[概要]
水稲の葉いもちは、発生時期、発生量とも全般的に平年並みと予想されますが、早期発見・早期防除を心がけ、発生を確認したら直ちに茎葉散布剤による防除を実施してください。水稲害虫では、イナゴの発生がやや多いと予想されます。幼虫密度の高い水田では若齢幼虫期に畦畔雑草を含めて防除を実施してください。
1.いもち病(葉いもち)
〇発生時期:並み(全般発生期:7月第3半旬)
〇発生量:並み
(1)予報の根拠
@本田での初発生は6月12日(志波姫町刈敷)で、平年よりやや遅かった。
A6月第4半旬の巡回調査の結果、県内2地点で本田発生が確認された。また、各地で残苗における葉いもちの発生が認められた。
Bアメダス資料による感染好適日の推定では、6月15日から19日、21日から24日にかけて準感染好適条件、感染可能条件が広範囲に出現している。
C向こう1か月間の平均気温、降水量は共に平年並み、日照時間は平年より少ない可能性が大きいと予報されている。
D葉いもち病防除用粒剤の施用率は高く、防除作業もほぼ計画通り行われている。
(2)防除上の注意事項
@全般発生期(県内各地で発生が確認される時期)は7月第3半旬と予想されるが、残苗発病が認められたところでは、本田株に感染・発病している可能性があり、今後の天候経過によっては発生が早まる恐れがあるので発生推移に十分注意する。
A発生が確認されたほ場は、直ちに茎葉散布剤による防除を実施する。
2.イナゴ(コバネイナゴ)
〇発生量:やや多い
(1)予報の根拠
@前年の発生量が多かったため、越冬密度は高いと推定される。
A6月第4半旬の巡回調査の結果、一部で発生の多い地域が認められた。
(2)防除上の注意事項
畦畔雑草や本田での幼虫密度が高いところでは、若齢幼虫期のうちに畦畔及び畦畔沿い数mの稲株を対象に薬剤を散布する(額縁散布)。
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