水稲冷害研究チーム

1998年編集長日誌


この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。


12月


 
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○12月1日(火) 宮城県松山町モニター訪問
・ 松山町のモニター訪問。一方のパソコンシステムが故障とのことで、修復に伺うが、ハードディスクが破損していることが分かる。交換のハードディスクを業者に送ってもらうよう依頼する。
・ モニターの二人と面談し、経営状況、冷害に対する意識、冷害に対する技術対策、パソコン・インターネット・メイルに接した感想、本年の作柄等について聞き取り調査を行う。いろいろなことが議論でき、とても楽しい一日であった。


○12月2日(水) 
・ プロジェクトの研究推進会議の開催について、宮城県農業センターと打ち合わせを行い、日程等の調整を行う。
・ 生育・作柄診断試験と水管理試験の収量構成要素調査がほぼ完了する。
・ 航空機多波長域走査センサによる穂いもち被害評価の解析を進める。


○12月3日(木) 
・ 各県・松山町試料の収量構成要素の調査が完了する。

○12月8日(火) 
・ 松山町のモニター用パソコンのハードディスクが届く。金曜日に訪問して改修を予定する。
・ 9,10日の両日、東北農政局で「東北地域水稲安定生産推進協議会」「直播推進会議」「稲作検討会」が開かれる。その会議資料を作成する。


○12月10日(木) 水稲安定生産推進協議会
・ 9,10日、仙台管区気象台、食糧事務所、本省稲担当官、管内6県、東北農政局と東北農試の関係者が集まり、水稲安定生産推進協議会、直播推進会議ならびに稲作検討会が東北農政局で開催された。
・ 水稲安定生産推進協議会では、「早期警戒システム」の情報の流れとホームページによる情報提供について、現状の問題点と今後の課題が協議された。本プロジェクト研究が平成12年に終了することを受けて、その後の対応をそろそろ考える段階にきた。


 
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○12月11日(金) 
・ 松山町モニター農家のパソコン環境の修復に行く。
・ 松山町の大区画圃場では、暗渠排水の工事が大規模に行われ、籾殻が山積みされている。


○12月14日(月) 岩手県農業気象協議会
・ 12月上旬の気象表をまとめる。地帯別平均気温は平年より0.6度〜2.6度低く、日照時間は平年比60〜70%程度となっている。
・ 岩手県農業気象協議会に出席する。本年度の気象と農作物の作柄について総決算が行われ、次年度に向けた取り組みが協議された。
・ 石巻のモニターから水稲品種に関する問い合わせと、本年の稲作の総決算を今月中にまとめるとのこと。


○12月15日(火) 
・ 石巻と松山町のモニターが合同で本年の稲作を振り返る懇親会を企画したいとのメールが届く。モニター相互の情報交換が進むことを期待したい。

○12月17日(木) 
・ 「早期警戒システム」プロジェクトを共同して立案し今は大学に移動された友人から次のようなメールが届く。
「こんにちは。大変にご無沙汰しています。これから忘年会が大学構内の食堂であるのですが、ちょっと時間があって早期警戒システムのホームページを見ていたら、元気でやっている様子を伺いました。こちらは何とも忙しい。次から次ぎへと会議、時間がない。これで来年の4月から7つもの講義を受け持ったり、1年生のクラス担任をやったりできるのかなあ。先週にやっとパソコンの一式がそろいました。マックなので、本当に勝手が分からず、大学生に教わりながらやっています。若くなりますよ。」
・ 宮城県松山町と石巻のモニターから19日、20日に行われる懇談会の連絡が届く。


○12月20日(日) 宮城県のモニターとの懇談会
・ 19,20日の両日、宮城県松山町と石巻市のモニターと関係者が集まって、懇談会を行った。話題の中心は、稲作をめぐる政策的な変化、本年度の稲作と稲作技術、早期警戒システムの将来像など。楽しく懇談ができ、有意義な一時だった。

 
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○12月21日(月) 
・ ウエザーニューズ来室。本年度開発を計画している気象監視システムバージョンアップといもち病発生予察システムの詳細を打ち合わせる。


○12月22日(火) 
・ 地域総合研究と地域基幹研究プロジェクトの合同推進会議の開催について、宮城県農業センターと打ち合わせる。
・ 福島県農業試験場から、航空機多波長域走査実験を行った地域のいもち病の発病マップが届く。
・ 秋田県の閲覧者からアメダスデータの問い合わせが来る。


○12月23日(水) 
・ 12月中旬の気象表をまとめる。気温は1〜2度程度高く、太平洋側南部では降水量が少ない。
・ NOAAエルニーニョホームページによると、日本付近海域の海面水温は平年より高くなっている。また赤道付近の海面水温は反対に低くなっている。


○12月31日(木) 
・ 本年も今日で最後である。この一年を振り返って、早期警戒業務における10大トピックスを考える。


 

 

torigoe@tnaes.affrc.go.jp