1999年仙台管区気象台発表予報
12月10日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月10日発表 1ヶ月予報(12月11日から1月10日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:12月11日〜1月10日)>
東北地方は、平年と同様に冬型の気圧配置となる見込みです。寒気の入る時期と冬型のゆるむ時期があるでしょう。このため、平年と同様に東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
この期間の平均気温は平年並の見込みです。また、東北日本海側の降雪量は平年並か多い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約6日、東北太平洋側で約19日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「高い」で、その確率は30%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
○12月11日(土)から12月17日(金)
向こう1週間は、期間の中頃に気圧の谷の影響で天気の崩れるところがあるでしょう。その他の日は、冬型の気圧配置となり、東北日本海側を中心に雪が降る見込みです。東北太平洋側の沿岸部では概ね晴れるでしょう。なお、詳細は週間天気予報を参照して下さい。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約1日、東北太平洋側で約4日です。
○12月18日(土)から12月24日(金)
冬型の気圧配置となるでしょう。平年同様、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約1日、東北太平洋側で約5日です。
○12月25日(土)から1月7日(金)
冬型の気圧配置となるでしょう。平年同様、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約9日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近は日本谷注1傾向で、広く負偏差に覆われている。寒気が入りやすいが、気圧の谷の通過で、冬型の気圧配置がゆるむ時期がある。2週目(図略)は、日本付近広く負偏差だがやや西谷注2傾向。寒気は西日本に入りやすい。3週目以降(図略)は、日本付近は北日本は弱い負偏差、東・西日本は弱い正偏差。
注1) 日本谷:日本の上空に気圧の谷が形成される状態で、低気圧や前線の影響を受けやすくなる.
注2)西谷:上空で日本の西側が気圧の谷となり、南から暖かく湿った空気が入りやすい。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、大陸から日本付近に高気圧が張り出し、ベーリング海方面には低気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となっている。これに伴う降水域は日本海中部に中心を持つ。また、日本の東海上にもまとまった降水域が広がる。2週目(図略)も平年同様、冬型の気圧配置が予想される。3〜4週目は太平洋側にも弱い降水域が予想される.
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温偏差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目はほぼ平年並、2週目以降は平年並〜高めで推移し、強い寒気の流入は予想されていない。1週目からややばらついており、寒気の程度は不確実な部分がある。2週目以降はさらにばらつきが大きく、信頼度は小さくなる。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、短い周期で気圧の谷が通過した。このため東北日本海側では雨や雪の日が多く、9日は寒冷前線の通過で雷雨となった。東北太平洋側では5〜6日は曇りや雨となり、7日は冬型の気圧配置が強まり雪のところが多かったが、その他の日は概ね晴れた。
平均気温は、東北北部で平年差-0.2℃、東北南部で平年差+0.6℃。降水量は、東北日本海側で平年比143%、東北太平洋側では平年比111%。日照時間は、東北北部で平年比81%、東北南部で平年比101%だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.2 | 124 | 91 |
| 東北日本海側 | +0.4 | 143 | 93 |
| 東北太平洋側 | +0.0 | 111 | 90 |
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