水稲冷害研究チーム
1997年山形県「発生予察情報」
なお,詳しい内容に関する問い合わせは山形県病害虫防除所(電話 0236-44-4241)にお願いいたします.
病害虫発生予報第4号(6月12日)
<概要>
稲の葉いもちは発生時期、発生量とも平年並みの予想です。補植用の残り苗は直ちに処分し、粒剤の散布は6月20日までに行ってください。
ニカメイガ(第1世代)は内陸では平年並み、庄内では多い発生予想です。
- 葉いもち:発生時期は平年並み、発生量は平年並み
- 予報の根拠
- 6月10日現在、発生は確認されていない。(平年初発生は6月23日)
- 6月後半の天候は、気温、降水量とも平年並みの可能性が大きいと見込まれている。
- 防除上注意すべき事項
- 補植用の残り苗は伝染源となるので直ちに処分する。
- 粒剤(オリゼメート粒剤、コラトップ粒剤5)は6月20日までに散布する。例年発生の多いところでは必ず散布する。
- 本田の見回りを行い、早期発見に努める。野菜等に敷きわらを行っている場合、その周辺の水田では特に発生に注意する。また発生が認められた場合は直ちに薬剤散布する。
- ニカメイガ(第1世代):発生時期は平年並み、発生量は内陸で平年並み、庄内で多い
- 予報の根拠
- 前年第2世代の発生量は、内陸ではやや少なく、庄内では多かった。
- 発蛾最盛半旬は平年並み(6月1半旬)である。
- 6月10日現在、予察灯による初誘殺数は、内陸、庄内とも平年より多い。
- 6月後半は、気温が平年並みの可能性が大きいと見込まれている。
- 防除上注意すべき事項
- 6月中から下旬に葉鞘変色茎が、株当たり1本以上見られる場合に薬剤を散布する。特に、庄内の前年第2世代の発生が多かったところおよびその周辺では、発生に注意し防除を徹底する。
- イネカラバエ(イネキモグリバエ)
例年被害のみられるところでは、産卵量最盛期(平年6月末)から14日後までの間にジメトエート粒剤を10アール当たり2kg湛水して散布する。
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