水稲冷害研究チーム

2008年東北稲作動向


 本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
 稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
 なお,記事の収集については東北農業研究センター情報資料課田中課長さんにご協力をいただいています.


5月

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○5月1日(木) 水稲の育苗温度適切に 岩手・JA江刺
 JA江刺は4月24、25日の両日、育苗の後半管理と田植えから除草剤散布について各地区で稲作現地指導会を開いた。奥州農業改良普及センターの職員が、育苗後半の温度管理として夜間5〜10度、日中20度前後に気をつけることを説明した。田植え準備の堆肥(たいひ)、土づくり肥料の散布について、生産者は今後の栽培管理を確認。適切な農薬の使用と安全な農作業管理を呼び掛け、これから迎える繁忙期に向け事故のない作業を促した。管内では、5月から田植え作業が本格的にスタートする。
(日本農業新聞)

○5月1日(木) 大雨災害、未然に防げ 注意報、警報で新指標 気象庁
 気象庁は28日から大雨と洪水に関する注意報や警報を改善する。土砂崩れや洪水の発生要因となる土中の雨量や、河川の上流で降った雨量などを基に、注意報や警報を発令する。現在の大雨と洪水に関する注意報や警報は、いずれも降り始めからの1時間、3時間、24時間の雨量を指標にする。この方法では観測地点の雨量が基になるため、地中に浸透した雨水が要因となる土砂災害や、河川の上流に降った雨量にも左右される洪水災害には、十分に対処しているとは言いにくい面もあった。同庁も「注意報や警報を出しても空振りになる事例があった」という。新しい指標は24時間の雨量に変わり、大雨注意報、警報では土壌に浸透した雨量を指標化した「土壌雨量指数」、洪水注意報、警報では該当地域の周囲に降った雨量も考慮した「流域雨量指数」に変更する。いずれも日本全体を5キロ四方に区切り、その枠内に降った雨量を元にコンピューターで計算する。指数は、最も少ないゼロから数字が大きくなるほど危険度が増す。各地域の土砂や地形もあり、どの指数で危険かは地域差がある。同時に高潮警報についても改善する。発令基準を各地の防波堤の高さなどを基に見直す。
(日本農業新聞)

○5月2日(金) 小麦 適期に追肥・防除を JAいわて中央
 今年産小麦栽培現地講習会が4月25日、JAいわて中央管内4カ所の圃場(ほじょう)で開かれ、追肥時期や赤かび病防除について学んだ。今年は4月に入ってから暖かい気候が続き、生育は平年より1週間ほど進んでいる。志和ライスセンター南側圃場で開かれた講習会には、生産者約50人が出席。盛岡農業改良普及センターの藤田智美普及員が、圃場から採取したサンプルで生育状況を確認し、「たんぱく質含量の向上に効果があるため、ナンブコムギは減数分裂期に、ゆきちからは穂ぞろい期に追肥を行いましょう」と指導した。また、赤かび病防除は2回防除を基本として、薬剤の組み合わせを考えた適正使用を呼び掛けた。
(日本農業新聞)

○5月2日(金) V溝直播で飼料米 コスト削減の切り札 宮城県登米市
 登米市は今年、エタノール原料や家畜飼料になる多収穫米の栽培を市迫町北方の試験田で始めた。コスト削減の切り札として、県内で初めて不耕起V溝直播(ちょくは)栽培に取り組む。試験圃(ほ)64アールに「ひとめぼれ」、55アールに飼料米「べこあおば」「べこごのみ」「ふくひびき」の3品種を乾田にまいた。今後、発芽を確認し田に水を入れる。播種(はしゅ)前に堆肥(たいひ)を散布し、プラウで反転、バーチカルハローで粉砕、整地、鎮圧、カルチパッカーで鎮圧する。トラクターのロータリー軸に作溝輪を20センチ間隔に装着し、強制駆動で深さ5センチ、幅2センチのV型の溝を切り、この部分に播種と施肥を行い、覆土する。V溝の深さが保たれていれば発芽が安定し、鳥害を受けず、倒伏が避けられる。苗を育てる必要がなく、資材代が掛からず労力も軽減される。愛知県の事例では約1割コストダウンできたという。
(日本農業新聞)

○5月2日(金) たん直みっちり 機械操作学ぶ いわての研究会
 生産者らで構成する「いわて直播栽培米研究会」は1日、北上市の県農業研究センターの圃場(ほじょう)で講習会を開いた。生産者、JA、普及センター、農業大学校など約120人が参加。播種(はしゅ)期を前に、機械操作や種子の処理方法などをあらためて確認した。県内では直播栽培が年々増えており、今年は約200ヘクタールまで増える見込みだ。
(日本農業新聞)

○5月8日(木) 水稲晩期栽培を 品質低下を回避 宮城県が呼び掛け
 ゴールデンウイーク中に宮城県内では、仙台や古川、石巻地方を中心に田植えが始まった。ただ県は、冷害や登熟期の高温を回避するため、晩期栽培を呼び掛けている。晩期栽培は田植えを5月15〜20日ごろに行う。低温に弱い減数分裂期を、気温が1年で最も高い8月上旬に迎えるため、障害型冷害の発生を抑えることができる。また出穂期は8月15日ごろとなるため、登熟期が高温となる確率が低く、乳白粒の被害を避けられる。穂発芽の原因となる秋雨も回避でき、品質低下を防ぐためにも有効だ。東北地方では春先から気温の高い日が続いているが、県は「夏に(気温が)どうなるかはまだ分からない。高温になれば乳白粒が発生しやすい」(農産園芸環境課)として注意を促す。
(日本農業新聞)

○5月9日(金) 乾田直播普及へ手引書 農機貸し出しも 宮城・JA古川
 JA古川管内で乾田直播(ちょくは)栽培が始まった。労力の軽減とコスト削減を目的に、JAが5年間の実験成果を基にマニュアルを作成。直播機もJAが貸し出し、生産者はマニュアルを参考に取り組む。管内7カ所で昨年より1.5ヘクタール多い約6ヘクタールに「ひとめぼれ」「ササニシキ」「たきたて」など乾田直播する。大豆・麦の不耕起直播機をトラクターに装着する方法だ。大崎市古川西荒井地区の畑山敏広さんは、所有する1ヘクタールの圃場(ほじょう)に「まなむすめ」の種もみ60キロをまいた。排水対策や鳥害による出芽の低下を防ぐため、播種作業は逆転ロータリーつめで5センチ幅、深さ6センチに浅耕しながら、約3センチの深さに施肥して埋め戻し、さらにディスクで深さ3センチ前後の溝を作り種をまく。その後、覆土・鎮圧する。播種の前後に鎮圧ローラーで圃場を均平にする。JAは2002年から06年までの「低コスト稲作生産実験事業」で培った乾田直播のデータを生かし、栽培マニュアルを作った。JAの担当者は「出芽を高めるため播種後、水を入れずたん水状態にしないことが大切。これが収量に大きく左右する」と話している。
(日本農業新聞)

○5月10日(土) うるち米 1等79・4% 3月末、農水省
 農水省は2007年産米の3月末現在の検査結果をまとめた。それによると、水稲うるち米で446万トンが検査を終了。07年産の作況指数は「99」の平年並みだったが、1等米の比率は前年産より1ポイントほど高い79・4%となっている。「07年産は大粒米も多く、良好な結果」(同省)と健闘している。1等米比率は東高西低の傾向。北海道、東北産はともに90・9%と高い。関東産が89・1%、北陸産が83・8%と平均を超え、まずまずの成績。一方、西日本では2等格付けが目立った。台風や日照不足など天候不順の影響を受けた九州産の1等比率は28・4%、中国・四国産は50・8%にとどまっている。代表銘柄の1等比率をみると、北海道「きらら397」が97%、秋田「あきたこまち」93%、宮城「ひとめぼれ」92%、新潟「コシヒカリ」82%となっている。
(日本農業新聞)

