水稲冷害研究チーム

1998年編集長日誌


この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。


3月


 
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○3月3日(火) 岩手県種市のモニターから
 近頃暖かくなりましたね。
 畑の雪も、20p程になり、道路も夜間の凍れも無くなって来たせいか、凍結部は日陰だけとなりそろそろ冬タイヤとも、おさらばしようかと思っています。家の畑は7割は日陰になるので、今月中旬ごろでないと、本格的に作業に入れません。(いつもはもっと遅く四月の声を聞いてから) 内陸部と沿岸部では(浜風を受ける所)年の平均気温も、隔月の平均も3度ぐらい違うのですか? そうでもないか!春は早く来る!。

○3月9日(月) 総合農業推進会議
 9日〜13日まで、つくば市にある農業研究センターにおいて開催された「総合農業推進会議」に参加。

 
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○3月16日(月) 福島県低コスト大規模農場モデル事業現地検討会
 福島県原町において開催された現地検討会に参加。乾田直播の技術検討を行なう。

○3月18日(水) 仙台リサーチセンターと研究打ち合わせ
 東北大学、富士通関係者と次年度以降の研究計画について協議する。農業分野において1キロ・1時間推定日射量データをどのように活用するかについて問題点の整理を行なう。

 
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○3月23日(月) 航空機実験打ち合わせ
 航空機多波長域走査センサを用いていもち病の発生予察技術を開発しよとする官民交流共同研究の打ち合わせを、中日本航空の担当者と協議する。

○3月23日(月) 山形県最上町モニターからメール
 めっきり春らしくなり、稲作の準備もそろそろ始まろうとしています。昨年は、異常気象ながら大きな冷害もなく何とか過ごせました。今年は、冷夏予報は解除になったものの・・・心配な所です。
 さて、最上町では今年から、低アミロース米の試験圃場をもうける事になりました。それの作付け依頼が有りました。品種は、奥羽344です。適正栽培方法の基準資料があればお送り願えませんか。



○3月26日(木) 上十三広域農業情報センター視察
 青森県十和田市にある上十三広域農業振興会を訪問し、上十三広域農業情報システム「YAMASE21」の活動内容を視察する。
 この事業は農業農村活性化構造改善事業(情報基盤型)により、平成6年度〜8年度に実施。上十三管内13市町村と13JAが(社)上十三広域農業振興会を組織し、総事業費11億5千万円で運営。同システムは「販売戦略情報システム」「生産技術情報システム」「農産資源情報システム」「農業経営情報システム」から構成されている。
 気象観測ロボット25基を配置し、気温・日照時間・降水量・風向・風速など)を毎正時に取り込み、記録、蓄積することによって、農作物に与える影響を解析し、地域にあった作物および栽培技術の確立と生育予測に役立てている。
 農家への情報提供はJAセンターが担当、生産農家はパソコン(481戸)、農家用多機能端末(4500戸)でアクセスする。

○3月27日(金) ウェザーニューズ来室
 次年度の監視システムのバージョンアップの開発状況とインストール手順について打ち合わせる。
 4月10日に新システムへの移行を実施する予定。

○3月30日(月) 研究打ち合わせ
 「早期警戒」プロジェクトに参画する大曲水田利用部の3研究室と次年度研究について打ち合わせる。
 また、モニターからの依頼で低アミロース米「奥羽344号」の情報を入手。


 

 

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