1999年仙台管区気象台発表予報
11月12日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○11月12日発表 1ヶ月予報(11月13日から12月12日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:11月13日〜12月12日)>
東北地方は、低気圧や高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置になる見込みです。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。東北日本海側は平年同様曇りや雨または雪の日が多いでしょう。寒気が入りやすい時期があり、寒暖の変動が大きい見込みです。
この期間の平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約9日、東北太平洋側で約19日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は有効性の高い予測資料は得られませんでした。各階級の確率は気候的出現率(30%、40%、30%)と同様です。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は有効性の高い予測資料は得られませんでした。各階級の確率は気候的出現率(30%、40%、30%)と同様です。
○11月13日(土)から11月19日(金)
15日頃気圧の谷が通り、天気が崩れるでしょう。その後は東北太平洋側は高気圧に覆われ晴れる日がありますが、東北日本海側は寒気の影響で曇りの日が多く、雨や雪の日の降る日がある見込みです。
なお、詳細は週間天気予報を参照して下さい。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。
○11月20日(土)から11月26日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。東北日本海側は平年同様曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。
○11月27日(土)から12月10日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。東北日本海側は曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約9日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近の流れはほぼゾーナル注1で、北日本から日本の東海上にかけて広く負偏差に覆われる。このため、低気圧や高気圧が交互に通り天気は周期変化するが、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となる見込み。週別(図略)では、1週目は北海道以北、2週目はほぼ全国、3〜4週目は東北以北が負偏差におおわれ、一時寒気の影響をうける見込み。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、降水域は日本の東海上から南海上にかけてと北日本、日本海に見られ、冬型の気圧配置の時の特徴的な降水分布を示す。気圧配置も弱いながら冬型の気圧配置が予想され、低気圧の通過後、冬型の気圧配置になりやすい傾向を示している。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は平年を下回り、2週目以降ほぼ平年並で推移する予想。2週目以降は各メンバーのばらつきが大きく、信頼度は小さい。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、天気は周期的に変化した。5日は寒気の影響で東北日本海側で曇りや雨となった。6〜7日は東北地方は高気圧に覆われ概ね晴れたが、8日は気圧の谷の通過で曇りや雨となった。9日は冬型の気圧配置となり、東北太平洋側では晴れたが、東北日本海側では曇りや雨となった。10〜11日は高気圧に覆われ概ね晴れた。特に11日の朝はよく晴れたため放射冷却で冷え込み、各地で初霜や初氷が観測された。
平均気温は東北南部では平年差が+1.3℃と平年を上回ったが、東北北部では+0.1℃とほぼ平年並だった。降水量は東北地方で平年比9%と平年を下回り、日照時間は東北地方で137%と平年を上回った。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.7 | 9 | 137 |
| 東北日本海側 | +0.9 | 15 | 155 |
| 東北太平洋側 | +0.6 | 6 | 125 |
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