2000年仙台管区気象台発表予報
1月28日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○1月28日発表 1ヶ月予報(1月29日から2月28日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:1月29日〜2月28日)>
東北地方は、冬型の気圧配置が長続きせず、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年同様晴れの日が多い見込みです。
この期間の平均気温は高いでしょう。また、東北日本海側の降雪量は少ない見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約10日、東北太平洋側で約22日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が大きく、その確率は60%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「低い」の確率は10%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「少ない」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「多い」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「少ない」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
○1月29日(土)から2月4日(金)
向こう一週間は、30日と期間の終わりに気圧の谷が通過するほかは、冬型の気圧配置の日が多い見込みです。東北日本海側では、雪か雨の降る日が多いでしょう。東北太平洋側では、30日と期間の終わりに曇るほかは、おおむね晴れる見込みです。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約5日です。
○2月5日(土)から2月11日(金)
一時寒気が入って冬型の気圧配置となりますが長続きせず、天気は周期的に変化するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約5日です。
○2月12日(土)から2月25日(金)
冬型の気圧配置は長続きせず、天気は周期的に変化するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は晴れの日が多い見込みです。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約5日、東北太平洋側で約9日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、バイカル湖付近は気圧の尾根、日本付近は弱い気圧の谷で、日本付近に寒気が流れ込みやすい場となる。ただし、北日本はバイカル湖付近に中心を持つ強い正偏差に覆われ、強い寒気の南下はない見込み。また、日本付近は等高度線の間隔が混んでおり、低気圧や高気圧が次々に通りやすい場となっている。
週別(図略)では、2週目に関東以西が負偏差となり、日本付近の高度も下がって比較的寒気入りやすい。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、西高東低の冬型の気圧配置を示すが、等圧線の間隔は日本付近で広く、冬型は弱い。また、日本の南は低圧部となって、低気圧や前線が通りやすい。降水量は日本の南海上を中心に東西に広がり、太平洋側で比較的明瞭である。
週別(図略)では、1週目に大陸の高気圧が日本付近に張り出し、冬型の気圧配置となるが、等圧線の間隔は広く、冬型は弱い。2週目以降は月平均と同様。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温偏差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目から正偏差となって、3〜4週目にかけゆっくり上昇する予想。ただし、3〜4週目はばらつきが大きいが、正偏差を示すメンバーが大多数を占める。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、23日に気圧の谷が通過したほかは、冬型の気圧配置が続いた。このため、東北日本海側では雪となる日が続いたが、東北太平洋側では概ね晴れた。また、期間の後半には強い寒気が入ったため、27日は各地で今冬一番の冷え込みとなり、最低気温は藪川−23.9℃、区界−21.4℃(ここまでアメダスによる速報値)、むつ−14.4℃、盛岡−12.8℃、八戸−11.3℃、青森−10.1℃(気象官署の値)となった。
平均気温は、東北地方で平年差−0.5℃で、12月中旬以降久しぶりに平年を下回った。降水量は、東北日本海側で平年比123%と平年を上回り、東北太平洋側では平年比23%と平年を大きく下回った。日照時間は、東北日本海側で平年比71%と平年を下回り、東北太平洋側で平年比106%と平年を上回った。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -0.5 | 63 | 93 |
| 東北日本海側 | -0.7 | 123 | 71 |
| 東北太平洋側 | -0.5 | 23 | 106 |
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