水稲冷害研究チーム

1999年宮城県「発生予察情報」


 なお,詳しい内容に関する問い合わせは宮城県病害虫防除所企画指導課(TEL.022-275-8960, FAX.022-276-0429)にお願いいたします.

発生予報第4号

平成11年6月24日

宮城県病害虫防除所

1. 葉いもち病:全般発生期は平年並み(7月第3半旬)、発生量は平年並み
1) 予報の根拠
・ 本田での初発確認以降、感染・蔓延には不適な天候が続き、発病株および発病残り苗から周辺株への感染は確認されていないことから、全般発生期は平年並みと予想される。
・ 本田での発生は、巡回調査および各関係機関からの情報でそれぞれ1地点ずつ確認され、平年並みであった。
・ 放置苗での発生は、巡回調査および関係機関からの情報では少なかった。
・ 箱処理剤や水面施用剤による予防防除が普及している。
・ 生育調査の結果、水稲の葉色は平年並みである。
・ アメダス資料による感染好適日の推定では、感染に好適な条件の出現日は少ない(6月21日現在)。
・ 向こう1か月の平均気温は高く、降水量は平年並みの予報。
2) 防除上注意すべき事項
・ 全般発生期は7月第3半旬と予想されるので、発生推移に注意し、発生が確認された圃場では直ちに薬剤散布を実施する。

2.コバネイナゴ:発生時期はやや早い、発生量はやや多い
1) 予報の根拠
・ 越冬後、発育始めからの温量は多く経過しており、定点調査圃場における発生時期は平年より早い。
・ 畦畔雑草や畦畔沿いの株での発生が目立つ地点が多く見られる。
・ 向こう1か月の平均気温は高い予報。
2) 防除上注意すべき事項
・ 畦畔雑草や本田での幼虫密度が高いところでは、若齢幼虫期のうちに畦畔および畦畔沿い数メートルの稲株を対象に薬剤を散布する。

<詳しい防除対策は「マップス」(電話番号 022-728-8578)情報番号211を参照。>


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