水稲冷害研究チーム

1998年編集長日誌


この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。


8月


 
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○8月1日(土) 早期警戒情報第15号
・ 午前5時現在、太平洋側を中心に気温が20度を下回る地点が多数出る。気温は17,18度程度。
・ 地帯8では平均気温が20度を下回る。
・ 生育・作柄診断試験区の「ササニシキ」「ひとめぼれ」が減数分裂期に入る。
・ 秋田県沿岸部は出穂期に達したと見込まれる。
・ 早期警戒情報第15号を作成する。オホーツク海高気圧の影響が出始めた29日からの平均気温分布図を添付する。


○8月2日(日) 
・ 低気圧が東北地方を通過、ほぼ全域で降雨がある。
・ 地帯8では、平均気温が20度を下回った。
・ 日照不足が全域で顕著となる。
・ 秋田県「あきたこまち」が内陸部でも出穂期を迎えたとみられる。
・ 山形県最上町の友人から走り穂を観察したとのメールが届く。
「低温注意報の中、本日やっと青空が見えました。それに伴い、日中の気温もやや上昇した様です。でも、夕方にはヤマセがまた吹いてきました。障害不稔の心配も、未だ抜け切れていない状態です。そんな中、"あきたこまち"が数本走り穂していました。今後の気温にもよるでしょうが、8月4,5日には出穂期になりそうです。(平年より3,4日ほど早い)」
・ 岩手県種市の友人から、やませに関する情報がメールで届く。


○8月3日(月) 
・ 梅雨前線が東北に停滞し、天気はぐずつく。日照不足が全域で顕著となる。
・ 午前5時現在、青森県・岩手県沿岸部で気温が20度下回る。
・ 宮城県と福島県の低温注意報は解除される。青森県太平洋側と岩手県全域には継続発令となっている。
・ 岩手県の低温注意報も午前に沿岸北部を除いて解除される。
・ 生育・作柄診断試験区の「かけはし」が穂揃い期、また「むつほまれ」が出穂期に8月2日にそれぞれ達した。
・ 技術会議稲作担当調査官から電話があり、東北の水稲の状況について情報交換する。
・ 宮城県石巻のモニターから、いもち病の発生が心配されるとのメールが届く。
・ 山形県最上町の友人から、近況を知らせるメールと要望が届く。
「どまんなか及び奥羽344は、葉耳長が+3cmくらいです。ほぼ、同じ進み具合と思っています。(出穂期は10日頃か?) 
イモチ病の出ている圃場では、ここに来て進んでいるところが出ています。天候不順で、消毒に苦労しているみたいです。穂ばらみ期消毒が出来なかった圃場の、穂イモチへの移行を心配しています。天候不順で、稲が弱っているからか?今年は、穂肥後に葉色の出てこない圃場が見受けられます。(特に中・山間で)最近になって、一気に肥料が効いているところもあり、草丈はやや長めの所も出ているようです。(茎数は少ない)また、葉色が出ないので待ちきれなくて、追加穂肥している人もいるようです。今後の気象次第で、障害不稔とイモチ病、倒伏等を心配しています。
  出穂も間近になり、心配する時期になりました。 新聞等で、「何処そこの注意報が発表になった」とか出ておりますが、詳しい中身はここのHPで遅れて見ている現状です。出来るだけ、リアルタイムで欲しいので・・・すぐに見られるようにリンクって出来ないのでしょうか? 通常の業務の他に、HP手がけているのでしょうから、リアルタイムって訳にはいかないのは承知しています。緊急時の、メールいただけるだけでもありがたいです。気象関係はリンクで重宝しています。よろしくお願いします。」
・ 宮城県松山町のモニターから早い品種に退化籾がよく観察すると見られるとのことだ。


○8月4日(火) 
・ 梅雨前線が東北に停滞し、ぐずついた天候となる。
・ 週間予報支援図によると、今後寒気の南下が予想されている。
・ 全域で強度の日照不足となる。
・ 台風第2号は台湾付近で徐々に発達し、進路を北に向け始める。
・ 生育・作柄診断試験区の「むつほまれ」と「つがるロマン」が8月2,3日にそれぞれ出穂期に達する。
・ 水管理試験区の「あきたこまち」が出穂を始めたので、水管理処理を本日終了とする。前歴・危険期深水管理区は5日に出穂期に達する見込み。
・ 福島県で計画していた葉いもち航空機実験はこの不順な天候のため断念する。穂いもちを対象に計画を再検討する。


