2000年仙台管区気象台発表予報

3月3日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○3月3日発表 1ヶ月予報(3月4日から4月3日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:3月4日〜4月3日)>
 東北地方は、この期間天気は周期的に変化するでしょう。期間の前半は気圧の谷の通過後、一時冬型の気圧配置となる見込みです。このため、期間の前半の気温は平年並ですが、寒暖の変動が大きいでしょう。後半は平年より暖かい日が多くなる見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。
 平年の晴れ日数は、東北日本海側で約17日、東北太平洋側で約22日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が最も大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[日照時間]: 東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。


○3月4日(土)から3月10日(金)
 向こう一週間は、気圧の谷が4日から5日にかけてと7日頃通り、天気がくずれる見込みです。その後は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雪か雨が降り、東北太平洋側の沿岸部ではおおむね晴れるでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約5日です。

○3月11日(土)から3月17日(金)
 天気は周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置になりますが弱いでしょう。東北地方は平年同様晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約5日です。


○3月18日(土)から3月31日(金)
 天気は周期的に変化するでしょう。東北地方は平年同様晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約8日、東北太平洋側で約9日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、日本付近は弱い負偏差に覆われる。バイカル湖付近の気圧の尾根が明瞭で一時寒気の南下が予想される。特に1週目(図略)、2週目(図略)には、西日本を中心に寒気が南下しやすい。3〜4週目には日本付近は正偏差に覆われ、ゾーナル傾向で、天気は周期的に変化する見込み。
注 ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化する。
・地上気圧と降水量
 月平均でみると、北日本では等圧線の間隔が広く、弱い冬型の気圧配置を示す。また、日本付近には降水域が東西に広がり、本州南岸沿いで比較的明瞭である。
 週別(図略)では、1週目は冬型の気圧配置を示すが、2週目以降は冬型の気圧配置はくずれ、周期変化が基調となり、降水域の広がりは月平均と同様。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目初めは正偏差で、1週目後半は負偏差に変わる。2週目後半から3〜4週目にかけて正偏差となる。2週目以降バラツキは大きくなるが、変化傾向はおおむね一致しており、信頼度は並程度。
 最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差に比べて1度程度高めに推移している。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。



図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、強い冬型の気圧配置の日が続き、しばしば上空に強い寒気を伴った低気圧が通過した。このため、東北日本海側では雪の日が続き、東北太平洋側では概ね晴れたが、強い寒気の影響で雪となる日もあった。
 平均気温は、東北地方で平年差−1.1℃と、先週に引き続き平年を下回った。降水量は、東北日本海側で平年比130%と平年を上回り、東北太平洋側では平年比53%と平年を下回った。日照時間は、東北日本海側で平年比87%と平年を下回り、東北太平洋側で平年比106%と平年を上回った。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-1.18499
東北日本海側-1.013087
東北太平洋側-1.153106

 
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