水稲冷害研究チーム

2001年編集長日誌



この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。

12月

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○12月1日(土) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に天気が崩れる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(1日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯39度まで南下。一部は岩手県久慈と秋田県男鹿半島付近まで南下。
【研究活動】
【その他】

○12月2日(日) 
【天気概況】
・低気圧が通過するため、日本海側を中心に天気が崩れる。盛岡は朝積雪1センチ程度がある。
【モニターネットワーク】
・岩手県普代村のモニターからメールが届く。
「おはようございます。ご無沙汰しております。当方、人参の収穫も終わり、あとはプラウかけ、その他若干の整理作業を残すのみです。大豆は、先月中頃収穫を終えました。落莢があったようで収量はやや落ちて200kg程度。しかし病害・屑大豆などは殆どなく、多分1%以下でしょう。青大豆に、粒の不揃いや未熟粒が目立ちますが、これは10月の冷え込みの影響の可能性があります。スズカリ、ナンブシロメに比較して、やや霜に弱い印象を受けます。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(30日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み〜やや低い。太平洋中緯度の海面水温は平年よりかなり低い状態が続く。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(1日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(2日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯39度まで南下。一部は岩手県久慈沖と秋田県男鹿半島沖まで南下。
【研究活動】
・信州大学での特別講演の準備を行う。
【その他】

○12月3日(月) 長野県伊那市へ
【天気概況】
・低気圧が通過するため、天気は日本海側を中心に崩れる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターからメールが届く。9月22,23日の低温が「はえぬき」の収量・品質にどのように影響したのか、その概要が分かる。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(日):
【研究活動】
・信州大学農学部での特別講演のため、長野県伊那市に向かう。学生時代を過ごした懐かしいところである。
【その他】

○12月4日(火) 信州大学農学部特別講演
【天気概況】
・信州の山並みは雪景色となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(日):
【研究活動】
・母校である信州大学農学部で「東北地域における水稲冷害早期警戒システム」の特別講演を行う。多数の後輩が集まっていただけた。女性の学生さんが多いのに時の流れを感じる。
・約30年前に生活したキャンパスや実験圃場を訪れる。南アルプスと中央アルプスの山並みが懐かしい。
・帰路東京で、農水省の委員会に出席していた恩師俣野敏子名誉教授とお会いし、近況を交換する。最終の新幹線で盛岡に帰る。
【その他】

○12月5日(水) 
【天気概況】
・低気圧が通過するため日本海側を中心に天気が崩れ、夜から雪となる。
【モニターネットワーク】
・水質に関して問い合わせのあった民間企業の方からお礼のメールが届く。
「水質の件でのご回答、ありがとうございました。大変参考になります。ちなみに再度検査することになりました。もし、今回も基準値外であれば、回答いただいた改善措置を提案していきたいと思います。今後もよろしくお願いします。」
・本省統計情報部の関係者からお礼のメールが届く。
「先日はご多忙の中、長時間にわたり水稲冷害早期警戒システムのご説明を頂き有難うございました。日頃の業務にも参考にさせていただいておりますシステムについてチーム長御自ら紹介くださり大変参考になりました。お陰様でシステムについて理解も深まり、より身近な感じを持つようになりました。これからもシステムが東北稲作の守りとして活躍されることを期待しております。併せて、ご研究の発展を祈念申し上げます。この度は誠にお世話になりました。本格的な冬の到来を控え日々寒さの厳しさが増す中、ご自愛されてご活躍くださるようお願いいたします。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(4日): エルニーニョ監視海域の海面水温は北半分で正偏差、南半分で負偏差。太平洋中緯度海域の海面水温は平年よりかなり低い状態が長く続く。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(4日):エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差領域が広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(5日):雲が多いために、親潮の南下の状況ははっきりとはわからない。
・仙台管区気象台から11月の天候に関するまとめが届く。特徴は中旬の低温と下旬の高温とある。
・仙台管区気象台から秋の天候のまとめが届く。特徴は、@台風第15号による東北北部の大雨とA寒暖の変動が大きいとある。
・アメダスデータ配信先に気温実況値区分を東北地域に合わせて変更してもらう。
【研究活動】
・次年度用のアメダス監視システムの改良案を決定し、データ配信先とその実現の可能性を検討する。
・本年度の研究成果のとりまとめを検討する。
・来週開催される東北地域水稲安定生産推進連絡協議会のための資料内容を検討する。
【その他】