○8月5日(水) 
・ 梅雨前線が東北北部に停滞し、ぐずついた天気が続く。
・ 昨日仙台管区気象台から低温と日照不足に関する情報が出される。引き続き低温と日照不足が心配される。
・ 週間予報支援図によると、今後寒気の南下が予想される。850hPaにおける気温分布では9度の線が北海道付近まで南下する予測だ。
・ 仙台管区気象台予報官から電話があり、今後の気象予測と水稲の生育に関する情報交換を行う。明日頃からオホーツク海高気圧が徐々に南下を始める予想とのことだ。最高気温が低くなり予想であり、出穂・開花・受精には不利な条件となる。


○8月6日(木) 
・ 梅雨前線上を低気圧が進み、東北をこれから通過する。
・ 週間予報支援図によると、今後オホーツク海高気圧が張り出しを始め、8日を中心に北日本に寒気が南下する予想となっている。
・ 宮城県に低温注意報が午前中、岩手県全域に午後発令される。
・ 生育・作柄診断試験区の「あきたこまち」が8月5日に出穂期に達する。
・ 民間調査機関の米穀データバンクが水稲の作況を予測。全国平均は97の「やや不良」で、5年ぶりの不作になると予想する。
・ 青森県で昨日「穂いもち注意報」が発令される。
・ 宮城県の「ササニシキ」、青森県の「むつほまれ」、山形県の「はえぬき」が出穂期を迎えつつあると見られる。
・ 農業共済新聞から水稲の生育状況と今後の技術対策に関する問い合わせがある。
・ 岩手県種市の友人から、やませの報告がある。
「今日は、4時過ぎからヤマセがやってきました。視界が40m程で前を行く車のナンバープレートが、読み取れないくらいでした。最近はこの様な物が少なく、5月に観測して以来です。」


○8月7日(金) 
・ 低気圧が東北を通過、各地で強い雨がある。強度の日照不足が続く。地帯4と8は平均気温が20度以下となる。
・ 昨日からオホーツク海高気圧の影響で、太平洋側を中心に気温が上がらない。
・ 週間予報支援図によると、引き続き北日本上空に寒気の南下が予想されている。
・ 午後から、オホーツク海高気圧の張り出しが強まる。北部太平洋沿岸部は日中でも20度を超えなかった。午前4時現在17度程度まで気温は下がる。
・ 青森県太平洋側の「まいひめ」、岩手県北部沿岸の「たかねみのり」が危険期にある。
・ 1か月予報は、期間を通して気温は低く、ぐずついた天候を予測している。開花・受精期を迎え、心配の種は尽きない。


○8月8日(土) 早期警戒情報第16号
・ 午前3時現在、気温が北部では15〜17度程度まで下がる。山形県から宮城県を発達した積乱雲が通過し、豪雨をもたらす。水害が心配される。
・ 午前5時現在、気温は20度以下の地点が多く、岩手県軽米では15度を下回る。強いやませは日本海側まで流れる。
・ オホーツク海高気圧が北海道、東北、北陸地方まで広く覆う。平均気温は地帯3,5を除いて20度以下となる。
・ 生育・作柄診断試験区の「じょうでき」「ゆめさんさ」が7日出穂期を迎える。「つがるロマン」と「あきたこまち」に"白ふ"が認められる。減収となる程度ではない。幼穂形成期直後の冷温は"白ふ"を発生させた可能性がある。
・ 秋田県で6日「穂いもち」注意報が発令される。
・ 早期警戒情報第16号を作成する。低温と日照不足による開花・受精障害が心配される。やませが長続きしないことを願う。
・ 昨日のアクセス件数は、公開以来初めて100件を超える。


○8月9日(日) 
・ 午前5時現在、北部を中心に気温が15度を割る、また全監視地点で20度を下回る。
・ オホーツク海高気圧が北日本、関東、北陸地方まで張り出す。
・ 太平洋側の地帯では、平均気温が20度を下回り、最低気温も15度を下回る。
・ 青森、岩手、宮城県全域と福島県浜通り・中通りに低温注意報が発令される。
・ 週間予報支援図によると、数日後に寒気は通過するがお盆頃に次の寒気の南下が予想されている。850hPaの9度の線が北海道北部沿岸部まで南下するとみられる。
・ 宮城県松山町のモニターから次のようなメールが来る。
「どの品種も出穂してきています。全体で6割くらいの圃場で確認できます。暖かくなると開花してはいます。心配している籾数は80粒以上は有りそうです。私の美山錦の、穂の下部に白い籾が良く見るとあるようです。(1〜2粒)ところです。開花期中の気温の影響はどののくらいですか、今家の前の気温で19度をきりそうです。圃場だともう少し低いかもしれません。」
・ 警戒情報にある不適温が長く(5日以上)さらには雨が伴う場合には開花が遅れ、花粉の稔性が低下して受精障害が発生する可能性があると返事する。


