水稲冷害研究チーム
1997年山形県「発生予察情報」
なお,詳しい内容に関する問い合わせは山形県病害虫防除所(電話 0236-44-4241)にお願いいたします.
病害虫発生予報第1号(4月1日)
<概要>
- いねのばか苗病は少なく、苗立枯病はやや少ない発生予想です。
- ばか苗病(育苗期):発生量少ない
- 予報の根拠
- 前年の本田での発生は全般に少なかった。
- 防除上注意すべき事項
- 塩水選、種子消毒を徹底する。(詳細は3月13日発表、予察情報12号参照)
- 発病苗は見つけたら抜き取る。
- 苗立枯病(リゾプス、フザリウム、ピシウム、トリコデルマ):発生量やや少ない
- 予報の根拠
- 苗立枯病は近年少発傾向にある。
- 防除上注意すべき事項
- 出芽後から緑化期までの間は30度以上の高温、10度以下の低温にならないように温度管理する。
- 床土の水分には十分注意し、過不足のない潅水により健全な苗を育てる。
- 育苗初期に低温が続くとフザリウム、ピシウムの発生を助長するので、播種10日後頃にタチガレン液剤500倍液を箱当たり500ml潅注して予防する。なお、播種前から播種時にタチガレエース剤を使用していない場合、タチガレエース液剤を使用してもよい。
- 潅水や、薬液を使用する場合は、白化現象を防ぐため液温を20度前後とする。
- 苗立枯細菌病、もみ枯細菌病
- 育苗期間中の過度な高温多湿は発病を助長するので、育苗管理には十分注意する。
- 苗いもち、苗の葉いもち
近年、感染苗や発病苗の本田持ち込みが原因と考えられる葉いもちの早期発生の事例が各地で認められている。育苗時のいもち病の発生を防止するため、下記の事項に注意する。
- 塩水選および種子消毒は必ず行う。
- 籾殻・いなわら等は、苗の葉いもちの伝染源になるので、絶対に置床や育苗資材に使用しないとともに、苗代周辺に放置しない。
- 籾が露出していると、苗いもちが発生しやすいので、ていねいに覆土する。
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