○5月10日(土) 低温、高温から一転 田植えは天候みて 秋田では水不足も
 仙台管区気象台は10日から気温が低くなるとの予報を9日発表し、農作物の管理に注意するよう呼び掛けた。田植えが始まっている地域も多いが、各県では極端に寒い日は作業をしないよう指導している。また、一部では少雨による水不足で、代かきなど農作業に支障が出る地域も現れている。ゴールデンウイーク中の高温から一転、低温の対策が必要だ。気象台によると、この時期としては強い寒気を伴った低気圧が通過し、12日ごろにかけて最低気温が平年より4〜5度低くなる見込み。北部を中心に山沿いでは晩霜の恐れもある。各県では、田植えはできるだけ穏やかな日を選び、田植え後、気温が15度以下の時は深水管理にするよう指導。ただ、低温でも日照があり風がない場合は、日中、浅水にして水温の上昇を図るよう促している。秋田県北部では、水田への水不足を心配する声も挙がっている。秋田市の4月の降水量は平年に比べ36%とかなり少なく、県内全域で5月も少雨の状況は続いている。大館市では水田の代かきに支障が出ている地域もあることから9日、市とJAが緊急の会合を開き、状況の把握に努めた。三種町の一部の地域では、河川の水量が不足するなど、田植え後の水管理に不安を抱えている。4月の降水量は平年に比べ青森市35%、盛岡市41%と北3県でかなり少ない状況だが、気象台によると「雪解け水があるので影響は少ない」とみている。
(日本農業新聞)

○5月10日(土) プール育苗に手応え 山形・JA庄内みどりの特栽米部会
 天候不順に対応しようと、山形県JA庄内みどり管内の八幡型特別栽培米部会では、今年から部会員61人全員が水稲の苗を水に浸して育てるプール育苗に取り組んだ。省力化、減農薬に効果を挙げている。慣行栽培に比べ、もみ枯細菌病や苗立枯病が発生しにくいので、減農薬につながる。気温がめまぐるしく変わっても、水が温度を保つ働きをするので、ハウスはほぼ換気したままでよく、開閉の手間が省けた。山間部ではいもち病防除が必要で特別栽培が難しかった。育苗期に農薬を減らせたことから、山間部を含めた特別栽培米部会の面積は昨年の75ヘクタールから今年125ヘクタールに拡大している。
(日本農業新聞)

 
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○5月11日(日) 思い出つくって 農家民宿で農村満喫 宮城・加美町で農業体験受け入れ開始
 JA加美よつば管内で農業・農村体験の受け入れが始まった。加美町グリーンツーリズム推進会議を通じ、7日は多賀城市立多賀城中学校2年生175人が町を訪れた。9日までの3日間の体験学習では、初日に水稲の手植えを全員で行った。4、5人に分かれて31軒の農家に民泊し、農作業をしながら農家の家庭料理を味わった。同町は都市と農村の交流を目的に、体験学習を7年前から受け入れている。県内ではグリーンツーリズムの先進地域で、管内にはNツアー主催のツアーも含め、今後4つの中学校などが訪れる。米ができるまでの農業指導は集落営農組合やJA青年部が引き受ける。
(日本農業新聞)

○5月11日(日) 埼玉の消費者 田植え楽しむ 福島・大玉村
 「親子で体験田植えツアー」が10日、JAみちのく安達管内の大玉村にやって来た。首都圏で展開しているスーパーの鰍「なげやが、同JA産の「コシヒカリ」を販売していることから産地との交流事業として企画。さいたま市、浦和中尾店の客10組の小学生ら親子が招待された。貸し切りバスで訪れた一行は、さっそく田んぼで田植えを体験。小学生のほとんどが田植えは初めてとあって、恐る恐る田んぼに入り、JA職員らに教えてもらいながら苗を植えた。お昼は県民の森でJAが準備した「コシヒカリ」のおにぎり、豚汁、もちなどをおなかいっぱい食べた。また、民話茶屋での民話の世界や森の案内人による野外散策なども行われ、楽しい一日を過ごした。
(日本農業新聞)

○5月13日(火) 影響残り暑い夏に ラニーニャ現象解消へ
 気象庁は12日、エルニーニョ監視速報を発表した。太平洋東部、赤道付近の海面温度は4月の平均で基準値より0・3度低く、ラニーニャ現象がまだ残っていることが明らかになった。今年1月から基準値との差は徐々に縮まり、同現象は解消に向かっているが、影響は残る見込みで例年よりも暑い夏になる可能性がある。ラニーニャ現象発生時、日本列島は平年よりも夏は暑く、冬は寒くなりやすい。同庁は現象自体は夏ごろに解消するとみているが、「現象がなくなっても、すぐに影響が消えることはない」と指摘。7月の気温を平年並みか、平年より暑いとする3カ月予報に変更はないとする。
(日本農業新聞)

○5月14日(水) 水稲直播用の播種機実演 面積拡大へ意欲さらに JA秋田しんせい
 JA秋田しんせいと水稲直播研究会は10日、にかほ市馬場地区と由利本荘市矢島町立石地区の2カ所で、水稲直播(ちょくは)用の播種機実演会を開いた。農機具メーカー5社が参加。田植え機に直播播種機を取り付けるタイプや、トラクターに播種機を付け、しろかき作業と同時に播種を行えるタイプなどで、カルパーコーティングをした「あきたこまち」の播種作業を実演した。播種作業を実演した圃場(ほじょう)で、今年度は播種量、カルパーコーティング率を共に従来より低くし、元肥に安価なリン安を主体とした窒素肥料を使用。栽培方式は、たん水直播の点播、条播両方を採用する。低コスト栽培試験を県由利地域振興局農林部とJAが合同で行う。JA管内では今年、約90ヘクタールの水田で水稲直播栽培をする予定。前年度対比150%(2007年度約60ヘクタール)で、導入する農家、面積は共に増えている。
(日本農業新聞)

○5月15日(木) 田植え引き受け 受委託事業を展開 福島・JAすかがわ岩瀬
 須賀川市保土原の橋本正和さんの水田で11日、JAすかがわ岩瀬と潟Wェイエイあぐりすかがわ岩瀬の農作業受委託事業による田植えが行われた。1・3ヘクタールの水田に潟Wェイエイあぐりすかがわ岩瀬の社員が、「コシヒカリ」を植え付けた。同JAでは、農地保有合理化事業の実施に合わせ、2008年作付け分から農作業受委託事業を開始した。この事業は、JAの営農部が管理調整し、地域の担い手農家に優先的に作業を再委託するほか、子会社のジェイエイあぐり須賀川岩瀬が機械作業を行う。このほか、高齢化や健康上の理由などで農作業が困難になった場合や、所有する耕地面積が少なく、農業機械を更新するのが経済的に容易でない場合などに農作業を引き受ける。今後は、秋の刈り取りや乾燥調整などの作業を受け付ける。
(日本農業新聞)