○8月10日(月) 
・ 午前5時現在、太平洋側を中心に気温が15度以下の地点が多くでる。ほとんどの地点で気温は20度を下回る。
・ 地帯2,3,4,6,7,8では平均気温が20度を下回る。最低気温も13,14度まで下がったところが多かった。幸い日照があり、最高気温は一部地帯を除き25度前後まで上がる。
・ 青森、岩手、宮城県全域と福島県浜通り・中通りに低温注意報が継続発令される。午後には宮城県と福島県の低温注意報が解除される。
・ 週間予報支援図によると、15日頃に次の寒気の南下が予想されている。北海道の東にある低気圧が北から寒気を引き込み、日本海側で気温が上がらない。オホーツク海高気圧の張り出しが弱まり、今後は北から冷気が入り込む第2種冷夏型の低温が予想される。
・ 生育・作柄試験区の「どまんなか」が8日に、「おきにいり」が10日に出穂期に達する。「ササニシキ」「ひとめぼれ」「はえぬき」も走り穂が見える。「かけはし」は傾穂を始める。
・ 石巻のモニターから水稲の生育状況を知らせる次のようなメールが届く。
「今日午後から暫くぶりでの太陽の日差しがさしました。また、夜には満月が空高く顔を覗かせています。こちらでも、ササニシキ、ひとめぼれ共出穂期を迎えています。私のところでは、穂ぞろい期お迎えています。95%の出穂です。上位葉にいもち病の病斑が見えてきたので夕方粉剤で消毒してきました。」


 
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○8月11日(火) 
・ 午前5時現在、オホーツク海高気圧の勢力が東北北部まで張り出し、気温は多くの地点で15度以下となる。
・ 全域で低温傾向となる。特に最低気温の低下が顕著となる。地帯4,6,8では平均気温が20度を下回る。
・ 週間予報支援図によると、北日本上空には今後とも弱い寒気の南下が予想されている。
・ 秋田県沿岸部の「あきたこまち」が傾穂期に達したものとみられる。
・ 生育・作柄診断試験区の「おきにいり」が出穂期(昨年より2日早い)に、「かけはし」は傾穂期に達する。
・ 8月上旬の気象表をまとめる。総じて、最高気温は2〜3.5度程度低く、日照時間は30〜40%程度となった。急生長時期だけに、乾物生産量も平年より低下し、茎葉への貯蔵炭水化物が少なくなったと予想される。現地宮城県松山町付近の古川・鹿島台の日照時間は平年比7〜10%。生育状況が心配される。
・ 松山町のモニターに電話を入れ、「ひとめぼれ」「ササニシキ」の出穂・開花の状況を聞く。白ふ等の障害はみられないとのこと。
・ テレビ・新聞等で東北の冷夏を心配する報道や記事が目立ち始める。
・ セクションサーバのトラブルによりネットワークが利用できなくなる。


○8月12日(水) 
・ 低気圧の通過に伴って、ほぼ全域で降雨がある。一部に豪雨となる地点もある。
・ 午前5時現在、北部の監視地点を中心に気温が20度を下回る。
・ 地帯8は平均気温が20度を下回る。低温傾向は依然として続く。
・ 青森・岩手両県に低温注意報が継続発令される。
・ 週間予報支援図によると、15日前後に北日本上空に寒気に南下が予想されている。
・ 中国大陸北部に低気圧の大きな渦が形成され始める。オホーツク海高気圧がまた張り出す気配がある。
・生育・作柄診断試験区の「はえぬき」が12日(昨年より2日早い)、「ひとめぼれ」が13日(昨年より1日遅い)に出穂期に達する。
・ ネットワークのトラブルが続く。早期警戒ホームページへのアクセス不能。昼前に復旧する。


○8月13日(木) 実態調査
・ 午前5時現在、青森県太平洋側、岩手県沿岸部で気温が20度を下回る。
・ 梅雨前線が東北南部に停滞し、天気はぐずつく。
・ 週間予報支援図によると、北日本上空には引き続き弱い寒気の南下が予想されている。
・ 青森・岩手両県に低温注意報が継続発令される。
・ 中国揚子江から朝鮮半島には、発達した積乱雲がこのところ発生し、日本へ移動する。他国のことながら、大洪水が発生しているようで、食糧問題が懸念される。
・ 岩手県北部と青森県太平洋側一帯の監視定点の水稲生育状況を見て回る。今が出穂・開花期である。幼穂形成期間に著しい低温を受けたところでは、よく観察すると軽微な白ふがみられる。被害につながるような症状ではないので安心する。また、やませの直接的な影響を強く受けるごく限られた地域では、生育の抑制や遅延がみられる。
・ 沿岸部にはやませが入り気温は低く濃霧となる。車で移動すると、地形の違いや河川流域などによるやませの影響の範囲を体験することができた。農家も一日も早く天候が回復することを待ち望んでいる。