○12月6日(木) 岩手県農業気象協議会
【天気概況】
・気圧の谷が通過するため、天気は崩れ、北部を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県岩出山町のモニターからメールが届く。
「稲刈りが終わり、現在は年末に向けて、凍り豆腐を生産中です。毎年のことながら、大変忙しい日々が続いています。農業関連の問題が噴出している昨今、農家は安心して食べることができる食材をいかに提供し、消費者に選択していただくかを考えて、海外生産に負けないようコストダウンするという難題に頭を痛めつつ毎日生活しています。ということでこれからもよろしくお願いいたします。」
・岩手県普代村のモニターからメールが届く。
「信州大学とは知りませんでした。丁度30年前頃に私は、信州大学医学部・経済学部などに生硬な政治的論議を戦わせた7、8名の親しい友人がおりましたことを、編集長日記を拝見しながら懐かしく思い出しました。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(5日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほとんど負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(6日):雲が多いために、親潮の南下は不明。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会のための資料内容を検討する。
・本年度最後の岩手県農業気象協議会に出席する。農薬卸の方から「箱施薬のある種の神話が崩れた年であった」という興味深い話を伺う。
【その他】

○12月7日(金) 
【天気概況】
・強い冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(6日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ負偏差、−0.5℃の海域も広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(7日):雲が多いために、親潮の南下の状況は把握できない。
・仙台管区気象台から1か月予報の解説が届く。概要は次の通り。「12月中旬にかけては、強い寒気が入って冬型の気圧配置が強まる時期があるでしょう。東北日本海側では平年に比べ雪の日が多く、東北太平洋側では平年同様晴れの日が多いでしょう。平均気温は低いでしょう。」
【研究活動】
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会のための資料を作成する。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・岩手県立大学の学生さんが農業情報提供システムの開発打ち合わせに来室される。
【その他】

○12月8日(土) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が強まり、日本海側や北部では雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(7日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃の領域も広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(8日):雲が多く、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会のための資料を作成する。
【その他】

○12月9日(日) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に風雪が強まる。
【モニターネットワーク】
・宮城県岩出山町のモニターからメールが届く。
「今年は牛海綿状脳症の影響か?凍り豆腐が好調です。「風が吹けば桶屋が儲かる」のは良いのですが、私の近隣の酪農家、繁殖、肥育農家は大変な事態です。鳥越さん、研究室の皆さん!国産牛肉、国産シイタケ、国産葱ですき焼きなべをご愛用ください。よろしくお願いいたします。農は国の基本と思います。農家を生かしてくださるように神頼みの毎日です。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(7日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。太平洋中緯度の海面水温は平年よりかなり低い状態が長く続く。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(8日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃の領域も広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(9日):雲が多いため、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会のための資料を作成する。
【その他】

○12月10日(月) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(9日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃の海域も広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(10日):雲が多く、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会のための資料を作成する。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
【その他】

 
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○12月11日(火) 
【天気概況】
・強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。盛岡は今朝−5℃以下となる。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターから、デジタルカメラによる情報交換をもっと積極的に活用すべきとの提案がメールで届く。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(10日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃の海域の面積は広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(11日):雲が多くて、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・管理技術、水温データ、生育経過などを基に篤農家小林福蔵さんの稲作技術を解剖する。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
【その他】

