2001年仙台管区気象台発表予報

12月7日発表1ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○12月7日発表 1ヶ月予報(12月8日から1月7日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。
<予想される天候の特徴(予報期間:12月8日〜1月7日)>
向こう1か月
 12月中旬にかけては、強い寒気が入って冬型の気圧配置が強まる時期があるでしょう。東北日本海側では平年に比べ雪の日が多く、東北太平洋側では平年同様晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は低いでしょう。
 向こう28日間の平年の晴れ日数:東北日本海側約5日、東北太平洋側約17日

○12月8日(土)から12月14日(金)
 期間の前半は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雪が降るでしょう。東北太平洋側では概ね晴れる見込みです。その後は東北日本海側で晴れる日もありますが、期間の終わりには気圧の谷の通過で天気がくずれるでしょう。 平均気温は低いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約4日
○12月15日(土)から12月21日(金)
 冬型の気圧配置が強まり、一時強い寒気が入るでしょう。東北日本海側では平年に比べ雪の日が多く、東北太平洋側では平年同様晴れの日が多いでしょう。 平均気温は低いでしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約4日
○12月22日(土)から1月4日(金)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。平年同様、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。 平均気温は平年並でしょう。 平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約9日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、バイカル湖付近から北東に強い正偏差で、極渦はオホーツク海まで南下し、日本付近は東海上にかけ負偏差に覆われる。このため、寒気の影響を受けやすい。
 週別(図略)では、1、2週目は北日本は負偏差に覆われる。3〜4週目は弱い正偏差だが、バイカル湖付近は正偏差、日本の東海上は負偏差で基本的には冬型の気圧配置になりやすい。

・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、中国大陸に優勢な高気圧があり、アリューシャンには発達した低気圧があって、日本付近は冬型の気圧配置となっている。
 まとまった降水域は、日本の東海上だが、日本海にも降水域が広がる。
 週別(図略)では、各週とも月平均と同様で冬型の気圧配置となっている。

・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、1、2週目は平年を大きく下回るが、3週目以降は平年並に近づく。
 なお、2週目後半から各メンバーのばらつきが大きくなり、高温を予想するメンバーもある。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目、2週目は「低い」、3〜4週目は「平年並」を予測している。
 予報は、予測通りとする。
 なお、予報の信頼度は大きい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

最近1週間(11月30日〜12月6日)の天候の経過
 気圧の谷が短い周期で通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。このため、東北日本海側では雨または雪の日が多かった。東北太平洋側では、気圧の谷の影響は小さく、晴れまたは曇りの日が多かった。また、東北地方はは北ほど寒気の影響を受けやすく,東北北部は低温となった。なお、3日に宮古、6日に福島で初雪を観測した。
 平均気温は、東北北部で平年差-1.8℃と低く、東北南部で平年差-0.1℃と平年並だった。降水量は、東北日本海側で平年比88%、東北太平洋側で平年比72%と共に平年並だった。日照時間は、東北日本海側で平年比52%、東北太平洋側で平年比76%と共に少なかった。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-0.97966
東北日本海側-0.98852
東北太平洋側-0.97276

 
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