○8月14日(金) 実態調査
・ 午前5時現在、青森県と岩手県の多くの監視地点で気温が20度を下回る。
・ 久しぶりに各地に青空が戻り、日照不足はやや解消され始めたが、低温傾向は依然として続く。
・ 梅雨前線が本州南岸に停滞する。オホーツク海高気圧が今夜から張り出す気配がある。
・ 週間予報支援図によると、北日本上空には引き続き弱い寒気の南下が予想されている。
・ 青森・岩手両県に低温注意報が継続発令される。
・ 山形県庄内の「はえぬき」が傾穂期に達したものと予想される。
・ 生育・作柄診断試験区の「ササニシキ」が13日出穂期に達した。
・ 岩手県北上川上流域と南部山間の定点の水稲生育状況を見て回る。今が出穂・開花期であり。上流域では白ふが僅かに認められるが、南部ではほとんど観察されなかった。圃場内の出穂のばらつきが本年は特に目立つ。
・ 1か月予報を入手、依然として低温と日照不足が続く予想となっている。梅雨明けの宣言を本年度は行わないと仙台管区気象台が発表する。


○8月15日(土) 早期警戒情報第17号
・ 午前5時現在、一部監視地点で気温が20度を下回る。
・ 地帯8は平均気温が20度を下回る。
・前線(秋雨?)は南に下がり、オホーツク海高気圧の張り出しが始まる。
・ 週間予報支援図によると、北日本上空には引き続き寒気の南下が予想されている。
・ 早期警戒情報第17号を作成する。依然として気の抜けない状態が続く。


○8月16日(日) 
・午前5時現在、青森県・岩手県中北部の監視地点では気温が20度を下回る。
・ 低気圧が東北北部を通過し、各地で強い雨がある。
・ 青森県の低温注意報は解除、岩手県では継続発令。午後、岩手県の低温注意報は解除される。
・ 大気の循環場に変化がでてきたか。中国大陸北部には今までは低気圧が常に居座っていたが、移動性の高気圧が形成され始めている。
・ 生育・作柄診断試験区の「むつほまれ」が傾穂期に達する。
・ 幼穂形成期を基点とした幼穂発育ステージ予測に基づいて危険期の冷却度を評価する。
・ 石巻の友人から生育状況を知らせるメールが届く。
「我が家の田んぼでは、穂がこごんできて、傾穂期に入ってきました。親の欲目で見
ると、90%くらいの籾に白い米乳が入っているようです。8月13日に仙台まで行ってきましたが、内陸部は平均気温が石巻地方より1.2度高いので、その分生育も進んでいます。又、北上川流域左岸(太平洋側)を中心に出穂が遅れていて、まだ穂ばらみ期の物も見られます。石巻地方では、ササ、ひとめ、とも白ふ現象は見えません。13日はとてもよい天気でしたが、昨日から又、低温と日照不足が続いています。とりあえずはお盆中の近況をお知らせします。」


○8月17日(月) 
・午前5時現在、東北北部を中心に20度割る監視地点が多い。
・ 前線が東北南部に停滞。日本海側と南部を中心にぐずついた天候となる。
・ ほぼ全域で日照不足が続く、特に日本海側で顕著である。生育の遅れが心配される地帯4,6,8も気温が上がり、日差しが戻る。
・ 北海道東部に低気圧の渦が形成され始めた。今後の循環場の変化が注目される。明日は移動性高気圧に覆われて、良好な天気が期待できる。
・ 宮城県松山町の友人から電話が入り、出穂・開花の状況や宮城県内の出穂の状況を知らせてくれる。傾穂にムラがあるとのことだ。出穂が例年より遅れているところがあるとのこと。19日に松山町と周辺地域の実態調査に行く予定にする。
・ 松山町の水稲試料の冷温処理を終える。
・ 生育・作柄診断試験区の「かけはし」は順調に乳熟期に入る。不稔も少なく、順調に登熟が進んでいる。