○12月12日(水) 東北地域水稲安定生産推進連絡協議会
【天気概況】
・移動性高気圧に覆われ、日本海側も概ね晴れの天気となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(11日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。太平洋中緯度海面水温は平年より低い状態が続く。日本列島南海域の海面水温は負偏差となる傾向がみられる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(11日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(12日):雲が多く、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・田中稔さんの「深層追肥稲作の再認識(2)」を読む。深層追肥の利点がよく分かる。最後には村山登氏の深層追肥に対するコメント「この追肥法は生殖生長の基肥である」を紹介し、けだし名言であると結んでいる。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・東北農政局で午後から開催された東北地域水稲安定生産推進連絡協議会に参加し、本年度の活動と次年度以降の研究と運営について報告する。
【その他】

○12月13日(木) 
【天気概況】
・低気圧が発達しながら通過するため、天気は崩れる。その後、強い寒気が入る予想。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(12日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃の海域の面積はさらに広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(13日):雲が多く、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
【その他】

○12月14日(金) 
【天気概況】
・強い冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に風雪が強まる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(13日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃以下の海域の面積がかなりを占める。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(14日):雲が多く、親潮の南下の状況は把握できない。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・神田君が葉齢・幼穂・玄米発育予測の統合モデルをエクセルで開発。次年度から一般の方々にもダウンロードして利用して頂ける予定。71監視地点の日々の気象データは次年度からホームページで公開する予定。
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会が終わると、稲作シーズンが終わったことを痛感できる。
【その他】

○12月15日(土) 
【天気概況】
・強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に大雪となる。盛岡も今朝積雪が3センチとなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差、−0.5℃の海域が広がる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):雲が多くて、親潮の南下の状況は把握できない。
・仙台管区気象台から2001年の天候(速報)がメールで届く。特徴は、@15年ぶりの寒い冬、A春の少雨、B7月の高温と8月の低温、C梅雨明けの時期は東北南部は平年よりかなり早く、東北北部は特定しなかった。
【研究活動】
【その他】

○12月16日(日) 
【天気概況】
・強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(14日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。太平洋中緯度の海面水温は平年よりかなり低い状態が長く続く。日本列島南海域の海面水温は平年より低くなる傾向がみられる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(15日): エルニーニョ監視海域の海面水温は全域で負偏差となる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(日):
・12月上旬の気象表をまとめる。気温は平年よりかなり低い。
・アメダス気温実況の区分を変更する。
【研究活動】
・小林福蔵さんの水管理技術を解析する。
【その他】

○12月17日(月) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。冷え込みが続く。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターからメールが届く。
「年も、あと僅かとなりました。夏と秋の低温障害の発生などで、いろんな課題が浮かび上がった年でした。それらをもう一度整理しながら、新年度に向けての準備したいと思っています。また、私の水稲は”土づくり”が基本です。BSE問題で畜産は厳しい状態ですが、安全で美味しいお米を生産するためにも循環型農業の実践には欠かせないものです。いろいろな問題が山積みですが、前進して行こうと思っています。風邪が流行っています。チームのみなさん、お体に気を付けて頑張ってください。」
・宮城県松山町のモニターからメールが届く。
「大変ご無沙汰しております。昨日、今日と雪が降り続き30センチ位になりました。昨年を思わせる状況です。転作豆の収穫が12日にようやく終わったばかりで、後はわが家の水田に堆肥散布して耕起をすればお正月の予定でしたが無理のようです。」
・宮城県岩出山町のモニターからメールが届く。
「こちらは気温がひくく寒い日々がつづいています。雪も30cm位積もり、道路も凍結しています。まだ仲間たちは大豆の刈り取りを終えていません。2001年は大変な事件が続いた年でしたが、来年は良い年でありますよう研究チームの皆さんもお元気でお過ごしください。」
・宮城県松山町のモニターからメールが届く。
「おはようございます。御無沙汰しております。一昨日までの大雪によるハウスの被害はありませんでした。この時期での大雪の記憶はありませんでしただけに予想外でした。特に新設ハウスはどうなるかと思ってまたしたが、耐雪構造を発揮してか全くと言っていいほど心配ありませんでした。むしろ、旧来のハウスは構造もさまざまなので念入りに対策を講じました。苺は相変わらず遅れていまして色づいてきましたが、まだ出荷に至っていません。これまで苺にだけ手をかけてきて、田圃の方は手つかずでしたので雪が早く融けてくれるのを願っています。今年ももう少しですがチームの皆様良い新年をお迎え下さい。」
・宮城県亘理町の友人からメールが届く。
「今年も残すところあと僅かとなり、慌ただしい季節がやってきました。私の農作業の方は例年よりも著しく遅れてしまい、田起こしを始める前に雪が積もってしまいました。盛岡は一面、白銀の世界となっていることでしょう。今冬はいつにもまして寒さが厳しくなるように思われますので、健康には特に留意されてお過ごしください。」
取り急ぎ、御礼まで。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(16日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(17日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下、一部10℃以下のものは岩手県久慈沖まで南下。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・岩手大学横山先生と研究計画を打ち合わせる。
【その他】