○5月15日(木) 湛水直播に学生が挑戦 鉄コーティング種子作りから 宮城県農業実践大学校
 県農業実践大学校農産学部(大崎市古川)で13日、鉄コーティング種子による湛水直播(たんすいちょくは)の作業が行われ、60アールの圃場(ほじょう)に6キロの「ひとめぼれ」を表面条播した。将来の営農設計に生かそうと、学部生2人が課題研究に直播栽培を選んだ。秋の収穫まで自分たちで圃場を管理し、収量や栽培方法を研究する。鉄コーティング作業は、種子と焼石こうを混ぜた鉄粉をミキサーに入れ、水をスプレーし、育苗箱で乾燥させる。鉄が酸化してさびることで、種子にコーティングされる。作業は容易で、一般に普及しているカルパーコーティング種子に比べ、保存期間も1〜3カ月と長いため、忙しい春作業前に行える。鳥による食害も受けにくく、鉄粉も安価。鉄粉は種子の半分の重さで済み、資材代も削減できる。今回は田植機に湛水直播機を取り付けてまいたが、側条施肥田植機があれば、肥料を入れる部分に種子を入れて播種できるため、新たな機械導入も不要で、導入コストも抑えられる。
(日本農業新聞)

○5月15日(木) 乾田に工夫 宮城の宮戸干拓野蒜生産組合
 東松島市大塚の圃場(ほじょう)で、宮戸干拓野蒜生産組合が、湛水直播(たんすいちょくは)と乾田直播の中間である独自の直播方法で種まきを始めた。播種の1週間前に田んぼを耕起し、レーダーで平らにする。種子はあらかじめカルパーコーティングしておく。播種機は、生産組合が大豆や麦に使っているドリルシーダーを用いた。条間30センチで1度に8条を播種できる。トラクターにドリルシーダーと整地用のハローを取り付け、播種。播種後ただちに水を張り、表面が乾かないように水の管理をする。発芽するまでこの状態を保つ。昨年は代かきし、水を張った湛水直播だったが、稲作用の機械を借りなければならず、水の抵抗でまっすぐまけない問題があった。そこで今年は乾田で、播種後に水を張る直播方法を考案した。10ヘクタールをこの方法で行い、うち1ヘクタールは鳥害対策として忌避剤を混ぜてコーティングした。
(日本農業新聞)

○5月15日(木) JAの指導で田植え 岩手・金ヶ崎小児童
 金ヶ崎町立金ヶ崎小学校の5、6年生129人は14日、学校近くの実習田5アールに「ひとめぼれ」の苗を手で植えた。世話役の谷地下東部営農組合の及川暉久さんが「苗は3本から5本を持ち、根をしっかり地中に埋めて」と指導。足元がぬかるみおっかなびっくりだった児童は、なれるに従い泥も気にせず作業に取り組んだ。総合学習の一環で前日、JA岩手ふるさとの職員が講師役を務めた稲作の授業を受け、この日に臨んだ。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 東京の中学生が田植え 岩手・雫石町
 東京都昭島市の私立啓明学園中学校の3年生111人が13日、雫石町を訪れ、さまざまな農作業を体験し地域の文化や農業への理解を深めた。同町西安庭にある川口英敏さんの水田で行われた田植えには、JA新いわて青年部雫石中央支部のメンバーが参加、生徒らに植え方を指導した。生徒らは、初めて素足で入る泥の感触に悲鳴を上げていたが、すぐに慣れ、目印に沿って苗を植えた。12日から3泊4日のスケジュールで県内を訪れた同校との交流は今年で16年目。生徒らは雫石町産の野菜を箱詰めし、東京にいる家族への発送も行った。
(日本農業新聞)

○5月16日(金) 台風進路的確に 21日以降から予報円を縮小 気象庁
 気象庁は15日、台風の進路予報を地図上に示す際の「予報円」の半径を15〜20%小さくし、精度を上げると発表した。特に日本の南海上から北西の沖縄・奄美地方へ進む場合は、20%縮小する。21日以降に発生する台風から実施する。予報円は、台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲。昨年まで4年間の進路予報と実際のコースのデータを積み重ねて検討した結果、技術的な改善が可能になった。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 「淡雪こまち」直播 ブランド確立に全力 秋田・JAかづの
 JAかづのが独自ブランド化を目指している「淡雪こまち」の栽培が始まった。2009年度からは本格的な種子供給も始まり、生産者は、地域ブランド確立に期待を寄せる。「淡雪こまち」は、秋田県農業試験場が育成、今年3月に品種登録した低アミロース米。もち米とうるち米の中間の性質を持つ。栽培方式は、冷涼な鹿角地域の気候が適しているとして、主に直播(ちょくは)で栽培が進められている。早生・短稈(たんかん)で寒さに強く、直播に適しているためだ。出穂後の登熟期に高温に当たると、もちの特性が強くなり、玄米が白濁する。12、13日の2日間、JA稲作生産部会のかづの淡雪こまち直播研究会は会員の水田で「淡雪こまち」の直播作業を行った。JA管内における今年度の「淡雪こまち」の作付面積は526アール。このうち449アールで直播栽培に取り組む。直播前日には、JA水稲育苗センターで、種子にカルパーコーティングを行っている。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 首都圏の家族連れ 作業後は地場料理 宮城・JAいしのまきツアー
 JAいしのまきはこのほど、首都圏の消費者を招いた「春の田植え体験ツアー」を石巻市桃生町の水田で開き、家族連れが「ササニシキ」の手植えに挑戦した。泣Tンダーファーム牛田の水田23アールを借り、JA桃生営農センターの担当者が植え方を説明。一列に並んで手植えをした。昼は「ササニシキ」のおにぎりや豚汁、漬物など地元の食材をふんだんに使った料理が振る舞われ、ふるさとの味を満喫していた。参加者は、関東で237店舗を展開するスーパー・マルエツの懸賞で当選した親子20組40人。マルエツが業務提携する丸紅が、いしのまき産「ササニシキ」を産地指定していることからJAが受け入れた。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 生産者250戸へ丈夫な水稲苗 JAいわて花巻中央育苗センター配布
 花巻市椚ノ目のJAいわて花巻中央育苗センターでは、健康に育った水稲苗を組合員へ配布する作業に追われている。このほど担当職員15人が、トラックへの積み込みや生産者への配達に汗を流した。同センターは20日までに、生産者250戸へ3万3000箱を配布する予定。例年にない高温のため、ハウス内の温度管理に苦労しながらの育苗となったが、水稲苗は順調に生育した。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 6年生が先生役 新入生に優しく 岩手・北上市立和賀東小
 北上市立和賀東小学校の全校児童310人は13日、稲作活動の一環で田植えを体験した。児童らは、学校近くの実習田に、はだしで入り、田んぼに張り渡したひもを目印に1人20株ほどを丁寧に植えた。学年ごとに時間割を設けて、1年生は6年生に付き添われて体験。全校稲作活動は今年で7年目。児童らは農作業を通じ米の大切さを学ぶと同時に、1年生を6年生が指導することで、教わること、教えることの大切さも学ぶ。
(日本農業新聞)

○5月17日(土) 養護学校生徒と秋の実り願って 宮城・石巻市の県立河南高
 石巻市の県立河南高等学校農業科3年生14人は県立石巻養護学校高等部の生徒24人と15日、高校の農場で田植えをした。体が不自由な生徒との交流で、健常者の社会的役割を自覚してもらい、ボランティア精神を養う。約4アールの田んぼに「たきたて」の苗を植えた。
(日本農業新聞)

