水稲冷害研究チーム

1999年編集長日誌


この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。


11月

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○11月1日(月) 
・低気圧が発達しながら、東北地方を横断する。強い風と雨が降り、リンゴの落下が心配される。
・高温障害の程度を解析するため、アメダス監視地点における登熟期の気象経過を整理する。
・仙台管区気象台から10月の天候概要がメールで届く。
・松山町のモニターから先日の豪雨に関するメールが届く。
「また色々ご心配をしていただき恐縮致します。10月27日の夜から翌朝にかけて低気圧の通過で雷、大雨、強風が吹き荒れました。ハウス自体には被害はなかったのですが1部ハウス中に水が入り、畦が崩れかかった箇所が有りましが、減収にむすびつくほどではありません。今日から11月ですが、例年と比べれば暖かい様に思います。苺も早いものは花が咲き順次開花し、来月初め頃には収穫できると思います。交流会を楽しみにしています。ただその頃の道路の雪が少し気になります。盛岡はこれから冷え込みが厳しいと思います風邪等を召されませんよう健康に御留意ください。」


○11月2日(火) 
・種市町のモニターから先の豪雨被害の状態を知らせるメールが届く。
「此方はヤドカリハウス(移動式)が10メートルぐらい飛ばされただけで、其れほどの被害も有りませんでした。ニュースでも放映されたようですが、軽米、南郷、其れに続く八戸の是川地区は酷かったようです。久慈も丁度満潮の時刻に当ったのか、堤防をあと1mで越すまでに水位が上昇しました。今度の交流会では、色々お聴きしたい事が山ほど有りますが、頭の中を一応整理しながらでないと思っています。」


○11月3日(水) 
・NOAAの海面水温平年偏差図(2日)によると、日本列島東海上の海面水温が平年より著しく高い領域ではやや下がる傾向が認められる。エルニーニョ監視海域の海面水温平年偏差は東側で高くなる傾向がみられ、西側では低い状態が続く。

○11月4日(木) 
・モニター交流会の必要書類を参加者に送付する。
・アメダス監視地点の登熟期気象条件がまとまる。
・松山町のモニターから先日の豪雨に関するメールが届く。
「豪雨被害のご心配をしていただき、ありがとうございます。ご察しのとおり瞬間雨量で35ミリの雨が降ったみたいで、町中の常習浸水地帯は何年ぶりかで床下浸水になったみたいです。我が家でも家の前の坂道を流れる雨水が作業上に流れ込むという事態で多少の浸水はありましたが、幸い対した被害にはなりませんでした。ただ、それが夜中の2時過ぎから約1時間の出来事だったので、大変つらいものがありました。それでは、今月末に会える日を楽しみにしています。」


○11月5日(金) 
・仙台管区気象台から1か月予報の解説がメールで届く。
・早期警戒を始めた平成6年当時仙台管区気象台の予報官だった方から懐かしいメールが届く。
「水稲冷害研究チームのホームページを開いて見ました。今年の4月から青森地方気象台勤務となっています。長期予報時代は大変お世話になりました。来年の4月には定年退職で岩手県久慈市に帰ります。」
・岩出山町のモニターから秋作業が終了したとのメールが届く。
「秋の農作業も一切終わり、岩出山名物「凍り豆腐」を作る準備をはじめています。今年のお米に関してはまあまあの出来と考えています。冷害よりは気持ちの上で楽です。ミヤコガネモチは倒伏と穂発芽に弱い品種ですが、思いのほか量も品質も良くいい結果がでました。」


○11月7日(日) 
・NOAAの海面水温平年偏差図(6日)によると、日本列島東海上の海面水温が平年より高い領域には依然として変化がみられない。

○11月8日(月) 
・高温障害の発生に関する分析を行う。気温が絶対的に高かった地帯、気温はそれ程まで高くないが日射量不足が伴った地帯などが抽出できる。これら気象経過と水稲の生育型とがさらに関連しているものと考えられる。
・盛岡で開催されるモニター意見交換会の関係書類がモニターの方々から届き始める。皆さんとても楽しみにされている。