○8月18日(火) 
・ 午前5時現在、東北北部を中心に20度割る監視地点が多い。
・ 前線が東北南部に停滞。天気図によると、オホーツク海高気圧が南下を始める気配。
・ 日本海側は前線の停滞と低気圧の影響で、低温で日照不足となる。
・ 日本南東海上に大きな渦が形成され始めた。台風に成長するのか。
・ 中国北部に徐々に低気圧の大きな渦が形成され始めた。
・ 岩手県南や宮城県北の「ササニシキ」「ひとめぼれ」が傾穂期にほぼ達したものとみられる。
・ 鶴岡の友人から台風と今後の天候を心配する次のようなメールが届く。
「秋本番を思わせるほど涼しくなってきました。7月の天気とは大きく変わって、8月に入ってからは雨や曇り圃日が多くなりました。その為当初予定していた出穂期も若干ずれ込んだ感じです。「ササニシキ」や「ひとめぼれ」などはすでに穂が傾いてきています。今「はえぬき」が全部出揃ったと言うところでしょうか。今年は5月10日以前に植えた圃場とそれ以降のものとでは、初期生育に1週間ほどの差がありそれが最後まで縮まらないでしまったようです。
 春からずいぶん偏った天気が続いていますが、今後どうなることでしょうか。8月が悪かった分9月には良い天気が続くのではと期待しています。しかし、気になるのが台風です。このまま涼しくなって台風の発生が押さえられるのか、それとも涼しいのはこの辺だけでフィリピンの付近はいつもどうり温かいのか今後の変化に注意が必要です。鳥越さんは今年の台風の発生や日本への接近に付いてはどのように予想していますか。」
・ 難しい質問に返事に困る。次のように返事する。
 近況報告ありがとうございます。そちらの水稲の生育は順調なものと拝察しています。
 さて、今後の天候と台風の件ですが、難しい質問に困っています。
 まず、今後の天候ですが、現在東北に秋雨(?)前線が停滞し、寒気を伴った低気圧が繰り返し通過し、日本海側に悪天と低温をもたらしています。この現象は平成7年にあったと思います。日本海側多収地帯で低温と日照不足が断続して、減収したことを記憶しています。ただ、今大気の循環場に変化が見られ始めています。このまま秋になるのか、場合によってはオホーツク海高気圧が再度張り出してくるのか、見極めが難しいところです。
 さて、台風の件ですが、専門家でも今後多発するのか、少発のまま経過するのか、意見は大きく2つに分かれているようです。全球の雲の状況をみると、台風がいつも発生するフィリピン海域では大きな雲の塊は見られません。現在、日本の南東海上に大きな渦が形成され始めています。これが台風に成長するか、注視しています。今後の台風の発生数等については、専門外なので予測はできません。
 なお、各種気象情報は次のようなホームページで集められます。これらは私が早期警戒で日々利用しているものです。参考になれば幸いです。
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1.全球的な大気の状態
・ European Center for Medium-Range Weather Forecasts (ECMWF):500hPa高度の全球分布(http://www.ecmwf.int/images/Wed22/ecnhsh.4.gif)
・ 高知大学気象情報頁:静止気象衛星(GMS/気象庁, GOES /米国大気海洋庁, METEOSAT /ヨーロッパ宇宙機関) による地球(緯経度座標)の画像等。 (http://weather.is.kochi-u.ac.jp/GL/00Latest.jpg)
2.エルニーニョ・ラニーニャ現象の監視
・U.S. Department of Commerce、National Oceanic and Atmospheric Administration:熱帯域の海面水温分布画像等。(http://www.elnino.noaa.gov/)
3.東アジアならびに東北地域の衛星情報
・ 通信・放送機構仙台リサーチセンター:気象衛星ひまわりを用いた東アジアと東北地方の雲とその種類、水蒸気、推定日射量分布画像等。(http://www.sendai.tao.or.jp/)
・ 東北大学大型計算センター:気象衛星NOAAによる雲と地表面温度分布画像。(http://www-db.cc.tohoku.ac.jp/jaidas/)
4.季節予報
・ International Research Institute for Climate Prediction:世界の各地の気温と降水量の長期予報等(http://iri.ucsd.edu/)
5.週間天気予報
 週間予報に関しては多数のホームページで提供されているが、代表的なのは次のもの。
・ 防災気象情報サービス:週間予報、アメダス、警報・注意報、天気図等。 (http://tenki.or.jp/)
・ 新日本気象海洋株式会社の気象情報:500hPa高度、850hPa気温予測の週間予報支援図等。(http://www.metocean.co.jp/)
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○8月19日(水) 松山町・実態調査
・ 低気圧が通過し、天気がぐずつく。
・ 太平洋側を中心に気温が上がらなかった。
・ 津軽地域の「むつほまれ」、秋田県北や盛岡周辺の「あきたこまち」が傾穂期に達したと予想される。
・ 宮城県松山町と同県西部地帯の水稲の生育状況を観察する。松山町ではモニター農家と圃場を見て回る。出穂期はほぼ例年並であったが、傾穂期に達するまでの日数が例年になく長引いていた。未だ開花していない稲も多く見られる。圃場内の地力差、1株の茎間、圃場間などによる出穂・開花のバラツキや水口の生育遅延など例年では観察できない水稲の生育状況であった。このことは太平洋側全般に見られることだ。西部地帯では出穂期に達していない圃場も散見され、また葉いもちの病斑も比較的容易に見ることができる。農家の人の話だと、このような圃場内の生育のバラツキが大きくて、防除などの管理がやりにくいとのこと。
・ 宮城県亘理の友人から、近況を知らせる次のようなメールが届く。
「私の稲の8/17現況ですが、ひとめぼれが傾穂期、みやこがねもちが穂ぞろい期といったところで、昨年より2日程度遅れているようです。ひとめぼれの出穂盛期は昨年並みで8/6前後でしたので、悪天候の影響が少し出てきたかなと思っています。いもち病ですが、肥料気が多く葉色が濃い個所で病斑が僅かに認められることがありますが、幸いにも今のところ進行は目立ちません。既に登熟期に差し掛かかり、もう打つ手は無し、後はただ天命(天候?)を待つだけという心境でしょうか。」


