1999年仙台管区気象台発表予報
12月31日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月31日発表 1ヶ月予報(1月1日から1月31日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:1月1日〜1月31日)>
東北地方は、冬型の気圧配置となりますが、長続きしないでしょう。低気圧の通過で東北太平洋側でも天気が崩れる日があるでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
この期間の平均気温は平年並か高い見込みです。また、東北日本海側の降雪量は平年並か少ない見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約7日、東北太平洋側で約22日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。東北太平洋側は「多い」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。東北太平洋側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。
○1月1日(土)から1月7日(金)
向こう一週間は、気圧の谷が3日頃と期間の終わりに通るでしょう。その他の日は冬型の気圧配置となる日が多い見込みです。東北日本海側を中心に雪や雨の日が多く、東北太平洋側では沿岸部を中心に概ね晴れるでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約1日、東北太平洋側で約5日です。
○1月8日(土)から1月14日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いですが、低気圧の通過で東北太平洋側でも天気が崩れる日があるでしょう。平年に比べ、東北日本海側は曇りや雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約5日です。
○1月15日(土)から1月28日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いですが、低気圧の通過で東北太平洋側でも天気が崩れる日があるでしょう。平年に比べ、東北日本海側は曇りや雪の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約10日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近は弱い正偏差。東経90°付近は負偏差で日本付近に強い寒気が入りにくいことを表している。上空の流れはゾーナル注1で冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧の影響を受けやすい。週別でも、ほぼ同様の傾向を示す。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、大陸から高気圧が張り出し、北海道のはるか東海上には低気圧があって、日本付近は弱い冬型の気圧配置となっている。また、本州南岸は、等圧線がややくびれており気圧の谷が通りやすいことを示している。これらに伴う降水域は日本海中部と日本の東海上、本州の南岸沿いに広がる。週別(図略)では、2週目以降ほぼ同様の傾向を示す。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温偏差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は正偏差、2週目以降は正偏差から徐々に平年並に近づく。2週目後半からは、ばらつきが大きくなり、3週目以降はばらつきがかなり大きい。また、著しい高温を予想するメンバーもあり、信頼度は小さい。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、冬型の気圧配置となる日は少なかった。24〜25日は日本海を低気圧が通過したため東北北部では曇りや雨となり、東北南部では晴れた。26〜27日は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雪、東北太平洋側では概ね晴れとなった。28〜29日は前線が東北地方に停滞し、28日は東北北部で、29日は東北日本海側南部で雨となった。30日は、弱い気圧の谷の影響で東北南部では一時雨となった。
平均気温は、東北地方で平年差+2.0℃。降水量は、東北日本海側で平年比99%、東北太平洋側では平年比24%。日照時間は、東北北部で平年比89%、東北南部で平年比120%だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +2.0 | 54 | 104 |
| 東北日本海側 | +2.0 | 99 | 100 |
| 東北太平洋側 | +2.0 | 24 | 107 |
reigai@tnaes.affrc.go.jp