穂いもち防除の徹底について
葉いもち多発圃場では傾穂期の防除を実施して下さい!
1.現在までの状況
穂いもち防除については予察情報第5号で穂ばらみ期、穂揃い期防除を徹底するよう呼びかけてきましたが、7月30日〜8月2日の葉いもち発生状況調査では、発病地点率67%と高く、発病株率が全県平均で31%と多発した前年(発病株率30%)とほぼ同じ状況にあり、すでに上位葉に発病がみられる圃場もあります。
葉いもちの発生量は地域的な格差、圃場間差が大きい状態にあります。特に、県南部と由利地域内陸部では、ほぼ全地点で発生し、発病株率が90%以上の圃場が多数みられます。
2.今後の発生予想
現在の稲の生育は回復してきましたが、依然、軟弱でいもち病に対する抵抗力は弱い状態にあると考えられます。また、生育が不揃いで出穂期間が長引くと予想されます。
8月初めに連続して感染好適な気象が訪れており、今後も気温が低い状態が続き、天気がぐずつくと予報されていることから、上位葉で病斑が多発し、穂いもちの発生が多くなると予想されます。
以上のことから、本年は収量へ直接影響する穂いもちが多発生する可能性がありますので、厳重な注意とともに穂いもち防除を徹底する必要があります。
3.穂いもち防除対策
1)穂いもち防除として、穂ばらみ期(出穂直前)と穂揃い期の薬剤散布を必ず実施するが、上位葉における発病がみられたり、多発圃場では傾穂期にも防除する。
2)散布時期が遅れると防除効果が低下するので適期に行う。また、散布間隔が10日以上とならないようにする。
3)穂いもち防除には予防効果の高いラブサイド剤かビーム剤の使用を基本とする。
4.穂いもち防除上の注意
1)穂ばらみ期散布は出穂初期までに行えばよい。
2)開花中に散布しても薬害の恐れはない。
3)穂揃い期散布は出穂後早めに行う。出穂から穂揃いまでの期間が7日以上となるときは、穂ばらみ期・穂揃い期散布に、さらに出穂期間中の散布を付け加える必要がある。
4)傾穂期防除は、ビーム剤は薬害がでやすいのでラブサイド剤を用いる。
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