薬剤散布や稲刈りと年間を通じて各種農作業を請け負う。十四日には同JA営農課職員による田植え作業が行われ、この日は申し込み分一・五ヘクタールのうち約八十アールの田植え作業が行われた。 (日本農業新聞)

○5月22日(木) うまい米作り推進 第2次スリーアツプ運動 秋田
 秋田県、食糧事務所、産米改良協会などの関係機関・団体で構成する「秋田県うまい米づくり運動本部」の二〇〇三年度推進員会議が二十一日、秋田市の県JAビルで開かれた。会議では、「秋田米」の競争カと消費者の信頼確保のため、うまい米作り「第二次スリーアップ運動Lに取り組むことを決めた。目標は@整粒歩合80%以上の確保A食昧値七七以上の確保B種子更新率100%で品種特性を確保することにし、期間は〇三年度から〇五年度。特に、種子更新ではトレーサビリティー(生産・流通履歴を追跡する仕組み)に配慮し、採種ほには栽培記録の徹底、一般農家には種子100%利用を強く訴えていく。推進用パンフレットを米作り農家全戸に配布し徹底する予定。 (日本農業新聞)

○5月23日(金) 北で気温やや低め 3カ月予報
 気象庁は二十二日、六月から八月までの三カ月予報を発表した。西日本で気温がやや高めに推移しそう。北日本では六、七月にやや低くなる恐れがある。降水量は、北日本、東日本の日本海側でやや多くなりそう。 (日本農業新聞)

○5月23日(金) 北日本に謎の煙 気象庁
 気象庁は二十二日、北海道から福島県北部にかけての北日本で、太陽が照りながら日射量が極端に少ない状況が観測されていると発表した。同庁は、大陸で大規模な森林火災が発生しているとの情報があり、偏西風にのって流れ込んだ煙の微粒子が日射を遮っている可能性があるとしている。長期化した場合、農作物の生育への影響も心配される。 (日本農業新聞)

○5月23日(金) 気象観測米国衛星に さらば「ひまわり」
 気象庁は、耐用期限後も三年余りにわたって運用を続けてきた気象衛星「ひまわり5号」が二十二日午前九時に観測を終了、同日午後三時から、米気象衛星「GOES(ゴーズ)9号」が日本周辺の観測を引き継いだと発表した。ひまわり5号の後継機だった運輸多目的衛星は、搭載したH2ロケットの打ち上げが失敗。今年九月に予定されていた新後継機の打ち上げも、衛星の不具合で来年一月に延期されたため、ゴーズ9号が観測を引き継ぐことで日米両国が合意した。 (日本農業新聞)

○5月23日(金) ”温泉育ち”でおいしい米に 青森
 青森市の高坂繁光さんは、水田約六十アールで、温泉水を利用した稲作に取り組んでいる。約三二度ある温泉熱とミネラル分の豊富さから、高坂さんは「お盆前にはうまい米ができるのでは」と、市内では例のない"温泉米"に期待している。
(東奥日報)

○5月24日(土) 町内まるごと農薬半減 山形・大石田町
山形県のJAみちのく村山・大石田営農ふれあいセンターは、米改革に対応し、今年産から大石田町内全域で水稲の減農薬栽培を始めた。米をJAに出荷する生産者八百五十人全員が参加し、水田面積は九百五十ヘクタールと大規模になる見込みだ。安全・安心を基本に良食味米を生産し、実需者のニーズに対応する、売れる米作りを強力に展開していく。
(日本農業新聞)

○5月24日(土) 水田に「生きた化石」 カブトエビ大量発生 宮城・涌谷
 宮城県涌谷町吉住の農業黒沢重雄さん方の水田に「生きた化石」と言われるカブトエビが大量に発生している。「ヨーロッパカブトエビ」という種類で、計二十アールほどの二枚の水田に集中。水の中を泳いでいて、「全部で数千匹はいるのでは」と黒沢さん。黒沢さんは長年、無農薬栽培をしている。寿命自体は短く、一カ月ほどで姿を消すという。ヨーロッパカブトエビは国内では山形県だけに生息するとされてきたが、ここ数年、宮城県内でも発見が相次ぎ、昨年は涌谷町の別の場所でも見つかった。
(河北新報)