○11月9日(火) 
・高温障害の発生危険地帯の抽出手順がほぼ策定され、監視マニュアルに加えて今後に活かしたい。課題は高温障害を回避つるための技術的対策をまとめることにある。これも生育中後期の秋落ちを回避する基本的な技術と水の掛け流しや追肥などの応急的なものとがあるように考える。
・松山町のモニターから町役場の関係者が交流会に参加したいとの連絡が入る。参加予定者は12名になる。


○11月10日(水) 
・NOAAの海面水温平年偏差図(9日)によると、日本列島東海上の海面水温が平年より著しく高い領域には変化が認められない。エルニーニョ監視海域の海面水温は平年より低い状態が続く。
・日本大学国際地域研究所が招聘した中国の南京農業大学副学長、台湾の中興大学農学部長とフィリッピン大学農学部長の3教授が研究管理の視察のため来場する。場の要請で「水稲冷害早期警戒システム」の開発状況を紹介する。このホームページを英語で短時間で紹介するのは大変だ。
・福島県から生育データがメールで届く。
・宮城県亘理町の友人から以前頼まれていた次の問題について、経験の豊富なモニターならびに県農業試験場関係者にご指導を依頼する。
「育苗管理と移植作業に要する労働低減の観点から、栽植密度(単位面積当たり株数、1株当たり植え付け本数の両方)と収量の関係に関心を持っております。収量にあまり影響しない範囲で栽植密度を可能な限り低くしたいためです。これらについて東北地方(特に岩手、宮城、福島)において実施された研究・実験結果についてご存じあるいは知る機会がありましたらならばご紹介頂けませんか。」
・亘理町の友人から次のような補足説明のメールが届く。
「栽植密度の件、お手数をお掛けしまして恐縮しております。小生はここ何年間か、栽植密度を一坪あたり80株(5〜6本/株)あるいは70株(約4〜5本/株)で「ひとめぼれ」を栽培してきましたが、いずれの年も疎植にした方が収量が多く倒伏も少ないことを経験的に知りました。そこで一坪あたり50〜60株で植えてみようとは思うのですが、田植え直
後のまばらな苗姿を想像するとなかなか疎植に踏み切れません。そこで鳥越さんにお伺いした次第です。さて、今年も木枯らしが吹く季節となりましたが、小生の方は田圃の秋起こしも済みました。今年は刈り取った稲株からの「ひこばえ」の成長が著しく、根がかなり健全だったようです。冬の間はひまを見つけて畦の補修でもしようかと思っています。」


