1999年仙台管区気象台発表予報

11月26日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○11月26日発表 1ヶ月予報(11月27日から12月26日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:11月27日〜12月26日)>
 東北地方は、低気圧や高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。期間の前半は寒気が入り、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となりやすい見込みです。後半は平年と同様に冬型の気圧配置となるでしょう。このため、平年と同様に東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
 この期間の平均気温は平年並か低い見込みです。また、東北日本海側の降雪量は平年並か多いでしょう。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約7日、東北太平洋側で約19日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「低い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
 東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
 東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。


○11月27日(土)から12月3日(金)
 向こう1週間は冬型の気圧配置が続き、東北日本海側では雪か雨の降る日が多く、特に期間の前半は寒気が入り、東北北部の日本海側では雪が強く降る所がある見込みです。東北太平洋側では概ね晴れるでしょう。なお、詳細は週間天気予報を参照して下さい。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。


○12月4日(土)から12月10日(金)
 低気圧の影響を受けやすく、通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側は平年同様曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。


○12月11日(土)から12月24日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約9日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、日本付近の流れはゾーナル注1傾向で、日本海は弱い谷場。北日本は負偏差に覆われており、バイカル湖北西の正偏差が顕著で、北から寒気が入りやすい。このため、低気圧や高気圧が交互に通り、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となって寒気の入る時期がある見込み。2週目(図略)の負偏差域は日本付近をすっぽり覆うが、寒気の中心は西日本方面。3週目以降(図略)は再び正偏差に覆われる。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。

・地上気圧と降水量
 月平均でみると、大陸から日本付近に高気圧が張り出し、ベーリング海方面には低気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となっている。これに伴う降水域は日本海に見られるが、まとまったものは日本海西部。また、日本の東海上にもまとまった降水域が広がる。2週目以降(図略)も冬型の気圧配置が予想されるが、2週目は降水域が日本付近に広がり、低気圧の影響を受けやすい。3週目以降は平年と同様の冬型の気圧配置になる見込み。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温偏差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目が低極となった後2週目にかけて平年を下回り、3週目以降はほぼ平年並で推移する予想。ただ、2週目は各メンバーのばらつきが大きく、平年を上回る予想のメンバーもあり、不確定性がある。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
  ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、東北地方は移動性の高気圧に覆われ概ね晴れたが、東北日本海側では気圧の谷や寒気の影響を受け、雨の降ったところもあった。24日は南岸低気圧が、25日は日本海低気圧から延びる寒冷前線が通過し、東北地方は雨となった。
 平均気温は、青森県で平年より5℃以上高かったところもあり、東北地方で+3.8℃と平年を上回った。降水量は、東北日本海側で平年並となったところもあるが、東北地方で平年比45%と平年を下回った。日照時間は、一部平年を下回ったところもあるが、青森県では平年比200%を上回ったところもあり、東北地方で150%と平年を上回った。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+3.845150
東北日本海側+4.055172
東北太平洋側+3.639136

 
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