○5月25日(日) 修学旅行生が田植えに挑戦 JAいわて花巻が体験受け入れ
 JAいわて花巻は今年度、農業の大切さを次世代に伝える目的で、生活部門に地域活性課を新設し、グリーン・ツーリズム体験のツーリズムを始めた。地域活性課は田植えのほか酪農、果樹の摘果体験を行う修学旅行生を受け入れる計画だ。第一号は、修学旅行でやってきた北海道苫小牧市立明倫中学校の三年生百九十八人だ。花巻市下湯本の八重樫均さんの水田三十アールでこのほど、JAや下湯本生産組合の組合員の指導を受け「ひとめぼれ」を植えた。収穫した米はJAから同校に送られ、生徒に渡される。 (日本農業新聞)

○5月27日(火) 契約栽培米5万俵超す 生育管理に万全 山形・JA金山管内
 契約栽培による米の安定産地づくりを進めるJA金山管内で、田植えが順調に進み、ほぼ終了した。苗枯れがほとんどない上に活着は良好で、農家はトレーサビリティー(生産・流通履歴を追跡する仕組み)と稲管理に万全を期している。JA金山では、「稲作速報」を発行し、水管理を中心とした稲生育環境の確保を呼び掛けている。
(日本農業新聞)

○5月27日(火) 「いわてっこ」利用拡大へ いわて純情米推進協が総会
 岩手県やJA県中央会、JA全農いわてなどで組織する「いわて純情米推進協議会」は二十六日、盛岡市のエスポワールいわてで二〇〇三年度総会を開いた。今年度は、県オリジナル品種「いわてっこ」の販売キャンペーンや外食・中食業向けにいわて純情米利用拡大キャンペーンを行うことなどを決めた。
(日本農業新聞)

○5月27日(火) 太平洋側、日照不足 に冷たい風
 今月中旬から日本列島の太平洋側で日照不足が続き、特に関東地方の日照時間は平年の三割程度にとどまる。列島の北東側に張り出した高気圧の影響で、やませ(偏東風)に似た湿った冷たい風が関東地方に吹き込んでいるためとみられる。気象庁は「このまま梅雨入りすることはない」(気候情報課)とみるが、関東は今週いっぱい雲に覆われて、すっきりしない天気が続く見込みだ。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 地震で液状化現象 宮城・鳴瀬町の水田や転作地
 JAいしのまきは「三陸南地震」被害対策本部を設置して、被害情報の収集などにあたっている。二十九日現在の調査では、管内支所などの農業倉庫や事務所などの甚大な被書に加え、鳴瀬基幹支店管内の水田や転作地では液状化現象による土砂の堆積(たいせき)や陥没の被書などがあった。水田の被害は二十九・二ヘクタールにも及んでいることが分かった。鳴瀬基幹支店管内での液状化現象による水田への被害は、海岸に近い牛網、浜市、宮戸、野蒜の四地区。中でも牛網と浜市地区とで被害面積の九割以上を占める。被害水田の所々の隆起部分は、荒砂が上にあがった状態だ。それに陥没部分もある。水管理しても水持ちなどが懸念される。関係者らは、「水稲の生育被害がどの程度になるのか心配だ」と語っている。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 県が専用HPをー日開設 秋田の食材需要増に期待 秋田県
 秋田県は、県産食品に関する情報受発信ホームページ(HP)「あきた楽食楽座」を六月一日に開設する。県内の食品製造業、農林水産業者、県内外の流通販売業、外食産業が参加し、農産物などの情報を交換する。県産食材の需要増、地産地消を狙った加工品開発、量販店の品ぞろえ充実などに生かす考えだ。ホームページアドレスは、http://www.e-komachi.jp/rakushoku/index.php。問い台わせは秋田県流通経済課、電話018(860)1763。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 高品質大豆生産へ排水対策万全に JA新あきたの部会が現地研修
 JA新あきた大豆部会は二十八日、同JA管内のほ場では種作業の現地研修会を開き、大豆栽培のスタートを切った。はじめに、農業改良普及センターの職員から、栽培のポイントや他産地の状況などの説明があり、県内他産地では、害虫のタマナヤガの発生が例年より多く確認されており、は種直後のけい畔やほ場周辺の草刈りは控えること。また、高品質栽培では排水対策が重要であることが確認された。 (日本農業新聞)

