水稲冷害研究チーム
1997年山形県「発生予察情報」
なお,詳しい内容に関する問い合わせは山形県病害虫防除所(電話 0236-44-4241)にお願いいたします.
病害虫発生注意報第1号(7月9日)
山形県病害虫防除所
- 病害虫名:いね葉いもち
- 対象地域:県下全域
- 発生量:やや多い
- 注意報発表の根拠
- 7月8日現在、葉いもちの発生は県内各地(19ヶ所)で確認されている。また、一部ではずりこみ症状(発生程度の高い圃場)も見られる。
- 県予察圃場(無防除)での発生は病勢の進展が急激である。
- 6月25〜28日の感染好適条件の出現により、現在の発生に至ったものと推測される。さらに7月5日〜7日にも感染好適条件が出現しており、7月中旬に発生の拡大が予想される。
- 葉鞘検定の結果、いねの体質は弱い。
- 天候予報では、曇りや雨の日が多いとされており、感染、発病に好適な条件が続くものと予想される。
- 防除法
- 圃場の観察を徹底し、発生の見られる圃場では直ちに防除を行う。また、航空防除等の共同防除を計画しているところでも発生を確認したら、個人防除を実施する。
- 予防粒剤を施用した圃場でも見回りを徹底し、発生を確認したら直ちに防除する。
- 薬剤散布を行った後も病勢の進展が続くような場合はさらに防除を行う。特に多発生している圃場では散布間隔を短くして防除を実施する。
- 降雨により防除ができない場合は、雨の合間をみて防除する。
- 薬剤耐性菌出現防止のため、同一薬剤の連用は避ける。なお、ヒノザン剤、フジワン剤の防除効果がやや低下している傾向にあるので、従来どおり両剤を同一成分とみなし、絶対に連用しない。
- 葉いもちの発生がみられる圃場では穂肥を控える。
- 6月28日〜29日の大雨で浸水・冠水した圃場では特に発生に注意する。
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