 
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○11月11日(木) 
・岩手県農業研究センターの友人から、栽植密度と収量に関係する文献を送っていただけるとのメールが届く。
・宮城県岩出山町のモニターから早々に回答がメールで届く。
「ご質問の件ですが、私の地域で行われていること経験に基づきお答えします。
○育苗管理に関すること:種籾をできるかぎり減らすと一粒当りの苗が丈夫になり蒸れ苗や病気が出にくくなりますが、田植えの精度は下がります。このことから、乾いた種籾で、70gから120gぐらいが適当な範囲であると思います。種まき機を精度の高いものに変えると種まき精度も上がるし、田植えの精度もあがると思います。ちなみに家ではその関係から、種籾を120gにして、ばら撒きでやります。品種によっても種籾の大きさが違うことから、大きい粒の「ひとめぼれ」はは見た目で多めに、「ササニシキ」などは少なめに播種しています。それに種籾を多くまくのは経費的に無駄が多いし、いいことはありません。
○移植作業に関すること:私のところでは、1反あたり箱苗20枚で田植えをしています。一坪あたり60株が標準です。品種により変えています。分げつしやすい品種は50株で植え、沢地など水温の低いところなどは70株で植えています。
○労働力軽減に関すること:なるべく少ない苗箱で田植えをしたい気持ちはありますが、モヤシのように育った苗(例えば200g)の苗を植えれば、本田に植えればヤマセに弱くなるし、成苗のような丈夫を植えれば、どうしても苗箱数が多くなります。労働力軽減といい苗を植えることは相反する関係にあり、私の家ではいい苗を植えるほうにしております。いかにバランスをとるかが難しいと思います。
○収量に関すること:収量に関しては、栽植密度に関しては50株から70株を比べてみて経験上、大差がありませんでした。ただ栽植密度が低い方の特徴として、イモチ、モンガレなどの病気にかかりにくく、穂が長い。そして未熟粒が多くなるが天候の変動に強い。ただ作況が特にいい年は収量が少なくなる。栽植密度の高い方は、病気にかかりやすく、特にイモチに弱くなる。天候の変化に弱く、倒伏しやすくなる。しかし穂が短く仕上がるので登熟歩合が良くなり、食味が良くなる。作況のいい年は収量がいい。
 私の家では特に多い収量を目指さず、冷害に強く、倒伏せず、収量も等級もまあまあの線をねらっているので、苗は一箱あたり120gの種籾、田植えは一坪あたり60株でヤマセに強い苗をつくるよう努力しています。また箱苗の覆土に砂状ヨウリン250gを混合し、使っています。その結果、とても硬い苗(乾物重量)が多い苗が出来ます。私の地域では、田植えの時期に栗駒山下ろしの冷たい風が吹き、植えた苗がよく枯れます。ヨウリンを混ぜてから枯れがなくなりました。最近はシリカゲンを混ぜる技術などが新聞で紹介されています。」


○11月12日(金) 
・東北農政局から、12月8,9日に開催される稲作検討会、直播推進会議、水稲安定生産推進連絡協議会の開催要領案が届く。
・仙台管区気象台から1か月予報の解説がメールで届く。気温は今後平年並みに推移する可能性が高い。
・亘理町の友人から、岩出山町のモニターの意見に関してメールが届く。
「早速の情報ありがとうございました。栽植密度が50株/坪と70株/坪との比較では収量はほとんど変わらないとのこと大変勇気付けられます。栽植密度が低いと未熟粒が多くなるとのことですが、この場合にはなぜ登熟歩合が低下するのか不思議です。あまりにも出穂の遅いものが多いためでしょうか。出穂時期が分散すれば冷害に強くなり、個体密度が低ければ風通しと日当たりが良くなって病気にも強くなるということは感覚的には納得できます。」
・「栽植密度が低いと未熟粒が多くなるとのことですが、この場合にはなぜ登熟歩合が低下するのか不思議です。」この点に関しては、次の2つが考えられる。1)指摘にように、出穂にばらつきがでて、遅れ穂が相対的に多くて条件によっては登熟歩合が下がる場合。2)1穂が大きくなり、二次枝梗の発達が促進され弱勢穎花が相対的に多くなり、条件によっては登熟歩合が低下する場合。岩出山のモニターの稲を見る限り、無効分げつを少なくするように栽培しているので後者の可能性が高いと思われる。
・鶴岡のモニターから意見が届く。
「ご質問の栽植密度に付いてですが、この辺では80株の3〜4本、70株の4〜5本植が一般的です。80株でも70株でも収量には影響無いように思います。しかしそれ以下の疎植については経験がありませんので分かりません。」


○11月13日(土) 
・石巻のモニターから栽植密度に関するコメントが届く。
「ご質問の件ですが、質問事項を二つに分けて見ます.まずはじめに、春の育苗、田植え作業労力の軽減の為に、プール育苗での管理の省力化(省略)と苗箱あたり土の量の減量による苗箱取り扱い時の負担の軽減化によって、春の作業負担量を軽くしています。次に、移植時の箱苗枚数と栽培密度の関係ですが、栽培密度は、品種、地域特性、移植時期等に大きく左右される要因で一概には論じられません。ちなみに、私は60株植えで移植をしています.ササ系統は、分げつが旺盛なので植え付本数を少なくし、ひとめぼれでは多くし
ています.株間を近くすればイネの茎が細くなり、あまり遠いと単位面積あたりモミ数の減少になります.」
・総アクセスが38,000件を超す。


