1999年仙台管区気象台発表予報

12月24日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○12月24日発表 1ヶ月予報(12月25日から1月24日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:12月25日〜1月24日)>
 東北地方は、2週目は冬型の気圧配置が続く見込みですが、その他の期間は冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。このため、東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
 この期間の平均気温は高い見込みです。寒暖の変動が大きいでしょう。また、東北日本海側の降雪量は平年並か少ない見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約7日、東北太平洋側で約20日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「高い」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は30%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。東北太平洋側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。東北太平洋側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。


○12月25日(土)から12月31日(金)
 向こう一週間は、期間の初めと終わりに気圧の谷がとおり東北日本海側を中心に天気が崩れるでしょう。気圧の谷の通過後、一時的に冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雪や雨が降りますが、東北太平洋側では概ね晴れるでしょう。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約5日です。


○1月1日(土)から1月7日(金)
 冬型の気圧配置が続くでしょう。東北日本海側は平年同様曇りや雪の日が多く、東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約1日、東北太平洋側で約5日です。


○1月8日(土)から1月21日(金)
 冬型の気圧配置となりますが長続きせず、周期的に気圧の谷が通過するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
 平均気温は高いの見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約10日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、日本付近は西日本で負偏差、東・北日本は正偏差となる。日本付近の流れはゾーナル注1で冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧の影響を受けやすい。2週目(図略)は、日本付近広く負偏差に覆われるが、3週目以降(図略)は、日本付近は広く正偏差になっている。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。


・地上気圧と降水量
 月平均でみると、大陸から高気圧が張り出し、北海道のはるか東海上には低気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となっている。また、本州南岸は、等圧線がくびれており気圧の谷が通りやすいことを示している。これに伴う降水域は日本海中部と日本の東海上、本州の南岸沿いに広がる。2週目(図略)は等圧線の間隔が狭く、強い冬型。3〜4週目(図略)は冬型の気圧配置は弱く、本州の南岸沿いに気圧の谷が形成され、降水域も本州の南岸沿いに広がる。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温偏差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は正偏差、2週目は負偏差、その後は正偏差と大きく変動する予想となっている。2週目の寒気の程度や3週目以降の高温の程度にはばらつきが見られるが、ほとんどのメンバーが大きな傾向は同じように予想している。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
  ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、冬型の気圧配置が続いた。このため東北日本海側では雪となり、東北太平洋側では概ね晴れた。21日は上空に寒気を伴った低気圧の影響で、山形県では大雪となった。
 平均気温は、東北地方で平年差-0.8℃。降水量は、東北日本海側で平年比154%、東北太平洋側では平年比61%。日照時間は、東北日本海側で平年比82%、東北太平洋側で平年比107%だった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-0.89898
東北日本海側-0.615482
東北太平洋側-0.961107

 
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