○5月18日(日) 飼料用150ヘクタールに 「こめ育ち豚」特産化 山形県酒田市
 山形県酒田市で今年、飼料米の生産が急拡大する。地元の養豚業者、平田牧場の求めに応じたもので、昨年の4ヘクタールから150ヘクタールに伸び、全国最大規模になった。2008年産米の生産調整の動向が注目される中、「米で転作」の取り組みが動き出した。種もみは地元で自家採種し、ようやく150ヘクタール分を確保した。平田牧場では、将来、酒田市を含めた庄内地域全体で600ヘクタールを確保し、年間に出荷する20万頭すべてに必要な量の米を与えることを目指している。
 生産拡大の背景には、手厚い助成と高めに設定した販売価格がある。市の水田面積約1万ヘクタールの3割を占める生産調整で、大豆と並ぶ転作作物の要と位置付けるのが飼料米だ。助成額は、産地づくり交付金や県の助成などで10アール4万4000円。飼料米は平田牧場が1キロ46円で引き取る。10アール当たりの目標収量は540キロなので、販売額と助成金をあわせて10アールで6万8840円以上の収入になる計算だ。生産調整面積を拡大した部分には、今年限りだが、国の緊急一時金として10アール5万円も加わる。JAは管内の遊佐町で5年前から飼料米に取り組み、平田牧場や生協と一体で「こめ育ち豚」の産地化を目指してきた。酒田市は、遊佐町をモデルに仕組みをつくった。ブロックローテーションが定着した同地域。大豆と主食用米の間に飼料米を組み入れることで土壌中の窒素が減り、「主食用米の品質が上がる」(JA)と分析。大豆の連作障害の回避にも有効だ。課題もある。今年、生産が見込まれる810トンにも及ぶ数量を通年で保管する場所がない。流通経費の負担を軽減するため、国が1キロ25円を上限に助成する資料用米導入定着化緊急対策事業も、今年限りだ。
(日本農業新聞)

○5月20日(火) 東京の小学校でバケツ稲作り出前授業=@青森・JA木造町
 JA木造町はこのほど、東京都荒川区立ひぐらし小学校に指導員2人を派遣し、バケツ稲づくりの出前授業を行った。同小学校は昨年1月から、「つがるブランド」に認定されているJAの米やトマトなどを学校給食に取り入れている。今回使われたのは、JA木造町おいしいごはんを作る会の完全無農薬米「つがるロマン」の苗。
(日本農業新聞)

○5月20日(火) 浪速っ子が農村生活 岩手・おうしゅうグリーンツーリズム協
 大阪府の大阪体育大学浪商高校の2年生74人が19日までの3日間、奥州市を訪れ、農家民宿で田植えや野菜苗植えを体験、農家の生活を満喫した。おうしゅうグリーンツーリズム協議会が受け入れ、浪商高校が訪れるのは8回目となる。3、4人ずつ20戸の農家に2泊した。衣川区の橋厚さんは、今年も生徒4人を受け入れた。18日には、橋さんが「ひとめぼれ」の田植えを手ほどきした。協議会の今年の農村生活体験受け入れ数は、関東・関西の中高16校約2900人を予定。受け入れ農家数は、約140戸。
(日本農業新聞)

 
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○5月21日(水) 地元米で「地産酒」 JA秋田やまもと
 日本酒でも地産地消を進めようと、JA秋田やまもとが吟醸酒「ザ地産酒」を発売した。JAの組合員が酒造好適米を栽培し、地元の酒造メーカーが仕込み、JAが販売する。管内初の取り組みで、日本酒離れを食い止めようと、関係者は意気込んでいる。吟醸酒の原料米は、大粒種の「秋田酒こまち」を使う。栽培する三種町下岩川の稲作農家、近藤強さんはこれまでも酒造好適米を栽培しており、JAから白羽の矢が立った。「ザ地産酒」は720ミリリットル入り1680円。JA秋田やまもとふれあい課で販売中。問い合わせは同課、(電)0185(87)4250。
(日本農業新聞)

○5月21日(水) 紙マルチ田植え 除草いらず 山形・JA鶴岡が試験
 JA鶴岡は今年から、紙マルチ田植えの試験栽培に取り組む。雑草の伸長と繁茂を抑えるマルチを田面に敷きながら田植えを行う方法で無農薬栽培試験も兼ねている。21日には鶴岡市田川地区で実演会を行う。14日には大山地区で実演会があり、JAの米穀指導員らが立ち会った。使用されたのは、三菱農機製の「紙マルチ田植機」。田面に黒い再生紙を敷きながら田植えを行った。この再生紙は田面への日光を遮断するため、初期段階での除草の手間を軽減できる。敷設後は約50日で自然に融解し、有機物として有効活用もできる優れものだ。紙マルチの価格は10アール当たり約1万7000〜1万8000円。この試験は、JAが推進する高付加価値米の生産手段だけでなく、環境保全型農業にもつながる。需要に基づく米作りの手段の一つとして無農薬栽培試験も兼ねる。圃場(ほじょう)2カ所で、今年取り組む無農薬技術試験は計2ヘクタールとなる。
(日本農業新聞)

○5月21日(水) 米産地を理解 大阪の卸が研修 岩手・奥州市
 産地と消費地の意識統一と販売拡大に向け「2008大阪いわて純情会田植え研修」が18日、奥州市江刺区玉里にある菅野和一さんの圃場(ほじょう)で行われた。大阪の小売店で組織する大阪いわて純情会や米卸業者、地元生産者ら20人が参加した。2007年産米から、菅原さんを含め玉里地区の5人の生産者が作る特別栽培米「ひとめぼれ」は、指定銘柄として大阪の小売店で販売されている。約30アールの圃場には、生産者の指導で「ひとめぼれ」の苗が田植え機と手作業により植えられた。
(日本農業新聞)

○5月21日(水) 花巻の小学生 農業学びます JAいわて花巻体験学習始動
 花巻地域の小学生を対象としたJAいわて花巻の「学校農業体験学習」がこのほど、スタートした。今年度のトップを切って花巻市立八重畑小学校と同湯本小学校の児童が田植え作業に汗を流した。食と農の大切さを伝え、豊かな心をはぐくんでもらおうと実施。今年度は管内の小学校15校、約900人の児童が農作業に取り組む。八重畑小学校の4年生から6年生54人は、晴山喜幸さんの実習田10アールに「ひとめぼれ」を植えた。農業体験学習は、秋の収穫作業まで行われる計画。学校によってはおにぎりを作るなどの収穫祭を予定している。
(日本農業新聞)

○5月21日(水) 初めての田植え 宮城・JA古川児童が農業体験塾
 JA古川はこのほど、農業体験塾を開き、管内の小学生28人が「みやこがねもち」の田植えを体験した。圃場(ほじょう)は大崎市古川高倉地区のJA青年部員、佐藤俊光さんの2アールの水田で、佐藤さん が田植えの手ほどきをした。塾は年6回開き、7月には高校生の指導で夏休み工作作りを予定している。
(日本農業新聞)

○5月22日(木) 防除回数半減OK ナンブコムギ赤かび病 岩手農研センター
 岩手県農業研究センターは「ナンブコムギ」の赤かび病で、防除回数をこれまでの2回から1回に半減しても、効果が変わらないことを確認した。防除期を迎え、労力とコスト削減につながる、と提案する。小麦赤かび病は穂に発生する。粒が大きくならないので収量が落ちる上、被害粒が混入すると規格外となり商品価値がなくなる。このため、開花期と開花後で合計2、3回防除するのが通常だ。「ナンブコムギ」は赤かび病抵抗性が「やや強」であることから、同センターが昨年、防除回数を減らせるか試した。開花期に1回防除すれば発病穂率を1%に抑えられ、開花期と開花7〜10日後の2回防除と、効果が同じであることが分かった。県内は、今週から来週いっぱいにかけてが防除適期となる。同センターは「1回防除で、効果は十分にある。少しでも防除の無駄をなくし、省力化を進めてほしい」と呼び掛ける。
(日本農業新聞)