○11月14日(日) 
・NOAAの海面水温平年偏差図(13日)によると、日本列島東海上の海面水温が平年より著しく高い領域に変化は認められない。


○11月15日(月) 
・本日は、気象衛星「ひまわり」の後継衛星が種子島で打ち上げられる。次世代の早期警戒システムで利用されるものになろう。夕方、打ち上げに失敗とのニュースが入る。関係者のみならず、私たちも衝撃を受ける。
・松山町モニターのパソコンが故障したので、新しいパソコンと交換する予定を打ち合わせる。18日に伺う予定にする。
・宮城県農業センターの関係者から、栽植密度に関する情報がメールで届く。
・亘理町の友人から栽植密度に関して次のような質問がメールで届く。
「岩出山町、鶴岡市、および石巻市の各モニターの方々からの情報、興味深く拝見させ
ていただきました。苗の質、水田土壌の性質、および気温・日照・降雨量等の天候などの諸条件があまり極端でなければ、ある程度までの低い栽植密度までは問題なく行えるのではないかとの感想を持ちました。小生の場合、乾籾115〜125g/箱のばら播き苗を使っています。現在、この苗を坪70株植で20〜21箱/10a、坪80株植で24〜25箱/10a使います。さらに低い密度が可能ならば、かなりの省力化が達成されることになります。疎植にした場合登熟歩合の低下の問題がありますが、鳥越さんがご指摘下さった着粒過剰による登熟歩合の低下は施肥管理等によるコントロールは不可能なものなのでしょうか。登熟歩合の向上を図るには必然的に密植が要求されるのでしょうか。」


○11月16日(火) 
・アメダス監視システムにトラブル。昨日の実況データファイルが作成できていない。配信先に復旧を依頼する。
・葉いもち予察情報に基づくいもち病発生予測手順に関する検討を始める。監視地点における葉いもちの好適感染日発生時期を平年平均気温から推定する。


○11月17日(水) 
・早朝から雪となり、一面雪景色となる。昨日は東京などで木枯らし一番を記録。
・NOAAの海面水温平年偏差図(16日)によると、日本海ならびに日本列島東海上の海面水温が平年より著しく高い領域に変化は認められない。依然として高い状態が続き、変化の兆しはみられない。オホーツク海の海面水温も平年より高くなる傾向がある。


○11月18日(木) 松山町モニターパソコン交換
・松山町モニターのパソコンを交換し、インターネット環境などを整備する。作業は順調に進み、無事以前の環境に戻る。
・古川から松山町周辺の水田では麦類の播種作業はほぼ終了し、一部大豆の収穫が残されている。
・松山町のモニターからお礼のメールが届く。
「今日は、ありがとうございました。いつもお元気そうでなによりです。久しぶりに、パソコンを触ってみてドキドキしています。またまた、立派なもので恐縮です。大事に使わせて頂きます。また、よろしくお願いいたします。」
・石巻のモニターから問い合わせのメールが届く。
「いつもお世話様です。28日の交流会に向けて何かとお忙しいこととおもいます。東北農試大曲試場で育成された系統で、奥羽200号の片親の「晩33号」について教えて下さい。このごろ、ササニシキと、コシヒカリの食味のルーツに興味を持って調べています.山形県が育成した「さわのはな」と言う品種の母方の父系統です。明日19日の夜、JA石巻の米作り農家の有志で、今年の米の試食会を開催します。私のところからも、6品種出品して、試供、炊飯試食してもらう予定です。「さわのはな」も候補に入っています。評価が楽しみです。それから、今度の交換会の時に、スノーパールや、朝紫などの米の試食は出来ませんか。新形質米の特性を確かめたく思います。」
(申し訳ないが、試食の件は残念ながら手が回らない。)
・農業関係のある出版社の関係者から、私たちのモニターの方を紹介いただきたいとの依頼のメールが届く。
「初めてお便りします。一度、お電話ではお話ししたことがありました。いつも「編集長日誌」楽しく読ませていただいています。とくに夏の間は、東北地方のイネの生育の様子を知るのに活用させていただきました。また、鳥越さんと農家がメールをやりとりなさっている内容も、記事をつくるのに参考にさせていただいています。」


