山形県発生予報第6号(7月15日)
[概要]
いねの葉いもちはやや多い発生予想です。水田をよく見回り、早期発見・早期防除を徹底してください。
ニカメイガは庄内でやや多い発生予想です。
(1)葉いもち
〇発生量:やや多い
1)予報の根拠
ア.7月11日現在の発生量は、内陸で平年並み、庄内でやや少ない。内陸では北村山、最上地域で広域に発生がみられる。
イ.発生圃場では伝染力の強い急性型病斑が多い。
ウ.7月後半の天候は、平均気温が低く、降水量が平年並み、日照時間が少ない可能性が大きいと見込まれている。
エ.葉鞘検定の結果、稲の体質は弱い。
2)防除上注意すべき事項
ア.本田の見回りを徹底し、早期発見に努め、発生をみたら直ちに防除する。なお、粒剤を施用した圃場でも見回りを励行する。
イ.航空防除などの共同防除を計画しているところでも、発生がみられたら直ちに防除を行う。
ウ.降水が続く場合、雨の合間を見て防除を行う。
エ.葉いもちの発生がみられる圃場では穂肥を控える。
オ.薬剤耐性菌出現防止のため同一薬剤の連用は避ける。
(2)穂いもち
○発生時期:平年並み
○発生量:やや多い
1)予報の根拠
ア.葉いもちの発生量はやや多いと予想されている。
イ.出穂期は平年並みと予想されている。
2)防除上注意すべき事項
ア.穂ばらみ後期の薬剤散布は、時期を失しないように実施する。
ウ.止葉やその次に葉いもちの病斑がある場合は、穂いもちの発生につながるので、特に防除を徹底する。
(3)紋枯病
○発生量:平年並み
1)予報の根拠
ア.初発生は6月29日で平年並みであった。
イ.7月11日現在の発生量は平年並みである。
2)防除上注意すべき事項
ア.散布量が少ないと効果が劣るので散布量を厳守し、株もとによく付着するように散布する。
(4)カメムシ類
○発生量:平年並み
1)予報の根拠
ア.7月上旬の調査では、アカヒゲホソミドリメクラガメの生息密度は平年並みである。
2)防除上注意すべき事項
ア.出穂間近の草刈りは、カメムシ類の水田侵入を促進し、斑点米の発生を多くするので、遅くとも出穂2週間前までに草刈りを終了する。
(7)ニカメイガ(第2世代)
○発生時期:やや遅い
○発生量:内陸はやや少ない、庄内はやや多い
1)予報の根拠
ア.第1世代幼虫による葉鞘変色茎および心枯茎は、内陸ではやや少ないが、庄内では広域にみられやや多い発生である。特に、庄内の前年多発した東田川地域では、被害茎の目立つ圃場がみられ、隣接地へ拡大傾向にある。
イ.庄内における心枯茎の発生はやや遅れている。
2)防除上注意すべき事項
ア.心枯茎の発生状況を観察し、発生が多い地域では発蛾最盛期(平年:7月末から8月第1半旬)とその7日後の2回防除を行う。ただし、同一薬剤の連用は避ける。
イ.茎の太い品種は特に注意して観察する。
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