○5月22日(木) 環境保全米をPR 地元TV局で田植え JAグループ宮城
 環境保全米に取り組むJAグループ宮城は、今年から県内14JAに1カ所ずつ「ウォッチン田んぼ現地案内所」を設置する。稲の生育状況を、地元テレビ局の敷地内に作ったミニ田んぼと比べて放送、米作りに役立つ内容も紹介し、環境保全米をPRしていく。JAグループ宮城は、昨年からTBC東北放送局内に田んぼを作り、気象予報と稲の生育を絡めながら毎日水田の状況を取り上げていた。21日には局内の田んぼで、JAみやぎ仙南角田地区青年部の遠藤浩司部長ら3人と、気象予報士の佐藤正則さんの協力支援で田植えを行った。番組は月〜金曜日の朝放映している「ウォッチンみやぎ」のコーナーで、気象予報と局内の田んぼの状況、県内各JAの「ウォッチン田んぼ現地案内所」からも番組放映を行う。
(日本農業新聞)

○5月22日(木) 田植え作業ほぼ終わり 宮城県
 宮城県は21日、県内の田植えの進行進行状況を発表した。20日時点で、水稲の作付見込み面積7万6693ヘクタールのうち、95・9%が終了した。県全体の田植え盛期は平年より3日遅い5月10日、終期は平年より4日遅い19日だった。冷害を避けるため、平たん部で5月15日以降に田植えをする晩期栽培の面積は約1万2000ヘクタールの見込み。平たん部の全作付面積の約18%で、前年並みにとどまった。県内は5月上・中旬ともに少雨傾向だったが、県によると現段階で用水不足が懸念される地域はないという。
(日本農業新聞)

○5月23日(金) 学校行事で初 水田で手植え 岩手・一関市の小梨小
 一関市千厩町の市立小梨小学校の5年生22人はこのほど、社会科と総合的な学習の一環で田植え作業を行った。小学校前にある地元農家所有の5アールの水田に「ひとめぼれ」の苗を手で植え付けた。水田での田植えは今年が初めてで、児童たちは地元農家や児童の父母、祖父母の手ほどきを受けながら、はだしで田んぼに入り、泥に足がとられたり、泥が跳ねるたびに歓声を上げていた。観察や水の管理は児童たちが学習を兼ねて行い、秋には親子で収穫祭を行う予定。
(日本農業新聞)

○5月23日(金) 12人がにぎやかに 学童農園で田植え 岩手・奥州市の藤里小
 奥州市立藤里小学校の5年生12人は、同学校の学童農園で21日、田植え体験を行った。この日は、青空が広がり、児童たちは元気に半そで短パン姿で、歓声を上げながら田んぼへ足を入れた。最初に、地元生産者の補助を受けながら、苗を植える目安として圃場(ほじょう)に引く線引きを昔ながらの道具を使用して体験した。苗の持ち方や植え方の説明があり、田植えを開始した。自前のかごを腰に着けて作業をする児童や黙々と慣れた手つきで植える児童の姿も見られ、約3・5アールの圃場には「ひとめぼれ」の苗が手植えされていった。
(日本農業新聞)

○5月23日(金) 横浜市の生協組合員が田植え 岩手・花巻市東和町
 横浜市の生活共同組合パルシステム神奈川ゆめコープの田植えツアーが17、18の両日、花巻市東和町で行われた。訪れた同組合の組合員やその家族ら34人は、昔ながらの手植えによる田植えを体験したほか、カントリー施設や畜産農家を見学し、農村の現状に理解を深めた。初日は、同組合の体験圃場(ほじょう)20アール(菅原和男さん所有)でJA職員や水稲部会の協力を得ながら、「ひとめぼれ」の苗を昔さながらの手植えをした。
(日本農業新聞)

○5月23日(金) 伝統の大会 田植え競う 青森県立柏木農高
 青森県立柏木農業高校の「田植え競技大会」がこのほど、同校の実習田で開かれた。米作りに関心を持ってもらい、土と農業に対する認識・理解を深める目的で毎年実施されている。大会は、同校創立当時から行われ、一次中断したものの、1985年に復活し引き継がれている。昔ながらの手植えの早さと正確性を競う。田植え未経験の1年生チームから、経験と技術を持つ3年生チームまで、全校14クラスの対抗戦で行われた。生徒たちは、慣れない田植え作業に悪戦苦闘しながらも、クラスメートや隣接する平賀幼稚園の園児らの声援に後押しされ、「つがるロマン」の苗を勢いよく植え付けていった。
(日本農業新聞)

○5月23日(金) 今年は暑い夏 局地的大雨、雷に注意を 気象庁
 気象庁は22日、6〜8月の3カ月予報を発表した。本州、九州、四国の梅雨入りは例年とほぼ同時期になる見込みで、気温は例年並みか、例年よりも暑くなりそうだ。その一方で、大気が不安定になることもあり、局地的な大雨や雷が発生する危険がある。太平洋東部、赤道付近の海面水温が基準よりも低いラニーニャ現象は解消に向かっているものの、8月まではその影響が残る見込み。このため、気温は各月とも高めに推移しそうだ。一方、降水量は例年並みか、例年より多くなる確率が高い。特に、ラニーニャ現象の影響で太平洋西部の大気の流れが不安定になるため、西日本では梅雨時に局地的な大雨になる可能性がある。また、北日本から東日本にかけては、7月の梅雨明け以降、オホーツク海から寒気が一時的に南下。暖かい空気と触れることで、短時間ながら激しい雷雨に見舞われることも予想される。
(日本農業新聞)

○5月24日(土) 無線操作で除草楽に 青森・倉石地域水稲営農組合連絡協
 倉石地域水稲営農組合連絡協議会は21日、管内の水田では初となるRCホバークラフトを使った除草剤散布を行った。この散布機は水田専用で、圃場(ほじょう)に入ることなく、ラジコン操作するだけで均一に散布できる。RCヘリコプターによる航空散布と異なり、免許が不要で簡単に操作できることが特徴。製造元の関東電設鰍フ深瀬幸英次長は「土がかきまぜられて、太陽光が遮断されるため、除草効果が高い。農薬飛散がないことから、無駄がない。浮き上がって走行しているので、稲への影響もほとんどない」と話す。発売元の潟с塔}ー農機東日本五戸支店の佐々木顕二支店長は「青森県内では4台目の導入。1ヘクタール当たり約10〜15分、1日に20〜30ヘクタール散布できるので、省略化と作業性向上の効果がある」と説明した。
(日本農業新聞)

○5月24日(土) 田植えに奮闘 横浜の米卸が体験 岩手・花巻市
 米卸業の潟~ツハシ(横浜市)の社員9人が16、17の両日、研修で花巻市を訪れ田植えを体験した。研修は同市矢沢の品種改良などを行う試験圃場(ほじょう)5アールで行った。JA営農指導員や県中央農業改良普及センターの普及員の指導を受け、手植えで「あきたこまち」「どんぴしゃり」「ひとめぼれ」の3奨励品種苗のほか、現在育成中の「岩手83号」「岩手75号」「岩手86号」の晩成3系統の苗を丁寧に植え付けた。
(日本農業新聞)