○12月18日(火) 
完成が待ち遠しい 【天気概況】
・強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。今朝はかなりの冷え込みで、盛岡では−8℃程度まで下がる。歩くと雪道がキュ、キュと鳴く。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターからメールが届く。
「今日こちらは大雪になりました。朝から風も無く、湿った重い雪が一日中降り夕方まで25cmくらい積もりました。12月も半ばを過ぎこのまま根雪になりそうです。このメールは妻のパソコンから打ちました。私のパソコンに先日、ウイルス対策ソフトとパーソナル ファイアウォールなるものをインストールしたら動作が不安定になり、ブラウザが使えない状況です。いろいろやってみましたが復旧しません。初期化して全てを再インストールが一番良い方法かと思っています。しかし、今週末に青申の監査がありますのでそれが済んでからにしようと思います。大事なデータを退避し忘れることもありますから。と言うことでしばらくの間、私への連絡は妻のアドレス宛てにお願いいたします。」
・宮城県石巻市のモニターからメールが届く。
「暮れも近くなって何かと忙しい毎日を過ごしております。今年の冬は、いつになく寒さが強く感じられます。春までの間のんびりと、次期稲作計画などを考えようと思っています。それから、今年こそは寒試しに挑戦してみようと思います。」
・山口県のモニターからメールと写真が届く。
「冬将軍が間近に迫っております。当方も12月13日初雪が舞いました。今日は東北の香りをお送りいただきありがとうございました。正月帰郷した子供、孫たちに食べさせてやろうと思います。本当にありがとうございました。ようやく小屋の棟があがりました。先月24日、バイク仲間に手伝ってもらい骨組みだけは完成しました。目下屋根を葺くべき、下地を作っております。今年中には葺きたいと思っております。よい年をお迎えください。」
・東大阪市のモニターからメールが届く。
「東北の香りが到着しました。早速、夕食の折りいただきました。私の故郷は盆地で夏はかなり暑くなります、温度の違いでしょうか。文句の多い子供たちも生まれ故郷のものより3倍はうまいとの評価です。わたしは「農家の努力の差」が現れていると思いました。有り難うございました。」
・大学の学生と思われる方から次のような質問のメールが届く。
「大変申し訳ないのですが、1つ質問させて頂いてもよろしいでしょうか?連作障害について、化学的、物理的、生物学的、この3つの面から教えて頂きたいのです。失礼かとは思いますがどうぞよろしくお願い致します。」
(回答)
「連作障害は社会・経済的な要因が大きく働いて生産の持続性が阻害される代表的な事例といえます。連作は同一作物を年々繰り返して栽培することによって、生育、収量または品質が低下する現象をいいます。連作障害は多くの作目に共通する現象ですが、特に野菜作において最近顕在化して大きな社会的な問題となってきています。わが国の野菜生産は、昔は都市近郊地域が中心でありました。ところが、昭和30年代から始まった高度成長に伴い農業労働力の減少、都市化、交通網の整備、野菜の生産流通技術の進歩、需要の増大などから、野菜産地は遠隔地に拡大していきました。それに伴って、産地は大規模になり、周年出荷体制が確立され、大量・安定出荷による銘柄確立を目的として、少品目の野菜生産に特化した連作が一般化してきました。この連作の一般化により連作障害が多発するようになってきたのです。
野菜の連作障害の実態を調査した農水省関係機関の解析事例によると、土壌病害が大半を占め、他には線虫、特定の微量要素欠乏、一般的な土壌理化学性の悪化、塩類集積などが指摘されています。大半を占める土壌病害の発生は主因である病原菌と寄生する作物の感受性に関係しますが、発生の誘因は自然立地的な要因と栽培条件などに関係する要因が複雑に影響します。したがって、連作障害の対策技術は、土壌消毒などの物理的防除や防除剤などによる化学的な防除、輪作や田畑輪換、残渣処理や有機物施用、生物的防除などの生態的な防除、品種改良や台木利用などの抵抗性品種の導入、そしてそれらを総合的に活用する総合防除技術などがあります。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(17日): エルニーニョ監視海域の海面水温は全域で負偏差となる。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(18日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度を超えて南下、10℃以下の親潮は岩手県久慈沖まで南下。
・宮城県・山形県は現在稲作指導指針の改訂をおこなっており、早期警戒システムをそれぞれ紹介して頂ける予定とのこと。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・航空機MSSデータの解析のための準備に取りかかる。
・山形県立農業試験場の方が生育予測技術の開発に関して打ち合わせに来られる。青森県農業試験場の方が丁度現在同技術の研修中なので、二人で対応する。
【その他】