○11月19日(金) 
・いもち病危険度地帯区分の作業を始める。監視地点毎に見てみると、とても興味深い事実が現れる。
・仙台管区気象台から1か月予報の解説がメールで届く。今回から降雪量の予報も入る。
・岩出山町のモニターから近況を知らせるメールが届く。
「私の家の紅葉も赤く色づきいよいよ冬が来るのだと思うこの頃です。先日、16,17日と農協青年連盟の上京運動に行ってきました。その際、大豆、小麦政策のお話を直接農水省の方から説明されましたが、いよいよ本格的な減反政策から畑作政策に変わらざるをえないのかと思ってきました。その際に松山の方とお話する機会があり、同様にモニターをしているとのこと。彼も無人ヘリのオペレータなのでしょっちゅうお会いする機会があり、今回の交流会にも参加とのこと、楽しみが増えました。」


○11月20日(土) 
・アメダス監視システムにトラブル発生。実況画像が更新されなくなる。配信先に復旧をお願いする。

 
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○11月21日(日) 
・NOAAの海面水温平年偏差図(20日)によると、日本列島東海上の海面水温が平年より著しく高い領域にやや変化が認められるが、依然として高い状態が続く。

○11月22日(月) 
・早期警戒システムモニター意見交換会の準備に入る。日程の詳細と参加者名簿をモニターにメールでお知らせる。モニター関係者11名と場内11名の参加予定。
・モニター圃場の収量と収量構成要素データがまとまる。生育期間中観察していた印象が数値に見事に現れている。


○11月23日(火) 
・岩出山町のモニターから交流会の検討資料がメールで届く。
「大先生、大先輩、篤農家との交流会楽しみにしております。現在、凍り豆腐の製造中です。今年はその関係者に聞くと気温が高いためか鍋物需要が少なく、品物の動きが少ないようです。もしかして景気のためかもしれません。」



○11月24日(水) 
・NOAAの海面水温平年偏差図(23日)によると、日本列島東海上の海面水温が平年より高い領域に変化はほとんど見られない。依然として著しく平年より高い状態が続く。
・場内関係者と早期警戒モニター意見交換会の打ち合わせを行う。


○11月25日(木) 
・仙台管区気象台から3か月予報の解説が届く。手違いで遅れる。
・モニターから会議の資料がメールやファクシミリで届く。今夜から強い寒気が南下する予想となっているため、多くの方が週末の降雪を心配されている。


○11月26日(金) 
・仙台管区気象台から1か月予報の解説がメールで届く。
・モニターから会議の資料がメールやファクシミリで届く。ほぼ全員の資料が集まる。やはり天候が心配である。
・夕方から雪が強くなる。明日の朝は積雪がある可能性が高い。
・最上町のモニター「当日、楽しみにしていますが、天候が心配なようです。予報を最終チェックしてからですが・・・スタットレスに交換が必要かも?」
・鶴岡のモニター「時間が取れず遅れていた宿題がようやく出来ましたのでお送りします。天気予報に雪マークが出てくるようになりました。念の為に冬タイヤに取り替えて盛岡にお邪魔しようと思います。皆さんにお会いし色々お話できる意見交換会を楽しみにしています。」


○11月27日(土) 
・モニターの経営、稲作技術、本年度の技術的反省点などの資料が届き、明日の意見交換会の準備に入る。水稲作付規模も大きく、転作にも意欲的に取り組んでおられる地域のリーダー的な多彩なモニターが集まる。会議がどのような状態になるのか怖い。
・今夜の積雪が心配されるので、明日早朝に天候と路面の状態を知らせるメールを出すことにする。