○8月20日(木) 
・ 寒冷前線が東北地方を通過し、天気は日本海側でぐずつく。大きな晴天域が近づき天候の回復が期待される。
・ 生育・作柄診断試験の「つがるロマン」が傾穂期に達する。出穂期(8月3日)から約16,7日を要している。同様に「かけはし」では12日、「むつほまれ」では14日を要している。なかなか揃って傾穂しない。
・ 穂いもちの航空機実験の時期等について福島県農業試験場、航空測量会社と調整を行う。


 
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○8月21日(金) 
・ 移動性高気圧の覆われ、晴れの良い天候となる。日照不足が続いていたので、恵みの日差しとなる。
・ 南海上の低気圧の渦が成長を始め、台風になる可能性がある。中国大陸から大きな気圧の谷が接近しているので、もし台風となった場合には要警戒だ。
・ 出穂前の時期別冷温処理を行った文献によると、出穂と最も遅延させたのは幼穂分化直後の処理であり、それ以降遅延の程度は減少するが、出穂前9日頃の花粉外殻形成期(幼穂伸長完了期)に再び増加する。本年は幼穂形成期直後に7月中旬の低温に遭遇し、また8月上旬にも低温と日照不足となり、出穂の遅延とバラツキが拡大したものと考えられる。
・ 8月中旬の気象表をまとめる。低温と日照不足の傾向が顕著に現れる。平均気温は1〜1.5度程度、最高気温は1〜2.5度程度低かった。日照時間は日本海側では50%以下、太平洋側でも50〜75%程度であった。このような気象条件が出穂・開花とその後の初期登熟に影響を及ぼしたとも考えられる。
・ 各地のモニターの方々に、傾穂の状況を問い合わせる。日本海側ではどのような状況か注目される。昨日のNHKのニュースでは新潟県でも傾穂がばらついている状況が報じられていた。


○8月22日(土) 早期警戒情報第17号
・ 午前5時現在、多くの監視地点で気温が15度を下回る。晴天による放射冷却のためか。最低気温が岩手県北部や山間地では11度前後まで低下した。
・ 岩手県紫波・遠野・釜石付近の水稲の生育状況を見て回る。出穂・開花期の圃場も散見され、早いものが傾穂期である。出穂・開花のバラツキは他の地域と同じように観察される。
・ 山形県最上町の友人から、出穂・開花状況を知らせるメールが届く。
「最上町も同じような開花期と傾穂期のバラツキ傾向にあります。ただ、"はなの舞"と"ヒメノモチ"は、順調に出穂・傾穂した様です。"あきたこまち"は、走り穂が8/ 2でしたが、出穂期が8/10で未だに開花している穂も有ります。通常の、遅れ穂の開花と違い主穂が開花しているのです。傾穂も進んでいますが、刈り取りの設定に悩みそうです。"どまんなか"は、8/15〜17を出穂期に見ています。こちらは、開花〜傾穂がこまちより短期間みたいです。品種の差か、出穂期の天候の差か原因は不明ですが・・・。」
・ 岩手県種市の友人から、出穂・開花状況を知らせるメールが届く。
「此方は盆の13〜17.8日辺りが出穂期に為りました。此方の特徴である「冷たいヤマセ」が今年は少なかったです。今後の天候次第だとは思いますが、立秋を過ぎたらすっかり秋になってしまい、今日明日は残暑(残り物の暑さではないのですが・・・)に為りそうで大いに期待しております。今年は最低気温が10℃を割り込む日が、殆ど無かったのが救いなのかなと思っています。」