○12月19日(水) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
・連作障害に関連する質問が届く。
「連作障害の親切な回答ありがとうございました。様々な要因が複雑に絡み合って発生しているのですね。もしよろしければ、化学的、物理的、生物学的要因のそれぞれについて、個々にもう少し詳しく教えていただけると嬉しいのですが…。度々すみません、よろしくおねがいします。」
(回答)
  連作障害で最も大きな割合を示すのが土壌病害です。次で線虫。要素欠乏(Fe,Mn,Mgなどの植物の生育に必要な微量要素の欠乏)も連作障害の要因として線虫と同様に大きな比率を占めます。その他、土壌の物理性の悪化、土壌の酸性、塩類集積、虫害などの比率も高いです。特に塩類集積はハウス栽培野菜で多く報告されています。
 次に、連作障害の主要因を作物別にみると、ダイコンでは萎黄病、要素欠乏など、トマトでは萎ちょう病、青枯病、かいよう病など、キュウリではつる割病、疫病などがそれぞれ主要なものとなっています。一方、根こぶ病はキャベツ、ハクサイ、カブなどアブラナ科野菜の連作障害の主要なものとなっています。他の作物については、教科書などで調べてください。
・お礼のメールが届く。
「詳しい回答ありがとうございました。大変分かり易く、連作障害についてきちんと理解することができました。本当にありがとうございました。私は今弘前に住んでいるのですが、日に日に寒さが厳しくなっています。盛岡もさぞかし寒いのではないでしょうか?私の実家も盛岡なので、早朝のあの寒さを考えると帰省するのが嫌になってしまいます。何はともあれお体には充分気をつけて、お仕事頑張ってください。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(17日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。太平洋中緯度の海面水温は平年よりかなり低い状態が長く続く。日本列島南海域の海面水温は負偏差の傾向。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(18日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(18日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度を超えて南下、10℃以下のものは北緯39度付近まで、一部岩手県久慈沖まで南下。
【研究活動】
・小林福蔵さんの技術と深層追肥技術の問題構造を解析する。技術体系の本質は非常に奥深いものといえる。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・航空機MSSデータの解析のための準備をおこなう。
【その他】

