水稲冷害研究チーム
福島県「発生予察情報」
なお,詳しい内容に関する問い合わせは福島県病害虫防除所(電話 )にお願いいたします.
病害虫発生注意報第4号(7月25日)
福島県病害虫防除所
- 病害虫名:イネいもち病(穂いもち)
- 対象地域:県南地方及び会津地方
- 発生時期:平年並
- 発生量:やや多
- 注意報発令の根拠
1) 県南及び会津地方では、7月3〜4半旬にかけて、葉いもちの病勢が進展した。現在、県南及び会津地方のほぼ全域で葉いもちの発生がみられており、多発ほ場ではズリコミ症状も散見されている。
2) BLASTAMでは、7月10〜17日に感染好適な気象条件が出現している。
3) BLASTAMによる演算結果では、県南及び会津地方で7月下旬から病斑数が急激に増加すると予測されている。
4) 天気予報では、8月の気温は低く、日照は少なく、降水量は中通り地方は多く、会津地方は平年並と予想され、いもち病の感染に好適な日が多くなると考えられる。
- 防除上注意すべき事項
1)葉いもちが発生しているほ場では、直ちに散布剤(粉剤、液剤)による薬剤防徐を実施して、上位葉での発病を防ぐ。
2)イネの生育にあわせて、穂ばらみ末期及び穂前期に散布剤による薬剤防徐を実施する。特に、山間地域や晩生品種栽培ほ場では、生育状況に注意する。
3)低温の影響で出穂期間が長引く場合は、穂ばらみ末期を基点として、7〜10日おきに散布剤を2〜3回散布する。
4)降雨が続いて散布剤の防徐適期を失するおそれがある場合は、雨間散布を行う。
5)穂いもちを対象に水面施用剤(粉剤)を使用する場合は、薬剤により散布適期が異なるため、イネの生育ステージにあわせて、遅れないよう適期に施用する。施用時は湛水状態とし、施用後は4〜5日止水する。
6)直播栽培ほ場では、県内全域で葉いもちの発生が見られている。移植栽培に比べて生育が遅れており、さらに葉いもちが増加するおそれがある。このため、葉いもちの防徐を徹底するとともに、移植栽培と同様にイネの生育状況にあわせて穂いもちの適期防徐を実施する。
7)薬剤防徐にあたっては、県防徐基準(p.62〜63)を参照して適正に施用する。
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