水稲冷害研究チーム
福島県「発生予察情報」
なお,詳しい内容に関する問い合わせは福島県病害虫防除所(電話 )にお願いいたします.
病害虫発生予報第8号(7月28日)
福島県病害虫防除所
- イネいもち病(穂いもち):県内全域で発生時期は平年並、発生量は県南、会津でやや多、県北、浜通りで並み
- 予報の根拠
1) 県南及び会津地方では、7月3〜4半旬にかけて、葉いもちの病勢が進展しており、発生程度の高いほ場も(病害虫発生予察注意報第4号及び病害虫防徐情報”ファピィ”情報番号11番、20番参照)。
2) 天侯予報によると、8月の気温は低く、降水量は多く、日照は少ないと予想されている。
- 防除上注意すべき事項
1)現在、葉いもちが発生しているほ場では、直ちに散布剤(粉剤、液剤)による薬剤防徐を実施して、上位葉での発病を防ぐ。
2)イネの生育にあわせて、穂ばらみ末期及び穂前期に散布剤による薬剤防徐を実施する。
3)降雨が続いて、散布剤の防徐適期を失するおそれがある場合は、雨間散布を実施する。
4)低温などによって出穂期間が長引く場合は、穂ばらみ末期を基準として、7〜10日おきに散布剤を2〜3回散布する。
5)穂いもちを対象に粉剤を使用する場合は、出穂10〜20前までに湛水状態で施用し、施用後4〜5日止水する。
6)防徐実施にあたっては、県防徐基準(p.62〜63)、または”ファピィ”情報番号20番を参照する。
-
イネ紋枯病:県内全域で発生時期、発生量ともに平年並みである。
- 予報の根拠
1) 7月4半旬の巡回調査によると、発生時期、発生量ともに平年並みである。
- 防除上注意すべき事項
1) ほ場の発生状況に注意し、発生が多い場合は、防徐基準(P63〜64)にしたがい薬剤散布を行う。
- イネ白薬枯病:県内全域で発生量は平年並み。
- 予報の根拠
1) 7月4半旬現在、発生量は平年並みである。
- 防除上注意すべき事項
1)蒸発地では、県防徐基準(P64)にしたがい、耕種的防徐及び薬剤散布を実施する。
- ニカメイチュウ(第2世代幼虫):県内全域で発生時期は平年並み、発生量は県北でやや早く、その他の地域は平年並み。
- 予報の根拠
1) 県北地方の予察灯での超冬世代成虫の誘殺盛期は平年並みであるが、6月下旬から7月の気温が高く、第1世代成虫の発生がやや早くなると予想される。(”ファピィ”情報番号14番参照)。
- 防除上注意すべき事項
1)6〜7月に葉梢変色茎の発生が目立ったほ場では、薬剤散布を実施する。(”ファピ
ィ”
情報番号14番参照)
- ツマグロヨコバイ:県内全域で発生時期はやや早く、発生量は平年並みである。
- 予報の根拠
- )予察灯での誘殺時期はやや早く、誘殺数は平年並みである。
- 防除上注意すべき事項
1)発生が多い場合には、県防徐基準(p.71)にしたがい薬剤散布を実施する。
- ヒメトビウンカ:県内全域で発生時期はやや早く、発生量は平年並みである。
- 予報の根拠
1)6月下旬から7月に気温が高く推移した。
2)予察灯での誘殺数は、平年並みである。
- 防除上注意すべき事項
1)発生が多い場合には、県防徐基準(p.71)にしたがい薬剤散布を行う。
- セジロウンカ:県内全域で発生時期・発生量ともに平年並み
- 予報の根拠
1) 予察灯では7月1半旬以降誘殺されているが、誘殺数は平年並みである。
- 防除上注意すべき事項
1)ほ場の発生状況を観察し、発生が目立つ場合には、県防徐基準(p.71)にしたがい薬剤散布を実施する。
- 斑点米カメムシ類:発生量は県北で平年並み、県南でやや多い、会津、浜通りで平年並み。
- 予報の根拠
1)予察灯での誘殺数は平年並みである。
2) 県南地方の一部地域で、畦畔雑草でのすくい取り虫が多かった。
- 防除上注意すべき事項
1)出穂の10日前までに、畦畔雑草の刈り取りを行う。
2)発生が多い場合は、出穂期から7日おきに2〜3回薬剤を実施する。薬剤散布は、地域で一斉に行い、休耕田やほ場周辺の雑草地も含めて行うと効果的である。(県防徐基準p.71参照)
ホームへ
前へ
次へ
戻る
ご意見どうぞ
torigoe@tnaes.affrc.go.jp