○12月20日(木) 地域基盤研究部忘年会
【天気概況】
・冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(19日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ負偏差、正偏差の部分が現れ始める。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(20日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度を超えて南下、10℃以下の親潮は岩手県久慈沖まで南下。
・3か月予報の解説が仙台管区気象台から届く。各月の予報内容とエルニーニョ監視海域の予想は次の通り。
<天候予想>
1月:時々冬型の気圧配置が強まるでしょう。平年に比べ、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。気温は低く、降水量は平年並でしょう。
2月:冬型の気圧配置が続き、平年と同様に、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。気温、降水量共に平年並でしょう。
3月:天気は概ね周期的に変わりますが、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。平年と同様に、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。気温、降水量共に平年並でしょう。
 なお、1〜3月の3か月間の降水量及び東北日本海側の降雪量は共に平年並でしょう。
<エルニーニョ監視海域>
 エルニーニョ予測モデルは、監視海域の海面水温が今冬季中に基準値を上回るようになり、来春には基準値との差が徐々に大きくなると予測している。現在、太平洋赤道域表層の水温変化は緩やかで、海面水温にも目立った変化は現れていないが、エルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より高くなる可能性は徐々に高まりつつあると考えられる。過去にも、春を境に監視海域の海面水温が基準値より低い状態から高い状態へと変化した例が幾つかあり、モデルの結果を考慮すると、来春以降監視海域の海面水温は基準値よりやや高くなると予測される。また、この変化がエルニーニョ現象の発生に結びつく可能性もあるので、今後の推移を注意深く監視する必要がある。
【研究活動】
・小林福蔵さんの技術と深層追肥技術の問題構造を解析する。イネの生育特性をうまく活用した技術構成になっていることがよく分かる。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
【その他】
・地域基盤研究部忘年会。

 
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○12月21日(金) 
【天気概況】
・低気圧が東北地方を通過するため、天気は崩れる。
【モニターネットワーク】
・宮城県中田町のモニターのお母さんと電話で話をする。今、パソコン教室に週2回通っているとのこと。難しいが楽しいとの感想。勉強熱心なことには頭が下がる。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は北部から正偏差域が広がり始める。
・1か月予報の解説が仙台管区気象台からメールで届く。今後も気温は低い予想。
【研究活動】
・小林福蔵さんの技術と深層追肥技術の問題構造を解析する。
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・航空機MSSデータの解析を行う。
【その他】

○12月22日(土) 
【天気概況】
・寒気を伴った低気圧の影響で、北部を中心に大雪となる。盛岡では今朝15センチ程度の積雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(21日): エルニーニョ監視海域の海面水温は北部より正偏差になり始める。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(日):
【研究活動】
・小林福蔵さんの技術と深層追肥技術の問題構造を解析する。
【その他】

○12月23日(日) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(22日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み。太平洋中緯度の海面水温は平年よりかなり低い状態が続く。日本列島南海域の水温は平年よりやや低くなり始める。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(22日):エルニーニョ監視海域の海面水温は北半分で正偏差、南半分で負偏差。
【研究活動】
【その他】

○12月24日(月) 
【天気概況】
・寒気を伴った低気圧が通過するため、日本海側を中心に天気が崩れる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(23日): エルニーニョ監視海域の海面水温は北半分で正偏差、南半分で負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(日):
【研究活動】
・深層追肥の水稲の生育特性に関する問題構造を作成する。特徴の全貌を把握することができた。
・田中稔「深層追肥稲作の再認識」を読む。次のような指摘が興味深い。「稲には心がある。稲の心を大切にする稲作りが大切で、必要な肥料をやり、必要以上に肥料をやらないようにしなければならない。有効茎歩合や登熟歩合を調べ、あるいは籾/わら比の高い稲を作ろうと常に心がけておれば、自然に有効茎歩合や登熟歩合を調べないではおられなくなるし、稲をみて稲をつくるきっかけ「よすが」をつかむことができるようになる。もっと稲の特性と交わりの深い稲作りを心がけて欲しい。」
【その他】

