1999年仙台管区気象台発表予報
11月19日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○11月19日発表 1ヶ月予報(11月20日から12月19日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:11月20日〜12月19日)>
東北地方は、低気圧や高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置になるが長続きしないでしょう。東北日本海側は平年同様曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。
この期間の平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約8日、東北太平洋側で約19日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「高い」で、その確率は30%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[降雪量]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
○11月20日(土)から11月26日(金)
期間の初めに気圧の谷が通過し、日本海を中心に天気が崩れる見込みです。その他の日は移動性の高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。
なお、詳細は週間天気予報を参照して下さい。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。
○11月27日(土)から12月3日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側は平年同様曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。
○12月4日(土)から12月17日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となるが長続きしないでしょう。東北日本海側は曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約9日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近の流れはゾーナル注1傾向で、日本付近を含む中緯度帯は弱い正偏差に覆われている。このため低気圧や高気圧が交互に通り天気は周期変化し、冬型の気圧配置は長続きしない見込み。2週目(図略)は北の負偏差域が東北地方まで南下するが、3週目以降(図略)は再び広く正偏差に覆われる。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、降水域は日本の東海上からと、日本海に見られ、冬型の気圧配置の時の降水分布になっている。気圧配置は2週目(図略)を中心に弱いながら冬型の気圧配置が予想され、低気圧の通過後、一時冬型の気圧配置になることを示している。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は平年を上回り、2週目に平年を下回り、3週目以降はほぼ平年並で推移する予想。2週目以降は各メンバーのばらつきが大きく、信頼度は小さい。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、天気は周期的に変化した。12日は気圧の谷の通過により全般に雨となり、その後一時冬型の気圧配置となった。14日は移動性の高気圧に覆われ全般に晴れ、15日は日本海の低気圧と日本の南岸を通る低気圧の影響で雨となり、通過後は冬型の気圧配置となった。このため16〜17日に日本海側から太平洋側北部の各地で初雪を観測した。その後北部を低気圧が通過した後、移動性の高気圧に覆われ、おおむね晴れた。
平均気温は東北地方で+1.6℃と平年を上回った。降水量は東北日本海側で平年比143%と平年を上回り、太平洋側で98%とほぼ平年並だった。日照時間は東北北部で72%と平年を下回り、東北南部で106%とほぼ平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +1.6 | 116 | 89 |
| 東北日本海側 | +1.3 | 143 | 80 |
| 東北太平洋側 | +1.7 | 98 | 94 |
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