2000年仙台管区気象台発表予報
2月25日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○2月25日発表 1ヶ月予報(2月26日から3月25日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:2月26日〜3月25日)>
東北地方は、期間の初めは冬型の気圧配置となる日が多く、強い寒気の影響で寒い日もあるでしょう。その後、天気は周期的に変化し、平年より暖かい日が多くなる見込みです。
この期間の天気は、東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年同様晴れの日が多い見込みです。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数は、東北日本海側で約14日、東北太平洋側で約21日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
○2月26日(土)から3月3日(金)
向こう一週間は、上空に強い寒気を伴った気圧の谷が27日から28日にかけて通る見込みです。その後は冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では雪の日が多く一時強く降る日がある見込みです。東北太平洋側の沿岸部ではおおむね晴れるでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約5日です。
○3月4日(土)から3月10日(金)
天気は周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置になりますが弱いでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年同様晴れの日が多いでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約5日です。
○3月11日(土)から3月24日(金)
天気は周期的に変化するでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側は平年同様晴れの日が多い見込みです。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約7日、東北太平洋側で約10日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近は広く正偏差に覆われる。日本付近の流れはゾーナルで、天気は周期変化が基調となる。
週別(図略)では、1週目は日本付近引き続き負偏差で寒気が流れ込みやすいが、2週目以降は高度場上昇して正偏差となり、場が大きく変わる見込み。
注 ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化する。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、西高東低の冬型の気圧配置を示すが、等圧線の間隔は日本付近で広く、冬型は弱い。また、日本付近には降水域が東西に広がり、本州南岸沿いで比較的明瞭である。
週別(図略)では、2週目までは冬型の気圧配置となるが、2週目は月平均と同様に日本付近広く降水域に覆われる。3〜4週目は周期変化が基調で、降水域の広がりは月平均と同様。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目に負偏差から正偏差に変わり、2週目以降はバラツキが大きいが正偏差が持続する。最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差に比べて1度程度高めに推移している。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、20日と24日に低気圧が通過した他は、強い冬型の気圧配置の日が続き、東北日本海側では雪の日が続いた。東北太平洋側ではおおむね晴れたが、強い寒気の影響で雪となるところもあった。
平均気温は、東北地方で平年差−0.8℃と、先週に引き続き平年を下回った。降水量は、東北日本海側で平年比118%と平年を上回り、東北太平洋側では平年比55%と平年を下回った。日照時間は、東北日本海側で平年比64%と平年を下回り、東北太平洋側で平年比113%と平年を上回った。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -0.8 | 80 | 95 |
| 東北日本海側 | -0.8 | 118 | 64 |
| 東北太平洋側 | -0.7 | 55 | 113 |
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