○5月24日(土) 大阪のラジオ番組リスナーがツアー 岩手・奥州市
 大阪ABCラジオは18日、リスナーを対象にした、いわて純情米田植えツアーを奥州市胆沢区で開いた。関西地方から参加した親子10組20人が農家の助言を受け、慣れない泥田に足を取られながらも手植えを満喫。その様子は、ラジオ番組を通じて関西圏で生放送された。消費者と生産者の交流を目的に1998年にスタート。番組のリスナーが春と秋の農作業を体験する。JA岩手ふるさと、JA全農いわて、奥州市が前面協力した。田植えは、南都田の石川千早さんの水田10アールで実施。「ひとめぼれ」の苗を植え、収穫した米は「いわて純情米」として、関西圏で限定販売される。
(日本農業新聞)

○5月24日(土) 泥んこも「楽しい」 岩手・一関市立厳美小
 一関市立厳美小学校5年生約20人はこのほど、同市厳美町の佐藤衛さんの圃場(ほじょう)3アールで田植え作業を体験した。佐藤さんと妻のてる子さんが指導した。てる子さんは圃場につけた目印に3本ずつ植え、間をあけないように説明。児童は泥だらけになりながら田植えを楽しんだ。
(日本農業新聞)

○5月24日(土) 飼料米を試験栽培 輸入品高騰に備え 秋田・ポークランド
 養豚業のポークランドグループ(秋田県小坂町豊下勝彦代表)は飼料用米の試験栽培を始めた。多収穫で低コストのコメの栽培方法を探り、飼料の主原料である輸入トウモロコシの一部をコメで代替する狙い。トウモロコシのさらなる価格上昇に備え、飼料の自給率向上を目指す。小坂町野口地区の〇・九五ヘクタールの休耕田を利用し、多収穫米として知られる品種「ふくひびき」を作付けする。五月一日に施肥を終えており、二十六〜二十七日に田植えをする。十月上旬に収穫する予定。試験田は五枚あり、それぞれ堆肥(たいひ)や化成肥料、有機肥料、石灰などの使用量を変えた。同社によると主食用米の生産で化学肥料は十アール当たり八十キログラム程度使われる。試験田では化成肥料を最大四十キロに抑えるなどしてコストを下げたい考え。多収穫品種で十アール当たり十〜十一俵(一俵は約六十キロ)とされる一般的な収穫量の一・五倍の収穫を目指す。同グループは今春、地元の農協の飼料用米を給餌した豚肉を首都圏の生協などに供給した。ただ輸入トウモロコシの価格が上がっているとはいえ、なおコメの価格の五分の一以下で、コストが課題となっている。
(日本経済新聞)

○5月25日(日) 無農薬米作り助っ人%梺 青森・JA木造町管内
 JA木造町おいしいごはんを作る会はこのほど、完全無農薬米を栽培する会員5人にアイガモを届けた。同会は、安全・安心な米作りにこだわり、1996年からアイガモ農法による完全無農薬米に取り組んでおり、今年も4ヘクタールに作付けする。アイガモは鹿児島県から取り寄せたもので、13日に誕生してすぐ、青森まで運ばれてきた。140羽のアイガモが、田んぼの番人として届けられた同会の高橋幸一さんは、完全無農薬米に取り組んで今年で9年目のベテラン。昨年より面積を8アール増やした。アイガモは、10〜14日飼育された後、田んぼに放される。
(日本農業新聞)

○5月25日(日) 児童が田植え体験 生物調査もするよ 福島市立松川小
 福島市立松川小学校5年生78人は22日、福島市松川町で田植えを体験し、農業に理解を深めた。農水省の農地・水・環境保全向上対策事業の一環で、JA新ふくしま管内の農家の植木昭吉さん、加藤雄平さん、菅野正一さんら3人が植え方を教えた。今後、収穫までの作業を指導する。今後は、田んぼに生息する生物や稲の文化についても調べる。また、わらを使った物作り体験するなど水や食べ物の大切さについて考えていく。
(日本農業新聞)

○5月27日(火) イネミズゾウムシ防げ あぜ波シート設置 福島県農総センター
 あぜ波シートによる水稲のイネミズゾウムシ防除効果が確認されたことから、郡山市の県農業総合センターは26日、センター内の有機栽培圃場(ほじょう)に「コシヒカリ」を植えた後、あぜ波シートを設置した。2007年度の調査研究によって、あぜ波シートを水稲移植直後に水田の畦畔(けいはん)際に設置することで、水田内部へのイネミズゾウムシ成虫の侵入を抑制することが分かった。センターは、この技術を一般に普及させるため、20アールの実証圃を生産農家に公開する。あぜ波シートは、プラスチック製で高さ35センチの波上の板。畦畔の内側約50センチのところを仕切るように打ち込む。水口は、あぜ波シートを開けたままにすると成虫が侵入するため、入水時以外は閉じる。畦畔の雑草があぜ波シートにかかると、成虫が侵入するので注意する。イネミズゾウムシは水稲の初期害虫のため、あぜ波シートの設置期間は20日程度でよい。昨年の調査結果によると、あぜ波シートの内側では無処理区100に対し成虫密度0〜7・4、成虫被害度3・2〜16・8、幼虫・蛹(さなぎ)寄生密度16・8と、大きな効果が確認されている。
(日本農業新聞)

○5月27日(火) 専用機で効率アップ 水稲種子コーティング 福島・JA東西しらかわ
 JA東西しらかわは、水稲直播(ちょくは)面積の大幅増加に伴い、種子のカルパーコーティング専用機を導入した。JA東部営農センターで21日から4日間、自動コーティングマシンで作業を行った。JAで取り組んでいる稲発酵粗飼料(WCS)の直播面積は、昨年を約20ヘクタール上回る50ヘクタールとなっている。
(日本農業新聞)

○5月27日(火) 米愛す児童に 食農体験を指導 大仙市でJA秋田おばこなど
 米の生産から小売までの各業者が連携する食育活動が26日、秋田県大仙市で始まった。生産側はJA秋田おばこと農事組合法人・たねっこ、実需側は、米卸売会社の神明、小売大手のイオンが参加。JAや営農組織などが単独で行う食育は多いが、4業者連携の活動は珍しい。小学生61人が、慣れない田植えに悪戦苦闘。秋に収穫体験し、米はイオンで販売される予定だ。イオンはたねっこが生産する800トン全量の「あきたこまち」をJAと神明を通して仕入れ、販売することで合意。販売のつながりが、食育活動にもつながった。提案したのはイオンだった。「産地に根差した商品開発を進める一環。さらに子どもへの食育の場の提供が、米の消費拡大にもつながる」と狙いを強調する。市の協和小学校の5年生は、田んぼに足を取られながらも、約1時間で15アールの田植え体験を終えた。
(日本農業新聞)

○5月28日(水) 飼料米で育てた豚 関東の生協に産直 JAいわて花巻など
 飼料米で育てた豚を消費者に提供していく産直事業が県内で始まった。関東を中心とする生協で構成するコープネット事業連合とJAいわて花巻など7団体が協力して取り組む。自給率の向上、休耕田の有効利用を目指し、今年は飼料米135トンを収穫する予定だ。事業はコープネットの産直提携の一環。新たな豚肉のブランド化を狙うコープネットの呼び掛けでJA、JA全農岩手県本部、汲りす畜産、北日本くみあい飼料、岩手畜産流通センター、JA全農ミートフーズが参加する。21日に関係団体が協定を締結した。コープネットへ特別栽培米を提供している花巻市宮野目地区にある1法人と6集落営農組織が22・5ヘクタールの水田で生産。収穫した米は飼料工場でほかの穀物と配合し、住田町のありす畜産に配給される。飼料米を与えた豚は年間約6000頭の生産を見込んでおり、来年3月から関東の生協組合員に宅配専用で提供される。家畜の飼料である輸入トウモロコシは、価格高騰で畜産農家の経営は逼迫(ひっぱく)している。この代替に国内で生産された飼料米を使うことで、減反田の有効利用と連作障害を回避できる。飼料米導入や生産調整に対する国の補助金を活用する。
(日本農業新聞)