○11月28日(日) モニター意見交換会
・うっすらと雪景色となるが、路面には雪はない。モニターの方々にメールで連絡する。
・モニターからは出発のメールが届く。
・NOAAの海面水温平年偏差図(27日)によると、日本列島東海上と日本海の海面水温が平年より著しく高い状態は依然として変わらない。
・早期警戒システムモニター意見交換会を午後から開く。心配された雪もなく、モニター11名は無事到着する。農試関係者10名を加え、モニターの農業経営の特徴、冷害回避技術も含めた稲作技術の特徴、本年度稲作の反省点などについて集中的に討議する。地域をリードするモニターだけあって、とても興味深い話を伺うことができた。場内の研究者にとっても色々な面で研究の刺激となった。夜は入手困難な各地の地酒がそろい、話の輪が広がる。

モニター語る

○11月29日(月) モニター意見交換会第2日目
・午前中、総合研究第1チーム(直播研究チーム)による直播用播種機と栽培技術、経営管理研究室による有機農産物の動向について、場内研究者と意見交換を行う。
・その後、早期警戒システムに対する要望などについて意見交換会を行う。
・最後に記念撮影をして散会する。雪道のところもあるようで、無事帰宅されることを祈る。宿題も増えたが、本当に楽しい2日間であった。
・モニター相互の交流を活発化するために、メールアドレスを相互に交換することになる。メールアドレスのリストをモニターに連絡する。
・アメダス監視システムにトラブル発生。配信先に復旧を依頼する。

全員揃って記念撮影

○11月30日(火) 
・朝に数センチの積雪があり、その後も降り続け大雪となる。一日ずれた天気に感謝する。
・アメダス日別気温の区分基準値を変更する。
・12月3日の平成11年度農学情報機能部門研修講義の準備を行う。
・研究プロジェクトの外部評価委員会が平成12年2月8,9日に開催されるとの案内が来る。
・松山町のモニターからお礼のメールが届く。
「モニター交流会2日間大変ご苦労様でした。初めて会った人や、初めての東北農試でしたが、そんな気がしなく大変勉強になった楽しい2日間でした。来年もモニターされるよう頑張りたいと思いますので宜しくお願いします。ありがとうございました。」
・鶴岡市のモニターからお礼のメールが届く。
「5:40で無事帰宅しました。仙岩トンネル付近に少し雪がありましたが、あとは路面が出て快適なドライブでした。初めて会った人達なのですが、そんな感じがしないという不思議な体験をしました。このようなすばらしい機会を作って頂き、本当にありがとうございました。」
・最上町のモニターからお礼のメールが届く。
「今回の意見交換会、大変有意義に過ごさせていただき有り難うございました。このような機会がなければ、話すことはもちろん会うことさえ無かっただろうと思えるのはもちろんで、企画並びに準備をしていただきました諸先生方に感謝しています。卓越している技術的な面も有りますが、モニター個々のオリジナリティー&バイタリティーに触れ、東北農業の明るい未来を見た感じです。ホームページというと、一般的には一方的な情報発信になりがちですが、土壌条件・気候条件・作付け諸条件がそれそれ違いますが、私たちのデータが幾らかでも役に立てばと思っています。今後とも、よろしくご指導ください。」
・岩出山町のモニターからお礼のメールが届く。
「昨日、今日といろいろとお世話になりました。モニターの皆様がとても個性的な方々で、プロの農家のお話とてもためになりました。今年の稲作の反省が出来てとてもよかったと思いました。2000年に向けての稲作にも新しい展望が見えてきた感じがします。」
・石巻市のモニターからお礼のメールが届く。
「第一回モニター交換会の開催ご苦労様でした。これを機会に益々のご健勝を祈念します。
昨日は大変ありがとうございました。」
・参加できなかった松山町のモニターからメールが届く。
「大変有意義な交流会だったようですね。次回は、ぜひ出席したいと思っています。」



 
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