○5月30日(金) イネドロオイムシ津軽でやや多い 青森県が6月の病害虫発生予報
 青森県は二十九日までに六月の病警虫発生予報を発表した。水稲のイネドロオイムシの発生量が津軽地域でやや多いと予想している。県内全域ではオウトウの灰星病(実腐れ)が多く、リンゴのモニリア病(実腐れ)はやや多い。ニンニクの春腐病もやや多い。 (日本農業新聞)

○5月30日(金) 「こまち」の田植え体験 秋田・羽後町立明治小
 JAうご明治支所管内の遠藤功一さんの水田でこのほど、羽後町立明治小学校五年生が元気よく田植えをした。児童十八人が田植えに挑戦する総合的な学習時間で、JAうご職員指導を受けながら、なれない手つきで水田(約280平方メートル)に「あきたこまち」の苗を植えた。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 消費者招いて田植えツアー JA山形おきたま管内川西町などで
 JA全農山形とJA山形おきたまが主催する「ダイエー蔵米田植えツアー」が二十四日から二日間の日程で川西町などで行われた。一日目は、川西町吉田の島貫喜市さんの水田で田植え。七年目を迎えた体験ツアーには、ダイエーで米を購入した人が多数応募。抽選で選ばれた親子二十組と、卸業者合わせて四十六人が関東地区から参加した。 (日本農業新聞)

○5月30日(金) 家族運れが稲文字田植え 青森・田舎館村むらおこし推進協
 田植えを通して「稲作文化への理解を深め親しむ機会を」田舎館村むらおこし推進協議会(村・JA・商工会)は二十五日、今回で十一回目となる田植え体験ツアーを開いた。地元や周辺市町村からの家族連れ約百八十人が参加し、村の風物詩となっている稲文字田植えと今年は芸術作品「モナリザ]に挑戦した。役場東側に設けた特設田三千五百平方メートルの水田を一枚のキャンバスに見立て、古代品種の「黄稲」「紫稲」、県の推奨品種「つがるロマン」の三品種を使い描き上げた。
(日本農業新聞)

○5月31日(土) 田植えを体験 アイガモ放鳥 秋田・ニツ井町切石小学校
 環境保全型農業を進めるニツ井町でこのほど、切石小学校の児童が同地区に設けられた「アイガモ試験区」の水田にアイガモの幼鳥を放した。同校では毎年、稲作体験学習で田植えや稲刈りなどをしている。今年は全校児童四十九人のうち、三〜六年生が田植えを、一〜二年生がアイガモ放鳥をした。
(日本農業新聞)

○5月31日(土) 
青年部指導で田植え 青森・南部町立向小学校  南部町立向小学校の五年生四十八人が二十七日、同町の佐々木幸雄さんの田んぼで、昔ながらの手植えに挑戦した。同校の稲作による農作業体験学習は今年で三回目で、総合学習の一環として行われている。今回の田植えに続き、六月中旬には今年の春生まれたアイガモ十五羽が放たれ、田んぼの除草・書虫の駆除など稲の成長に一役買うことになっている。
(日本農業新聞)


 
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