○5月28日(水) 親子に田植え指導 宮城・JA古川青年部
 JA古川青年部はこのほど、大崎市古川西荒井地区でアグリスクールを開き、参加した親子7組22人は昔ながらの田植えを体験した。はだしで「ササニシキ」の苗を1株ずつ丁寧に植え付けた。
(日本農業新聞)

○5月28日(水) 地域産業学ぼう 児童ら田植え 宮城・石巻市広渕小
 石巻市立広渕小学校の5年生40人は26日、学校近くの学習田で田植え作業を体験した。今年は「ふるさとの産業を肌で感じる」をポイントに、稲の観察、田んぼの昆虫などのテーマで学ぶ。作業では、広渕ふるさと保全会から手ほどきを受け、「ミヤコガネモチ」の苗約1万6000本を丁寧に植えた。
(日本農業新聞)

○5月28日(水) 疎植グ〜 苗、資材を軽減 東北でも
 水稲の株間を広げる疎植栽培が脚光を集めている。通常の移植(密植)栽培と比べ株数が半減して苗や資材代が減り、しかも同等の収量が期待できるためだ。病害虫に強く育つ利点もある。これまで西南暖地で活用されていたが、東北地域でも導入が相次ぐ。主食用米にとどまらず、飼料米作りも始まった。疎植はこれまで、夏の涼しい東北地方に不向きとされた。低温で分けつが少なく、茎数確保が難しいとみられた。しかし、浅水管理で地温を上げて茎数を確保する技術を確立。少ない株数を有効茎数と1穂のもみ数の増加でカバーし、密植と同等以上の10アール収量を確保している。山形県庄内地域では、井関農機と農家が今年から、疎植で飼料米の試験栽培を始めた。疎植の生育や収量、農家の経営変化などを調べ、栽培マニュアルの作成を目指す。
 メ モ 疎植栽培 通常の密植栽培と同じ条間30センチで、株間26〜30センチ程度まで広げた移植方法。1平方メートルの株数は11〜13株で、密植栽培の18から21株(株間16〜18センチ)よりも株数が減る。分けつ数は密植より少ないが、有効分けつと1穂の粒数が多く、密植とほぼ同等の収量を確保できる。大手農機メーカーが販売する最新の田植え機には、稚苗を疎植できる機能を標準装備している。疎植対応の田植え機を9年前、他社に先駆けて開発、普及した井関農機は「北海道を除き、全国的に疎植が広がった」とみる。九州から普及し、その後は北上して昨年は青森県でも取り組みがあった。同社の把握分で、昨年は2000ヘクタールで普及。大規模農家ほどコスト削減効果を期待し、関心が高いという。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 無人ヘリで水田防除 効率良く1ヘクタール10分 秋田・横手市の農事組合法人
 農事組合法人を立ち上げて3年目となる横手市雄物川の「エアーテック雄物川」が23日、低コスト化に欠かせない無人ヘリコプターによる水田の除草剤散布を行った。無人ヘリは、遠隔操作で湿田や傾斜地圃場(ほじょう)でも1ヘクタール当たり10分程度と短時間で効率良く作業ができるため、農作業の省力化に期待が寄せられている。今年度の作業始めとなった同日、メンバーらは、午前中の無風の時間帯を利用し、水稲苗の先端から3、4メートル上空を低空飛行させながら、効率良く水田の除草剤の散布作業を行った。エアーテック雄物川は、構成員10人中8人が無人ヘリの操作免許を取得している。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 教材用水稲苗小学校48校に発送 米作り勉強してね 山形・JA庄内みどり青年部
 山形県のJA庄内みどり青年部は24日、酒田市新堀の部員、斎藤正勝さんのハウスで、東京都と神奈川県の小学校48校に教材用の水稲苗を発送した。門田地区の青年部6人が参加。苗は枯れないよう根を水に浸した後に箱詰めし、肥料と種もみの入った小袋、苗の育て方のポイントを示した指導書を入れた。青年部は20年ほど前から、教材用の水稲苗を都市部の小学校に発送。5年生の社会科で庄内平野の稲作について学習し、バケツ稲の体験学習を行っている学校もある。青年部は6月4、5日に上京し、発送先の小学校を訪問、苗の成長具合をみて、児童たちにアドバイスしながら交流する予定だ。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 粋な早乙女姿で 青森県立五所川原農林高
 県立五所川原農林高校はこのほど、総合学習の授業で早乙女衣装による田植え実習を行った。生活科学科3年生女子33人が参加。実習田60アールのうち約4アールに「つがるロマン」の苗を植え付けえた。早乙女衣装による田植え実習は、10年以上続いている恒例行事だ。生徒は、水を張った水田に横1列に並んで、1人3条ずつ丁寧に植えた。収穫は9月中旬を予定。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 児童の先生役=@宮城・JAいしのまき青年部
 石巻市立蛇田小学校の「蛇田んぼ」(学習田)で23日、JAいしのまき青年部の指導で5年生92人が田植えを体験した。はだしで田んぼに入り、楽しく植えていた。同小学校は、総合科目の授業で農業体験学習を取り入れいている。植えた米は「みやこがねもち」で、収穫は10月中旬。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 生消が協力して JAみやぎ仙南丸森町産直ふるさと米部会
 JAみやぎ仙南丸森町産直ふるさと米部会はこのほど、丸森町で田植え体験交流会を開いた、みやぎ生協のメンバーや親子27人が参加。部会員の指導で水田8アールに「コシヒカリ」を手植えした。初めて体験した親子は、泥の感触や田んぼの生きもの発見に一喜一憂していた。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 地元農家と交流 宮城・柴田町立槻木小
 柴田町立槻木小学校はこのほど、地元農家との触れ合いと総合的な学習の時間として田植えを行った。地元農家の指導で、5年生84人が10アールの水田に一斉に入り、「ひとめぼれ」を手植えした。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) バケツ稲作るぞ JAみやぎ登米管内の小学校
 【みやぎ登米】JAみやぎ登米管内の小学校で23日からバケツ稲づくりが始まった。JA青年部が2003年度から行っており、今年は管内19の小学校で676人の児童や教師が挑戦する。登米市立豊里小・中学校では23日、3年生約60人が豊里町青年部の指導を受けて作業した。
(日本農業新聞)