○8月23日(日) 
・ 午前5時現在、多数の監視地点で気温が20度を下回る。
・ 太平洋側は海風の影響で曇り、気温は上がらない。一方、日本海側と福島県は快晴となる。朝鮮半島にある低気圧は発達しながら、日本海を通過する様子だ。フェーン現象等が心配される。
・ 生育・作柄試験の「おきにいり」「ササニシキ」「ひとめぼれ」が22〜23日に傾穂期に達する。
・ 山形県鶴岡市の友人から、出穂・開花の状況を知らせるメールが届く。
「出穂は8月上旬の低温とぐずついた天気の為、いつもより二、三日よけいに時間がかかりました。1枚の田圃のなかでも排水口側は早く、水掛口側は遅いと言うのはいつものことなのですが、今年の場合それに加えて、一株のなかでも特別早いものと遅いものの差が目立ちました。そして傾穂期を迎え頭を垂れている穂の中で、まだ、まっすぐ立っている穂を散見できるのも今年の特徴です。特に"はえぬき"にその症状が現れています。出穂期の8月前半は人にも稲にも暑いほうが良い様ですね。ようやくここに来て天気も回復しそうな兆しが見えてきています。9月の天気に期待したいと思います。」
・ 大阪の寿司屋さんから、次のようなメールが届く。
「初めてメールいたします 私は大阪で寿司屋を営む男です。今年の5月に大阪のラジオの番組で岩手県胆沢町で田植えをする機会を得て、苗を貰って帰り家の前で箱のたんぼに植えて育てています、すると、胆沢での稲の生育が気になり、リンク集からこのページを知り、理解出来ている訳ではありませんがよく見ています。今年は農家の皆さんや研究者にとっては忙しい年のようですね。よろしくお願いいたします 8月21日現在、家の前の田圃は穂が実り頭を下げている状態です2株だけ葉だけで実の無いのがあります、これは病気ですか? 出来がいいのか悪いのか分かりませんが米が出来るのはうれしいものです。」


○8月24日(月) 岩手県農業気象協議会
・ 低気圧が日本海を発達しながら、ゆっくりと移動。南から暖かい空気が入り、気温は上がる。日本海側はフェーン現象に注意が必要だ。
・ 南海上に大きな低気圧の渦が形成され始める。台風に発達するか注目される。
・ 午前3時の天気図において南の海上の低気圧は熱帯性低気圧となる。台風第4号になる可能性が高い。大気の状態からみて、日本付近に接近する可能性もある。
・ ここ1週間の気象条件がほぼ平年並に戻る。生育の回復が期待される。
・ 生育・作柄診断試験の「はえぬき」が傾穂期に達する。
・ 福島県農業試験場と航空機実験現場の調査を26日(水)に実施することに決める。生育状況と穂いもちの発生等について観察する予定。
・ 岩手県農業気象協議会(8月例会)に出席する。水稲の生育状況や他の作物の生育状況について意見を交換する。


○8月25日(火) 台風4号発生
・ 南海上の熱帯低気圧は大きな雲を形成し、台風に発達する気配がある。これが太平洋高気圧の縁を北上すると、東北地方に接近する可能性が高い。今後の動きは注目される。この熱帯低気圧は午前中に台風4号になり、発達して上陸の可能性が高い。
・ 生育・作柄試験の「むつほまれ」「つがるロマン」「あきたこまち」では登熟進度の変異が大きい。黄熟に入り始めた籾から玄米の生長中のものまであり、糊熟期の判定が難しい。
・ 石巻の友人から生育の状況を知らせるメールが届く。
「ここ何日かは寝苦しい夜を楽しんでいます。石巻地方の水稲の生育状況は、だいたいの処で出穂期を過ぎ、早いものは傾穂期に入っています。我が家のものは、出穂期が10日以上早いので、すずめの集中攻撃を受けました。早速、糸張り防除対策をしたところ、効果が現れてきて、このごろはすずめもつかなくなりました。登熟のほうは、かなり良く、受精障害は見受けられません。イモチ・紋枯病等の病気の気配も感じられません。又、ササ、ひとめ等にも受精障害はないようです。ただし、冷害対策としての深水管理のため土がかなり緩んでおり、出穂と同時に落水をして田面を硬くするようにしていますが、品種の特性として、茎が長く穂首がしなやかで穂重型のため倒伏されるのが心配です。出穂期間が長かったので登熟が不ぞろいです。9月に入って大型の台風が接近するような話も出ていますので刈り取りまで心配です。石巻では8月31日をもって用水を中止するそうなので28日ころに最後の水掛を予定しています。」


○8月26日(水) 現地調査
・ 台風4号は南海上で発達しつつある。
・ 宮城県鹿島台・石巻や福島県白河では90ミリを超える降雨がある。
・ 福島県の航空機実験の現地調査と阿武隈山系の水稲の生育と穂いもち発生状況を調査する。現地の稲の生育は太平洋側北部と同様で、出穂・傾穂のバラツキが目立つ。穂数もやや少ないように見受けられる。穂いもちも散見される。