○12月25日(火) 
【天気概況】
・高気圧に覆われ、概ね晴れの天気となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(24日):エルニーニョ監視海域の海面水温は北半分で正偏差、南半分で負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(25日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度を超えて南下、10℃以下の親潮の一部は岩手県久慈沖まで南下。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・航空機MSSデータの解析を行う。
・いもち病危険度区分のためのデータセットを作成する。
【その他】

○12月26日(水) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪となる。盛岡では今朝−8℃を下回る冷え込みとなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(24日): エルニーニョ監視海域の海面水温は北部で平年より高く、南部で低い傾向にある。太平洋中緯度海域の海面水温は平年よりかなり低い状態が続く。日本列島南海域の海面水温は平年より低くなる傾向が強まる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(25日): エルニーニョ監視海域の海面水温は北半分で正偏差、南半分で負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(26日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下、10℃以下のものは岩手県宮古沖まで南下。
・オホーツク海の流氷が平年よりかなり早く南下しているという二ユースが届く。網走北30キロまで南下。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。
・航空機MSSデータの解析を行う。
・いもち病危険度区分のためのデータセットを作成する。
【その他】

○12月27日(木) 
【天気概況】
・弱い冬型の気圧配置となるが、日本海側を中心に雪となる。気温の低い状態が続く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(26日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み、ペルー沿岸部から正偏差域が広がり始める。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(27日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下、10℃以下のものは岩手県宮古沖まで南下。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合の調査を行う。個々の穂の不稔と籾数調査がやっと完了する。
・いもち病危険度区分のためのデータセットを作成する。
・宮城県石巻市のモニターが新酒の香りを伴って来室される。盛岡市の酒造会社に用事があってきたとのこと。本年稲作の成果、そして次年度の稲作の夢についてみんなで話が弾む。
【その他】

○12月28日(金) 仕事納め
【天気概況】
・冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(27日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み、ペルー沖から正偏差域が広がり始める。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(28日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯36度を超えて南下、10度以下のものは岩手県宮古沖まで南下。
・1か月予報の解説が仙台管区気象台からメールで届く。気温は今後とも低く経過する予想となっている。
【研究活動】
・最高穂・主稈穂・その他の不稔歩合、登熟歩合ならびに褐変籾歩合のデータを分析する。
【その他】

○12月29日(土) 
【天気概況】
・高気圧に覆われ、概ね良い天気となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(28日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ平年並み。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(29日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯36度を超えて南下、10℃以下のものは岩手県久慈沖まで南下。
【研究活動】
【その他】

○12月30日(日) 
【天気概況】
・低気圧が発達しながら、東北地方を通過する。日本海側を中心に風雪が強まる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(29日): エルニーニョ監視海域の海面水温は平年より高い傾向。太平洋中緯度の海面水温は平年よりかなり低い状態が続く。日本列島南海域の海面水温は平年より低くなる傾向がみられる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(29日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(30日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯36度を超えて南下、10℃以下のものは青森県八戸沖まで南下。
【研究活動】
・いもち病危険度地帯区分を検討する。
【その他】

○12月31日(月) 
【天気概況】
・冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(日):
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日): エルニーニョ監視海域の海面水温はほぼ負偏差。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(31日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯36度を超えて南下、10℃以下のものは青森県八戸沖まで南下。
【研究活動】
・編集長日誌でこの一年間の活動を振り返る。貴重な思い出が沢山あり、また大変忙しかったことが分かる。来年はどのような年になるのか。
・新年の挨拶を考えるが、年明け早々に研究成果検討会があるので、なかなか実感が湧かない。
【その他】


 
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