水稲冷害研究チーム
1998年編集長日誌
この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。
2月
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○2月9日(月) 東北地域水稲栽培研究会
秋田県大曲市で開催された「東北地域水稲栽培研究会」に参加する。本年度の検討データは直播の出芽・苗立ちの安定化の連絡試験結果の検討が主なものであった。東北農試、管内6県の取り組みと今後の連携協力の進め方が討議された。
○2月10日(火) 東北農業試験研究推進会議
標記研究会が大曲市で開催され、「水稲直播用品種の育成の現状と展望」に関して重点的に検討された。また次年度に向けた試験研究の推進方向が協議された。
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○2月14日(土) たろし滝太り、豊作を告げる
岩手県石鳥谷町の「たろし滝」の豊凶占いに参列する。早朝から雪が降り、神事に情緒を添えるものとなった。たろし滝の氷柱は近年になく太り、計測の結果は6m30cmであった。保存会の会長は「たろし」が豊作を予言するとし、恒例の川柳で「さあ大変 減反増える この太さ」と農家の心情を表現した。
○2月15日(日) 「たろし滝」続編
冷害研究チームボランティアから、次のようなメッセイジくる。
「新聞で見ましたが、久しぶりにたろしが太かったそうですね。農家にとっては、大豊作は減反面積を増やしてしまうため、困ったことのようです。 「たろし」もきっと複雑な気持ちだろうと思います。太りすぎはだめ、やせすぎもだめ、ということですから。
「人からは 適度な太さを のぞまれる 白しからだの たろしかなしき」
「たろし」は人間の身勝手さをどんな風に思っているのでしょうか。
○2月18日(水) モニターからメール来る
岩手県種市のモニターから次のようなメールが来る。
「旧暦で云っても大分遅くなりましたが,新年明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお付合いの程,お願い致します。昨年来の懸案だった,高島暦の見方も何とか,分かりかけてきました。其れによると今年は,春が早くくる,雨の多い年である,秋風が吹く,秋もゆっくり暮れる,寒中にシバレも有り,今年は豊作と卦が出ています。」
○2月19日(木) リンク依頼
東北農政局福島統計事務所からリンクの依頼が来る。
http://www.lares.dti.ne.jp/~toukei07/
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○2月25日(水) 熊本県農業センター来室
同センターの研究員が水稲の生育診断技術の開発に関する意見交換に来室。東北地域の開発動向と今後の課題について協議する。熊本県においても技術開発を加速して進めたいとのこと。
○2月25日(水) リンク依頼
JA宮城経済連は10年4月からホームページの開催を予定している。
○2月26日(木) 宮城県松山町役場で現地検討会開催される
大区画圃場における省力安定高品質稲作推進会が宮城県松山町で開催された。東北農試と宮城県農業センターが同町で実施している調査研究のこれまでの成果と平成10年度の研究計画について協議した。普及センター、JA、土地改良区、役場、生産農家12名など26名が参加した。
○2月27日(金) リンク依頼来る
大阪書籍株式会社からリンク依頼が来る。教育分野からの要望も期待したい。
http://www.osaka-shoseki.co.jp/
○2月28日(土) 4月〜6月は低温傾向?
気候予測の国際研究機関のホームページにあるアジア地域の98年4月〜6月の気温予測(確率)は高い25%、平年並み30%、低い45%となっている。また降水量予測は多い25%、平年並み40%、少ない35%。3月10日に気象庁から発表される暖候期予報と3月19日の3か月予報が注目される。
torigoe@tnaes.affrc.go.jp