1999年仙台管区気象台発表予報

11月5日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○11月5日発表 1ヶ月予報(11月6日から12月5日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:11月6日〜12月5日)>
 東北地方は、低気圧や高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置になる見込みです。また、寒暖の変動が大きい見込みです。
 この期間の平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約19日、東北太平洋側で約10日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。


○11月6日(土)から11月12日(金)
 期間の中頃に、気圧の谷や寒気の影響で日本海側を中心に天気がくずれるでしょう。その他の日は高気圧に覆われ晴れる見込みです。
 なお、詳細は週間天気予報を参照して下さい。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約4日です。


○11月13日(土)から11月19日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。東北日本海側は曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。


○11月20日(土)から12月3日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。東北日本海側は曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約9日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、北海道付近を中心として広く負偏差に覆われる。流れはゾーナル注1で、日本谷注2傾向を示す。このため、低気圧や高気圧が交互に通り天気は周期変化するが、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となる見込み。週別(図略)では、1週目は日本付近は正偏差におおわれるが、2週目以降は負偏差におおわれ、寒気の影響をうけやすい見込み。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。
注2)日本谷:日本の上空に気圧の谷が形成されている状態で、低気圧や前線の影響を受けやすくなります。

・地上気圧と降水量
 月平均でみると、まとまった降水域は日本の東海上にあり、東北地方にはそれほどまとまったものは見られない。大陸の高気圧の張り出しがみられ冬型の気圧配置となることが予想される。特に3〜4週目に冬型があらわれやすい予想。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は週半ばに平年を上回り、2週目以降平年から徐々に下降していく予想。各メンバーもばらつきはあるものの全体的に下降傾向を示す。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、天気は短い周期で変化した。30日と1日には低気圧の通過により東北地方は天気が曇りや雨となった。1日の低気圧の通過後は、一時的に冬型の気圧配置となり、東北太平洋側では晴れたが、東北日本海側では曇りや雨となった。
 平均気温は東北南部で平年差が+1.7℃、東北北部で+0.7℃と平年より高かった。降水量は東北地方で平年比114%となった。日照時間は東北日本海側で平年比109%、東北太平洋側で87%となった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+1.211495
東北日本海側+1.2109109
東北太平洋側+1.311787

 
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