○8月27日(木) 
・ 東北地方に前線が停滞し、南部で強い雨がある。中国大陸に優勢な北の高気圧が形成される。台風4号は依然として南海上で発達を続け、北に進路を変える見込み。もし、襲来するようなことになると、今年の水稲は日照不足で根張りが悪いため、強い雨と風による倒伏が懸念される。
・ 東北南部では福島県白河周辺で早朝から豪雨が続く。福島県農試によると昨日調査したところ当たりで、水稲が冠水したとのこと。この雨雲は動く気配はなく、被害の拡大が懸念される。
・ 週間予報によると、今後1週間はぐずついた天候となる見込み。穂いもちの発生や登熟の遅延が心配される。
・ 航空機実験について航空測量会社と打ち合わせる。台風4号が通過しないことには、先の天候が読めないので通過後に再度実験の日程を調整することになる。
・ 東北南部では福島県白河周辺で早朝から豪雨が続く。福島県農試によると昨日調査したところ当たりで、水稲が冠水したとのこと。この雨雲は動く気配はなく、被害の拡大が懸念される。
・ 宮城県農業センターと、本プロジェクト研究の研究会と松山町における研究計画について打ち合わせを行う。
・ 宮城県松山町のモニターに、昨日の豪雨(鹿島台90ミリを超えた)の被害がなかったかどうか問い合わせる。


○8月28日(金) 岩手県稲の会視察
・ 秋雨前線が台風によって刺激され、東北全域で降雨がある。水害の拡大が心配される。
・ 台風4号は不気味な雨雲を伴って北上中、さらに発達する予測であり、今後の動きが注目される。
・ 台風により秋雨前線が刺激され、東・北日本では大雨となり、各地で被害が報告されている。
・ いよいよ明日頃から台風の雲の直接的な影響が出始めるのではと思われる。中国大陸から次の低気圧が大きな積乱雲を伴って東進を始める。さらに大雨をもたらすような大気の状態が続く見込み。
・ 岩手県稲の会が冷害対策技術に関する視察に来る。東北の冷害、今年度の稲の生育の特徴、早期警戒システムなどの研究活動を紹介する。
・ 大阪の寿司屋さんから、台風による東北の水稲被害を心配するメールが届く。
・ 松山町のモニターから、稲が色づきだしたが、登熟にムラが大きいとのメールが届く。


○8月29日(土) 早期警戒情報第19号
・ 秋雨前線が東北に沿って形成され、台風4号から送られてくる湿った暖かい空気に刺激されて各地でまとまった雨となる。台風4号はゆっくりと北上し、日本に接近する。
・ 太平洋側を中心に日照不足となり、また日本海側は気温が上がらない。
・ 早期警戒情報第19号を作成する。注目すべきは台風4号の動きだ。福島県を中心に水害の人的被害が報道されている。農作物の被害が最小限に止まることを願う。
・ 岩手県北上の友人から、出穂が下旬になって始まり、傾穂期に入っていないとの生育状況を知らせるメールが届く。


○8月30日(日) 
・ 秋雨前線が東北に沿って停滞、台風4号からの暖かい湿った空気が入り、太平洋側沿岸部を中心に強い雨がある。台風4号は関東地方に向かって進んでいる。
・ 日照不足が顕著となり始める。全般に気温が上がらない。登熟の遅れが心配される。
・ 台風4号を取り巻く雲が関東地方に接近しつつある。明日からは台風の影響が出始める見込み。
・ テレビの報道によると、東北各地で浸水・冠水の被害が出始めている。
・ 週間予報によると、台風の通過後には北の高気圧が張り出し、太平洋側では東風が入り、気温の低い状態が続く予想となっている。
・ 中国大陸北部には大きな低気圧の渦が形成され始めている。
・ 岩手県北・沿岸北部「たかねみのり」、青森県八戸の「むつほまれ」が傾穂期に達したとみられる。


○8月31日(月) 
・ 秋雨前線が東北に停滞する。台風4号は進路を東に向け、上陸の可能性は小さくなった。
・ 最低気温は平年より高いが、最高気温が上がらず、日較差が小さく日照不足の状態になる。登熟には不利な条件となる。
・ 生育・作柄診断試験区の「じょうでき」「どまんなか」「ゆめさんさ」が糊熟期に達する。
・ 秋田県沿岸部の「あきたこまち」、山形県庄内の「はえぬき」が黄熟期に達したと見込まれる。
・ 福島農業試験場に航空機実験の現場の被害状況を問い合わせるが、現地の状況は把握できないとのこと。白河の近くであるため、被害が心配される。
・ 昨日の降水量が100ミリ前後あったモニターや友人に冠水等の被害がなかったか問い合わせる。
・ 岩手県、盛岡地方気象台と今後の気象と水稲の生育状況に関する情報交換を行う。
・ 宮城県亘理の友人から、早々に返事が来る。
「御心配いただき有難うございます。当地は阿武隈川流域にあり、上流側の福島県で大雨が降ったために川の水位が警戒値を超しております。昨30日の午後あたりがピークで現在は水位が下がってきているようです。この辺で雨があがって欲しいところです。今の所、私の田で冠水した所はありません(約15cm程度の水深でしょうか)。岩手の方でもかなり被害が出ているようですが、収穫を目前に控えて残念なことです。」



 

 

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