○5月29日(木) 田んぼで生き物探し 調査法分かりやすく 生物多様性農業支援センター
 今秋の特定非営利活動法人(NPO法人)認定を目指す、生き物多様性農業支援センターは27、28日の両日、郡山市内で東日本地区田んぼの生き物研修会を開いた。研修会には東北や関東などからJAの青年部員や大学生、行政職員生協組合員ら60人が参加。今後、各地域で消費者や子どもたちと一緒に「田んぼの生き物調査」を行い、水田の多面的機能や自然環境に理解を深め、環境に優しい米作りを推進する。研修会では、NPO法人「農と自然の研究会」の宇根豊代表、NPO法人「田んぼ」の岩渕成紀理事長らが、調査の必要性や実践方法を分かりやすく解説した。28日は同市内の古川勝之さんの水田で、生息環境調査器具の使い方を学んだ後、田んぼの生き物を探した。JA福島県青年連盟は昨年、11組織25地区で生き物調査を実施。今年はすでに昨年を上回る見込みだ。同連盟の富塚弘二委員長は「調査データを集積し、県全体の『田んぼ環境マップ』を作成したい」と話した。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 生協と田植え交流 10月には収穫祭 JAいわて南
 JAいわて南は24日、一関市厳美町天王の佐々木守美さんの圃場(ほじょう)で同市厳美町山谷地区の米生産農家で組織している「都里夢米(ドリーム米)」生産振興協議会と生活クラブ生協岩手との田植え交流会を開いた。同協議会会員、JA職員、同クラブ生協岩手組合員の総勢80人が、手植えや田植え機の乗車体験を通じ、生産者と消費者のきずなを深めた。田植えに先立ち、一関農業改良普及センターの藤井智克農業普及員が手植えの仕方を指導した後、生協会員ははだしになって、次々に圃場に入り手植え作業を開始。手植え作業中盤には、JAいわて南平泉営農経済センターの佐藤克徳所長代理が運転する田植機に、生協組合員の子どもたちを乗せ、手植えと機械での植付け作業を行った。生活クラブ生協岩手とは今後、7月の田んぼ内の生態調査、10月の収穫祭などの交流が予定されている。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) バケツ稲 児童に手ほどき JA岩手ふるさと
 奥州市立水沢南小学校の5年生がこのほど、総合的な学習の時間にバケツ稲の実習を行い、「ひとめぼれ」の苗を定植した。JA岩手ふるさとの職員4人が、土入れ作業や植え付け、管理方法を指導した。児童は、収穫を迎えるまで「小さな田んぼ」を管理していく。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 丁寧に苗床作り 児童に指導 JA秋田やまもと
 三種町立金岡小学校の5年生15人がこのほど、バケツ稲による稲作りに挑戦した。土に触れ、感性豊かな子どもに育てようと同校が企画、JA秋田やまもとの職員が指導した。用意した30リットルのバケツの中で土づくりをし、丁寧に苗床をつくった。JAの三浦英樹営農経営支援課係長は「太い元気な苗を3本ずつ選んで植えて」と説明、児童はバケツに苗を植えた。収穫まで観察会などで、成長を見守る。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 児童と稲作勉強 JAあきた白神青年部二ツ井支部
 JAあきた白神青年部二ツ井支部による田植え体験が29日、能代市二ツ井町の特定農業法人富根ファームの水田で開かれた。小学校5年生約70人のほか、青年部員、JA職員ら10人が参加した。児童は、青年部員から手植えの指導を受けた後、「あきたこまち」の苗を丁寧に植えた。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 山菜採りも体験 岩手・西和賀町でポラン農業小学校
 農作業体験を通じて食と命の大切さを学ぶ「ポラン農業小学校」は25日、西和賀町で田植えと山菜採りの授業を行った。同校は、JAいわて花巻西和賀統括支店といわて生協が1999年に開校。県内の小学生が対象で、10年間に324人の児童が参加している。活動の拠点となる旧湯田町立左草小学校下前分校に集まった児童37人は、先生から稲の起源や植え方などの説明を受けた後、「あきたこまち」の苗を手植えした。学校の裏山で山菜採りも体験した。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 修学旅行生が汗 岩手・花泉町グリーンツーリズム推進協
 修学旅行の一環として農作業などの体験を通して生きる力を養おうと、一関市花泉町の花泉町グリーンツーリズム推進協議会はこのほど3日間、東京都多摩市立諏訪中学校の3年生94人を受け入れた。生徒は町内の各農家に分かれ、農作業をした。小泉達彦君、野中彰君は、熊谷真平さんの圃場(ほじょう)で古代稲の苗を田植えした。
(日本農業新聞)

○5月30日(金) 青年部に任せて 山形・JAみちのく村山が児童に指導
 村山市立楯岡小学校の5年生87人が26日、社会科授業の一環として、保護者ら約30人が見守るなか、田植えをした。JAみちのく村山青年部楯岡支部員が植え方を説明。児童は、はだしで田んぼに入った。約10アールの水田に「はえぬき」の苗を植えた。10月下旬には稲刈りを行う。
(日本農業新聞)

○5月31日(土) 播種機調整を確認 大豆530ヘクタールに意欲 JA新あきた
 JA新あきたは28日、秋田市のJA追分営農センターで大豆播種(はしゅ)研修会を開いた。大豆生産者や普及指導員、市、JA関係者40人が参加し、播種時のポイントや除草剤の適正な使い方、播種機使用の注意点を確認した。大豆播種機の使用では、昨年現場で苦慮したことを中心に話を進めた。会場には、大豆播種機が用意され、JA農機センター職員が調製の仕方を参加者の前で実演した。JAでは今年、530ヘクタールの面積で大豆作付けを予定、昨年より約140ヘクタール拡大する。大豆の肥料吸収特性に即した肥料の投入を検討するなど、品質向上に向け、意欲的に取り組みを進めている。
(日本農業新聞)

○5月31日(土) 飼料米で育てます あおもり十和田湖和牛 青森・JA八甲田
 黒毛和種の「あおもり十和田湖和牛」を生産するJA八甲田では、今年から飼料米の試験栽培に取り組む。飼料の自給で飼料費の節減につなげ、飼料米を前面にした付加価値販売を目指す。肉質向上などに向けた牛への給与試験は、12月から始める。牛への給与を目的に飼料米を栽培するのは、県内では初の試み。試験栽培する飼料米は、主食用として県が過去に育成した多収品種。食味は劣るが、収量が多く寒さにも強い。収穫量は、実証圃(ほ)15アールで約1トンを見込んでいる。JAの委託で、実証圃に飼料米を栽培する十和田市法量の漆畑善次郎さんは、75頭の肥育牛を育てる畜産農家。JAでは、畜産農家を中心に飼料米の作付けを誘導していく。
(日本農業新聞)

○5月31日(土) 乳牛喜ぶ大麦WCS 耕畜連携で拡大 宮城・JA加美よつば
 JA加美よつば管内で、大麦「ミノリムギ」をホールクロップサイレージ(WCS)にする取り組みが80ヘクタールに拡大した。大麦WCSは乳牛の嗜好(しこう)性がよく、酪農家からも好評だ。輸入飼料が高騰する中、JA中心に耕畜連携による自給飼料の確保が進む。収穫ピークを迎えている大麦は、昨年10月下旬に転作田に種まきした。栽培管理は耕種農家が、刈り取りと予乾、ラッピングは畜産農家が担う。10アール当たりでロール8〜10本分を収穫する。ロールは直径1メートルで重さは300〜400キロ。価格は圃(ほ)場ごとの生産状況を見ながら、耕種農家と畜産農家、JAが立ち会って決める。耕種農家はこの代金のほか、産地づくり交付金と耕畜連携助成金を受ける。大麦の後作には、大豆や野菜を栽培する。取り組みは7年前からあった。転作のブロックローテーションで栽培でき、耕種農家には栽培しやすく後作導入も容易となるため、取り組みが広がった。若刈りして栄養価の高いサイレージに仕上げると家畜の嗜好性が高く、全般にたんぱく質含量は稲WCSよりも高い。JA管内では、稲WCSも26ヘクタール作付けする。耕畜連携で地域農業の振興を図るため、JAは今年度からWCS用の収穫機とラッピング機を整備、利用者に貸し出す。機械は稲と麦双方に併用できる。8月には飼料用稲の収穫をする予定。
(日本農業新聞)
 
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